理系にゅーす

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漁業

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1: 2015/05/10(日) 01:29:16.94 ID:???*.net
川や海などの水を調べれば、そこに、どのような生き物がいるかが分かる「環境DNA」と呼ばれる新しい技術が今、大きな注目を集めています。
日本で独自の進化を遂げた技術で、絶滅が危惧される生物の保護や漁業などへの応用に期待が高まっています。

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この技術は神戸大学の源利文特命助教らの研究グループなどが開発しました。
川や海などの水をくんで、フィルターによって生き物の粘液やふんをこし取り、それを分析してDNAの情報を明らかにすることで、その場所にどのような生き物が住んでいるかを見破ります。

この技術の実証実験には国内の多くのグループが取り組んでいますが、このうち、源特命助教らのグループは、国の特別天然記念物に指定されているオオサンショウウオの生息調査を行っています。
オオサンショウウオは夜行性で岩の陰に隠れて生息するため、調査はこれまで夜間に川に入り、くまなく探す必要がありましたが、この技術で京都府や兵庫県の川を調べたところ、水をくんで分析しただけで、実際にオオサンショウウオが生息していることを確認できたということです。

一方、北里大学のグループは、この技術を使い、絶滅が危惧されるニホンウナギの稚魚を、外国産の別の種のウナギの稚魚と見分ける手法を開発し、ことし3月、日本水産学会で発表しました。
この手法を使えば、魚を◯すことなく、一度に大量の稚魚の種類を判別することが可能になり、水産庁は今後、ウナギの稚魚の販売業者や養殖業者に活用してもらうことを検討しています。

また、この技術は生き物がそこにいるかだけでなく、どれほどいるか、量を推測することにも利用できることが分かってきました。
京都大学のグループは京都府の舞鶴湾で潜水調査によって明らかになったマアジやカタクチイワシの量と、
海水のDNAの量の関係を調べました。
その結果、実際に海の中で確認できた魚の量と、DNAの量は同じ傾向を示すことが分かったということです。

この「環境DNA」と呼ばれる調査技術は日本で独自の進化を遂げましたが、最近では欧米でも技術開発が進んでいて、各国間の競争は激しさを増しています。
技術を開発した源特命助教は「今後は、より高い精度で、住んでいる生き物の種類を判別できるようにしたい」と話しています。


続きはソースでどうぞ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150509/k10010074321000.html

引用元: 【科学】水を調べれば、そこにどのような生き物いるかが分かる 日本で独自の進化を遂げた新技術 「環境DNA」

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1: 2015/01/21(水) 23:51:15.75 ID:???.net
掲載日:2015年1月21日

 ロシア当局は20日、同国南部にある世界最大の淡水湖、バイカル湖(Lake Baikal)の水位が過去最低の水準にまで低下していると警告した。環境活動家らは、干ばつと周辺地域による湖水の工業利用が原因だと指摘している。

 バイカル湖に面したロシア南部ブリャート(Buryatia)共和国の非常事態省は、湖に接する村などで水不足が報告されていることを受け、厳戒態勢を敷くと宣言。ロシア政府が許容するバイカル湖の最低水位は標高456メートルだが、現在の水位はこれを8センチ上回るのみとなっている。ブリャート共和国の天然資源環境相によれば、水位はここ60年で最低レベルの状態が続いている。

 地球上にある淡水の約20%をたたえるバイカル湖から流れ出すアンガラ川(Angara River)沿いにあるイルクーツク水力発電所は、大都市であるイルクーツク(Irkutsk)に電力を供給。このほか地域にある大型のアルミニウム工場にも、電力を供給している。さらに、アンガラ川沿いには別の水力発電所も複数ある。

 バイカル湖は水を渇望する地元住民と大企業との争いの原因となってきた。また、環境活動家や漁業者、そして湖の水による水力発電に依存する産業界の間では、低下し続ける水位についての議論が続けられてきた。バイカル湖とモンゴルに接するブリャート共和国のビアチェスラフ・ナゴビチン(Vyacheslav Nagovitsyn)大統領は、地下の源泉が枯渇し始めたり、魚類の生息数が減少したり、山火事の発生頻度が増加しているとの報告があると述べている。

続きはソースで

(c)AFP

<画像>
虹がかかったバイカル湖の湖上を移動する船(2008年7月29日撮影、資料写真)。(c)AFP/DMITRY KOSTYUKOV
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/5/5/1024x/img_55f3a1e9b608f3cb8d8fc67a7a05e06a89779.jpg

<参照>
Water Levels Reach Dangerous Low at Siberia's Lake Baikal | News | The Moscow Times
http://www.themoscowtimes.com/news/article/water-levels-reach-dangerous-low-at-siberia-s-lake-baikal/514240.html

<記事掲載元>
http://www.afpbb.com/articles/-/3037150

引用元: 【環境】バイカル湖の水位が最低水準に、ロシア当局が警鐘

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1: 2015/01/02(金) 00:23:20.69 ID:???0.net
「漁師不足」頼りはIT ロボット化着々 6000キロを自動調査
【産経ニュース】 2015/1/1 22:00

平成25年の漁業就業者数は約18万人と過去最低を更新した。日本の漁業の現場は、ITとロボット技術なしでは成立しない。水産庁は、イルカの持つ優れた超音波探知(ソナー)能力を活用した新たな魚群探知機の開発を急ぐ。

通称「すごい魚探」というこの機器は、魚群量だけではなく、魚種や魚体長まで把握できる「次世代型計量魚群探知機」だ。水産庁海洋技術室は「多くの魚種を擁するアジア水域で魚種別の資源管理や、ソナー探査が困難な海底や河川などでの魚群探査も可能になる」と期待を寄せる。

一方、水産総合研究センターは、探査ロボット「水中グライダー」で海中の水温や塩分などを測定している。
尾翼で海流をとらえ、少ない消費電力で動くこのロボットは、最大約1年間、約6千キロを移動できる。海中のプランクトンの数や水温、塩分濃度などのデータを収集する仕組み。「海が荒れていても利用可能で、人間ができない貴重な調査が行える」という。

続きはソースで

ソース: http://www.sankei.com/premium/news/150101/prm1501010030-n1.html
画像: http://sankei.com/images/news/150101/prm1501010030-p1.jpg
 (海洋中の水温や塩分を測定する水中グライダー(水産総合研究センター提供))

引用元: 【水産】漁師不足で頼りはロボット...水産庁、「すごい魚探」など開発急ぐ [15/01/01]

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1: 2014/12/09(火) 13:01:30.00 ID:???0.net
■森と湖の関係探る 大津でびわ湖セミナー、水際の再生訴え

 滋賀県琵琶湖環境科学研究センターの市民向け講座「びわ湖セミナー」が7日、大津市打出浜のコラボしが21であった。琵琶湖の生態系と周辺の森林の関係性を探るのがテーマで、研究者や漁業者がそれぞれの見地から湖の豊かな資源を取り戻す方策を話し合った。

 基調講演で大津市出身の田中克・京都大名誉教授は、長年研究する有明海が諫早湾干拓事業で人為的に森と分断された結果、アサリの漁獲量が1986年から10年余りで30分の1に激減したと説明。
同様にシジミが30分の1に減った琵琶湖も似た構造とし、「問題は森と湖の結節点である水際の再生。
これから大事になるのは水質よりも底質」と訴えた。

続きはソースで


http://www.kyoto-np.co.jp/environment/article/20141208000019
http://www.kyoto-np.co.jp/ 京都新聞 【 2014年12月08日 09時01分 】配信
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1417697837/540 依頼

引用元: 【環境】森と湖の関係探る 大津でびわ湖セミナー、水際の再生訴え

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1: 2014/09/18(木) 14:51:51.61 ID:???0.net
ゴマフアザラシ半減へ対策

 稚内市の沿岸など宗谷地方に定着しているゴマフアザラシが、深刻な漁業被害をもたらしていることから、道は捕獲したり追い払ったりして来年度から2年間で半減させることを盛り込んだ計画の素案をまとめました。

 この素案は、きのう開かれた有識者らによる検討会で道が示しました。

 道によりますと、越冬のためサハリン沖から南下したゴマフアザラシが夏の間も北上せず、昨年度は900頭が稚内市や礼文島の沿岸に定着しているのが確認されています。

 そして、タコやホッケ、スケソウダラなどを食い荒らす漁業被害は、昨年度1年間で4億900万円にのぼっているということです。

 このため計画の素案では、漁業者と協力しながら、捕獲したり、大きな音を出して追い払ったりして来年度から2年間で宗谷地方のアザラシを、昨年度の半分にするとしています。

 道は、ことし11月にも広く意見を募るなどして検討した上で、今年度中に計画を決定することにしています。

NHK NEWS WEB 09月18日 08時10分
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20140918/4663291.html

引用元: 【社会】ゴマフアザラシ、2年間で半減へ対策 漁業被害深刻 北海道[09/18]

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~~引用ここから~~

1: 2014/07/12(土) 00:50:51.56 ID:???0.net

巨大クジラ、漁業資源の増殖に貢献?
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140711002&expand
Brian Clark Howard, National Geographic News July 11, 2014


 海の生態系において、巨大クジラがこれまで科学者や漁業関係者が思っていた以上の役割を果たしていることが、新たな論文により明らかになった。

 健全な海の生態系を維持する上で、大型のクジラが果たしている役割が、これまで科学者や漁業関係者が考えていた以上に大きいことを示す、新たな研究結果が発表された。網にかかった魚を食べてしまうとして、漁業従事者からは目の敵にされることもあるクジラだが、この研究ではこれは誤解だとしている。

 シロナガスクジラやマッコウクジラ、セミクジラ、コククジラなど、大型のクジラの個体数回復が、世界中で海洋環境の健全化と漁業資源の増加につながっている可能性があることが、新たな研究により明らかになった。

 今回の研究論文の主執筆者で、バーリントンにあるバーモント大学所属の生物学者ジョー・ローマン(Joe Roman)氏は、これまで大型クジラの果たす役割が過小評価されていた理由について、「海洋学の研究が始まった当時、人間の乱獲により大型のクジラは生態系からほぼ消え去っていた」点を指摘する。

 大型のクジラは1970年代まで、大規模な捕鯨の対象となっていた。当時は、海洋に生息する大型クジラの66~90%が捕鯨により失われていたと推定される。

 しかしそれ以降、大型クジラは徐々に復活を遂げている。現在、マッコウクジラの個体数は100万頭、コククジラは数万頭に達している。

 しかし、地球上で生息が確認されているものとしては史上最大の生物であるシロナガスクジラについては、個体数回復のペースは遅い。実際、現在の個体数は、南半球におけるもともとの生息数の約1%にとどまっている。こうしたシロナガスクジラの不在により生態系が変化し、同じ海域に住む他のすべて生物も生き延びるのが難しくなっていると考えられると、ローマン氏は指摘する。

 同氏によれば、近年、クジラの個体数増加と技術の進歩が相まって、クジラ類の果たす役割の重要性に関しても、理解が深まっているという。技術の進歩は、特に海洋を回遊する動物に発信器を付け、その生態を追う技術において顕著だ。

◆ポンプやコンベヤーベルトの役割を果たすクジラ

 これまでの研究では、クジラは多くの場合、深海まで潜ってエサを採り、呼吸のために海面に戻ってくるが、これにより海水が縦方向にかき混ぜられることがわかっている。こうして海洋の異なる層をまたがって栄養成分や微生物が広がり、クジラ以外の生物にとっても格好のエサ場が形成される。さらに、ク
ジラの尿や排泄物に含まれている物質、特に鉄分や窒素は、プランクトンの増殖に貢献する養分となる。

 多くの大型クジラは繁殖のために長距離を移動するが、この際に上記のようなさまざまな栄養成分を運んでくる。また、遠く離れた繁殖海域にもたらす養分は、栄養分に乏しいことが多いこうした海域では貴重な資源となる。さらにローマン氏によれば、クジラの胎盤も、他の生物にとっては食料源として活用できるという。同氏はクジラの回遊を、海洋の隅々に栄養成分をもたらす「コンベヤーベルト」に例えている。

続きはソースで

原論文:Whales as marine ecosystem engineers
http://www.esajournals.org/doi/abs/10.1890/130220
~~引用ここまで~~



引用元: 【科学】巨大クジラ、漁業資源の増殖に貢献? 「海のゴキブリ」論に反し鯨が存在する方が個体数が多く [7/11]


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