理系にゅーす

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温度

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1: 2016/08/02(火) 12:07:40.68 ID:CAP_USER
地球35個分!?  超巨大な「プロミネンス」が太陽で観測される (sorae.jp) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160802-00010000-sorae_jp-sctch
http://amd.c.yimg.jp/amd/20160802-00010000-sorae_jp-000-1-view.jpg


太陽の下層大気の彩層が磁力線にそって、太陽表面にぐっと持ち上がる「プロミネンス」。皆既日食などの際にはフィルターを通して肉眼でも観察できるこの現象では、太陽の磁気活動を知ることができます。そして今回公開されたのは、1999年の7月27日に撮影された地球よりはるかに大きなプロミネンスです。
 
SOHO(太陽・太陽圏観測衛星)によって撮影されたこの画像は、地球直径の約35個分にも相当するサイズのプロミネンスです。プロミネンスでは太陽の磁力線にそってアーチ状にガスが持ち上がるのですが、画像でもリボンのように一つながりの形状を形成していることがわかります。
 
プロミネンスは太陽を取り巻くプラズマで構成された「コロナ」の中に存在するのですが、温度が100万度を超えるコロナに対してプロミネンスは1万度程度と大きな隔たりがあります。そしてプロミネンスが太陽大気に達した時、コロナの働きによってプロミネンスは数週間~数ヶ月も持続することがあります。

今回のような大きなプロミネンスはなかなか観測できるものではありません。観測できるのは、年に数回といったところでしょうか。またその活動が終了に向かうとき、磁力線も太陽の中に収まります。
 
また時に、プロミネンスは不安定な状態となってエネルギーを宇宙に放出することもあります。このような現象を「コロナ質量放出」とよび、これは太陽フレアとも関連のある活動なんです。さらにこのようなコロナ質量放出は人工衛星や送電網、通信ラインに悪影響を与えたり、極付近にオーロラを発生させることもあるのです。

なお、現在はSOHOの他にもNASAによって打ち上げられた衛星「ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー(SDO)」が太陽の観測を行っています。私達の生活に大きな影響を与える太陽も、日々の観測によってその姿が徐々に解明されているのです。
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引用元: 【恒星天文学】地球35個分!?  超巨大な「プロミネンス」が太陽で観測される [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2016/07/27(水) 17:57:44.82 ID:CAP_USER
共同発表:熱を流すだけで金属が磁石になる現象を発見
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20160726/index.html
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20160726/icons/zu2.jpg


ポイント
磁石の性質は熱の流れとは無関係で、温度を上げても下げても、磁石ではない金属が磁石になることはないと考えられていた。
熱を流すだけで、磁石ではない金属が磁石に変わる現象を世界で初めて観測した。
新しい磁化測定法として、電子のスピンを使った熱利用技術や省エネ社会の発展に貢献する。


JST 戦略的創造研究推進事業において、東北大学 金属材料研究所のダジ・ホウ 研究員、東北大学 原子分子材料科学高等研究機構(WPI-AIMR)/金属材料研究所の齊藤 英治 教授らは、通常の状態では磁化注1)(磁石の性質)を持たない金属が、熱を流すだけで磁石の性質を示す現象を発見しました。

金をはじめとする磁石ではない金属は、温度を上げても下げても磁石になることはないと考えられていました。本研究グループは、イットリウム鉄ガーネット(YIG)注2)という磁石の上に金の薄膜を張り付け、この試料の表と裏の間に温度勾配を作ることで、熱が流れている状態(熱非平衡状態注3))にしました。試料に対して垂直に磁場を加えながら、面に沿って金薄膜に電流を流し、電流と直角の方向に付けた電極に生じるホール電圧注4)を測定しました。その結果、温度勾配に比例した大きさのホール電圧が金薄膜に生じることを発見し、この現象を「非平衡異常ホール効果」と命名しました。これは温度勾配によって金薄膜に磁化が生じている証拠であり、熱を流すだけで金属が磁石になることを世界で初めて観測したことになります。

この現象は、単位体積あたり100万分の1電磁単位注5)という極めて微弱な磁化を電気信号として観測できることから、熱非平衡状態での新しい磁化測定法として利用できます。また、熱と磁化との関係の理解が深まることで、熱を利用したスピントロニクス注6)の研究が進み、日常生活で捨てられている熱を削減および利用する省エネ社会への貢献が期待されます。

本研究は、東北大学 金属材料研究所/デルフト工科大学のゲリット・バウアー 教授らと共同で行ったものです。

本研究成果は、2016年7月26日(英国時間)に英国科学誌「Nature Communications」のオンライン版で公開されます。

続きはソースで

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引用元: 【物性物理学】熱を流すだけで金属が磁石になる現象を発見 電子の自転「スピン」を使った熱利用技術の発展に貢献 [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2016/07/20(水) 17:57:38.75 ID:CAP_USER
環境の変化を感知し、半永久的に駆動するアクチュエーター | 理化学研究所
http://www.riken.jp/pr/press/2016/20160719_1/
環境の変化を感知し、半永久的に駆動するアクチュエーター | 60秒でわかるプレスリリース | 理化学研究所
http://www.riken.jp/pr/press/2016/20160719_1/digest/
https://www.youtube.com/embed/QsOiQqUD7tY


いわゆる「持続可能な社会」を実現するには、埋蔵量に限りがある化石燃料に代わって、太陽光、風力、地熱、波力などの自然エネルギーを利用可能なエネルギーに変換・貯蔵する技術の開発が不可欠です。

一方で、私たちの身の周りにあるエネルギー源は、上述の自然エネルギーだけではありません。例えば、温度差時計は室内の温度変化をエネルギー源とし、1日に温度が数℃変化すれば半永久的に動き続けることができます。このような「環境の揺らぎ」から取り出せるエネルギー量は限られていますが、“その場で発電・利用できる”という長所があります。特に、モバイル機器やウェアラブルデバイスの進展が著しい昨今、コンセントなどに接続する必要のない、軽くて小さい動力源の開発は重要です。この動力源を実現するためには、私たちの身の周りのまだ利用されていないエネルギーを集めて、その場でエネルギーに変換する「エナージーハーベスティング技術」の開発が必要です。この技術は、手足を動かしたときの振動(運動エネルギー)や人間の体温(熱エネルギー)などといった微小なエネルギーを集めて、電気エネルギーへ変換しようというものです。

続きはソースで

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引用元: 【エネルギー技術】環境の変化を感知し、半永久的に駆動するアクチュエーター わずかな湿度の揺らぎを動力源とする新技術 [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2016/07/20(水) 12:25:34.99 ID:CAP_USER
台風の進路予測をもっと正確に!航空機から測定装置「ドロップゾンデ」を投下 (ニュースイッチ) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160720-00010002-newswitch-sctch
http://amd.c.yimg.jp/amd/20160720-00010002-newswitch-000-1-view.jpg


名大など17年夏にも直接観察

 名古屋大学宇宙地球環境研究所の坪木和久教授らは2017年夏にも、航空機を使った台風の直接観測を始める。台風の暴風域の数十カ所に、温度や風速などを測定する装置「ドロップゾンデ」を小型ジェット機から投下し、台風周辺を観測する。模擬実験モデルと組み合わせ、台風の強度と進路の予測精度を高めることで、台風に伴う暴風や豪雨による災害を減らせる可能性がある。
 
 琉球大学、気象研究所、国立台湾大学、台湾中央気象局との共同研究。期間は20年度末までの5年間。16年度は準備期間で、17年2月に検査飛行を実施する予定。

 地球温暖化に伴って台風の強度が増し、日本でも台風による災害のリスクが高まるとされている。台風の予測に関しては、これまで海上での観測データが少なかった。このため、台風の強度の推定値に不確実な要素があるという。

 研究チームは、強い台風に発達しやすい沖縄本島の南方海上から南西諸島の海域に着目。パラシュートをつけた数十センチメートル程度の大きさのドロップゾンデを数十カ所で投下する。海に落ちる間に台風の温度や風速などの情報を電波で飛ばし、受信機でとらえる仕組み。

 名大や海洋研究開発機構のスーパーコンピューターを利用した模擬実験のモデルに観測データを取り込み、台風の強度と進路を正確に推測する。

 さらに降水レーダーや雲レーダー、顕微鏡を搭載した気球、エアロゾル(浮遊粒子状物質)観測、飛行ロボット(ドローン)などの観測データも利用し、模擬実験モデルを高度化する。

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引用元: 【気象学】台風の進路予測をもっと正確に!航空機から測定装置「ドロップゾンデ」を投下 [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2016/07/15(金) 12:22:39.13 ID:CAP_USER
星の周囲の「水の雪線」初観測 太陽系も昔はこうだった? (sorae.jp) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160715-00010000-sorae_jp-sctch
http://amd.c.yimg.jp/amd/20160715-00010000-sorae_jp-000-1-view.jpg


宇宙といえば燃え盛る恒星や不気味なブラックホールなどを連想しがちですが、こんなにも「涼」を感じさせる天体もあるんです。アメリカ国立電波天文台は「V883 Orionis」という若い星の周りに「水でできた雪線」を観測したと、科学雑誌のネイチャーに発表しました。
 
今回の観測は、チリにあるアタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計によって行われました。V883 Orionsは地球からの距離が1,350光年に位置するオリオン大星雲に存在します。上のイメージ画像のように恒星の周りをディスクのように取り巻くこの雪と岩のデブリは、最終的には合体して新たな星を生み出すと予想されています。
 
またこのディスクの岩で構成された部分と雪から構成された部分の境目(雪線)は、温度と圧力が低下する境界を表しています。通常このような境目は観測されないのですが、V883 Orionsの活発な活動によって地球から観測できるほど雪線がはっきりと現れたのです。また、周囲のデブリが落下することでV883 Orionsはより高エネルギー状態になっているものと考えられています。

上の画像のように、このリングの内側では岩石が集まって小さな天体を作り、逆にリングの外側ではガスによる天体が形成されます。これは太陽系の内側に岩石でできた天体が存在し、外側に液体やガスで覆われた天体が並ぶのにも似ています。ですので、雪や岩石が周囲に並ぶV883 Orionisは「惑星系の初期段階」と考えることができそうです。
 
今回の研究を発表したプリンストン大学のZhaohuan Zhu氏は、「今回の観測は惑星の形成と、さらには生命の誕生の道のりをも示しています」と語っています。私達の太陽系もこのような混沌とした状態から始まったのか思うと、なんだか不思議な気分です。

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引用元: 【天文学】星の周囲の「水の雪線」初観測 太陽系も昔はこうだった? [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2016/07/13(水) 21:39:43.00 ID:CAP_USER
研究成果発表:貝殻成分由来の新たな除菌剤を開発 -生食用食品への◯菌法を提案- | Center for Southeast Asian Studies, Kyoto University
https://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/2016/07/20160713/


概要

 西渕 光昭 東南アジア研究所教授の研究グループは、(株)かわかみ、(株)漬新との共同研究の結果、ホタテ貝殻の高温処理で得られた焼成カルシウムを主成分とする新たな除菌剤を開発しました。この製剤は、食中毒原因微生物に対して、除菌剤として広く用いられているアルコール(正確にはエタノール)や次亜塩素酸ナトリウム(以下、次亜塩素酸Na)より優れた◯菌効果を持ち、また焼成カルシウムは長年の使用実績のある既存食品添加物として認可されていることから、食品関係の消毒◯菌に使用しても安全性と考えられます。次亜塩酸Na は有機物と触れると◯菌効果が大きく低下し、異臭が発生するため、レストランなどでの営業中の使用が難しいことが弱点とされています。一方、アルコールは希釈すると効果が低下するため、水分の多い食品等の◯菌消毒には適さないという弱点があります。

 今回開発した除菌剤には、これらの弱点が顕著には見られないので、非加熱◯菌消毒が困難だとされている生食用の食肉や魚介類、およびワックスのきいた果実などの非加熱◯菌消毒へ応用できる可能性があります。今回は、本製剤を物理的な処理法と併用することにより◯菌効果を格段に強化でき、生食用食肉中に1菌体でも検出されてはならないとされる重要な病原菌である腸管出血性大腸菌(いわゆるO157)の◯菌に役立つことを報告します。今後は、これまで◯菌手段が無かったために食べることができなかった食材についても本除菌剤を用いた◯菌手法の開発を進めていく予定です。

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引用元: 【衛生学】貝殻成分由来の新たな除菌剤を開発 生食用食品への殺菌法を提案 [無断転載禁止]©2ch.net

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