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皮質

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1: 2018/01/27(土) 23:42:01.51 ID:CAP_USER
順天堂大学は1月26日、前頭極と呼ばれる大脳皮質前頭葉領域が、過去に経験していない事象に対する確信度に対する自己評価を司ることを発見したと発表した。

同成果は、順天堂大学 大学院医学研究科 老人性疾患病態・治療研究センターの宮本健太郎 研究員、生理学第一講座の長田貴宏 助教、老人性疾患病態・治療研究センターの宮下保司特任教授らによる順天堂大学・東京大学の共同研究グループによるもの。
詳細は、米国の学術誌「Neuron」(オンライン版)で発表された。

生活の中で得る、新たな出会いや経験を「新しい」と自覚する能力は、変化の激しい自然や社会環境の中で生き延びるのに必要不可欠だ。
しかし、この能力は、自身の記憶を網羅的かつ内省的に探索し、その結果をもとに自身の「無知」を自覚するという、高度な認知情報処理を必要とする。


先行研究により、マカクサルにおいて、前頭葉の一部の領域が、記憶そのものの処理には関与せず、既知の出来事の記憶に対する確信度判断に貢献すること、および未知の出来事に対する確信度判断には寄与しないことが分かっていた。

研究グループは今回、ヒトに顕著な能力の1つである「無知の知」の進化的な起源を探るため、サルの脳において未知の出来事に対する確信度判断を担う領域の同定を試み、大脳皮質の神経回路レベルで未知および既知の事象に対する「メタ認知」処理がどのように行われているかを明らかにした。

まずはマカクサルに対して、メタ認知に基づいた意思決定を行うことができるかを調査した。
調査方法は、サルに図形を見せ、そのリストをもとに再認記憶課題を実施するというもの。

続きはソースで

図:自分自身の認知活動を主観的に認知する「メタ認知」のおかげで、人は、自身がある事柄についてよく知らないという事実を、内省的に評価し、無知の知の自己意識をもてると考えられている
https://news.mynavi.jp/article/20180126-576849/images/002.jpg

図:サルがメタ認知に基づいた行動をするか、という調査の概要。
サルは、より多くの報酬をもらえるように行動したことから、メタ認知に基づいて確信度判断を行っていることが確かめられた。
https://news.mynavi.jp/article/20180126-576849/images/003.jpg

マイナビニュース
https://news.mynavi.jp/article/20180126-576849/
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引用元: 【医学】順天堂大学、「無知の知」を生み出す脳の仕組みを明らかに[18/01/27]

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1: 2016/10/08(土) 10:12:55.77 ID:CAP_USER
【プレスリリース】記憶を思い出す際の脳の新たな仕組みを解明 ~大脳側頭葉の各皮質層がそれぞれ担う記憶の情報処理~ | 日本の研究.com
https://research-er.jp/articles/view/50974
https://research-er.jp/img/article/20161007/20161007135745.png
https://research-er.jp/img/article/20161007/20161007135854.png


概要:

 順天堂大学大学院医学研究科老人性疾患病態・治療研究センターの竹田真己特任准教授ら、および東京大学の小谷野賢治研究員らの共同研究グループは、視覚情報を想起する際の大脳情報処理機構を皮質層レベルで解析する方法を開発し、側頭葉において皮質層ごとに異なる情報処理を担っていることを初めて明らかにしました。この成果は、記憶想起における神経回路の動作原理の一端を明らかにし、脳損傷による記憶障害に対する診断・治療法の確立に貢献すると考えられます。本研究成果はNeuron電子版に10月6日(日本時間10月7日)付けで発表されました。


本研究成果のポイント
•ニューロンの位置を皮質層レベルで正確に同定する手法を開発
•記憶想起において、大脳側頭葉の各皮質層が異なる情報処理を担うことを解明
•記憶想起の皮質層神経回路モデルをもとに、記憶障害に対する診断・治療法の確立へ

続きはソースで

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引用元: 【神経科学】記憶を思い出す際の脳の新たな仕組みを解明 大脳側頭葉の各皮質層がそれぞれ担う記憶の情報処理 [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2016/07/21(木) 21:19:23.35 ID:CAP_USER
脳の「最も詳細な地図」作製、研究 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News
http://www.afpbb.com/articles/-/3094769?cx_part=topstory
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/3/d/500x400/img_3dbce52ed5ed6022800535c7d236a13389328.jpg
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/0/8/500x400/img_089bde520d82439abbc406992c50ff7f133912.jpg


【7月21日 AFP】医師らはこれまで、血液の循環、消化器系、神経などが記された人体と各器官の信頼できる地図を手にしてきたが、長年にわたり、詳細がはっきりしない一つの「グレーな臓器」にだけは常に業を煮やしてきた──脳だ。

 神経科学者、コンピューターの専門家、技術者などからなる研究チームは20日、人の耳と耳の間に広がるこの謎の領域の新たな地図を製作したと発表。これまでで最も正確な「脳の地図」である可能性があるという。

 地図作製の過程では、大脳皮質または灰白質と呼ばれる、脳のしわの多い外層部分で、これまで特定されていなかった部位100近くが見つかった。

 英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された今回の研究に共同で資金を提供している米国立衛生研究所(NIH)のブルース・カスバート(Bruce Cuthbert)氏は「これら最新の知見とツールは、人間の皮質の進化の過程、さらには脳の特化した各部位が人の健康や病気で果たす役割などを説明する助けになるはずだ」と話している。

 この新たな地図によって、将来的には「脳外科手術にかつてないほどの正確さ」が提供される可能性もあると、カスバート氏は期待を寄せる。

■「天文学にも似ている」

 1909年、ドイツの神経学者コルビニアン・ブロードマン(Korbinian Brodmann)氏は、史上最も有名であろう脳地図を発表した。同氏の脳地図は、部位を構成する細胞の種類がそれぞれ異なるという発見に基づいて作製された。

続きはソースで

(c)AFP/Mariëtte Le Roux

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引用元: 【神経科学】脳の「最も詳細な地図」作製、研究 [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2016/01/23(土) 17:12:06.31 ID:CAP_USER*.net
 大脳皮質を厚くする働きのある神経幹細胞の一部が哺乳類と鳥類で共通していることを、京都府立医科大の野村真准教授らが突き止めた。進化の中で、動物が高い知性を獲得する過程の解明につながるという。英科学誌に発表した。

 動物の中では、哺乳類と鳥類が、厚い大脳皮質を持ち高い知性を備えている。
しかし異なる生き物が、同じ大脳の特徴を持つに至った過程は未解明だった。

 野村准教授らは、哺乳類の大脳皮質を厚くする要因として知られる神経幹細胞に注目。
脳深部にある神経幹細胞が、マウスとニワトリで似た形をしていて、同じメカニズムで増殖していることを突き止めた。またカエルやカメ、サンショウウオでもよく似た神経幹細胞を見つけた。

 爬虫(はちゅう)類や両生類では、神経幹細胞の数が少ないという別の研究もある。
野村准教授は「進化的に早い段階で神経幹細胞はあったが、哺乳類と鳥類では、それぞれ独自に数を増大させたのだろう」と話している。

ダウンロード (4)


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160123-00000018-kyt-sctch

引用元: 【科学】大脳進化の鍵、哺乳類と鳥共通 知性獲得の過程に光

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