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発掘

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1: 2015/08/11(火) 18:17:36.35 ID:???.net
ストーンヘンジの10倍!英国最大の環状遺跡を発掘 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/a/081000025/

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草原のくぼんだ線は、ブリテン島最大の環状遺跡マーデンヘンジの痕跡だ。約4500年前に造られた高さ3メートルほどの壁が、およそ15ヘクタールの範囲を取り囲んでいた。(Photograph by Peter
Glastonbury)
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マーデンヘンジのすぐそばにある小さな環状遺跡ウィルスフォードヘンジで、青銅器時代の人骨を発掘する考古学者たち。10代とみられる人骨は、約4000年前に琥珀のネックレスとともに埋葬されたものだ。(Photograph by Sarah Lambert-Gates, University of Reading
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マーデンヘンジから出土した遺物の1つ、磨製石斧。材料の石はこの地域では採れないため、交易で手に入れたものかもしれない。当時の人々はあちこち移動し、他の社会集団と交流していた可能性がある。(Photograph by Peter Glastonbury)
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ウィルスフォードヘンジの発掘現場はオオムギ畑の中にある。辺りの肥沃な土は、新石器時代からずっと農業に利用されてきた。(Photograph by Sarah Lambert-Gates, University of Reading)
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ブリテン島にある有名な新石器時代の遺跡の1つ、エーヴベリー周辺で牧草を食むヒツジたち。


 英国イングランド南部、ピュージー・ベイル。ここには新石器時代の巨大な環状遺跡「マーデンヘンジ」がある。地上からは、その大きさを感じるのは難しい。

 かつては高さ3メートルの壁が約15ヘクタールの土地を取り囲んでいたが、数千年の間に少しずつ失われていった。この一帯は昔から農業に利用されてきた肥沃な土地だった。今はスゲやイラクサに覆われ、ウシやヒツジが草を食んでいる。晴れた夏の日にマーデンヘンジに立ち、辺りを見渡しても、草が風に揺れる平和な農場にしか見えない。(参考記事:「探訪 世界遺産 ストーンヘンジの謎」)

 しかし4500年前の新石器時代、ここはさながら、優れた技術の展示場だった。マーデンヘンジは、15キロほど南にあるストーンヘンジと比べて10倍も大きい。

 マーデンヘンジがなぜ造られたのか、また、新石器時代になぜここで熱狂的なまでの建設ラッシュが起きたのかは誰にも分からない。この周辺には、エイボン川に沿ってストーンヘンジやエーヴベリー、ダーリントン・ウォールズ、シルバリーヒルといった環状遺跡が、数キロおきに点在している。英レディング大学の考古学者、ジム・レアリー氏は、この古代の謎を解明しようとしている。(参考記事:「ストーンヘンジ、地中に未知の17遺跡」)

 今年7月、レアリー氏は公共団体「ヒストリック・イングランド」と協力し、3年にわたるマーデンヘンジの発掘調査に取りかかった。これだけ巨大であるにもかかわらず、これまで考古学者たちはこの遺跡にほとんど関心を向けなかった。注目されるのは見た目のインパクトがより強い遺跡ばかりだったのだ。

「この一帯では、もっと発掘調査が行われるべきです」とレアリー氏は話す。マーデンヘンジが新石器時代の遺跡だと確認されたのは1960年代のこと。それ以降、ここが調査されたのはレアリー氏が主導する2010年と今夏の2回だけだ。

続きはソースで 

 
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引用元: 【考古学】ストーンヘンジの10倍!英国最大の環状遺跡を発掘 新石器時代の建設ラッシュはなぜ起きた?

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1: 2015/07/29(水) 08:07:33.06 ID:???.net
56万年前のヒトの歯、仏16歳少女が発見 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
http://www.afpbb.com/articles/-/3055796

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【7月28日 AFP】フランス南西部のトータベル(Tautavel)で、16歳の少女が、56万年前のヒトの歯を発見した。研究者らは、「非常に大きな発見」としている。

 発見者のカミーユさん(16)は、ボランティア考古学者として別の若い考古学者と一緒に作業に当たっていた際、この歯の化石を見つけた。

 古人類学者のアメリー・ビアレ(Amelie Viallet)氏は28日、AFPの取材に対して、「異なる複数の測定方法によって55万~58万年前のものと分かった地層の発掘中、成人の大きな歯が発見された。
男性か女性かについてはまだ判断できない」「欧州ではこの時代のヒト化石がほとんど見つかっていないため、これは非常に大きな発見だといえる」と指摘した。

続きはソースで

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(c)AFP

引用元: 【古人類学】56万年前のヒトの歯を発見 フランス南西部トータベル

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1: 2015/07/24(金) 17:58:55.49 ID:???.net
アレクサンドロス大王の父の墳墓を特定か | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/072300194/

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1970年代の終わりにギリシャのヴェルギナでこの墳墓を発掘した考古学者らは、被葬者は古代マケドニア王フィリッポス2世だと結論付けた。しかし、フィリッポス2世は近くにある別の墳墓に埋葬されていることを示唆する新しい証拠が見つかった。(Photograph by Petros Giannakouris, AP )
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遺骨を元に復元を試みた フィリッポス2世の肖像。フィリッポス2世は敵の矢に打たれ片目を失明したが、名だたる息子、アレクサンドロス大王を除いては右に出る者のない、洞察力のある指導者だった。
(Photograph by James L. Stanfield, National Geographic Creative)


 新たな法医学的研究により、アレクサンドロス大王の父、古代マケドニア王フィリッポス2世の埋葬地を巡る長年の論争に終止符が打たれるかもしれない。

 1977年および1978年にギリシャのヴェルギナで王家の墳墓3基が発掘されて以来、フィリッポス2世はこのうち第2墳墓(「フィリッポスの墓」と呼ばれる)に埋葬されたものと多くの考古学者が考えていた。
ところが、このほど第1墳墓から発掘された成人男性の脚の骨を分析した結果、大きな槍傷の跡が見つかり、古代の文献にフィリッポス2世が339年の戦いで負ったと書かれている傷と一致することがわかった。(参考記事:「ギリシャの墳墓、眠るのは大王の親族?」)

 今月20日、「Proceedings of the National Academy of Sciences」誌に発表された研究論文によると、今回の発見はフィリッポス2世の埋葬場所を特定する初の証拠であるだけでなく、第2墳墓の副葬品のいくつかがアレクサンドロス大王のものであった可能性を示すものだという。

 第1墳墓に埋葬された3体の遺骨を分析したのは、今回の研究チームが初めて。遺骨は中年男性と、死亡時に18才くらいだったと推定される若い女性、そして性別の不明な新生児のものであることがわかった。この法医学的証拠も、古代の文献に記されたフィリッポス2世と7人の妻のうちの最後の妻、そして子どもの死亡時の年齢と一致する。

 紀元前336年に暗◯される3年前、フィリッポス2世はスキタイ人との戦いで得た戦利品の分配話がこじれた結果、トラキアのトリバリ人と争いになり、瀕死の重傷を負った。セネカ、プルタルコス、デモステネスなどが古代ギリシャの文献で記述した傷の厳密な位置は異なっているものの、どの文献もフィリッポス2世がその傷が原因で脚が不自由になったとしている。

 第1墳墓から発掘された成人男性の脚の骨には左膝の部分に大きな穴が開き、骨が癒着して関節が動かなくなる重傷の関節強直がみられる。

 脛骨と大腿骨の長さから、負傷前のフィリッポス2世は身長1メートル80センチ近くあり、当時にしてはかなり背が高かったとみられる。おそらく負傷してからは、フィリッポス2世の足はおぼつかなくなり、体のバランスを取るために頭を右側に傾けて歩いたと推測される。(参考記事:「アレクサンドロス大王時代の墳墓の謎深まる」)

続きはソースで

 
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(参考記事:「古代シナゴーグで発見された“場違いな”もの」)

文=Nick Romeo/訳=キーツマン智香

引用元: 【考古学】アレクサンドロス大王の父(フィリッポス2世)の墳墓を特定か 古代文献に記された脚の傷跡を分析、従来説覆すか

アレクサンドロス大王の父(フィリッポス2世)の墳墓を特定か 古代文献に記された脚の傷跡を分析、従来説覆すかの続きを読む

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1: 2015/07/23(木) 18:07:24.40 ID:???.net
古代シナゴーグで発見された“場違いな”もの | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/072200192/

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モザイク画の角にある演劇用の仮面。今年の発掘調査で発見された。(PHOTOGRAPH BY MARK THIESSEN, NATIONAL GEOGRAPHIC)
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戦闘用の武具を付けられたゾウ。シナゴーグの東側廊で見つかった巨大なモザイク画には、ゾウのほかにも、アレクサンドロス大王と思われる人物も描かれている。このモザイク画の全体写真はまだ
公開されていない。(PHOTOGRAPH BY MARK THIESSEN, NATIONAL GEOGRAPHIC)
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聖書に登場する伝説上の英雄で、怪力の持ち主として有名なサムソン。ガザの門柱を両肩に載せている姿で描かれている。2013年に発掘された。(PHOTOGRAPH BY MARK THIESSEN,
NATIONAL GEOGRAPHIC)


 イスラエル北部、ガリラヤ湖を見下ろす丘の上で、土に埋もれていたシナゴーグ(ユダヤ教の会堂)の跡が見つかり、そこから見事なモザイク画に飾られた床が次々に姿を現した。

 さまざまな色の石で描かれたモザイク画が最初に発見されたのは2012年。それ以来、米国ノースカロライナ大学教授のジョディ・マグネス氏とイスラエル考古学庁の考古学者スハ・キシレビッツ氏は、毎年6月に現場へやって来て、地下に眠る遺跡の発掘調査を続けている。

「モザイク画が出てきたのには、本当に驚きました」と、ナショナル ジオグラフィックの支援を受けて、古代のユダヤ人集落であるフコックの遺跡発掘を指揮するマグネス氏は語る。「このタイプのシナゴーグとしては、フコックから数キロ離れたカペルナウムのものが代表的ですが、床は敷石に覆われています。一般的にはモザイク画で飾られた床はないんです」

 シナゴーグの基礎部分から出土した陶器の破片やコインなどの遺物をもとに、フコックの遺跡が5世紀頃のものだと、マグネス氏は推定している。ローマ帝国がこの地を支配し、キリスト教がローマの国教となった後のことだ。(参考記事:2012年9月号「ローマ帝国 栄華と国境」)

 2015年も6月に入って発掘調査が再開された。専門家と学生ボランティアから成るチームが最初に取りかかったのが、2013年と2014年の発掘で一部が見つかっていた大きな長方形のモザイク画だ。 

埋もれていた部分を掘ったところ、シナゴーグの東側廊の床に敷き詰められていたものと判明。幅は3.4メートル以上もあった。


 飾りひもに縁取られたモザイク画は、横方向に3つの帯状のセクションに区切られている。そこに、槍と盾を手にした兵士たち、戦闘用の武具を付けられたゾウ、戦いの後の様子、ローブをまとった
男たちが描かれている。

「ヘブライ語の聖書にゾウは登場しません。聖書に書かれていない事物が古代のシナゴーグから見つかった例は、これが初めてです」とマグネス氏は話す。

アレクサンドロス大王も登場? 

 一番大きな最上段のセクションには、モザイク画の主人公とも言える2人の男性が描かれている。一方は、白いローブに高い地位を示す勲章を飾り、もう一方は武具に身を固め、紫色のマントと 
王冠を身に付けている。 

 「この場面に関しては、専門家たちが研究を進めているところです。今後、違った解釈や可能性が出てくるかもしれませんが」と前置きをしたうえで、マグネス氏は続けた。「私の個人的見解としては、この場面はアレクサンドロス大王とエルサレムのユダヤ教大祭司との伝説的な会談を描いたものだと思います。アレクサンドロス大王が他界して数世紀のうちに、会談にまつわる伝説がユダヤ人たちの間で生まれ、語り継がれていました。多くの古代文献にも書き残されています」(参考記事:「アレクサンドロス大王時代の墳墓の謎深まる」) 

続きはソースで

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文=A. R. Williams/訳=ルーバー荒井ハンナ
 

引用元: 【考古学】古代シナゴーグで発見された“場違いな”もの 躍る男や武装ゾウ、古代の大王のモザイク画に考古学者も困惑

古代シナゴーグで発見された“場違いな”もの 躍る男や武装ゾウ、古代の大王のモザイク画に考古学者も困惑の続きを読む

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1: 2015/07/09(木) 04:19:03.27 ID:???*.net
2015年7月 8日 06:00

道路建設予定地にある古墳の存続をめぐって静岡県沼津市が揺れている。

2008年に市内で発掘された「高尾山遺跡」は、3世紀前半に築造された大型前方後方墳だ。
出土した埋葬品などから、ヤマト政権と主従関係にある「古代スルガの王の墓」ではないかと見られる。
日本考古学協会や保存を願う住民は保存を求めているが、市は都市計画通り道路建設を進める方針だ。
市議会は取り壊し費用を含む補正予算案を2015年6月30日に可決している。
今のところ古墳は完全破壊を免れている。
しかし、予算が執行されれば全面発掘調査を名目に墳丘全体が削り取られ、その跡に道路が整備される。

■古墳発掘のきっかけとなった道路建設
これほど貴重な遺跡が未発見だったのはなぜか。
古墳の上に熊野神社と高尾山穂見神社の2社が鎮座していたからだ。
地元では「この小山の下に古墳がある」と言い伝えられていたという。
都市計画で神社の敷地は道路予定地とされ、2008年に神社は隣接地に移転する。跡地の小山を調査したところ、古墳が見つかった。

古墳の規模は墳丘長62.18メートル、高さ約5メートル。
築造年代は邪馬台国の卑弥呼と同じ古墳時代最初期で、当時の東日本では最大級だ。

続きはソースで

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http://j-town.net/shizuoka/column/gotochicolumn/208387.html
★1が立った時間2015/07/08(水) 08:25:42.59
前スレ
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1436311542/

引用元: 【文化】東日本最古の古墳が壊される!? 卑弥呼と同時代...道路は本当に必要か★2

東日本最古の古墳が壊される!? 卑弥呼と同時代...道路は本当に必要かの続きを読む

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1: 2015/07/03(金) 18:18:48.86 ID:???.net
5億年前の奇妙な新種化石を発見、全身トゲだらけ | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/070100165/

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非常に保存状態のよい、カンブリア紀の生物「コリンズ・モンスター」の化石。後肢の爪で体を固定し、羽のような前肢で海中の栄養素をろ過していたと考えられる。(Photograph by Jie Yang)
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棘だらけの奇妙なコリンズ・モンスターの想像図(Illustration by Javier Ortega-Hernández)


 多様な姿をしていることで知られるカンブリア紀(およそ5億年前)の生物に、さらに奇妙な仲間が加わった。

 背中じゅうが棘(とげ)だらけで、頭部にはアンテナのような2つの突起、それに羽のような6対の前肢と、先が細く尖って爪のついた棘のある9対の後肢をもっている。この新種は、1980年代によく似た未記載種(通称コリンズ・モンスター)を発見しているデズモンド・コリンズ氏にちなんでCollinsium ciliosumと名付けられ、学術誌「Proceedings of the National Academy of Sciences」に発表された。

 今回発表されたコリンズ・モンスターの体長は5~15センチ。化石が発見されたのは中国南部で、この発掘地から30体近くの保存状態が非常に良い化石が産出している。

 同じカンブリア紀の棘を持つ生物ハルキゲニアに近縁だが、ハルキゲニアよりも棘が多く、餌を取るための特殊な肢をもつ。「パワーアップしたハルキゲニアです」と、今回の論文の著者の一人である英国ケンブリッジ大学の古生物学者ハビエル・オルテガ=エルナンデス氏は言う。

 「これは非常に変わった生き物です。最初にこの生物を見たとき、なんて変わっているのだろうと思いました」

 ハルキゲニアの体のどちらの端が頭部なのかが判明するには40年かかったが、コリンズ・モンスターの化石は保存状態が非常に良く、頭部を確認するのは簡単だった。標本の中には、消化器が残っているものもあるという。

カギムシの祖先、共通点は? 

 ハルキゲニアもコリンズ・モンスターも、現生の有爪動物、カギムシの祖先だ。カギムシはカラフルでイモムシのような陸生生物で、スライム状のネバネバした液体を獲物にかけて捕まえる。(参考記事:「カギムシが粘液を網のように噴射する方法を解明」)

 コリンズ・モンスターの姿からは、現生のカギムシとの類似性を見いだすことは難しい。しかし、秘密は爪に隠されていた。

 オルテガ=エルナンデス氏によると、現生のカギムシも、コリンズ・モンスターやハルキゲニアを含む仲間の多くも、ロシアのマトリョーシカ人形のような構造の爪(と棘)があるという。それぞれの爪の内部に小さい爪があり、その中にはまた何段階もさらに小さい爪が入っている。

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文=Maya Wei-Haas/訳=キーツマン智香

引用元: 【古生物学】5億年前の奇妙な新種化石を発見、全身トゲだらけ カンブリア紀の「パワーアップしたハルキゲニア」

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