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発見

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1: 白夜φ ★ 2014/02/18(火) 13:00:33.67 ID:???

多年草ヤブレガサの新種発見 宮崎・諸塚村

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九州の山懐に抱かれた宮崎県諸塚村で、葉が破れた和傘に似ているキク科の多年草「ヤブレガサ属」の新種が見つかり、「ヒュウガヤブレガサ」と命名された。
県総合博物館が約30年前に標本にしていたが、新種とは気付かず従来種として保存していた。

ヤブレガサは、茎が1メートル前後まで伸び、葉は大きいもので30センチになる。
北海道を除く全国に分布する。

新種を発見したのは宮崎植物研究会のメンバーで、博物館の研究員でもある斉藤政美さん(60)ら。
2012年5月に諸塚村で調査中、通常の形状とやや異なるヤブレガサの群生に気付いた。

2014/02/18 09:06 【共同通信】


▽記事引用元 47NEWS 2014/02/18 09:06配信記事
http://www.47news.jp/CN/201402/CN2014021801001667.html

【画像】
発見されたヤブレガサ属の新種「ヒュウガヤブレガサ」(宮崎県総合博物館提供)
http://img.47news.jp/PN/201402/PN2014021801001692.-.-.CI0003.jpg

▽関連リンク
植物研究雑誌The Journal of Japanese Botany
九州産ヤブレガサ属(キク科)の1新種,ヒュウガヤブレガサ
http://www.tsumura.co.jp/kampo/plant/088/088_06.html#p339



ヤブレガサ属の新種「ヒュウガヤブレガサ」 宮崎・諸塚村で見つかる 新種とは気付かず従来種として保存の続きを読む

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1: 白夜φ ★ 2014/02/13(木) 20:59:12.56 ID:???

アルツハイマー原因物質を掃除…阪大教授ら発見

アルツハイマー病の原因物質が脳に蓄積されるのを防ぐたんぱく質を発見したと、大阪大蛋白(たんぱく)質研究所の高木淳一教授らのチームが発表した。

新しい治療薬開発につながる可能性があるという。
13日の米医学誌「サイエンス・トランスレーショナル・メディシン」電子版に掲載された。

チームは、アルツハイマー病の患者で、「ソーラ」というたんぱく質が、少ないことに着目した。

病気の原因物質「アミロイドβ」の量を一定にしたマウスに対し、このたんぱく質の量を多くしたものと平均的な量のものとで比較。
その結果、たんぱく質の量が3~4倍多いマウスは、平均的な量のマウスよりアミロイドβの蓄積量が4分の1になったという。

高木教授は「ソーラはアミロイドβの『掃除屋』となっているようだ。アルツハイマー病の発症リスクを下げる役割を果たしていると考えられる」と話す。

(2014年2月13日 読売新聞)

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▽記事引用元 YOMIURI ONLINE yomiDr. 2014年2月13日配信記事
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=92938

▽関連リンク
Science Translational Medicine
Sci Transl Med 12 February 2014:
Vol. 6, Issue 223, p. 223ra20
Sci. Transl. Med. DOI: 10.1126/scitranslmed.3007747
ALZHEIMER’S DISEASE
Lysosomal Sorting of Amyloid-β by the SORLA Receptor Is Impaired by a Familial Alzheimer’s Disease Mutation
http://stm.sciencemag.org/content/6/223/223ra20 


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1: ◆CHURa/Os2M @ちゅら猫ρ ★ 2014/02/14(金) 19:04:20.28 ID:???0

★草食恐竜の歯の化石発見、体長10メートルの竜脚類 薩摩川内市・下甑島
2014年02月14日(最終更新 2014年02月14日 18時19分)

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鹿児島県薩摩川内市教育委員会は14日、同市鹿島町(下甑島)の白亜紀後期(約8000万年前)の地層から、草食恐竜の「竜脚類」の歯の化石を発見したと発表した。竜脚類は4本足で歩く大型草食恐竜で首と尾が長い。白亜紀後期の地層からの化石発見は国内では4例目で、九州では熊本県天草市に次いで2例目。

2012年11月に市や熊本大学などの共同調査で発掘した。長さ17ミリ、直径5ミリで細長い円すい形。先端に、歯のかみ合わせですり減ったV字状の跡があることから竜脚類の下顎の歯と鑑定された。体の一部とみられる骨も発掘された。

体長10メートル前後の小型の恐竜と推測され、国立科学博物館地学研究部の真鍋真研究主幹は「植物をすりつぶして食べるように歯が発達し(消化がよくなることで)体がコンパクト化したのではないか」としている。下甑島では肉食恐竜の歯や骨の化石も発見されており、「化石の島」として注目されている。

=2014/02/14 西日本新聞=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/69776

【画像】
鹿児島県・下甑島で発見された竜脚類恐竜の下顎の歯
http://www.nishinippon.co.jp/import/national/20140214/201402140021_000_m.jpg



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1: 伊勢うどんφ ★ 2014/02/13(木) 23:33:30.23 ID:???

近畿大学は2月3日、スロベニア・リュブリャナ大学との共同研究により、結晶でも非晶質(アモルファス)物質でもない第3の状態として知られる、「準結晶」を形成する仕組みを発見したと発表した。

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成果は、近畿大 理工学部理学科 物理学コースの堂寺知成 教授、大城辰也氏(2011年同・大学理工学部理学科物理学コース卒業)、リュブリャナ大学シュテファン研究所のプリモシュ・ジハール博士らの国際共同研究チームによるもの。
研究の詳細な内容は、2月3日付けで英科学誌「Nature」に掲載された。

準結晶は、2011年にイスラエル工科大学のダニエル・シェヒトマン氏が「準結晶の発見」でノーベル化学賞を受賞したことにより、その存在を広く知られることになった第3の状態である。

固体の結晶形成については、例えばビリヤード台にぎっしり玉を並べると、玉の中心は正3角形や正6角形に並ぶことが知られている(画像1)。
そこで研究チームは今回、ビリヤード玉のような硬い玉を芯としてその周りに柔らかいスポンジの皮をつけたような物質を並べるとどのようになるか、数値シミュレーションを用いて調査を行った。

すると、皮の厚さや玉の密度が一定の条件を満たす時に、正10、12、18、24角形の対称性を持つ準結晶の様相が現れたのである(画像2・3)。
この結果により、これまでその存在のみが証明されていた準結晶が、どのような条件において形成されるかが明らかになったというわけだ。

今回の成果により、粒子の芯(コア)と皮(シェル)の厚さの比率、ならびにコア-シェル型粒子の密度をコントロールすることで、準結晶を自由自在に形成する可能性が示された形である。

準結晶構造は「フォトニックバンドギャップ」と呼ばれる、一定の周波数の光が存在できない領域を持ちやすいことが知られていた。
分子には「自己組織化」と呼ばれる、自ら秩序を持つ構造を作る性質があるが、この性質と組み合わせることによって、将来的には太陽電池や光回路、バイオセンサなどの開発に利用されることが期待されるとしている。

マイナビニュース 2/4
http://news.mynavi.jp/news/2014/02/04/073/index.html

近畿大プレスリリース
http://www.kindai.ac.jp/topics/2014/02/-3.html

NATURE
Mosaic two-lengthscale quasicrystals
http://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/full/nature12938.html



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1: 依頼39-226@白夜φ ★ 2014/02/10(月) 23:28:52.31 ID:???

古山さんがいて座に新星を発見

【2014年2月10日 VSOLJニュース(309)】
茨城県の古山茂さんが1月26日、いて座に新星を発見した。
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VSOLJニュースより(309)
著者:前原裕之さん(東京大学木曽観測所)

いて座は私達の天の川銀河の中心方向にあたり、これまでに多数の新星が発見されています。
しかし、いて座の方向は12月から1月にかけて太陽に近く観測が難しいため、この時期に増光した新星は暗くなってから発見されたり、
場合によっては見逃されてしまうこともあると考えられます。

1月の終わりごろから明け方の南東の低い空で見えるようになったばかりのいて座に、新星が発見されました。
発見者は茨城県の古山茂(ふるやましげる)さんです。
古山さんは焦点距離200mmのレンズとCCDカメラを用いて1月26.857日(世界時)に撮影した画像から、8.7等の新天体を発見しました。
新天体の位置は以下の通りです。
赤経 18時25分08.60秒
赤緯 -22度36分02.4 秒(2000.0年分点)
いて座の新星の周辺星図(http://www.astroarts.jp/news/2014/02/10nova_sgr/chart.png

この天体は1月27.847日には千葉県の野口さん、同月28.876日には千葉県の清田さん、2月2.862日には埼玉県の門田さんによってそれぞれ確認観測が行われました。

1月30日に兵庫県立大学西はりま天文台の口径2mなゆた望遠鏡を用いた分光観測が行われ、この天体のスペクトルには水素のHα、Hβ輝線のほか、ナトリウムD線や一階電離した鉄、酸素の禁制線、中性酸素、一階電離したカルシウムの輝線が見られることがわかりました。
また、Hα輝線や中性酸素の輝線には青側が吸収線となる「P Cygプロファイル」が見られました。
これらの特徴から。発見された天体が極大を過ぎた古典新星であることがわかりました。

vsolj-obsメーリングリストに報告された清田さんと広沢さんの観測によると、この天体は1月28日には10.2等ほどでしたが、同月31日には11等、2月4日には11.6等まで減光しました。
分光観測によるとHαと中性酸素の輝線成分は青側と赤側に2つのピークを示す構造となっていることが報告されており、今後明るさやスペクトルがどのような変化を示すのかが楽しみです。
(以下省略 引用元参照)

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▽記事引用元 AstroArts 2014年2月10日
http://www.astroarts.co.jp/news/2014/02/10nova_sgr/index-j.shtml

▽関連スレッド
【天文】板垣さんが超新星2011imを、古山さんが超新星2011irを発見
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1323222521/

▽関連リンク
国立天文台
日本人が発見した超新星一覧
http://www.nao.ac.jp/new-info/supernova.html

☆ご依頼いただきました。



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1: 白夜φ ★ 2014/02/10(月) 22:33:40.07 ID:???

136億歳の星を発見

【2014年2月10日 Phys.org】

これまで見つかった中で最も古い、136億年前に誕生した星が天の川銀河内で発見された。
この星の材料を生み出した宇宙初期の超新星爆発の性質などを知る手がかりにもなるという。
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オーストラリア国立大学のStefan Kellerさんらの研究から、天の川銀河内6000光年彼方にある恒星が136億年前に誕生したものであることが判明した。
これまでに132億歳の星が2つ発見されているが、それを上回る「宇宙最古の星」ということになる。

研究チームは、同大学がサイディングスプリング天文台に持つSkyMapper望遠鏡を用いた5年間のサーベイ観測データから、この恒星のスペクトル(光の成分)に検出可能な量の鉄が存在しないことをつきとめた(注)。
これは、この星が宇宙初期に作られたことを示している。
なぜなら、誕生したばかりの宇宙にはヘリウムや水素といった軽い元素しかなく、鉄のような重元素は星が終末を迎える超新星爆発で作られる、つまり星の世代を経て合成されるからだ。

今回のような鉄をほとんど含まない星の場合、そこに含まれる重元素(水素とヘリウム以外の元素)は、太陽のおよそ60倍の質量を持つ星が低エネルギーの超新星爆発を起こしてまき散らした炭素その他の比較的軽い元素が大半を占めるとみられる。
他にも同様の星が数個検出されていることから、こうした低エネルギーの超新星爆発は当時ありふれた現象で、宇宙初期の星や銀河の形成、そして元素分布の進化に大きな役割を担っていたのかもしれないという。
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注:「検出された鉄の量」 本研究で検出可能な鉄の量の下限値は、太陽に含まれる鉄の量のおよそ100万分の1なので、鉄が存在してもそれより少ないということになる。

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▽記事引用元 AstroArts 2014年2月10日配信記事
http://www.astroarts.co.jp/news/2014/02/10oldeststar/index-j.shtml

▽関連リンク
Nature (2014) doi:10.1038/nature12990
Received 09 July 2013 Accepted 05 December 2013 Published online 09 February 2014
A single low-energy, iron-poor supernova as the source of metals in the star SMSS J031300.36?670839.3
http://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/abs/nature12990.html



宇宙最古 136億歳の星 天の川銀河内で発見/オーストラリア国立大学の続きを読む

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