理系にゅーす

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欧州

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1: 2015/02/19(木) 17:33:56.13 ID:???.net
カサガイの歯は「最強の天然物質」 英研究 (AFP=時事) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150219-00000021-jij_afp-sctch

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http://amd.c.yimg.jp/im_siggPKbKuIngKQMB1c78pEVx9A---x600-y400-q90/amd/20150219-00000021-jij_afp-000-3-view.jpg
カサガイの仲間。Biosphoto提供。【翻訳編集】 AFPBB News


【AFP=時事】欧州の海岸に広く生息するありふれた軟体動物、カサガイの歯は、知られている中で最強の天然物質でできている可能性があるとの研究論文が18日、英国王立協会(British Royal Society)の学術誌「Journal of the Royal Society Interface」で発表された。

 英ポーツマス大学(University of Portsmouth)などの研究チームが発表した論文によると、この歯を研究室で複製できれば、破損した歯の修復、防弾チョッキの作製から、未来型の自動車や飛行機の製造にまで応用可能な、超強力かつ軽量な物質を作ることができるという。

 論文の主執筆者、同大のアサ・バーバー(Asa Barber)氏は「これまでは、クモの糸が最も強度が高い生物由来物質と考えられていたが、カサガイの歯は、潜在的にそれより高い強度を示すことが今回の研究で判明した」と語る。

 カサガイの長さ1ミリ足らずの歯は、歯舌(しぜつ)と呼ばれる舌に似た器官の上に列をなして生えており、栄養価の高い藻類を岩から削り取って食べるのに使われている。

 研究室内で行われた実験では、直径約6センチの灰白色の貝殻を持つ海水性食用貝類の一種、セイヨウカサガイ(学名:Patella vulgata)の歯を調べるのに、物質を原子レベルの分解能で分析する「原子間力顕微鏡法」という手法が使われた。

「カサガイの歯は、強度を得るために生物が作り出した物質の一例だ。特にこれらの歯は、岩の表面から餌を削り取るのに使われる際、力学的に頑強である必要や、甚大な破損を回避する必要があるからだ」と論文は記している。

 物質が引き伸ばしや引っ張りに対して破損せずに耐えられる最大応力である「引張強度」については、カサガイの歯は3~6.5ギガパスカル(GPa)の強度を持つ。これに対し、クモの糸の引張強度は1.1GPaに過ぎないと研究チームは指摘する。

 またカサガイの微小な歯は、有機成分と無機成分の両方が混合された「ハイブリッド材料」でできていることが、さらなる調査で分かった。
これには、極めて硬い鉱物の針鉄鉱でできた長くて極細のナノ繊維が含まれる。

 カサガイの歯の力学的強度は、航空機製造に用いられる強度6.5GPaのカーボンファイバーなどの「最強の合成繊維の強度に匹敵する」と論文は述べている。【翻訳編集】 AFPBB News

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引用元: 【生物/物性科学】カサガイの歯は「最強の生物由来物質」 クモの糸より高い強度 英研究

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1: 2015/01/29(木) 22:35:38.22 ID:???*.net
イースター島の文明は自然によって淘汰された:遺跡調査による裏づけ
【WIRED】 2015/1/29 THU

イースター島から住民が消えた学説のひとつが、新たな発見によって裏づけられた。
ラパ・ヌイ(イースター島の現地語名)のポリネシア系住民は、環境条件による危機に直面していた。
ヨーロッパ人の病気がやって来たのは、その後のことだった。

雑誌『PNAS』(Proceedings of the National Academy of Sciences)で発表されたばかりのある研究が、イースター島として知られている島、ラパ・ヌイの先住民の消滅をもたらした要因についての学説を提示している。

ニュージーランドのオークランド大学の人類学教授、セイン・ラディフォギッド率いる研究チームによると、わずか63平方キロメートルの大きさの島から住民が消えたのを決定づけたのは、過酷な環境条件だった。
南太平洋のこの島に住んでいたポリネシア系先住民は、新しく収集された情報によると、ヨーロッパ人の到来より前にすでに消滅への道をたどっていたようだ。

すでに発表されている学説のなかには、イースター島の住民たちがあらゆる天然資源を使い尽くしたのちに姿を消したことを示唆していたが、島に散在する6つの異なる遺跡で発見された400以上の黒曜石(ガラスに似た火山岩で、溶岩の急速な固体化によって形成される)の手工品の分析によって、より厳密な調査が可能になった。

続きはソースで

ソース: http://wired.jp/2015/01/29/variation-in-rapa-nui/

引用元: 【科学】「イースター島の文明は自然によって淘汰」遺跡調査による裏づけ [15/01/29]

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1: 2014/12/25(木) 14:12:07.05 ID:???.net
アリの「左に曲がる」習性、研究で発見
AFP=時事 12月25日 13時28分配信

【AFP=時事】岩場に生息する欧州のアリの一種は、道の分岐点で左に曲がる場合が大半を占めるとの研究論文が24日、英国王立協会(British Royal Society)の専門誌バイオロジー・レターズ(Biology Letters)に掲載された。
この集団的な習性は、アリの生存において有利に働いている可能性があるという。

 人間を含む多くの生物は、動作や感覚において、右か左の一方を他方より好む傾向を示す。

 英ブリストル大学(Bristol University)と英オックスフォード大学(Oxford University)の共同研究チームが発表した論文によると、例えば人間の9割は右利きであり、セイヨウミツバチは主に右目を使って対象を認識しているという。

 研究チームは、欧州のフタフシアリ亜科のアリ(学名:Temnothorax albipennis)が左右どちらかに偏る傾向を示すかどうかを調べる実験を行った。

 最初の実験は、アリのコロニー8個を対象に行われた。
各コロニーから偵察に出たアリの集団が新しい巣を探索する様子を観察したところ、巣に立ち入った集団は、左折を35回、右折を19回行った。

 次に行った実験では、二股の分岐に枝分かれする複数の通路でできた迷路を使用した。
アリたちは2番目の分岐点以降、左折50回に対し右折30回で、左方向をより頻繁に選ぶ傾向がみられた。

 論文の共同執筆者の一人、ブリストル大のエドモンド・ハント(Edmund Hunt)氏は、AFPの取材に「これまで行われた科学実験はいずれも決定的なものではないが、通常の統計的基準から判断すると、これは左折に偏る傾向を示す十分な証拠だと思われる」と語った。

 また、今回の実験では「個体群レベルでの有意性」が認められるほど強い傾向が観察されたと論文は述べている。

 このような特定の方向を好む習性は、結果的にコロニーに属する個体の大半を同じ場所に群集させることにつながるため、各個体の捕食リスクを軽減させることになるとの説を論文の執筆者らは提唱した。

「アリたちは左目を使って捕食者を見つけ、右目を使って道を進んでいるのかもしれない」とハント氏は付け加えた。

「また、彼らの世界は迷路のようになっており、常に一方の方向に曲がるようにすることは、迷路を探索して抜け出すのに非常に有効な戦略だ」
【翻訳編集】 AFPBB News
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141225-00000020-jij_afp-sctch

引用元: 【生物】アリの「左に曲がる」習性、研究で発見

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1: 2014/12/11(木) 00:18:25.35 ID:???0.net
ムーアの法則をできる限り進める――TSMCが7nmプロセス向けにEUV装置を発注TSMCが、ASMLにEUV(極端紫外線)露光装置2台を発注していたことが明らかになった。
TSMCは、EUVリソグラフィによって7nmプロセスの実現を目指すとみられている。2015年末には7nmプロセスを適用したチップのリスク生産が開始される可能性がある。
http://eetimes.jp/ee/articles/1412/10/news081.html

 欧州最大手の半導体製造装置メーカーであるASMLは、TSMCからEUV(極端紫外線)露光装置2台を受注し、2015年に納入予定であることを明らかにした。TSMCは、現在のプロセス技術開発の限界を超えて、7nmプロセスの実現を目指していくようだ。

 ASMLでエグゼクティブバイスプレジデントを務めるFrits van Hout氏は、TSMCが2014年12月4日に開催したイベント
「第14回サプライチェーンマネジメントフォーラム(Suppy Chain Management Forum)」においてインタビューに応じ、「EUV露光装置は、10nmプロセス技術向けの装置である。TSMCは、7nmプロセスでの製造実現に向けて準備を進める上で、EUV露光装置を利用するつもりだろう」と述べた。

 TSMCの広報担当者であるElizabeth Sun氏は、この件についてコメントを拒否している。

 EUV技術への移行は、次世代リソグラフィ装置に対するこれまでの考え方が変化しつつあることを示唆しているのではないだろうか。
以前の予測では、半導体メーカー各社が10nmプロセスチップの製造に用いるのは、開発が大幅に遅れていたEUV装置ではなく、従来型の液浸リソグラフィ装置だと考えられていた。

続きはソースで

引用元: 【半導体】ムーアの法則をできる限り進める――TSMCが7nmプロセス向けにEUV装置を発注

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1: 2014/12/05(金) 13:50:11.65 ID:???0.net
絶滅危惧種のキノコ見つかる
【NHK】 2014/12/05 13:13

北海道斜里町の海岸で絶滅のおそれがある貴重なキノコ「アカダマスッポンタケ」が見つかりました。

絶滅危惧種に指定されているアカダマスッポンタケはヨーロッパやアメリカの砂浜などに自生していて、国内では、東京や新潟で見つかったという記録がありますが、標本が残っておらず、専門家によりますと、現在、自生しているのは北海道石狩市の1か所だけだということです。

ことし8月、斜里町の海岸で地元の人がかさの部分が黒い長さ15センチほどのキノコが自生しているのを見つけ、地元の博物館に届け出ました。

博物館から依頼を受けたキノコの生態に詳しい千葉科学大学の糟谷大河講師がDNA鑑定を行ったところ、アカダマスッポンタケと確認されたということです。

今回の発見について糟谷講師は「日本各地の砂浜が減っている中北海道には広大な砂浜が分布しているのでさらに自生地が見つかる可能性がある」と話しています。

ソース: http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141205/k10013742511000.html

引用元: 【科学】北海道斜里町で絶滅危惧種の貴重なキノコ見つかる [14/12/05]

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1: 2014/11/21(金) 01:05:59.69 ID:???0.net
気候変動対策で基金に93億ドル拠出 日米欧など先進国
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM20H5A_Q4A121C1FF2000/
日本経済新聞(パリ=竹内康雄) 2014/11/21 0:45


 気候変動対策で先進国から新興・途上国への資金支援のあり方を話し合う緑の気候基金(GCF)会合が20日、ベルリンで開かれた。日米欧など先進国を中心に93億ドル(約1兆1000億円)の拠出を表明した。日本は最大15億ドルを支援する方針を示した。

 拠出は21カ国が表明した。米国は30億ドルで最大だった。英国は11億ドル、ドイツやフランスはそれぞれ10億ドルを拠出する。GCFのヘラ・チェイクローホー事務局長は記者会見で「温暖化防止に向けた重要な一歩だ」と評価した。

 国際社会は2015年にパリで開く第21回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)で、20年以降の温暖化防止の次期枠組みで合意する予定。先進国が途上国に手厚い資金支援をすることで、交渉の前進を後押しする狙いだ。

 GCFは途上国の温暖化ガスの排出削減や、温暖化による被害軽減を支援する目的で、2010年のCOP16で設立が合意された。これまで設立準備が進んでおり、今回が各国が拠出を表明する初の機会だった。GCFは今後、世界銀行とともに支援する国やプロジェクトを選び、実行に移す。GCFは年末にペルーのリマで開くCOP20までに100億ドルに積み増すよう国際社会に求める。

 次期枠組みでは、先進国だけが排出削減義務を負った京都議定書と異なり、新興・途上国も参加する仕組みを目指している。京都議定書では米国が批准を拒否した結果、日欧など世界の温暖化ガス排出の3分の1を占める国しか義務を負わず、温暖化防止の観点から実効性に乏しかった。

 さらに新興・途上国は経済成長で温暖化ガスの排出が急増。今や中国が世界最大の排出国となっており、2位の米国と合わせると世界の約4割を排出する。

 新興・途上国は、温暖化ガスの排出規模が大きく削減されると経済成長が阻害されるとして慎重な立場。先進国が資金支援をすることで、次期枠組みに参加しやすい環境を整えるのがGCFの設置の狙いだ。

 だがロイター通信によると、国連は100億ドルを目指しているものの、新興・途上国側は150億ドルの規模が必要と主張している。こうした意見の対立も今後の交渉の火種になりそうだ。


引用元: 【環境】日米欧など先進国、気候変動対策で基金に1.1兆円拠出表明 日本は最大1700億円…GCF会合 [11/21]

日米欧など先進国、気候変動対策で基金に1.1兆円拠出表明 日本は最大1700億円…GCF会合の続きを読む

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