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研究者

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1: 伊勢うどんφ ★ 2014/01/24(金) 13:53:04.88 ID:???

 東京大や京都大のiPS細胞(人工多能性幹細胞)研究者らが設立したベンチャー企業が、人の治療に使える実用レベルの血小板をiPS細胞から作製する専用施設を、3月に京大で稼働させることがわかった。

 今夏までに血小板を作製し、日米で2016年に治験を開始する予定で、20年ごろの製品化を目指す。

 ベンチャー企業は「メガカリオン」(東京都港区、三輪玄二郎社長)。

 血小板を作る技術は、江藤浩之・京大iPS細胞研究所教授、中内啓光・東大医科学研究所教授らが開発した。
iPS細胞から造血幹細胞を作り、血小板の元となる巨核芽球という細胞に変化させ、この細胞を増やして冷凍保存する。

 メガカリオンは中内教授らが中心となって11年9月に設立した。同社は実験室で血小板を作製し、動物実験で安全性や有効性を確認していたが、人体に使える安全性の高い血小板を製造するため、無菌状態にできるクリーンルームを京大病院の敷地内に設置する。

 輸血用の血小板は保存期間が約4日と短く、慢性的に不足している。iPS細胞から血小板を作った場合、血小板には遺伝子が入っている核がないため、iPS細胞で最も心配されるがん化の恐れがない。
ウイルスが混入する危険もないため、大量生産する技術を確立すれば、より安全な血小板輸血が実現できるという。

 血小板 血液に含まれる成分の一種で、血管の傷をふさいで止血する働きがある。
血小板を主成分とする輸血用製剤は、急性白血病や骨髄腫、抗がん剤治療の副作用で起きる血小板減少症などの治療に用いられる。
国内では、製剤の原料を献血に依存している。

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(2014年1月23日 読売新聞)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=91581



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1: 帰社倶楽部φ ★ 2013/12/02(月) 11:05:58.48 ID:???0

2050年、宇宙人の地球侵略に対抗するにはクマムシを巨大化すべきだ――。

生命科学の第一線で活躍する研究者6人が空想した「2050年の研究発表」を競うコンテストが、神戸市で開かれる日本分子生物学会で6日に行われる。
生命科学の可能性と魅力を市民にPRするのが狙いだ。学会会員100人が投票する審査は、面白さと、科学的に矛盾しないことを重視する。優勝者は50年の学会の大会長に内定する。

パリ第5大学研究員の堀川大樹さん(35)は、「真空や放射線などで過酷な宇宙環境で戦うには、クマムシを遺伝子工学で巨大化するしかない」と提案する。

カナダ・トロント大研究員の谷内江(やちえ)望(のぞむ)さん(32)は、実験手順を入力すると全自動でノーベル賞級の実験をする「ロボット研究所」を作れば、実験の捏造(ねつぞう)も防げると提案する。

富山大助教の小沢龍彦さん(37)は、男女のリンパ球を一緒に培養した時の反応を解析し「合コン成功率を予測する技術」を発表する。大会長の近藤滋・大阪大教授は「未来を夢見る気持ちは科学者も市民も同じ。一緒に共感し、笑ってほしい」と話している。

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(2013年12月2日09時11分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20131202-OYT1T00169.htm



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1: 伊勢うどんφ ★ 2013/11/27(水) 00:42:29.55 ID:???

 ナノテクノロジー(超微細技術)の分野で優れた業績を上げた研究者を表彰する「江崎玲於奈賞」(茨城県科学技術振興財団など主催)の10周年記念となる授賞式が26日、茨城県つくば市内で行われ、今年の受賞者の北川進・京都大教授(62)に、江崎玲於奈・同財団理事長から賞状と副賞1000万円が手渡された。

 北川教授は、ガスをためる微小な穴が開いた「多孔性材料」で、革新的な素材を開発した。10周年にあたり、江崎理事長は「この分野は革新的な成果が生まれている分野。
今後も賞を通じ、日本の科学技術の発展に寄与したい」と語った。

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(2013年11月26日20時05分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20131126-OYT1T01054.htm



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1: ◆SWAKITI9Dbwp @すわきちφφ ★ 2013/08/29(木) 23:19:34.79 ID:???

 研究者の約1割が、所属する研究室内で研究不正の現場を目撃した経験があることが、日本分子生物学会の会員対象アンケート調査で分かった。
また、過半数が生命科学分野の研究不正を「まれだと思わない」と答えており、データ改ざんなどの不正が常態化している実情が浮かんだ。

 同学会は会員約1万5000人と生命科学分野では規模が大きい。
アンケートは全会員に依頼し、1022人が回答した。
回答者の専門分野は生物系(51.3%)▽医歯薬系(34.3%)▽農学系(8.6%)▽理工系(3.6%)など。

 「研究不正を目撃したことがあるか」との問いに対し、10.1%が「所属する研究室内で目撃、経験したことがある」と答えた。
「所属する研究室でうわさがあった」(6.1%)、「近傍の研究室からうわさを聞いた」(32.3%)を合わせて半数近くが見聞きしていた。
また「生命科学において研究不正は極めてまれなケースと思うか」との問いには「そう思わない」「あまりそう思わない」は計58・8%だった。

 日本では不正疑惑が浮上すると、所属する大学や関連学会が調査にあたる。
こうした現行のシステムについて、71.2%が「対応できない」「あまり対応できない」とした。
また、7割近くが研究不正を取り締まる外部の中立機関の設置が望ましいとした。

 研究不正に詳しい山崎茂明・愛知淑徳大教授は
「欧米では研究不正を実際に見聞きした研究者の割合は半数程度という報告があり、その傾向と合致する。
日本の生命科学研究の最前線を担う学会で、不正が日常化している実態を明らかにしたもので、今後の対策に生かしてほしい」と話す。【八田浩輔】

毎日.jp
http://mainichi.jp/select/news/20130829k0000e040253000c.html
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