理系にゅーす

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気候

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1: 2014/10/02(木) 18:53:20.01 ID:???0.net
【AFP=時事】米アラスカ(Alaska)州の海岸に少なくとも3万5000頭のセイウチが上陸し、専門家らは1日、気候変動による北極氷原の溶解に起因する現象と指摘した。

牙とひれ足を持つこの動物は当初、1か所の海岸で1500頭ほどが数えられていたが、この数日間で頭数が急増した。
北極圏の海洋ほ乳類の調査などを行うアークティック・マリン・ママル(Arctic Marine Mammals)のメーガン・ファーガソン(Megan Ferguson)氏は、「われわれの最良の推定値では、およそ24倍の増加だ」と語る。

米地質調査所(US Geological Survey、USGS)は声明で、「気候変動による温暖化により、セイウチの大規模な上陸は、過去8年間のうちの6年で非常に見慣れた光景になってしまった」と述べ、通常であれば、セイウチは豊富な餌場により近い氷原に上がるだろうと付け足した。

USGSによると、夏季の海氷は、米国とロシアの間のチュクチ海(Chukchi Sea)の大陸棚海域のはるか北に後退しており、「10年前には発生しなかった状況」だという。

USGSは、「セイウチは、海底で餌を捕る合間にとる通常の休息のために、海岸に上陸しただけだろう」としている。



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141002-00000034-jij_afp-env

引用元: 【国際】アラスカの海岸に3万5000頭のセイウチ、気候変動が原因

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1: 2014/09/17(水) 03:44:53.06 ID:???.net
1世紀余り前、アルダブラ・バンディド・スネイル(Aldabra banded snail、学名Rhachistia aldabrae)の色鮮やかな殻を見つけるのはたやすいことだった。インド洋に浮かぶセーシェルの中でもマダガスカル寄りに位置するアルダブラ環礁では最も一般的な陸貝だった。

ところが2005年の時点で、アルダブラ・バンディド・スネイルはその貝殻だけが残された幻の種となっていた。
1997年以降、生きた姿は目撃されておらず、気候変動の影響で降雨量が減少し、絶滅したと考えられていた。

そして2007年、アルダブラ・バンディド・スネイルは間違いなく絶滅したと断言する論文が「Biology Letters」誌に発表された。

ところが今年8月後半、セーシェル諸島基金(SIF)の研究チームがアルダブラ環礁の中でも特に近づきにくい場所に足を踏み入れ、怪しい陸貝を数匹見つけた。そして、専門家たちと協議し、アルダブラ・バンディド・スネイルを再発見したと世界に向けて発表した。

SIFの研究チームは結局、7匹のアルダブラ・バンディド・スネイルを捕まえた。
特筆すべきは、複数の子供が含まれていたことだ。

◆「私が間違っていた」

セーシェル自然保護トラスト(Nature Protection Trust of Seychelles)の科学コーディネーター、ジャスティン・ガーラック(Justin Gerlach)氏は2007年の論文で、アルダブラ環礁の乾燥が進行した結果、高湿度の環境を必要とする子供を中心にアルダブラ・バンディド・スネイルが干からび、ついに絶滅に追い込まれたと主張している。

この論文では降雨量のデータも示されており、アルダブラ環礁の乾期が長くなっていること、降雨量が少ない年が増えていることが読み取れる。

また、ガーラック氏の仮説は、アルダブラ・バンディド・スネイルの子供が1976以降見つかっていなかった事実とも一致する。

ガーラック氏はナショナル ジオグラフィックの取材に対し、「1970年代以降、アルダブラ・バンディド・スネイルの個体数が激減したのは確かだが、少数が生き残り、繁殖を続けていたようだ」とコメントしている。ガーラック氏は国際自然保護連合(IUCN)気候変動作業部会(Climate Change Working Group)でも両生類担当のまとめ役を務めている。

「つまり、私が間違っていたということだ。アルダブラ・バンディド・スネイルはまだ絶滅していなかった。限りなく絶滅に近い状況ではあるが、幸いまだ命をつないでいる」。

◆危機を脱したわけではない

SIFの研究チームは、アルダブラ・バンディド・スネイルの復活にそれほど驚いていない。

チームの一員だったヘザー・リチャーズ(Heather Richards)氏と同僚のナンシー・バンバリー(Nancy Bunbury)氏は電子メールで取材に応え、「アルダブラ環礁はとても広いため、このような(うまく隠れていた)種が17年にわたって目撃されていなくても不思議ではない」と述べている。

「ただし、個体数が激減しているのは事実であり、この種の長期的な未来は決して明るくない」。

アルダブラ環礁や世界中の沿岸部に暮らす多くの種と同じく、気候変動や海面上昇が長期的な脅威であることに変わりはないと、リチャーズ氏とバンバリー氏は警鐘を鳴らしている。
ガーラック氏も同様の懸念を口にしている。

「アルダブラ・バンディド・スネイルが絶滅していなかったこと自体は喜んでいる。
しかしわずか7匹が見つかっただけでは、もう心配いらないという証明にはならない」。


【参考画像】
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_images/aldabra-banded-snail-01_600x450.jpg

【National Geographic News】=http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140916003

引用元: 【動物】“絶滅”の陸貝を再発見、セーシェル

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1: 2014/09/07(日) 00:23:17.53 ID:???.net
グリーンランドの温暖化、いつ始まった?長年の謎を解明 米研究
2014年09月06日 09:00 発信地:ワシントンD.C./米国

【9月6日 AFP】グリーンランド(Greenland)の気候温暖化は、北半球の他の地域と同じく約1万9000年前の氷河期末期に始まった――長年の謎だった矛盾を解決するこのような研究が4日、米科学誌サイエンス(Science)に発表された。
これまでの研究では、温暖化の始まりは1万2000年前ごろとみられていた。

最新の氷河期である最終氷期の最寒冷期にあたる約2万年前、北米と欧州北部は巨大な氷床に覆われていた。
当時の地球の平均気温は、地球温暖化の基準となる産業革命以前の気温よりも、およそ4度低かった。

その後、太陽を周回する地球の軌道が変化したことにより、1万9000年前ごろからグリーンランドに降り注ぐ太陽エネルギー量が増えた。
これが海洋からの二酸化炭素(CO2)放出を促し、大気中のCO2量が徐々に増加することになった。

だが、論文の主筆者である米オレゴン州立大学(Oregon State University)のクリスト・バイザート(Christo Buizert)氏によると、グリーンランドの氷床コアに関する過去の研究には、CO2量と降り注ぐ太陽エネルギーの増加から推定される温暖化の証拠を示したものはなかったという。

そこで今回の研究では、これまでのように氷そのものを分析するのではなく、氷に閉じ込められた空気に含まれる窒素同位体の比率を調べることで当時の気温を推測した。

この新手法によって研究チームは、大気中のCO2増加に伴って著しい温暖化が起きたことを突き止めた。
分析によれば、1万9000年前~1万2000年前の期間にグリーンランドの気温はおよそ5度上昇していた。
この数値は、気候変動モデルで予測されたものと非常に近かったという。
(*引用ここまで 全文は引用元でご覧ください)
_____________

▽記事引用元
http://www.afpbb.com/articles/-/3025183
AFPBBNews(http://www.afpbb.com/)2014年09月06日 09:00配信記事

▽関連リンク
Science 5 September 2014:
Vol. 345 no. 6201 pp. 1177-1180
DOI: 10.1126/science.1254961
Greenland temperature response to climate forcing during the last deglaciation
http://www.sciencemag.org/content/345/6201/1177.abstract

引用元: 【環境】グリーンランドの温暖化、いつ始まった?長年の謎を解明/米オレゴン州立大

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1: 2014/08/27(水) 16:41:45.09 ID:???0.net
温暖化加速、危険性増す 国連報告書案、「中国が主因」
【MSN産経ニュース】 2014/8/27 12:15

国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」が今秋策定する統合報告書で、温室効果ガスの増加に伴う温暖化の加速を指摘し、農作物への影響や異常気象など一層の危険を警告していることが分かった。原案を入手したニューヨーク・タイムズ紙電子版が26日報じた。

温室効果ガスの排出量は増加の一途で、中国が多くを占める。先進国の削減量を途上国の増加量が上回っているという。ただ産業革命前の水準から2度未満の気温上昇に抑えるという目標は依然、技術的には可能で、今後10~20年の政策にかかっていると強調した。

原案は今週、各国政府に送られ、10月のコペンハーゲンでの会合で議論する。国連は9月に温暖化の特別会合を予定している。

原案によると、地球規模の温室効果ガスの排出量は1970年から2000年にかけては年1.3%増だったが、00~10年は2.2%増に急上昇。10年以降はさらに加速しているとみられる。(共同)

ソース: http://sankei.jp.msn.com/world/news/140827/erp14082712150005-n1.htm

関連ソース:
温暖化が加速、危険性増す 国連報告書案、中国が主因 | 共同通信
http://www.47news.jp/CN/201408/CN2014082701001273.html

引用元: 【環境】温室効果ガス増加に伴う温暖化加速、危険性増す...国連報告書案、中国が主因 [14/08/27]

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1: 2014/08/21(木) 21:50:25.44 ID:???.net
世界中で1万種以上が確認されているアリのうち、いくつかの種類は、空気から二酸化炭素を取り出して、石灰を分泌する。
その働きは、地球温暖化の歯止めにもなりうるようだ。

アリたちは環境を変えている。そしておそらくその働きは、わたしたちの惑星の気候をも変えうる力を秘めている。

これは、アリゾナ州立大学テンピ・キャンパスのロナルド・ドーンによる驚くべき発見だ(もっとも、特にその規模については検証が必要だ)。彼は、岩の風化作用を研究するなかで、アリの二酸化炭素を取り出す驚くべき能力に偶然出合った。
この小さな虫は、空気中の二酸化炭素をつかまえることが可能で、ゆえに地球温暖化との戦いにも利用できるのだ。

仮定の話はさておき、研究者の発見の内容はどのようなものだろうか。彼は「Geology」に記事を書いている。
約25年前、ドーンは玄武岩の砂の風化作用について研究を始めた。研究のなかで、彼はアリゾナ州とテキサス州のさまざまな場所にこの砂を少しずつ散布した。そして、約5年周期でこれらのポイントを訪れ、化学物質や虫や風雨にさらされることで、斜長石や橄欖石といった鉱物(玄武岩の構成成分だ)の風化にどのような影響が起きるかを観察した。

ドーンは、アリの存在が、妨害要素がない場合に比べて300倍も鉱物の風化を速めることに気付いた。それだけではない。
鉱物の風化にともなって、アリは自分たちの巣に炭酸カルシウム(石灰)を分泌していた。このプロセスにおいて、二酸化炭素が空気中から取り出され、物質的に閉じ込められていた。つまり事実上、空気中からこの温室化ガスが「減る」ということだ。

続きはソースで

http://sankei.jp.msn.com/wired/news/140821/wir14082116110002-n1.htm

引用元: 【生物】アリが地球を救う!? 温暖化の原因となるCO2を減らす働きを確認 

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1: 2014/07/28(月) 21:25:02.96 ID:???.net
恐竜を絶滅させた小惑星は悪いタイミングで衝突した衝突が数百万年前後していたら動物たちは生き残れたと思われる。
Alexandra Witze, 28 July 2014

トリケラトプスを含む角竜類のあいだの多様性は寒冷な気候によって低下していたらしい。
http://www.nature.com/polopoly_fs/7.18676.1406312712!/image/1.15616_C0164198-Artwork_of_triceratops_charging_a_T-rex-SPL.jpg_gen/derivatives/landscape_630/1.15616_C0164198-Artwork_of_triceratops_charging_a_T-rex-SPL.jpg

約6600万年前、地球に巨大小惑星がぶつかる直前に植物食恐竜の種の多様性がわずかに低下していたことが新しい研究で分かった。この小さな減退傾向があったために、隕石が衝突したときにすべての恐竜が滅亡してしまったらしい。

植物食恐竜はこの減少によって、衝突後の飢餓と個体群崩壊に対して脆弱な状態になっていた。そして、その影響が食物連鎖の上方へと伝播していった。

「小惑星衝突はとくに悪いタイミングだった」とエディンバラ大学(英国)の古生物学者、スティーヴン・ブルサット(Stephen Brusatte)は話した。「衝突が数百万年前後していたら、おそらく恐竜はもっとうまく適応して生き残ったであろう」

ブルサットらは有名な大絶滅について、上記のニュアンスを含む考え方をバイオロジカル・レビューズ誌に掲載された論文の中で述べた。

古生物学者たちの間では、小惑星衝突時に恐竜類は繁栄していたのか、あるいは恐竜類は世界的な種数の減少の真っ最中であったのかについて、数十年にわたって議論されてきた。
この問題を探るため、研究では全世界の恐竜の多様性についてのデータベースから情報が集められた。その中には過去十年に発見された何百点もの化石も含まれていた。

◆地域的な減少
科学者たちはよく研究されている化石含有層とそうでない地層があることを計算に入れるための分析手法を使った。その事実を考慮しないと恐竜類の種の数と分布は歪められてしまうからだ。結果、ほとんどの恐竜類が衝突までずっと繁栄していたことが分かった。
「地球全体の姿を見れば、長期的な減少の証拠は見いだせない」とチームのメンバーでバーミンガム大学(英国)の古生物学者、リチャード・バトラー(Richard Butler)は話した。「恐竜が絶滅する運命にあって、小惑星はとどめを刺しただけ、ということは決してない」

しかし北アメリカでは、小惑星衝突前の最後の800~1000万年間に、2つの大きな草食恐竜グループ(カモノハシ竜と角竜、トリケラトプスは角竜の一種)がわずかに減少していた。
いくつかの場所では複数種がいたのがたった一種しかいなくなっていた。その原因は気候寒冷化によって摂食できる植生のタイプが変化したことだと思われる、とブリストル大学(英国)の古生物学者、マイケル・ベントン(Michael Benton)は話した。それ以前にもたくさんの恐竜グループがこのような小さな多様性減少から回復していたが、このときは時間がなかった。

2012年の大昔の食物網をモデル化した研究がその理由の説明に役立つだろう、とバトラーは話した。コンピュータシミュレーションによって、恐竜の多様性に小さな変化があるだけで大きな環境変動(小惑星衝突が起こした地球規模の気候変動など)後に生態系崩壊が起こる可能性が非常に大きくなることが示唆された。植物がしおれ、植物食恐竜が飢え、そして肉食恐竜が獲物の不足に困ることになるのだ。(>>2以降につづく)

ソース:Nature News(28 July 2014)
Dinosaur-killing asteroid hit at just the wrong time
http://www.nature.com/news/dinosaur-killing-asteroid-hit-at-just-the-wrong-time-1.15616

原論文:Biological Reviews
Stephen L. Brusatte, et al. The extinction of the dinosaurs.
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/brv.12128/abstract

プレスリリース:University of Edinburgh(Jul 24, 2014)
Dinosaurs fell victim to perfect storm.
http://www.ed.ac.uk/news/2014/dinosaurs-280714

引用元: 【古生物学】小惑星衝突は恐竜絶滅の主因?とどめを刺しただけ?

小惑星衝突は恐竜絶滅の主因ではなくとどめを刺しただけ?の続きを読む

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