理系にゅーす

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獲物

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1: 2015/01/22(木) 23:28:57.40 ID:???.net
掲載日:2015年1月22日

動けなくなった魚を飲み込む様子を早送り動画で紹介

▶ Cone snail - net hunter hunting for fish - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=UHiGuquJmpE




 獲物を捕まえられなければ食事にありつけない。しかし足に自信はない。ならば、裏ワザを使うしかない。
動きの遅いアンボイナガイ(学名:Conus geographus)の場合、その裏ワザとは、魚に薬をもることだ。

「Proceedings of the National Academy of Sciences」誌に今週発表された論文によると、イモガイの仲間で熱帯に生息するアンボイナガイは、インスリンを含んだ毒を発散して魚を襲うという。血糖値が急激に下がった魚は、昏睡状態に陥ってしまう。

 スキューバダイバーたちがきれいな模様に惹かれてイモガイを手に取り、その針に刺されるという被害はよく聞く。
なかでも最も毒性の強いアンボイナガイは、刺されれば死に至る危険性もある。そのアンボイナガイは、さらにとんでもない方法で魚を捕まえていた。

「魚は完全に薬漬けにされてしまったかのように見えますね」と話すのは、スミソニアン国立自然史博物館のイモガイ専門家クリストファー・マイヤー氏である。マイヤー氏は、今回の研究には参加していない。

 魚が低血糖による昏睡状態に陥ると、アンボイナガイは獲物の上に毛布を拡げるように大口を覆い被せ、動けなくなった獲物を取り込む。念には念を入れて、魚が完全に麻痺するようそこでさらに毒を注入する。

画像
オーストラリアの岩礁を這うアンボイナガイ(Photograph by Design Pics Inc.)
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150121/432567/ph_thumb.jpg

続きはソースで

<参照>
Specialized insulin is used for chemical warfare by fish-hunting cone snails
http://www.pnas.org/content/early/2015/01/15/1423857112

<記事掲載元>
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150121/432567/

引用元: 【生物】インスリンを毒に使う貝を発見 魚を昏睡させて“捕まえる”アンボイナガイ

インスリンを毒に使う貝を発見 魚を昏睡させて“捕まえる”アンボイナガイの続きを読む

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1: 2014/11/21(金) 20:52:42.29 ID:???.net
魚の音響タグ、アザラシにとっては「食事時の鐘」 英研究
http://www.afpbb.com/articles/-/3032140
AFP 2014年11月21日 14:23 発信地:パリ/フランス


【11月21日 AFP】魚の生態を調査するために付けられる音響タグは、アザラシにとって獲物の居場所を知らせる「ディナーベル(食事時の鐘)」の役割を果たしている可能性があることが分かった。

英学術専門誌「英国王立協会紀要(Proceedings of the Royal Society B)」で18日に発表された英研究チームの論文によると、ハイイロアザラシを対象とした実験の結果、タグの音と、たやすく捕えることができる獲物の存在との関連性を、アザラシたちが素早く習得することが分かった。

研究チームは、音響タグに遭遇したことがない10頭の若いアザラシを、タグ付きの魚とタグなしの魚が無作為に投入される箱20個と一緒にコンクリート製プールに入れ、20回の実験を実施した。

研究チームは「実験が進むにつれ、アザラシたちが魚を見つけるまで箱に出入りする回数は、タグなしの魚よりもタグ付きの魚のほうが少なくなっていった。
音響タグを、獲物の場所に結び付けることを学んだことを示している」と説明している。

タグ入りの箱を見つける時間は、試験を重ねるごとに1回につき約5%短くなった。さらに、タグ付きの魚入りの箱にアザラシが入る頻度は、空箱やタグなしの魚入りの箱に入る回数よりも大幅に高かった。

音響タグは、魚の生存と個体群の健康状態を評価するための標識再捕獲法を用いた調査で広く使用されている。タグからは、装着させられた魚には感知できないと考えられている超音波が出ている。

従来の研究でも、この音波はアザラシのような一部の捕食動物には聞こえるとされていたが、今回の研究は「『ディナーベル』効果につながる信号と食べ物との関連付けの学習」を発見した初のものだとされる。

研究チームは、他の動物に対しても同様の結果が予想できると指摘。ボートのエンジンやタービン、ソナーなどが発する人工の音が、生態系に重大な影響を及ぼすような行動の変化を引き起こしている可能性を示唆している。

たとえば、サメなどの捕食動物にタグが取り付けられると、アザラシといったエサとなる動物が発信音に気づいて逃げてしまい、狩りの成功率を低下させてしまうこともあり得るという。

論文では「このように、自然の中に人工の音源を導入する際には、野生動物に与えうる有害・有益な影響全てを考慮することが重要だ」と述べている。


原論文:
Grey seals use anthropogenic signals from acoustic tags to locate fish: evidence from a simulated foraging task | Proceedings of the Royal Society of London B: Biological Sciences
http://rspb.royalsocietypublishing.org/content/282/1798/20141595

引用元: 【環境/生物】生態調査用の魚の音響タグ、アザラシにとっては「食事時の鐘」…英研究 [11/21]

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1: 2014/09/09(火) 21:17:18.85 ID:???.net
ハタとウツボ、協力して狩り
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140909002&expand
Mollie Bloudoff-Indelicato for National Geographic News September 9, 2014

 最新の研究によれば、サンゴ礁に暮らすハタとウツボは協力して獲物を捕まえているという。
 このように協力し合うのは人間やチンパンジーだけだと考えられていたが、チームワークは予想以上に動物界に浸透しているのかもしれない。

 西太平洋に生息する大きな赤いハタ、スジアラは、獲物が亀裂の中にいて捕まえられないとき、体を揺らしながらウナギの仲間ウツボの前を通過する。獲物を亀裂から追い出してほしいと“依頼”しているのだ。

 体を揺らすのは“狩りに行こう”という合図だが、すべてのウツボに手当たり次第に合図を出すわけではない。「Current Biology」誌に8日付で発表された研究論文によれば、スジアラは協力相手として適任なウツボを記憶し、同じウツボに繰り返し依頼するという。ウツボは見返りとして、スジアラが捕まえられなかった獲物を自由に食べることができる。

◆実験

 イギリス、イングランドにあるケンブリッジ大学とスイス、ヌーシャテル大学の研究者たちは実験のため、研究室でスジアラを飼育し、典型的な狩りのシナリオを再現した。

 まず、操り人形のウツボを2体用意した。片方は役に立つウツボで、もう片方は役に立たないウツボだ。
 スジアラが役立たずのウツボの前で体を震わせると、研究者扮(ふん)する人形遣いはウツボを間違った方向に泳がせた。一方、スジアラが役に立つウツボの前にやって来ると、こちらのウツボは自分の仕事をこなし、スジアラは餌にあり付くことができた。

 6日かけて48回繰り返した結果、スジアラは目的達成の役に立つウツボを覚え、そちらのウツボから協力を得るようになったと、ケンブリッジ大学の海洋生物学者アレックス・ベイル(Alex Vail)氏は話す。

◆新たな疑問

 アメリカ地質調査所ノースカロライナ共同魚類野生生物研究ユニット(NorthCarolina Cooperative Fish and Wildlife Research Unit)のトム・クワック(Tom Kwak)氏は第三者の立場で、この研究結果によって1歩前進したのは確かだが、同時にいくつもの疑問がもたらされたと評価している。

 例えば、処理能力の限られた魚がこれほど複雑な任務をどのように遂行しているかだ。
 魚の脳はチンパンジーや人間の脳に比べ、神経の接続がはるかに少ない単純な構造だ。

 脳を効率的に働かせればこうした制約は回避できるが、実際のところ、どうしているかはわからない。
「(人間は)やりたいことについて考え、あらゆる手を使ってそれを成し遂げようとする。動物も同じように考え抜いているのか。それとも、単純に行動しているのだろうか」。
「どのような知的プロセスを用いて協力し合っているのか。その点を解明する必要がある」。

 一方、オーストラリア、シドニーにあるマッコーリー大学の生物学者カラム
・ブラウン(Culum Brown)氏は、どのようなメカニズムが働いているにせよ、「魚はほとんどの人が考えているよりはるかに賢い」と述べている。


http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_images/20140909002_600x450.jpg
写真:ハタ(右)が示した場所で獲物を探すウツボ(下)。Image captured from video courtesy of Redouan Bshary

原論文:
Fish choose appropriately when and with whom to collaborate
http://www.cell.com/current-biology/abstract/S0960-9822(14)00885-9

引用元: 【生物】ハタとウツボ、協力して狩り [9/9]

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1: 2014/09/05(金) 22:29:46.33 ID:???0.net
テッポウウオの狙撃能力の秘密を解明
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140905004&expand
Carrie Arnold for National Geographic News September 5, 2014

原論文:Archerfish Actively Control the Hydrodynamics of Their Jets
http://www.cell.com/current-biology/abstract/S0960-9822(14)00922-1

 メジャーリーグのピッチャーのように、テッポウウオは水を力強く噴射して獲物を狙うが、口の形を変化させることでこれを可能にしていることが最近の研究で明らかになった。
 これまで研究者たちに知られていたのは、単にこの熱帯雨林の魚が狙った獲物に勢い良く水を吹きつけ、その昆虫や小動物を止まっている場所から水中へ撃ち落とし、素早く平らげてしまうということだけだった。
 今回新たな研究で、テッポウウオは想像をはるかに超える技術で水を噴射し、水を道具のように巧みにコントロールできるらしいことが分かった。

◆噴射される水の分析

 テッポウウオの仲間にはテッポウウオ属(Toxotes)の複数種が含まれ、これらはタイやその他東南アジアに生息している。
 獲物に向けて水を噴射するその能力のため、この魚は水族館でも人気がある。
ドイツ、バイロイト大学の物理学者ステファン・シュスター(StefanSchuster)氏も、そうしてこの魚と出会った。

 彼は新しいペットのテッポウウオ(種名:Toxotes jaculatrix)を研究室に持ってきた。この魚の噴射を見ていて、彼はこの新しいオフィスメイトが探し求めていたモデル生物だと気付いた。
 シュスター氏は、テッポウウオが驚くほど力強く水を噴射させることを知った。イタリア、ミラノ大学の物理学者アルベルト・バイラーティ(AlbertoVailati)氏が述べているように、「顔にこの噴射を受けると、虫に刺されたような痛みを感じる」という。

 このように強力な水流を狙いを定めて撃つというのは、見た目ほど簡単なことではない。昆虫を撃ち落とすのに十分な力を生み出すために、この魚は水の力を集結させて強力な一撃にする必要があるだろう。
 シュスター氏と共同研究者のペギー・ゲルリス(Peggy Gerullis)氏は、テッポウウオがどのようにこの技を成し遂げているのかを解明することを決意し、最終的に4年間の過程を費やした。

 研究チームはまず、7匹のテッポウウオの一群を水槽の特定の場所に置いた餌の昆虫を狙って噴射するよう訓練し、高速度カメラを使ってこれを録画すると同時に、水流の力と速度を測定できるようにした。

続きはソースで

今回の研究結果は9月4日、「Current Biology」誌で公表された。

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_images/archerfish-projectile-water-01_600x450.jpg
写真:昆虫を撃ち落とすテッポウウオ(学名:Toxotes jaculatrix)。インドネシアにて。Photograph by A&J Visage / Alamy

引用元: 【生物】テッポウウオの狙撃能力の秘密を解明 [9/5]

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1: 2014/07/10(木) 20:24:55.46 ID:???.net

“モンスター”ウミサソリは優しい巨人
Traci Watson, July 10, 2014

 アクティラムス・カミングシ(Acutiramus cummingsi)は古代生物ウミサソリの一種で、体長2.4メートル以上にも達し、テニスラケットほどもある大きさのハサミを持つ。イェール大学の古生物学者ロス・アンダーソン(Ross Anderson)氏は、このウミサソリを「4億年前の海のモンスター」だと言う。

約4億年前に生きていたウミサソリの一種、アクティラムス・カミングシの化石。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_images/giant-sea-scorpion-2-s1475x2048-p-600x833_600x450.jpg

 しかし新しい研究で、この一見恐ろしい生物が実際には穏やかな性質だったことが示唆されている。

 2種のウミサソリ化石種、アクティラムス・カミングシとそれより小型なユーリプテルス(Eurypterus)属の近縁種の解析が最近実施され、その結果アクティラムス・カミングシは自身より弱々しい近縁種に比べ視力が悪かったことが示唆された。実際アクティラムス・カミングシの眼は、海底のスカベンジャー(腐肉食動物)として不名誉な生活を送る現代のカブトガニに似ている。

 この捕食者は大型で素早く泳ぐ魚などの動物を餌にしていただろうと以前は考えられていたが、今回の解析結果はそのような動物を追いかけることが不可能だったろうことを意味している。

「彼らは上位捕食者として理解されてきた。しかし、どうやら獲物を追跡する能力はなさそうだ」と、新しい研究の共著者アンダーソン氏は語る。

◆優しい巨人
 アクティラムス・カミングシは、4億2300万~4億1000万年前頃に繁栄した生物だ。節足動物はロブスターや昆虫を含むグループだが、本種はこれまでに存在した節足動物で最大を誇る。アクティラムスという名前は、ラテン語で“鋭い枝”を意味するacutiramusに由来する。これは物をつかむハサミに生えたトゲの角度を表している。

続きはソースで

ソース:ナショナルジオグラフィック ニュース(July 10, 2014)
“モンスター”ウミサソリは優しい巨人
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140710001

原論文:Biology Letters
Ross P. Anderson, Victoria E. McCoy, Maria E. McNamara and Derek E. G. Briggs.
What big eyes you have: the ecological role of giant pterygotid eurypterids.
http://rsbl.royalsocietypublishing.org/content/10/7/20140412

プレスリリース:Yale University(July 9, 2014)
Extinct sea scorpion gets a Yale eye exam, with surprising results
http://news.yale.edu/2014/07/09/extinct-sea-scorpion-gets-yale-eye-exam-surprising-results


引用元: 【古生物学】巨大なウミサソリ類は暗い海底に棲息 化石の目を分析


恐ろしい姿の巨大なウミサソリ類は実は優しかったの続きを読む

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~~引用ここから~~

1: プーライ ★@\(^o^)/ 2014/05/05(月) 10:08:18.29 ID:???0.net

おもちゃで猫と遊んでいると、目をらんらんと輝かせながら、お尻をフリフリしていることがあります。
見ていてとってもかわいい、この猫のしぐさですが、獲物を仕留めるためにお尻フリフリが役立ちそうだとは思えず…。
一体猫はなぜ、獲物を狙う時にお尻をフリフリしてしまうのでしょうか。

■猫はお尻フリフリすることで、準備運動している
猫とおもちゃで遊ぶ時に、猫がお尻をフリフリするのは、獲物を仕留めるための準備運動をしている可能性があります。
また、この狩り前の準備運動には、お尻だけでなく、しっぽも同時に動かすことがあります。
猫の狩りスタイルは、じっと待ち伏せして獲物を待ち受け、仕留めるスタイルが一般的です。
そのためじっと動かないでいると、体がどんどん硬くなってしまい、しなやかに動いて獲物を仕留めることができません。
猫はお尻をフリフリすることで、「いつでも飛び出せるわよ」という準備運動をしている可能性があるのです。

続きはソースで
http://news.mynavi.jp/news/2014/05/05/005/


引用元: 【話題】なぜ猫は尻をふるのか


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