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白血病

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1: ◆CHURa/Os2M @ちゅら猫ρ ★ 2014/01/17(金) 21:07:59.15 ID:???0

★ノバルティス関与の臨床研究 いったん中断
1月17日 19時17分

大手製薬会社「ノバルティスファーマ」の複数の営業社員が、社内で、営業社員は臨床研究に一切関与しないと決めたあとも、自分の会社が販売する白血病の薬の臨床研究に関与していた問題で、研究の代表を務める東京大学病院の医師は、研究の信頼性が確認されるまで、いったん研究を中断する方針を示しました。

問題になっているのは、ノバルティスなどが販売する白血病の治療薬の副作用について、東京大学病院など22の医療機関が参加して調べている臨床研究です。

この臨床研究では、データの信頼性を保つ目的などで実施計画書が定められていて、患者のアンケートなどのデータは、医療機関が、直接東京大学病院の事務局にファックスすることになっています。

しかし、複数の医師によりますと、ノバルティスの複数の営業社員が、データを回収するなど研究に関与していたということで、専門家は、「データが改ざんされる可能性があり大きな問題だ」と指摘しています。

この臨床研究の代表者で、東京大学病院血液・腫瘍内科の黒川峰夫教授は、「研究を続けるかどうかは医師に事実関係を聞き、研究の信頼性を確認して判断したい」と述べ、調査が終わるまで、いったん研究を中断する考えを示しました。

ノバルティスは、高血圧の治療薬「ディオバン」の効果を調べた臨床研究のデータが操作された問題を受けて、去年11月、営業担当の社員は臨床研究に一切関与しないとする再発防止策を示しました。(以下略)

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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140117/k10014573491000.html 
【関連記事】
厚労省、高血圧薬「ディオバン」(一般名バルサルタン)の誇大広告でノバルティスを刑事告発



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1: 伊勢うどんφ ★ 2013/12/26(木) 12:55:26.62 ID:???

 関節リウマチの発症に白血病やリンパ腫の原因となる遺伝子が深く関与していることを理化学研究所の岡田随象・客員研究員らが突き止めた。
すでに乳がんなどの治療で使っている薬が効くとみられ、関節リウマチでの効き目を確かめる臨床試験(治験)を後押ししそうだ。

 欧米などの研究グループと共同で、関節リウマチの患者を含む日米欧などの10万人のゲノム(全遺伝情報)を解析した。
400個の候補遺伝子の中から、関節リウマチと深く関わる遺伝子の「CDK4」と「CDK6」を見つけた。
細胞分裂を促す働きがある。

 この遺伝子の働きを妨げる薬はすでに乳がんや白血病の治療に使われている。
関節リウマチの治療でも効果を確認し、薬の適応を拡大できれば、新しい薬を開発しなくて済む。
製薬企業にとって新薬開発のコスト削減になり、患者の治療の選択肢も増える。

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12/26 10:14 日本経済新聞
http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXNASDG25038_W3A221C1CR0000/

理研 60秒でわかるプレスリリース
http://www.riken.jp/pr/press/2013/20131226_1/digest/

Nature
Genetics of rheumatoid arthritis contributes to biology and drug discovery
http://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/full/nature12873.html



【ゲノム】関節リウマチ発症に関与の遺伝子発見/理研の続きを読む

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1: 伊勢うどんφ ★ 2013/12/06(金) 20:38:35.76 ID:???

 京都大学iPS細胞研究所の江藤浩之教授らは、血液中で酸素を運ぶ赤血球をiPS細胞から大量に作り出す技術を開発した。
赤血球のもとになる細胞を作って増殖させる。
輸血に使う血液の確保のほか、白血病など血液の難病の治療に役立つ成果という。
米科学誌ステムセル・リポーツ(電子版)に6日掲載される。

 iPS細胞に「c―MYC」と「BCL―XL」という2種類の遺伝子を組み込んだところ「不死化赤血球前駆細胞」と呼ぶ特殊な細胞ができた。
この細胞はほぼ無限に増殖し、80日ほどで細胞の数が100億~1000億倍に増える。

 その後、2つの遺伝子の働きを止めると、増殖した細胞は赤血球のもとになる細胞に育った。
酸素を運ぶ能力もあった。マウスの血管に注入すると体内を循環して赤血球に育つことを確かめた。

 これまでもiPS細胞から赤血球を作ることはできたが増殖できず、量産できなかった。研究グループは、ほぼ無限に増殖できる赤血球のもとになる細胞の段階で増やすことで課題を解決した。

images

日本経済新聞 201312/6 2:00
http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXNZO63677690W3A201C1CR8000/

Stem cell reports
Immortalization of Erythroblasts by c-MYC and BCL-XL Enables Large-Scale Erythrocyte Production from Human Pluripotent Stem Cells
http://www.cell.com/stem-cell-reports/abstract/S2213-6711(13)00122-7



【再生】iPS細胞から赤血球を量産 血液の難病治療に道/京大の続きを読む

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1: ◆HeartexiTw @胸のときめきφ ★ 2013/09/23(月) 09:17:26.48 ID:???0 BE:1851773696-PLT(12557)

ダウン症の子どもに多く見られる白血病の原因遺伝子を発見したと、伊藤悦朗弘前大教授らの研究チームが22日付の米科学誌ネイチャージェネティクスに発表する。
原因遺伝子を狙って働き掛ける薬の開発に役立つ可能性があるという。
ダウン症の赤ちゃんの5~10%には、血液の細胞が異常に増える「一過性異常骨髄増殖症」(TAM)がある。多くは自然によくなるが、約20~30%は3年以内に急性巨核芽球性白血病を発症。死に至ることもある。

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*+*+ jiji.com +*+*
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013092300026



【社会】ダウン症児の白血病遺伝子発見…薬開発に役立つ可能性の続きを読む

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1: エタ沈φ ★ 2013/09/10(火) 18:21:45.86 ID:???

 被ばく後に発症する白血病などの原因となる遺伝子を発見したと、稲葉俊哉・広島大教授(血液学)らのチームが、9日付の米科学誌キャンサー・セル(電子版)に発表する。広島、長崎両県の原爆被爆者は、現在でも白血病などの発症者が多い。早期発見や予防、新しい治療の開発につながると期待される。

 原爆投下から70年近くたった今でも、爆心地近くの高線量被爆者は、白血病や骨髄異形成症候群(MDS)といった血液の病気の発症が、通常と比べ3倍程度多い。また、白血病やMDSの患者は、しばしば46本ある染色体のうち7番染色体が失われていることが知られている。

 チームは7番染色体に存在する数百種類の遺伝子の中から、細胞分裂を調整する役割を持つとみられる「Samd9L遺伝子」が白血病などの発症にも関与している可能性があることを見つけた。

 遺伝子操作で、二つあるSamd9L遺伝子の片方または両方を失わせたマウスを作製。健康なマウスの寿命は3年だが、片方がないマウスの53%、両方ともないマウスの60%が、白血病かMDSを発症し、2年1カ月以内で死んだ。
Samd9L遺伝子を失うことで、異常な細胞の増殖に歯止めがかからなくなるとみられる。

 被ばくが病気の発症につながる仕組みについて、チームは「血液のもととなる造血幹細胞が放射線で傷つき、その後さまざまな要因でこの遺伝子が失われるため」と推測している。

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毎日新聞 2013年09月10日 07時00分
http://mainichi.jp/select/news/20130910k0000m040150000c.html

Cancer Cell
Haploinsufficiency of SAMD9L, an Endosome Fusion Facilitator, Causes Myeloid Malignancies in Mice Mimicking Human Diseases with Monosomy 7
http://www.cell.com/cancer-cell/abstract/S1535-6108(13)00357-7  


【腫瘍】白血病:原因遺伝子を特定 広島大チームの続きを読む

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1: エタ沈φ ★ 2013/08/20(火) 12:03:43.83 ID:???

骨髄性白血病の原因になる遺伝子の異常を、京都大医学研究科の小川誠司教授や東京大などのグループが新たに突き止めた。がんの診断や治療薬の開発につながる成果といい、英科学誌ネイチャー・ジェネティクスで19日発表する。

急性骨髄性白血病や骨髄異形成症候群などの骨髄性白血病は、国内で年間1万人以上が発症しているが、骨髄移植しか根本的な治療法はない。遺伝子の働きを調節する遺伝子や、RNAの合成に関わる遺伝子の異常が原因になることが分かっていた。

グループは、骨髄性白血病の患者610人のがん細胞の遺伝子を網羅的に解析。細胞分裂時に染色体を束ねたり、遺伝子の働きを調節している、輪ゴムのような形をしたタンパク質複合体「コヒーシン」を作る四つの遺伝子のいずれかが、約10%の割合で変異していることが分かった。
コヒーシンの異常によって、骨髄性白血病が発症するらしい。

遺伝子に変異がある細胞に正常なタンパク質を入れると、細胞の異常な増殖が抑えられた。
コヒーシンを作る遺伝子は「がん抑制遺伝子」として働くとみられる。

小川教授は「コヒーシンを作る遺伝子に変異があると、悪性度が高くなる。
他のがんでも同様の変異がある可能性が高い」と話している。

2013年08月19日 02時10分 京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20130820000056

京都大学 プレスリリース
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2013/130708_2.htm

Nature Genetics
Exome sequencing identifies secondary mutations of SETBP1 and JAK3 in juvenile myelomonocytic leukemia
http://www.nature.com/ng/journal/v45/n8/full/ng.2698.html

画像1:SETBP1変異によるJMMLの進行モデル
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http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2013/images/130708_2/01.jpg
画像2:二次性変異が無移植生存率に及ぼす影響
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http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2013/images/130708_2/02.jpg



【ゲノム】若年性骨髄単球性白血病の新規原因遺伝子を発見/京大などの続きを読む

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