1: おばさんと呼ばれた日φ ★ 2014/02/06(木) 17:46:00.74 ID:???0

鹿児島市・桜島の沖にあり、錦江湾で唯一の有人離島だった新島(燃島)が、昨年6月以降、無人島になっている。

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住民3人が島外に移住したためで、錦江湾に人が住む離島はなくなった。

新島は桜島の北東約1・5キロに浮かぶ小島。広さは0・13平方キロ・メートルで、県立鴨池球場の約10個分だ。
1779年(安永8年)に始まった桜島の安永噴火に伴い、海底が隆起して出現。1800年、桜島から25人が移住した。

島の周囲はタイやカマスなどの豊かな漁場で、住民の大半は漁業で生計を立てた。島ではサツマイモ、ムギなどを栽培。
1900年には桜洲小新島分校(後の桜峰小新島分校)が設けられ、釣りや海水浴客などでにぎわった。

新島で生まれ、戦後、桜島に移住した●瀬綾子さん(80)は「各地に集落があり、子どもたちは地引き網でキビナゴを捕まえて遊んだ」と懐かしむ。新島へ嫁いで約30年暮らした竹元ツル子さん(89)は「病院や交番はもちろん、宿泊施設もなく、自宅を行楽客に開放していた」と振り返った。(●はてへんに勺の中が点二つ)

1951年には島の人口が約250人になったが、県が利便性などを考慮し、対岸の桜島・浦之前集落の開拓を進めて移住を促進したため、転出者が増加。昨年6月、最後の2世帯3人が同集落に移り、島に居住者はいなくなった。
同集落の人口は現在、約40人。ほぼ全員が新島の元住民と、その子孫だという。

新島へは浦之前港から行政連絡船が週に5日、2往復しており、この船が唯一の交通手段だ。市桜島支所によると、利用客は2011年度が約600人、12年度が約760人。電気や水道の保守・点検、市有施設の維持のため、運航が続いており、元島民も墓参りなどで利用している。

同支所は「行政連絡船を廃止するかどうかは、関係者の意見や利用状況をみて判断したい」としている。

画像
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http://www.yomiuri.co.jp/photo/20140206-575084-1-L.jpg
ソース
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140206-OYT1T00525.htm



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