理系にゅーす

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祖先

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1: 2018/05/24(木) 01:46:10.06 ID:CAP_USER
【5月23日 AFP】なぜ鳥類は歯を失ったのか? 歯をなくすことで体重が軽くなり飛行しやすくなるからだろうか?
それとも祖先の恐竜のようなギザギザの歯よりも、とがったくちばしの方が虫を食べるのに都合が良いからだろうか?

 鳥類が歯を失った理由について、英国王立協会(Royal Society)の専門誌バイオロジー・レターズ(Biology Letters)で23日に発表された研究論文は卵のふ化を早めるためと結論づけ、歯のないくちばしの進化に関する従来の科学的な見解に一石を投じた。

 恐竜の卵がふ化するまでの期間が数か月であったのに対し、現世鳥類の抱卵期間はわずか数日~数週間となっている。

 この論文を執筆した独ボン大学(University of Bonn)のツールエイ・ヤン(Tzu-Ruei Yang)氏と
マルティン・サンダー(Martin Sander)氏によると、これはふ化までの期間の60%を占める歯の発生を待つ必要がないためだという。

 卵の状態では捕食動物や自然災害に対して弱いので、胚の生存率はふ化が早まれば早まるほど高まる。
これこそが卵生である恐竜類や鳥類にとっての課題だった。哺乳類は胎生なので、胚は母親の体内で守られる。 (c)AFP 

続きはソースで

関連ソース画像
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/f/e/320x280/img_fe2a6d7278e67d360b4b7f46bc33a705222844.jpg

AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3175626
ダウンロード (4)


引用元: 【動物】鳥に歯がない理由に新説、卵のふ化を早めるため[05/23]

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1: 2018/05/07(月) 14:27:05.21 ID:CAP_USER
Palaeontology: Unique peek at early bird beak

くちばしを持つ初期鳥類の極めて良好な保存状態の化石が新たに発見され、鳥類から恐竜類への移行が予想以上に複雑な過程であったことを明らかにした論文が、今週掲載される。

鳥類の頭蓋骨は、その祖先の恐竜類とはかなり異なっている。
現生鳥類は、歯のない大きなくちばしを持ち、頭蓋が大きく、閉口筋は弱体化し、頭蓋骨の連接構造は顕著で、口蓋を動かすことができ、顎がぶら下がっている。
こうした特徴が発生する過程と順序を解明することは研究課題となっているが、鳥類の頭蓋化石の保存状態が通常は良好でないために難題となっている。

今回、Bhart-Anjan Bhullarたちの研究グループは、新たに発見された初期鳥類Ichthyornis disparの4点の化石について詳細に調べた。
I. disparは、歯を持つアジサシ似の海鳥で、翼幅は60 cm、現在の北米にあたる地域で1億年~6600万年前に生息していた。

続きはソースで

英語の原文
http://dx.doi.org/10.1038/s41586-018-0053-y

https://www.natureasia.com/ja-jp/research/highlight/12492
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引用元: 【古生物学】初期鳥類のくちばしを調べたユニークな研究 Nature[05/03]

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1: 2018/03/14(水) 15:41:19.11 ID:CAP_USER
 約1億5千万年前のジュラ紀にいた鳥の遠い祖先の始祖鳥は、自力で羽ばたいて飛べた可能性が高いことがわかった。
フランスなどの研究チームが、始祖鳥の骨の特徴を現在の鳥など約70種と比べたところ、キジなどに近く、短い距離を飛ぶ能力があったと判断した。14日に英科学誌ネイチャーコミュニケーションズで論文を発表する。

 始祖鳥は、体長約50センチでドイツで化石が見つかった。
恐竜に似て歯を持つが、羽毛や翼があり「最古の鳥」とされる。ただ、飛べたかどうかはわかっておらず、羽根の強度の推定から滑空程度しかできなかったとする見方もあった。

続きはソースで

関連ソース画像
https://o.aolcdn.com/hss/storage/midas/90f8ce104b129d87d09848a9be2e1fce/206212264/AS20180313004156_comm.jpg

ハフポスト日本版
https://www.huffingtonpost.jp/2018/03/14/ancientbird_a_23385114/
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引用元: 【鳥類】始祖鳥、キジやクジャク並みに飛べたかも? フランスの研究チームが論文を発表[03/14]

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1: 2018/03/14(水) 18:44:05.81 ID:CAP_USER
新たに見つかった5億2000万年前の肉食動物の化石を調べたところ、昆虫やエビ、カニなど複雑な脳をもつ節足動物の祖先が、これまでの説と異なるシンプルな脳をもっていたことがわかり、3月9日付けの学術誌「ネイチゃー・コミュニケーションズ」に発表された。

 この動物はケリグマケラ(Kerygmachela kierkegaardi)というカンブリア紀中期の古代生物で、化石はグリーンランドでしか見つかっていない。体の左右に11対のヒレがあり、細長い尾と比べて頭部は丸みを帯びている。

 同じカンブリア紀に生きたアノマロカリスという巨大な肉食動物(節足動物)に似ているが、クマムシ(緩歩(かんぽ)動物)やカギムシ(有爪(ゆうそう)動物)といった、体がより軟らかいグループに近い構造もあり、それら3つの動物群をまとめた「汎節足動物」の祖先に近い特徴をもつ生きものだ。

 論文の筆者の1人で、英国を拠点とする古生物学者のジェイコブ・ビンター氏は、ケリグマケラは頭の近くについた大きな付属肢で獲物を捕らえていたと説明する。
「ほかの動物にとっては恐ろしい存在だったでしょうね」

 過去に見つかったケリグマケラの化石は、体長は2.5センチから25センチほどで、風雨にさらされてもろくなっていた。
しかし今回見つかったのは、そうした風化作用を初めて免れた化石であり、珍しいことに神経組織と眼の痕跡が残っていた。

 これが、汎節足動物について新たな発見をもたらした。

 現在の節足動物の脳は、前大脳、中大脳、後大脳という3つに分かれた構造をもっている。
成長する過程を観察すると、初期の段階において別々の神経組織が何度か融合するプロセスを経ることから、節足動物は進化の当初から3つに分かれた脳をもつと考えられていた。
しかし、研究チームがケリグマケラの脳を調べたところ、シンプルな構造の脳がひとつしか発見できなかったという。

続きはソースで

画像:5億2000万年前の恐るべき肉食動物、ケリグマケラ(Kerygmachela kierkegaardi)の復元図。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/031300114/01.jpg
画像:今回グリーンランドで発見された、保存状態の良いケリグマケラの化石。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/031300114/03.jpg
画像:ケリグマケラの頭部神経系組織。この新たな証拠は、汎節足動物の共通祖先には複雑な脳がなかったことを示唆している。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/031300114/02.jpg

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/031300114/
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引用元: 【古生物】5億年前の肉食動物、「意外な脳」が明らかに 人間や昆虫の「3つの脳」は偶然のたまものか[03/14]

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1: 2018/03/14(水) 11:24:00.45 ID:CAP_USER.net
東京大学(東大)は、次世代シーケンスを用いた4生物の全ゲノム解読でボルボックスのオスとメスが誕生した直前と直後に相当する生物の性染色体領域の全貌を明らかし、オス特異的遺伝子「OTOKOGI」をもつ極小の領域「OSU」を発見したと発表した。
同成果により、「OTOKOGI」の進化が最初のオスを生み出す原因であった可能性が示唆されたという。

同成果は、東京大学 大学院理学系研究科生物科学専攻の浜地貴志 元特任研究員(現:京都大学 理学研究科植物分子遺伝学研究室 特定研究員)、豊岡博子 特任研究員、野崎久義 准教授、および国立遺伝学研究所の豊田敦 特任教授らの研究グループによるもの。
詳細は、ネイチャー・リサーチのオープンアクセス誌「Communications Biology」に掲載された。

生物学において、どのようにして最初のオスとメスが誕生したかは謎に包まれていた。

オスとメスは「同型配偶」という両性の配偶子が未分化な祖先生物から進化したと考えられており、この原因は両性で遺伝子組成の異なる「性染色体領域」がオス・メスらしさをもたらす遺伝子群を獲得して拡大することと予想されていた。
しかし、どのような遺伝子の獲得であったかはこれまで不明だった。

研究グループは今回、性進化のモデル生物群「緑藻ボルボックス系列」の次世代シーケンスを用いた全ゲノム解読を実施し、オスとメスが誕生した直前と直後に相当する生物の性染色体領域の全貌を明らかにした。

続きはソースで

(著者原図、一部は発表論文から改変) (出所:東京大学Webサイト)
https://news.mynavi.jp/article/20180312-599225/images/002.jpg

マイナビニュース
https://news.mynavi.jp/article/20180312-599225/
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引用元: 【遺伝子】東大、全ゲノム解読からオス・メスの起源を解明[03/12]

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1: 2018/03/17(土) 16:30:11.81 ID:CAP_USER
 ワタリガラス (Corvus corax) は、特に珍しい鳥ではない。だが進化の道筋はかなり珍しいことが、最新の研究で明らかになった。

 科学者たちが研究に使ったのは、過去20年近くかけてワタリガラスから採取したDNAサンプルだ。
それは、北米西海岸のワタリガラスの祖先が、遺伝的に異なる3つの集団に分化していたことを示していた。
さらに、そのうちの2つの系統が1つに合わさり、分化を逆戻りする過程の最中とみられるという。
研究結果は3月2日付けの学術誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に掲載された。

「長い間、私たちは種の進化を木の枝分かれのように考えがちでした。
1つの枝から、新しい種が2つに分かれるというふうに」と、研究を主導した米スミソニアン保全生物学研究所の進化生物学者、アナ・カーンズ氏は話す。

「種が枝分かれした例はいくらでもあります。
が、分かれている2本の枝が再び1つになった例にはめったに出合えません」

 しかし時おり、系統樹の枝が再び合わさり、2つの系統、つまり、異なる種へと分化する途中だった集団が1つになることがある。
カーンズ氏によると、科学的には「網状進化」と呼ばれ、動物では鳥のフィンチの仲間や2種の魚類など、これまで数えるほどしか確認されていない。

 加えてワタリガラスの場合は、枝分かれする途中で元に戻ったわけではない。
いったん2つの種に分かれたあとで、片方がさらにもう一度分化を起こしてから2段階前のグループと合わさっていた。
今回の発見は、種が混ざり合うことによる「逆転進化」を、ほかにも多くの種が経てきている可能性を示す。

 そして、種というものについての概念さえ、本当はかなり複雑だという点も浮かび上がらせている。
異なる2つの種は交配できないと多くの人が学校で教わった。
しかし科学者たちいわく、生物学はいつでも明快というわけではない。

■ワタリガラスがたどった道筋

 現在のワタリガラスは大型の黒い鳥で、両翼を広げると約1.2メートルになる。
「コモン(普通の)レイブン」という英名の通り、北半球ならほぼどこでも生息している。
知能が高い上、ほとんど何でも食べようとするためだろう。
餌は齧歯類(げっしるい)や昆虫から、ベリー類、生ごみまで幅広い。
 しかし、いま北米の至る所で見かけるワタリガラスは、昔からずっと変わらずにいたわけではない。

続きはソースで

関連ソース画像
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/030900110/0139.jpg
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/030900110/01.jpg

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/030900110/
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引用元: 【進化】2種が1つに、“逆転進化”していたワタリガラス 進化のイメージが変わる? ほかの種でも多く起きている可能性を示唆[03/12]

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