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発症

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1: 白夜φ ★ 2013/12/28(土) 23:18:00.92 ID:???

関節リウマチを強力に悪化=新細胞発見、薬開発に期待-東大

関節リウマチの発症、悪化を強力に進める新タイプの免疫細胞を発見したと、東京大大学院医学系研究科の小松紀子客員研究員や高柳広教授らが28日までに米医学誌ネイチャー・メディシン電子版に発表した。
新たな診断法や治療薬の開発につながると期待される。
 
骨は形成と破壊を繰り返して維持されており、免疫反応も異物に対し炎症を起こして退治する細胞と過剰反応を抑える細胞のバランスで成り立っている。
関節リウマチはこのバランスが崩れ、過剰な免疫反応による炎症で骨が破壊される自己免疫疾患と考えられている。
 
新発見の免疫細胞は、本来は過剰反応を抑える側の「制御性T細胞」だったが、炎症を起こす側の細胞に転換してしまい、骨を壊す破骨細胞の活動を強力に促すことがマウスの実験で判明。
関節リウマチ患者でも転換が起きているとみられることが分かった。
 
関節の骨と軟骨は滑膜やその分泌液によって守られているが、関節リウマチの場合は滑膜が異常に増殖して炎症が始まる。
抑制側の制御性細胞が促進側に転換してしまう引き金は、この異常増殖した滑膜細胞から出る物質「インターロイキン6」であることも分かった。
 
高柳教授は「この物質を抑えて転換を防ぐか、転換してしまった制御性T細胞を特定して抑え込む方法を見つければ、新治療薬につながる」と話している。(2013/12/28-17:26)

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▽記事引用元 時事ドットコム 2013/12/28-17:26配信記事
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013122800179

▽関連リンク
東京大学大学院医学系研究科・医学部
関節リウマチの発症の鍵となるT細胞を発見
  ~免疫反応を抑制するT細胞が関節の炎症と骨破壊を促進するT細胞へ変身~
http://www.m.u-tokyo.ac.jp/news/press.html#20131224

Nature Medicine (2013) doi:10.1038/nm.3432
Received 31 August 2013 Accepted 19 November 2013 Published online 22 December 2013
Pathogenic conversion of Foxp3+ T cells into TH17 cells in autoimmune arthritis
http://www.nature.com/nm/journal/vaop/ncurrent/abs/nm.3432.html



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1: 伊勢うどんφ ★ 2013/12/26(木) 12:55:26.62 ID:???

 関節リウマチの発症に白血病やリンパ腫の原因となる遺伝子が深く関与していることを理化学研究所の岡田随象・客員研究員らが突き止めた。
すでに乳がんなどの治療で使っている薬が効くとみられ、関節リウマチでの効き目を確かめる臨床試験(治験)を後押ししそうだ。

 欧米などの研究グループと共同で、関節リウマチの患者を含む日米欧などの10万人のゲノム(全遺伝情報)を解析した。
400個の候補遺伝子の中から、関節リウマチと深く関わる遺伝子の「CDK4」と「CDK6」を見つけた。
細胞分裂を促す働きがある。

 この遺伝子の働きを妨げる薬はすでに乳がんや白血病の治療に使われている。
関節リウマチの治療でも効果を確認し、薬の適応を拡大できれば、新しい薬を開発しなくて済む。
製薬企業にとって新薬開発のコスト削減になり、患者の治療の選択肢も増える。

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12/26 10:14 日本経済新聞
http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXNASDG25038_W3A221C1CR0000/

理研 60秒でわかるプレスリリース
http://www.riken.jp/pr/press/2013/20131226_1/digest/

Nature
Genetics of rheumatoid arthritis contributes to biology and drug discovery
http://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/full/nature12873.html



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1: そーきそばΦ ★ 2013/11/30(土) 15:36:24.74 ID:???0

【岡崎明子】ペットの犬がアトピー性皮膚炎を発症するリスクは、喫煙など飼い主の生活習慣と関連していることが、明治大の纐纈(こうけつ)雄三教授(応用獣医学)らの研究でわかった。毛が短い犬は発症年齢が早いという。
海外の研究では犬の約10%にアトピーがあるとされるが、日本の詳しい実態はわかっていなかった。

 東京都内で開かれている日本アレルギー学会秋季学術大会で30日、発表する。

 2006~07年に、東京都内の検査会社にアレルギーの原因特定検査の依頼があった約1万1千件のうち、国際的な診断基準でアトピーと診断された犬約2300匹を解析した。

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朝日新聞デジタル 11月30日(土)15時11分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131130-00000027-asahi-sci



【研究】犬のアトピー、飼い主のタバコと関連 脱毛リスク高の続きを読む

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1: 白夜φ ★ 2013/11/10(日) 16:48:48.85 ID:???

2言語話者は認知症の発症が遅い?インド研究
2013年11月07日 12:17 発信地:ワシントンD.C./米国

【11月7日 AFP】2言語を話せる人は、たとえ読み書きができなくとも、1言語しか話さない人と比べて認知症の発症を数年間遅らせることができるかもしれないとの研究結果が、6日の米医学誌「ニューロロジー(Neurology)」に発表された。

2言語習得による認知症予防効果が、読み書きができない人々にもある可能性を示した研究はこれが初めて。

研究チームは、何らかのタイプの認知症と診断されたインド在住の648人(平均年齢66歳)を対象に調査を実施。
その結果、2言語を話す人々は、1言語しか話さない人々に比べ、約4年半も認知症の発症が遅いことが分かった。

この差は、読み書きができるかどうかに関係なく確認された。対象者のうちの14%は識字能力がなかった。

また、アルツハイマー病や血管性認知症など、より遅発性の記憶障害は、教育レベルや性別、職業、都市か地方かといった居住地域にかかわらず発生したという。(c)AFP

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▽記事引用元 AFPBBNews 2013年11月07日 12:17配信記事
http://www.afpbb.com/articles/-/3002851

▽関連リンク
Published online before print November 6, 2013, doi: 10.1212/01.wnl.0000436620.33155.a4
Neurology 10.1212/01.wnl.0000436620.33155.a4
Bilingualism delays age at onset of dementia, independent of education and immigration status
http://www.neurology.org/content/early/2013/11/06/01.wnl.0000436620.33155.a4.abstract



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1: ◆HeartexiTw @胸のときめきφ ★ 2013/11/11(月) 06:14:16.09 ID:???0 BE:514382235-PLT(12557)

認知症のうち、遺伝的な要因で発症する「家族性アルツハイマー病」について、厚生労働省は研究班を作って、今月から国内の患者数などの実態調査を始めることになりました。
研究班は、アルツハイマー病の発症の仕組みを解明し、予防や治療薬の開発に役立てたいとしています。

「家族性アルツハイマー病」は、変異した特定の遺伝子によってアルツハイマー病の原因物質とされるたんぱく質が脳にたまりやすくなり、比較的若い年齢のうちに発症するとされています。

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*+*+ NHKニュース +*+*
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131111/k10015951741000.html



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1: ケンシロウとユリア百式φ ★ 2013/11/04(月) 02:03:32.25 ID:???

幻覚や妄想などの症状が表れる精神疾患・統合失調症の発症の鍵を握るとみられる体内物質を、滋賀県立成人病センターの谷垣健二専門研究員(分子学)や米国ジョンズ・ホプキンズ大の澤明教授らの研究グループが発見した。原因が完全に解明されていない統合失調症の治療法開発につながると期待される。成果は米科学アカデミー紀要に掲載された。

統合失調症は100人に1人弱がかかる病気だが根本的治療法はなく、主に抗精神病薬などで症状の改善が図られている。

谷垣研究員らは、患者の3割近くが統合失調症を発症するとされる染色体異常「22q11.2欠失症候群」に着目。
同症候群と同じ症状で行動異常を示すマウスを作って中枢神経系を調べたところ、脳の海馬や大脳皮質の細胞分布に異常があることを発見した。

更に異常の原因が、神経細胞の移動を促すたんぱく質「ケモカイン」の一種と受容体の働きの低下にあることを突きとめた。
この結果、幻覚や妄想などの症状が生じる可能性があるという。
澤教授が統合失調症患者18人の鼻粘膜から採取した細胞を調べると、一般の人と比べて、このケモカインが減少していることも分かった。

谷垣研究員は「今回の成果は発症の分子機構解明や、患者に応じた治療法の開発につながる」と話している。

精神疾患に詳しい京都大医学研究科の村井俊哉教授(精神医学)は「統合失調症の発症の鍵を握る物質とメカニズム両方を確認した点で、今後の研究発展に大きな意味がある」と指摘している。

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ソース:毎日新聞(2013年11月03日 13時33分)
http://mainichi.jp/select/news/20131103k0000e040140000c.html
関連リンク:米科学アカデミー紀要に掲載された論文要旨
「Deficits in microRNA-mediated Cxcr4/Cxcl12 signaling in neurodevelopmental deficits
in a 22q11 deletion syndrome mouse model」(英文)
http://www.pnas.org/content/110/43/17552.abstract  


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