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病気

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1: 2019/01/07(月) 14:44:54.47 ID:Emp7KWTk
日本と同様に高齢化が進む英国では、医療費の抑制が課題だ。そこで現在、ロンドンでは約4万人が、医師に代わって患者を診断する人工知能(AI)チャットボットのアプリを利用している。AIが診断することで、自己治療で済む人々が病院に行かなくなり、医師の過重労働を軽減し、医療コストを削減できるという。

■「胃が痛くて死にそうです!」

「それは大変ですね」と、女性の声が答える。「いくつか質問をしますが、答えていただけますか」。

診察の始まりだ。どこが痛むのか?どれほど痛いのか?痛くなったり和らいだりするのか? 少し間が空き、診断が下される。「消化不良のようですね。消化不良とは、胃もたれの医学用語です」。

医師がしゃべっているように聞こえるかもしれないが、話しているのは医師ではない。その女性の声は、バビロン・ヘルス(Babylon Health)が開発した新しい人工知能(AI)アプリによるものだ。医師の不必要な事務処理や外来診療の負担を軽減し、患者の待ち時間を短くするために作られたこうしたアプリが、普及し始めている。体調が良くないと感じたら、病院に行く代わりに、スマホを使ってAIとチャットすればいい。

症状に関する助言をグーグル検索するのと同じくらい簡単に得られ、ずっと役に立つ。それがこのチャットボットの発想だ。ネットを検索して自己診断をするのと異なり、こういったアプリは病院で実際に使用されるレベルのトリアージ(治療の優先順位づけ)をする。緊急処置が必要な症状だと判断すれば、その旨を患者に伝える。安静にして消炎鎮痛剤の一つであるイブプロフェンを服用すればことたりるなら、そのように指導する。アプリはさまざまなAIの手法を取り入れて構築されている。ユーザーが普段の話し方で症状を説明できるようにするための自然言語処理能力、巨大な医療データベースから情報を取り出すエキスパート・システム、症状と体調を関連付ける機械学習だ。

ロンドンに拠点を置く「デジタルファースト」の保健医療サービス会社であるバビロン・ヘルス(Babylon Health)には、大切にしている社訓がある。地球上のあらゆる人が利用できる手頃な価格の医療サービスを提供することだ。バビロン・ヘルスの創業者アリ・パーサCEO(最高経営責任者)は、そのために一番良い方法は、医師に診てもらう必要性をなくすことだという。

診断に確信が持てない場合、アプリは常に、人間の医師によるセカンド・オピニオンを受けることを勧める。だが、アプリがユーザーと医療専門家の間を取り持つことで、健康管理の最前線が変わる。バビロン・ヘルスのアプリが自己治療の方法についての助言を与えるようになると、アプリを利用する患者の半数が、病院に行く必要がないことに気づき、病院の予約を取るのを止めたのだ。

こうしたアプリを提供しているのはバビロンだけではない。「エイダ(Ada)」、「ユアMD(Your.MD)」、「ドクターAI(Dr. AI)」などがある。だが、バビロンは英国国民健康サービス(NHS)と協働して、サービスの運営方法や支払い方法を変える可能性を示してきており、先陣を切っている。2017年、バビロンはロンドンの公立病院自主トラストと一緒に試験的な運営を開始した。症状が急を要さない場合、111に電話をかけるとNHSの助言を受けられるが、その一部をバビロンのAIが担当している。111に電話をかけると、人間のオペレーターが電話に出るまで待つか、バビロンの「NHSオンライン:111」のアプリをダウンロードするかを尋ねられる。

続きはソースで

https://www.technologyreview.jp/s/108742/your-next-doctors-appointment-might-be-with-an-ai/
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引用元: 【AI】英国、利用者の半数が病院受診をやめたAIチャット・ドクターアプリは医療費抑制の切り札になるか

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1: 2018/11/30(金) 19:42:01.38 ID:CAP_USER
Googleの親会社であるAlphabetの研究者たちが、蚊を媒介とする病気を根絶するため、蚊の卵が孵化しなくなる技術を開発しています。

Why Google Is Killing Off Fresno’s Mosquitoes
https://www.bloombergquint.com/business/how-to-kill-mosquitoes-google-and-verily-have-a-plan

黄熱病を媒介する攻撃的な蚊の一種である「熱帯シマカ(アエデス・アエギプティ)」は、わずか数ミリメートルの翼幅しか持っていません。そんな熱帯シマカを、Alphabetのバンがカリフォルニア州ブレ◯ノの町中に散布しています。

Alphabet傘下のVerily Life Sciencesで上級科学者として勤めるヤコブ・クラウフォード氏によると、町に放たれた熱帯シマカはサウスサンフランシスコから200マイル(約320km)離れた場所にある自動化された蚊飼育システムの中で飼育されたもの。この飼育システムで育てられた熱帯シマカはボルバキアという細菌に感染しているそうです。Verily Life Sciencesが散布した「ボルバキアに感染したオスの熱帯シマカ」は8万匹で、これらが野生のメスの蚊と交尾すると、メスの蚊が生んだ卵は決して孵化しなくなるので、時間が経過するごとに町から蚊は消えていくことになります。

カリフォルニア・セントラルバレーの乾燥した気候では、熱帯シマカは病気を感染させることはありませんが、害虫として非常に嫌われています。しかし、熱帯地域ではデング熱やチクングニア熱といった世界中で広がりをみせる致命的な疾病を媒介することで知られています。これらの疾病は年間何百万人が感染しており、感染した何万人もの人々が死に至っているとのこと。

しかし、Verily Life Sciencesが行ったように熱帯シマカにボルバキアを感染させれば、最終的には致命的な病気の媒介となる蚊を病気と一緒に撲滅することができる可能性があります。なお、カリフォルニアで行われているフィールドテストでは、所定の位置でアルゴリズムにより自動で計算された「散布に適した数の熱帯シマカ」が放出されています。

続きはソースで

GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20181129-killing-mosquitoes/
ダウンロード


引用元: Googleの親会社は世界中の蚊を撲滅するための技術を開発中[11/29]

Googleの親会社は世界中の蚊を撲滅するための技術を開発中の続きを読む

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1: 2018/11/11(日) 15:19:05.93 ID:CAP_USER
かぜで医療機関を受診した際、本来は効果がない抗生物質などの抗菌薬を処方してほしいと考える人は30%余りいるという調査結果がまとまりました。

抗菌薬の不適切な使用は薬が効かない「耐性菌」を増やすことにつながり、専門家は「正しい知識を普及していく必要がある」と話しています。

抗菌薬は、細菌には効果がある一方で、かぜやインフルエンザなど、ウイルスが原因の病気には効かないことが分かっていますが、かぜに処方されるケースがあり、薬が効かない耐性菌を増やすことにつながっていると指摘されています。

続きはソースで

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181111/K10011706291_1811110039_1811110455_01_02.jpg

NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181111/k10011706291000.html
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引用元: 【医療】かぜに「抗菌薬」は効きません 半数が誤認[11/11]

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1: 2018/10/26(金) 00:10:45.75 ID:CAP_USER
■ラブラドール全体の寿命は約12年、チョコレート色は10.7年と判明

世界の人気犬種ランキングで常に上位に入っているラブラドール・レトリバー。だが、これから飼おうと思っている人は、毛の色よりも子犬の全体的な健康状態を重要視して選んだ方がよさそうだ。

 というのも、チョコレート色のラブラドール・レトリバーは、他と比べてかなり短命であるという研究結果が、10月22日付けの犬専門の獣医学誌「Canine Genetics and Epidemiology」に発表されたからだ。これには、当の研究チームも驚いたという。

 オーストラリアのシドニーと英国ロンドンの研究者らは、共同でラブラドール・レトリバーに関する3万3000件以上の英国の獣医記録を調査した。その結果、黄色や黒のラブラドールは、チョコレート色のラブラドールよりも10%ほど長生きすることがわかったという。ラブラドール全体の寿命の中央値は約12年だが、チョコレートラブラドールの場合は10.7年だった。

 ただ、全体としてラブラドール・レトリバーは犬の中でも寿命が長い方であるという別の研究結果もある。

他のラブラドールと比較すると、チョコレートのラブラドールは、特定の病気にかかりやすいという。「チョコレートのラブラドールは、黒や黄色のラブラドールよりも皮膚や耳の病気にかかる確率がはるかに高いのです」と、研究者は書いている。

 色素の遺伝子が短命に関わっているというわけではなさそうだ。チョコレート色に交配させるやり方が、知らず知らずのうちに犬の健康に害を及ぼす遺伝子を受け継ぐ確率を高めてしまったのではないか、と論文の筆頭著者でシドニー大学のポール・マクグリービー氏はみる。チョコレート色は、遺伝的に潜性の特徴だ。つまり、チョコレート色の子犬を生むには、両親がともにその色を発生させる遺伝子を持っていなければならない。

「この色を目指すブリーダーは、チョコレート色の遺伝子を持つラブラドールだけを選んで交配させようとするでしょう」と、マクグリービー氏は言う。すると遺伝子プールが狭くなってしまい、その中に耳や皮膚の病気にかかりやすい遺伝子が含まれていれば、高い確率でそれを受け継ぎ、最終的には寿命にも影響を与えかねない。

 例えば、チョコレートのラブラドールは、ホットスポットと呼ばれる皮膚病にかかる確率が他と比べて2倍高い。ホットスポットとは、ノミやシラミに刺されたり、毛をカットされた部分に不快感を覚えて、犬が自分で引っ掻いて炎症を起こしてしまう病気だ。

続きはソースで

https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/102500461/ph_thumb.jpg

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/102500461/
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引用元: 【動物】チョコ色のラブラドール・レトリバーは短命、研究[10/25]

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1: 2018/10/09(火) 21:03:17.68 ID:CAP_USER
~異分野の発想で進んだ特効薬開発~

日本では1000万頭近いネコが飼われていますが、実はその多くが腎臓病で亡くなっています。 宮﨑先生は、血液中に存在するAIMという遺伝子を20年前に発見して以来、 このタンパク質の研究に打ち込んできました。その過程でAIMが腎臓の働きを改善することがわかり、 ネコの寿命を大きく伸ばす可能性のある薬の開発に取り組んでいます。

1986年に東京大学医学部を卒業した宮﨑先生は、東京都小平市の病院で働いていた研修医時代、ふと手にした専門誌で、当時日本で初めて遺伝子組み替えマウスを作った熊本大学の山村研一先生のことを知り、「とにかくこの先生のところに勉強しに行くしかない」と思い立ちます。その後免疫学の研究をさらに深めるためフランスとスイスに留学しました。スイスでは、名門バーゼル免疫学研究所で新しい遺伝子を発見。白血球の一種であるマクロファージを死ににくくする働きがあることを試験管で確認し、apoptosis inhibitor of macrophageの頭文字を取って自らAIMと名付けました。

たまたますれ違った教授の話がヒントに

血液中にたくさん存在し、アミノ酸が団子状に3 つ連なったような複雑な構造をするAIMですが、体内での機能を突き止めたのはテキサス大学での研究生活中でした。それまでどんなにマウスを調べても何も起こらず、6 年間全くデータが出ず苦労していましたが、学内でたまたますれ違って話をした教授に大きなヒントをもらいます。その教授はジョセフ・ゴールドシュタイン博士。1985年にノーベル生理学・医学賞を受賞したコレステロール代謝学の権威です。博士の言葉をきっかけに、AIMがないマウスを作って太らせてみたところ、AIMを持つ太ったマウスに比べ動脈硬化や肥満が悪化しやすいことがわかったのです。「(マウスを太らせるなんて)免疫学の研究者なら全然考えないことなので、そんなバカなとは思いましたが、何もわからないので苦し紛れにやってみました。それがAIMの機能の解明につながりました」。この時、病気を知るためには学問の壁を取り払うことの必要性を痛感したと話します。。

「免疫学のエリートコースを歩んできているのに、免疫の細胞が作っているタンパク質の機能一つですら、免疫学の知識だけではわからないということにすごく衝撃を受けました」。

https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400100252.jpg
■IMはシステイン(アミノ酸の一種)を多く有するSRCRというドメインを3 つ持つ、約40kDaの血中タンパク質である。通常血中では、巨大なIgM(免疫グロブリンM)五量体に結合して存在しており、尿中には移行しない。
https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400100241.jpg
■腎障害時、ヒトやマウスでは左図で示したように、IgM五量体を離れたAIMが血中から尿中に移行し、尿細管を閉塞した死細胞に蓄積する。これが目印となって、死細胞は生き残った上皮細胞により貪食され掃除される。その結果、閉塞は改善し、腎障害は治癒する。しかしネコでは、ネコAIMがIgMに非常に強力に結合していて離れないため、尿中に移行することができず、死細胞に蓄積できない。したがって、生き残った上皮細胞は死細胞を掃除できず、閉塞は改善されず、腎機能は悪化する。
https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400100243.jpg
■腎臓が障害されると(急性腎障害)、尿細管上皮細胞が死んで剥がれ落ち、尿細管中を閉塞する。閉塞が改善しないと、腎障害は進行し、死亡あるいは慢性化する(慢性腎不全)。急性腎障害が発症した腎臓では、尿細管を閉塞している死細胞にAIM(茶色)が蓄積しているのが確認される。
https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400100242.jpg
 
■AIMは問題の箇所を知らせる「札」 
2006年に東大に復帰してからは、AIMを中心にどんな病気も研究するよう方向を変換し、肥満や肝がんにAIMが対応していることを示す論文を次々と発表しました。そして2016年、ネコの腎臓病へのAIMの関与を明らかにした論文をNature Medicine誌に掲載。腎臓病は尿の通り道に死んだ細胞が溜まって行き最終的に「トイレの排水管が詰まる」ようになって腎臓が壊れるという病気ですが、AIMはそのトイレの詰まりを解消してくれるような働きをすると話します。 

「体の中に死んだ細胞などゴミがあると知ると、血液中から問題の箇所に行って、ここにあります、と知らせる札のようなものです。AIMそのものが問題の細胞を溶かすわけではなく、マクロファージなどのほかの細胞がやってきて食べてくれます」。2015年ごろ、獣医の友人と酒を飲みAIMと腎臓病の関係について話をしたところ、非常に興奮されました。ネコの多くは、5 歳ごろ腎障害を起こし、腎不全で15歳ごろに亡くなるというのです。ネコのAIMは人間のものとはアミノ酸の配列が微妙に違い、遺伝的に働かないようにできていました。この特徴はトラやライオンなどネコ科の他の動物にも共通していて、逆にイヌやネズミのAIMはきちんと働くと宮﨑先生は説明します。 

AIMがネコの治療薬になると考えた宮﨑先生は、去年秋にベンチャー企業を設立し、(株)レミア(英文名:L’Aimia)と名付けました。現在、マウスの細胞からAIMを培養細胞で大量産生し、精製する研究を進めており、来年にもネコを使った治験を開始、2022年までの商品化を目指しています。 

予防的に注射として投与するほか、腎機能の低下したネコにも効果が見込め、寿命が15歳から30歳に延びることも不可能ではないと宮﨑先生は話します。副作用は見つかっていませんが、抗体ができて効きにくくなる可能性はあります。 

続きはソースで 

https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/features/z1304_00002.html
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引用元: 【医学/動物】腎臓の働きを改善する遺伝子「AIM」でネコの寿命が2倍に!? 東京大学[10/09]

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1: 2018/08/28(火) 15:47:53.90 ID:CAP_USER
今日は自閉症の遺伝子研究の解説も兼ねて、スペインからの論文を紹介したい。一般の人には難しい箇所も多いと思うが、ぜひ紹介したい重要な論文なので、なんとか読破してほしいと願っている。

■自閉症遺伝子研究の難しさ

自閉症スペクトラム(ASD)は、一卵性双生児間での発症一致率が高いことから、遺伝的要因が高いと考えられている。しかし病気のゲノム研究が進むにつれ、何か特定の遺伝子がASDの発症を促すというケースはまれで、遺伝性はあっても、たくさんの遺伝子が様々な程度に複雑に絡み合って出来上がった脳の状態であることがわかってきた。こうしてASDリスク遺伝子としてリストされた遺伝子は今や100以上になっている。

もちろんASDの原因として単一の遺伝子変異を特定できる場合もある。しかしこの場合も、特定の分子の変異が多くのASDリスク遺伝子の表現に影響を及ぼし症状が出ることが普通だ。

一般の方は、遺伝子変異による病気というと、例えば凝固因子遺伝子の変異で、血液が固まりにくくなる血友病のようなケースを想像されると思うが、実際にはこのように多くのリスク分子の表現が絡み合っている遺伝性の病気も数多くある。

■突発性のASD研究の難しさ

このように、ASD発症の原因として一つの遺伝子変異が特定される場合もあるが、ASDの大半は遺伝性はあっても、その遺伝子変異を特定することが難しい。医学ではこのような場合を突発性と呼んでいる。原因遺伝子が特定できる場合でも、また突発性でも、ASDは、1)社会性の低下、2)言語発達の遅れ、3)反復行動、など共通の症状を示すことから、突発性のASDの背景に、多様ではあっても共通の分子メカニズムが存在していると予想できる。しかし研究の攻め口が見つからず、分子メカニズムの研究は難航していた。

■自閉症関連遺伝子を調節する分子 CPEB4の発見

今日紹介するスペインのオチョア分子生物学研究所からの論文は、突発性ASD患者さんに共通に存在する分子レベルの手がかりを見つけることに成功した画期的研究で、昨日発行のNatureに発表された(Parras et al, Autism-like phenotype and risk gene mRNA deadenylation by CPEB4 missplicing (CPEB4のスプライス異常による自閉症様形質とリスク遺伝子mRNAの脱アデニル化), Nature 560:441-446, 2018)。

あらゆる詳細をすっ飛ばして、この研究の発見を一言で表現すると「突発性のASDでは短いCPBE4分子の割合が多く、その結果多くのASDリスク遺伝子の発現がまとまって低下してしまう」になる。しかし医学研究者でもこれを聞かされただけでは、なんのことかわからないと思うので、できるだけわかりやすく解説してみよう。

■CPEB4とはどんな分子か?

遺伝子(DNA)から読み出されるmRNAには、タンパク質を作る工場、リボゾームと結合するためのアデニンの繰り返すPoly-A tailが付いている。CPEB4はこのpoly-A tailから少し離れた場所に結合して、poly-A tailの長さを調節する起点となる働きを持っている。もしpoly-A tailが削られてしまうと、リボゾームにmRNAを届けられず、タンパク質の合成が低下することになる。これまでの研究で、CPEB4は神経細胞間の連結部位、シナプスでの神経伝達の強さを調節するタンパク質の合成を調節し、学習や記憶に重要な働きをすることがわかっている。

続きはソースで

https://rpr.c.yimg.jp/im_siggsH2j0lVt5nt7e4oNsRgGOw---x800-n1/amd/20180824-00094130-roupeiro-000-10-view.jpg
https://news.yahoo.co.jp/byline/nishikawashinichi/20180824-00094130/
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引用元: 自閉症の科学 注目すべき自閉症の遺伝子研究[08/24]

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