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残骸

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1: 2015/03/26(木) 23:28:04.17 ID:???.net
掲載日:2015年3月26日
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/032500016/

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こぎつね座CK。これまでごく普通の新星爆発の残骸と考えられていた。(Photograph by ESO/T. Kamiński)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/032500016/00.jpg

 17世紀にヨーロッパ各地の空で観測された激しい爆発は、どうやら「新星」ではなく、めったに見られない星の衝突だったとする研究成果が23日、学術誌『nature』に発表された。

 天文学者たちは長い間、この天体を新星と考えていた。新星とは恒星の表面に起こる爆発のこと。
恒星が一生を終える際の超新星爆発に比べると規模は小さい。

 ところが発表された論文によると、17世紀の爆発の残骸である「こぎつね座CK」を詳細に調べたところ、二つの星が激しく衝突する際に起こる「レッド・トランジェント(高輝度赤色新星)」と呼ばれる現象であることがわかった。

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 レッド・トランジェントは比較的珍しいタイプの星の衝突とされる。今回の論文を執筆したヨーロッパ南天天文台のトマシュ・カミンスキー氏によると、衝突の際に生じた元素から、このときの衝撃がきわめて激しいもので、星同士が互いに正面から衝突した可能性もあるという。

|はくちょう座に出現した謎の星

 1670年、新しい星が空に現れた。はくちょう座の頭付近でこの星が初めて観測されたのは6月。夏の間はずっと見えていたが、秋になって消えていった。

 1671年3月、この星は再び姿を現し、その年の夏にはかつてないほど明るく輝いた。月面図を作成したヘヴェリウスやジョバンニ・カッシーニ(土星探査機カッシーニの名前の由来となった人物)といった当時の天文学者らは、この星が同年10月に消えるまで観測を続けた。1672年にもう一度だけかすかに輝いたものの、その後は二度と現れなかった。

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ポーランドの天文学者ヘヴェリウスは、1670年にはくちょう座の頭付近に現れた新星を観測した。
図はヘヴェリウスが作成し、英王立協会を通じて公表された。(PHOTOGRAPH BY ROYAL SOCIETY)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/032500016/01.jpg

 それから300年以上が経っても、爆発の詳細は謎に包まれたままだった。こぎつね座CKはこの間ずっと、記録に残る最古の新星と考えられてきた。 

 1980年代になって、アメリカ自然史博物館のマイケル・シャラ氏らが一帯を詳しく観察し、ダンベルのような形をした暗い星雲を発見した。

続きはソースで

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2002年、銀河系にいっかくじゅう座V838が出現した。これは1670年に起こった星の衝突と同じ、レッド・トランジェントと呼ばれる現象だ。(PHOTOGRAPH BY NASA, ESA AND H.E. BOND)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/032500016/02.jpg

<参照>
Nuclear ashes and outflow in the eruptive star Nova Vul 1670 : Nature : Nature Publishing Group
http://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/full/nature14257.html

引用元: 【天文】17世紀に出現した謎の天体、星の衝突だった 残骸を分析し『nature』誌で発表

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1: 2015/03/19(木) 01:18:12.42 ID:???.net
掲載日:2015年3月18日
http://www.astroarts.co.jp/news/2015/03/18suzaku/index-j.shtml

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すざくがとらえた超新星残骸「3C 397」のX線画像。可視光・赤外線の背景画像と合成
(提供: X-ray: NASA/Suzaku/Hiroya Yamaguchi et al. and NASA/CXC/Univ. of Manitoba
/Samar Safi-Harb et al.; optical: DSS; infrared: NASA/JPL-Caltech)
http://www.astroarts.co.jp/news/2015/03/18suzaku/attachments/3c_397.jpg

 NASAおよび米・メリーランド大学の山口弘悦さんらの研究チームはX線天文衛星「すざく」を使って、わし座の方向約3万3000光年彼方にあるIa型超新星残骸「3C 397」を観測した。 Ia型超新星とは、白色矮星(恒星の燃えかす)を含む連星系での爆発的核融合による超新星爆発で、ケイ素やカルシウム、鉄など私たちの人体と生活に欠かせない元素が生成される。

 今回「すざく」はこの天体から初めて、クロム、マンガン、鉄、そしてニッケルによる輝線の検出に成功した。
とりわけニッケルの全質量は太陽の重さの1割に相当し、過去に観測された他の超新星残骸と比べて3倍から5倍という膨大な量だ。

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「すざく」が観測した「3C 397」のX線スペクトル(提供:Hiroya Yamaguchi et al.
/NASA Goddard Space Flight Center。以下同)
http://www.astroarts.co.jp/news/2015/03/18suzaku/attachments/spectrum.jpg

 白色矮星は、主に炭素と酸素で構成されている。通常の元素はそれぞれ陽子と中性子の数が等しいが(炭素は6個ずつ、酸素は8個ずつ)、超新星爆発時にそれらを材料とした核融合で生成されたはずのニッケルは、陽子よりも中性子の数が2個多い。この差分の中性子はどこから来たのか。

続きはソースで

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<参照>
Ia型超新星残骸3C 397
http://www-cr.scphys.kyoto-u.ac.jp/research/xray/press20150317_3C397/

引用元: 【天文/原子核物理】超新星残骸に大量のニッケル 究極的核融合プロセスの初証拠 - 京大

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1: 2015/03/02(月) 21:15:42.40 ID:???.net
掲載日:2015年3月2日
http://www.zaikei.co.jp/article/20150302/238087.html

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 千葉大学の松本洋介特任助教らによる研究グループは、スーパーコンピュータ「京」を用いたシミュレーションによって、超新星残骸衝撃波を始めとする様々な天体衝撃波で高エネルギーの電子を効率よく生成することができるメカニズムを明らかにした。

 超新星爆発の名残である超新星残骸やブラックホールから飛び出すジェットなどの天体における爆発現象では、電波からX線・ガンマ線にわたる様々な波長の電磁波が放射される。しかし、その具体的なメカニズムは解明されていなかった。

 今回の研究では、スーパーコンピュータ「京」を使ってシミュレーションを行ったところ、超新星残骸衝撃波を始めとする天体衝撃波の波面で磁気リコネクションと呼ばれるプラズマ過程が起きることで、電子が効率的に加速されることが分かった。

続きはソースで

なお、この内容は2月27日に「Science」に掲載された。

<画像>
(上段左)衝撃波の構造。色は電子密度、線は磁力線をあらわす。(上段右)一部領域の拡大図。(下段)電子が磁場の塊(灰色線)に衝突しながらエネルギーを獲得する様子(赤線)。背景色は磁場の紙面に垂直な成分の大きさをあらわす(Matsumoto et al., Science, 2015の図より)
http://www.zaikei.co.jp/files/general/2015030211392440big.jpg

<参照>
スーパーコンピュータ「京」で解き明かした宇宙線加速:天体衝撃波における高エネルギー電子生成機構の新理論を発表 | 国立天文台(NAOJ)
http://www.nao.ac.jp/news/science/2015/20150227-cfca.html

Stochastic electron acceleration during spontaneous turbulent reconnection in a strong shock wave
http://www.sciencemag.org/content/347/6225/974.abstract

引用元: 【宇宙物理】千葉大など、スーパーコンピュータ「京」で宇宙線加速の謎を解明

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1: 2015/01/26(月) 18:22:39.45 ID:???.net
掲載日:2015年1月26日

 米航空宇宙局(NASA)は23日、「SNR 0519-69.0」と呼ばれる超新星残骸を捉えた画像を公開した。

 米航空宇宙局(NASA)は23日、「SNR 0519-69.0」は、天の川銀河(Milky Way)の伴銀河である大マゼラン雲(Large Magellanic Cloud)で起きた恒星の爆発後に形成された。

 画像の青色部分は、NASAのX線観測衛星チャンドラ(Chandra)が捉えた数百万度という高温のガスで、赤色の外縁部と画像全体に広がる星々は、ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)が可視光線で捉えた。

 宇宙空間で高エネルギーの光であるX線を観測するチャンドラにより、科学者たちはX線のデータを収集し、さらに他の種類の光と比較することで、X線を放出する高温の星や銀河といった天体への研究を深めることが可能になる。(c)AFP

<画像>
米航空宇宙局が公開した、大マゼラン雲での恒星爆発の後に形成された超新星残骸の「SNR 0519-69.0」
(2015年1月23日提供)。(c)AFP/NASA/CXC/SAO
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/f/c/1024x/img_fc597f55f06c83b1d2dd7aea74338104347396.jpg

<参照>
Chandra Celebrates the International Year of Light | NASA
http://www.nasa.gov/mission_pages/chandra/celebrate-intl-year-of-light.html

<記事掲載元>
http://www.afpbb.com/articles/-/3037741

引用元: 【宇宙】大マゼラン雲の超新星残骸、NASAが画像公開

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1: 2014/12/25(木) 20:36:57.08 ID:???.net
掲載日:2014/12/25

 SNR 1987Aは、16万光年彼方の矮小銀河「大マゼラン雲」にある超新星残骸だ。1987年2月に出現した超新星は2.9等まで明るくなり、その後に残る残骸は今でも数多くの研究の対象となっている。

 Giovanna Zanardoさん(ICRAR:電波天文学研究国際センター)らが今回、その残骸の中に中性子星(重い星が崩壊した後に残る高密度天体)と思われる天体の兆候を発見した。超新星残骸は内部で起こるさまざまな放射で輝いているが、チリのアルマ望遠鏡とオーストラリア望遠鏡コンパクトアレイを用いて遠赤外線と電波での観測を行い、塵の放射を差し引いたところ、これまで見られなかった放射が残った。これが、中性子星の強い磁場によって周囲に吹く「パルサー風」なのかもしれないという。
長年1987Aで捜索が行われてきた中性子星の兆候が見つかったのは初めてのことだ。

続きはソースで

<画像>
超新星1987Aの残骸の光から、さまざまな放射を取り除いて浮かび上がった光(右)。これが中性子星周囲のパルサー風のもやと考えられる。
(提供:ATCA & ALMA Observations & data - G. Zanardo et al. / HST Image: NASA, ESA, K. France (University of Colorado, Boulder),
P. Challis and R. Kirshner (Harvard-Smithsonian Center for Astrophysics))
http://www.astroarts.co.jp/news/2014/12/25snr1987a/attachments/snr1987a.jpg

超新星の衝撃波が非対称に広がるシミュレーション。リリース元で動画を見ることができる(提供:ICRAR)
http://www.astroarts.co.jp/news/2014/12/25snr1987a/attachments/simulation.jpg

<参照>
Astronomers dissect the aftermath of a Supernova: International Centre for Radio Astronomy Research
http://www.icrar.org/news/news_items/media-releases/dissecting1987a

Cornell University Library - [1409.7811] Spectral and morphological analysis of the remnant of Supernova 1987A with ALMA & ATCA
http://jp.arxiv.org/abs/1409.7811

Cornell University Library - [1409.4068] Multi-dimensional simulations of the expanding supernova remnant of SN 1987A
http://jp.arxiv.org/abs/1409.4068

<記事掲載元>
http://www.astroarts.co.jp/news/2014/12/25snr1987a/index-j.shtml

引用元: 【宇宙】超新星1987Aの残骸に中性子星の兆候

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1: 2014/09/12(金) 00:02:42.31 ID:???.net
美しき結末、超新星残骸「とも座A」
National Geographic News
September 11, 2014

繊細なタペストリーのような画像は、強力な超新星爆発の残骸「とも座A」。
NASAのチャンドラとESAのXMMニュートンという2つのX線観測衛星の既存の観測結果を合成して作成された(9月10日公開)。

とも座Aは7000光年先にあり、直径およそ10光年。
3700年前の爆発は地球からも見ることができた。
画像では低エネルギーX線は赤、高エネルギーX線は青、その間の中レベルエネルギーX線は緑で示されている。

Image courtesy NASA/CXC/IAFE/G.Dubner et al and ESA/XMM-Newton
_________

▽記事引用元
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2014091101&expand
National Geographic (http://www.nationalgeographic.co.jp/)September 11, 2014配信記事

▽関連リンク
NASA
Unprecedented X-ray View of Supernova Remains
http://www.nasa.gov/chandra/multimedia/puppisA-2014.html

画像
http://www.nasa.gov/sites/default/files/puppisa.jpg

引用元: 【天文】美しき結末 強力な超新星爆発の残骸「とも座A」

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