1: 2018/01/18(木) 16:22:31.86 ID:CAP_USER
『名探偵コナン』の主人公・江戸川コナンは、正体を悟られることなく事件を解決に導くため、探偵の毛利小五郎を腕時計型の麻酔銃で眠らせ、蝶ネクタイ型変声機で小五郎の声に変えて推理を披露する。
小五郎のおっちゃんは毎度のごとく麻酔銃を首に受け、フラフラと眠りにつく。
幾度となく見てきたシーンだが、よく考えると小五郎が心配になる。
何度も麻酔で眠ること自体身体に悪いだろうし、そもそも首に勢い良く針が刺さるのだ。
そこで、今回はいま一度この麻酔銃に目を向けてみたいと思う。おっちゃんの身は大丈夫か?
〈麻酔銃の威力はどのくらい?〉
コナンの持つ腕時計型麻酔銃は、麻酔針を命中させれば数秒で相手を眠らせることができる。
ひと通り推理を披露してもしばらく眠っている描写があるから、麻酔が持続する時間は1~2時間だろう。
また、手術のときに打つ麻酔と異なり、静脈に確実に流し込むことができるとは限らないから、筋肉注射でも効力をもつ麻酔薬でなければならない。
現実では、麻酔銃は動物の捕獲用に使われることが多く(というか多分それだけ)、ケタミン(>>0�という麻酔薬がよく用いられる。
※ケタミンは麻薬として認定されており、取扱には免許や手続きが要る。
もちろん事件の度にペチペチ撃つことはできない。
ケタミンはコナンの麻酔銃に使えるだろうか。
撃てば即座に眠る点はよいが、手術用なので麻酔としての効力が強すぎ、持続時間も短い(手術の際は継続的に薬剤を投与し続けなければいけない)。
また、呼吸を抑制する副作用があるため、座って俯いた姿勢(いわゆる「眠りの小五郎」のポーズ)だと危険だ。
また、筋肉注射に必要な薬剤の体積は、人間に用いるなら50ml。
この量だと針に塗ったくらいでは足りないだろうから、注射器ごと飛ばす必要がありそうだ。
腕時計に収めるには阿笠博士の手腕が問われる。
ちなみに、ケタミンは副作用が激しく、乱用すると依存性があるとの報告もある。う~ん……。
〈適切な麻酔薬とは?〉
このように、動物向けの麻酔銃を流用するのはあまり望ましくない。他の方法はないだろうか。
思うに、用いるべきは麻酔薬ではなく睡眠導入剤ではなかろうか。
即効性では劣っても、一度刺せばしばらく眠ってくれるという特徴は、コナンの需要に合致する。
マイスリー(一般名:ゾルピデム)やハルシオン(一般名:トリアゾラム)といった超短時間型の睡眠薬であれば、投与から約1時間をピークに、2~4時間で効果が切れる。
ただし、これらの薬は副作用として健忘(記憶がなくなる)などが起きうる。小五郎がますます迷探偵に……。
よりの問題は、睡眠導入剤は多くが口から摂取するタイプの薬であること。
このままでは麻酔銃としては使えないので、度重なる臨床実験を行い筋肉注射で効く薬を開発する必要がある。
阿笠博士、頑張ったんだろうなあ。
〈麻酔銃の中身:まとめ〉
麻酔銃に用いられる薬は次の2説のいずれかだと思われる。
●麻酔薬説
◯利点:即効性がある
◯問題点:効果が強すぎる、推理中に目覚めてしまう可能性がある、銃で撃つには量が多い
●睡眠薬説
◯利点:程よく眠らせられる、推理中は眠っていてくれる
◯問題点:注射薬でない
続きはソースで
関連ソース画像
http://image.itmedia.co.jp/nl/articles/1801/18/qk_conan-1.jpg
ねとらぼ
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1801/18/news029.html
小五郎のおっちゃんは毎度のごとく麻酔銃を首に受け、フラフラと眠りにつく。
幾度となく見てきたシーンだが、よく考えると小五郎が心配になる。
何度も麻酔で眠ること自体身体に悪いだろうし、そもそも首に勢い良く針が刺さるのだ。
そこで、今回はいま一度この麻酔銃に目を向けてみたいと思う。おっちゃんの身は大丈夫か?
〈麻酔銃の威力はどのくらい?〉
コナンの持つ腕時計型麻酔銃は、麻酔針を命中させれば数秒で相手を眠らせることができる。
ひと通り推理を披露してもしばらく眠っている描写があるから、麻酔が持続する時間は1~2時間だろう。
また、手術のときに打つ麻酔と異なり、静脈に確実に流し込むことができるとは限らないから、筋肉注射でも効力をもつ麻酔薬でなければならない。
現実では、麻酔銃は動物の捕獲用に使われることが多く(というか多分それだけ)、ケタミン(>>0�という麻酔薬がよく用いられる。
※ケタミンは麻薬として認定されており、取扱には免許や手続きが要る。
もちろん事件の度にペチペチ撃つことはできない。
ケタミンはコナンの麻酔銃に使えるだろうか。
撃てば即座に眠る点はよいが、手術用なので麻酔としての効力が強すぎ、持続時間も短い(手術の際は継続的に薬剤を投与し続けなければいけない)。
また、呼吸を抑制する副作用があるため、座って俯いた姿勢(いわゆる「眠りの小五郎」のポーズ)だと危険だ。
また、筋肉注射に必要な薬剤の体積は、人間に用いるなら50ml。
この量だと針に塗ったくらいでは足りないだろうから、注射器ごと飛ばす必要がありそうだ。
腕時計に収めるには阿笠博士の手腕が問われる。
ちなみに、ケタミンは副作用が激しく、乱用すると依存性があるとの報告もある。う~ん……。
〈適切な麻酔薬とは?〉
このように、動物向けの麻酔銃を流用するのはあまり望ましくない。他の方法はないだろうか。
思うに、用いるべきは麻酔薬ではなく睡眠導入剤ではなかろうか。
即効性では劣っても、一度刺せばしばらく眠ってくれるという特徴は、コナンの需要に合致する。
マイスリー(一般名:ゾルピデム)やハルシオン(一般名:トリアゾラム)といった超短時間型の睡眠薬であれば、投与から約1時間をピークに、2~4時間で効果が切れる。
ただし、これらの薬は副作用として健忘(記憶がなくなる)などが起きうる。小五郎がますます迷探偵に……。
よりの問題は、睡眠導入剤は多くが口から摂取するタイプの薬であること。
このままでは麻酔銃としては使えないので、度重なる臨床実験を行い筋肉注射で効く薬を開発する必要がある。
阿笠博士、頑張ったんだろうなあ。
〈麻酔銃の中身:まとめ〉
麻酔銃に用いられる薬は次の2説のいずれかだと思われる。
●麻酔薬説
◯利点:即効性がある
◯問題点:効果が強すぎる、推理中に目覚めてしまう可能性がある、銃で撃つには量が多い
●睡眠薬説
◯利点:程よく眠らせられる、推理中は眠っていてくれる
◯問題点:注射薬でない
続きはソースで
関連ソース画像
http://image.itmedia.co.jp/nl/articles/1801/18/qk_conan-1.jpg
ねとらぼ
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1801/18/news029.html
引用元: ・【考察】〈おっちゃんは無事なのか?〉名探偵コナンの「腕時計型麻酔銃」はいったい何を撃ち込んでいるのか?
【考察】〈おっちゃんは無事なのか?〉名探偵コナンの「腕時計型麻酔銃」はいったい何を撃ち込んでいるのか? の続きを読む