1: 2016/05/24(火) 12:08:53.64 ID:CAP_USER
共同発表:油を多く産生するユーグレナ変異体を選抜する品種改良法の開発に成功
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20160523/index.html


ポイント
個々のユーグレナの油脂含有量を観測する方法を確立した。
油脂含有量の多いユーグレナ変異体を選抜取得することに成功した。
ユーグレナの産生する油脂を利用したバイオ燃料研究への展開が期待される。


内閣府 総合科学技術・イノベーション会議が主導する革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)の合田 圭介 プログラム・マネージャーの研究開発プログラムの一環として、株式会社ユーグレナの岩田 修 主任研究員(ImPACTチームリーダー)、東京大学 大学院理学系研究科の合田 圭介 教授らは、ミドリムシ(学名:ユーグレナ)変異体を効率的に作出し、選抜する品種改良法注1)を開発しました。

ユーグレナは、食品やバイオ燃料への応用が進められています。これまでよりも栄養価の高いユーグレナや燃料生産効率の高いユーグレナの発見も期待されていますが、個体ごとにわずかに特徴の異なる膨大な数のユーグレナから、目的の特徴を持つユーグレナを選抜することは困難であり、効率的な手法の開発が求められていました。

本研究グループは、細胞選別技術を用いてユーグレナを効率的に選抜する手法を開発しました。また、その手法を用いて、理化学研究所 仁科加速器研究センターにおいて重イオンビーム注2)を照射して作出したさまざまな特徴を持つユーグレナの集団の中から、これまでよりも油脂を多く含むユーグレナの取得に成功しました。

この選抜技術を現在開発中のセレンディピター注3)と組み合わせることで、さらに膨大な数のユーグレナから有用な特徴を持つものを取得することが可能になると考えられます。これにより、ユーグレナによる高効率バイオ燃料の研究などを加速させることに役立つことが期待されます。

本研究成果は、2016年5月23日10時(英国時間)にネイチャー・パブリッシング・グループ(NPG)の電子ジャーナル「Scientific Reports」で公開されます。

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引用元: 【生物工学】油を多く産生するユーグレナ変異体を選抜する品種改良法の開発に成功 [無断転載禁止]©2ch.net

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