1: 2015/11/08(日) 01:53:28.78 ID:???*.net
11月7日(土)17時0分配信

これからやってくる冬の季節。特に気を付けたいのが感染力の強い「ノロウイルス」です。
ノロウイルスは11月ごろから春ごろにかけての感染が多く、会社や学校で発生した場合には集団発生にもつながるため、何としてでも予防したいと考える人が多いでしょう。
予防対策として、公共施設やオフィスの受付にアルコール消毒を置かれているのを見たことはありませんか?
しかし、実はその「アルコール消毒」、ノロウイルスの予防としては効果が薄いようです。
いったいどうやってノロウイルスを予防すればいいのでしょうか?

■「アルコール消毒」はノロウイルス予防に効果がないってホント?
ノロウイルスは「エンベロープ」という殻を持たないウイルスです。エンベロープは英語で封筒という意味を持っている通り、インフルエンザウイルスとヒト免疫不全ウイルスなどの一部のウイルスに見られる膜状のものです。
エンベロープを持つウイルスは、アルコール消毒でウイルスを◯菌することができますが、もともとエンベロープを持っていないノロウイルスはアルコールで◯菌することができません。
例えれば、宇宙服(エンベロープ)を着て宇宙に行った場合、宇宙服(エンベロープ)がなければ生きていけません。
しかしノロウイルスは、もともと宇宙服(エンベロープ)がなくても宇宙で生きていけるので、宇宙服(エンベロープ)を破ることしかできないアルコール消毒では効果がないのです。

■ノロウイルスを予防する正しい方法とは
アルコール消毒では予防できないノロウイルス。予防策としては、次亜塩素酸ナトリウム、手洗い、熱湯消毒の3つの方法が有効です。

●次亜塩素酸ナトリウム
ノロウイルス予防には、次亜塩素酸ナトリウムが有効です。次亜塩素酸ナトリウムは、漂白剤やハイターなどに使われています。
予防策として漂白剤やハイターを薄めた液に雑巾をつけおきし、トイレやドアノブなどを消毒するといいでしょう。
また、ノロウイルス感染者の吐しゃ物の処理をするときは手袋やマスクをし、つけおきした雑巾を使ってふき取れば感染のリスクは軽減されます。

●手洗い
次亜塩素酸ナトリウムはノロウイルス対策として有効ですが、肌が荒れてしまうため手指に使用することはできません。
感染予防のためには菌を洗い流す「手洗い」が重要です。ノロウイルスは細菌に比べて小さいため、
手のしわや爪の間などにも深く入り込みます。手洗いをするときはハンドソープ等をよく泡立てて、指の間や手のひらのしわ、爪の間や手首などをしっかりと洗い、流水でよくそそぎましょう。特に、調理前や食事後、トイレ後の手洗いは念入りに行いましょう。

●加熱・熱湯
ノロウイルスは85℃以上の熱を1分以上与えると◯菌できます。熱湯消毒できる衣類やタオルなどは熱湯で消毒しましょう。
また、漂白剤やハイターを使用するときに色落ちを心配する人もいるでしょう。
色落ちさせたくない衣類は熱湯消毒をするのも効果的です。乾かすときは部屋干しよりも外干しをしたほうが感染リスクは軽減できます。

正しくノロウイルスを予防し、感染しないように気を付けましょう。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151107-00010001-mocosuku-hlth

引用元: 【健康】「ノロウイルス」予防にアルコール消毒は効かないってホント? 正しい予防法とは

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