1: 伊勢うどんφ ★ 2013/12/17(火) 00:10:31.80 ID:???

 インフルエンザの季節到来! 多くのアメリカ人が感染を避けようと、うがい手洗いに躍起になっている。
しかし、ヴァンダービルト大学の研究チームの忠告によれば、手洗いに関する常識は白紙に戻した方が良さそうだ。
アメリカ人が蛇口をひねる度に、地球の病を悪化させている可能性が高い。

 テネシー州にあるヴァンダービルト・エネルギー環境研究所(Vanderbilt Institute for Energy and Environment)の助教アマンダ・R・カリコ(Amanda R. Carrico)氏はナショナル ジオグラフィックの取材に対し、手洗いは多くの場合、「その人が最善と思う方法で行われているが、実際は間違った信念や時代遅れの認識に基づいている」と述べている。

「確かに熱は有効だが、手洗いに使う水の温度には限界がある」。

 例えば、病原菌の汚染が疑われる飲料水は煮沸消毒が一般的だと、カリコ氏は説明する。しかし、手洗いに使う“温”水は、どんなに熱くても摂氏40~55度の間。
55度ならある程度は殺菌できるが、菌が死ぬまで洗い続ければヤケドしてしまう。

 カリコ氏の研究チームが科学文献を見直した結果、「人が耐えられる温度の水に殺菌効果があるという
証拠は見つからなかった」。4.4度の冷水でさえ、手をこすって洗い、すすいできちんと乾かせば、減菌効果は温水と変わらないようだった。

 つまり、手洗いに温水を使う必要は全くない。それどころか、環境問題を考えれば、無駄を通り越して逆効果だとカリコ氏は断言。
同氏らの調査によれば、64%のアメリカ国民が温水で手を洗っているという。
この数字を基に計算した結果、地球に及ぼす重大な影響が明らかになった。

>>2に続く

4

National Geographic News December 16, 2013
http://www.nationalgeographic.co.jp/smp/news/news_article.php?file_id=20131216003

International Journal of Consumer Studies
The environmental cost of misinformation: why the recommendation
to use elevated temperatures for handwashing is problematic
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/ijcs.12012/abstract

論文は2013年7月に掲載されたようです



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