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福島第一原発

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1: 伊勢うどんφ ★ 2014/01/11(土) 22:40:24.35 ID:???

 日本原子力研究開発機構は9日、メルトダウン(炉心溶融)の制御実験計画を発表した。
2011年、東京電力福島第一原子力発電所で発生したような事故への対処法を調査する目的。
実験は、茨城県東海村にある原子炉安全性研究炉で、新年度から行われるとAP通信が報じた。

【メルトダウン制御実験とは?】
 各紙報道によると、実験の概要は以下のとおり。研究炉の中心部にステンレス製のカプセル(長さ1.2m)を入れ、燃料棒(同30cm)1本を水に触れないようにして収める。
カプセルの周囲の核燃料から飛んでくる中性子によって、ミニ燃料棒の中のウランも核分裂し、2000度以上の高温になって溶ける。

 同様のプロジェクトは、原子力大国であるフランスやアメリカなどで実施されたことはあるが、日本が実施するのは初めてである。
報道では、2011年、福島第一原発がメルトダウンと爆発を起こし、放射性物質を広大な農地にまき散らし、人が住めない場所にしてしまって以来、日本国民は原子力の安全性に非常に敏感になっているという。

 原子力研究開発機構のスポークスマンによると、「メルトダウンが一体どのように発生するのか研究し、
将来の事故対策に役立てる」ことが目的であるという。

【日本の原子力の安全性が向上?】
 また8日には、ワシントンの民間支持団体『Nuclear Threat Initiative(NTI)』が核安全管理に関する報告を発表した。
NTIは核物質の安全管理を促進し、テロに対する防御を強化するように政府に働きかける活動をしている。

 本報告は、各国の核物質管理予防措置を調査し、その安全慣行に基づきランク付するものである。
同団体は、ロンドンのリスク分析会社であるEconomist Intelligence Unitと共同で調査を行っている。
ランク1位は、先回の90ポイントから92ポイントに上昇したオーストラリアである。核物質の量を減らすと同時に、核兵器テロを非合法化し、核兵器犯罪を法廷で裁くように加盟国と協力する条約を批准したことが評価された。

 2012年の核安全サミット会議の直前に発行された前回の報告では、日本は23位(カザフスタンや南アフリカより下)であった。
今回、日本は福島原発事故から立ち直り、核安全管理当局を設立したことが評価され、13位と大きく順位を上げた。
本報告は、3月にハーグで開催される第3回核安全保障サミットに向けて世界の首脳達が準備を進める中、発行された。

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2014年01月10日 Newsphere
http://newsphere.jp/national/20140110-5/



【原子力】日本初のメルトダウン再現実験実施へ 海外紙も注目の続きを読む

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1: オリンピック予選スラム(WiMAX) 2014/01/05(日) 22:54:28.82 ID:Xk2TrNUU0 BE:2395277647-PLT(12001) ポイント特典

なぜ日本は福島原発で作業するロボットを創れないのか…技術「お家芸」なのに原発事故では「米国製」の“屈辱”

東京電力福島第1原子力発電所事故を機に、原発施設で作業するロボット開発が加速している。日本でも世界に先駆けた技術も登場しているが、市場は実績のある大手企業や有名大学が独占し、ベンチャー企業は画期的な技術を開発しても参入は困難なのが実情。福島の事故では原子炉建屋に初投入されたロボットが米国製という屈辱を味わい、米IT大手がロボット関連企業の買収を進めているのも脅威だ。日本のお家芸といえるロボット分野の発展には、優れた技術ならベンチャーや中小企業にも門戸を閉ざさない度量が必要だ。(板東和正)

http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/140105/wec14010518000008-n1.htm

■SF顔負けの技術さえ…難しい■

「世界に誇る技術を生み出しても、原発の作業用ロボットへの活用は難しい」

ロボットやセンサー技術を開発するベンチャー「旭光電機」(神戸市)の技術部社員は、冷めた表情を浮かべる。
同社は平成24年12月、被災地など危険な場所で障害物撤去や、機材の搬送を手がける電動ドリル搭載の「人型ロボット」を開発したばかりだ。

操縦者が体を動かすことで遠隔操作できるロボットで、何百キロ離れた場所でも自在に動かせる驚異的な操作性を実現。とくに、ロボットの頭部や指先にはカメラや各種センサーなどが設置されており、ロボットの作業状況や周辺環境を視覚や聴覚だけでなく、触感までもが操縦者が装着するゴーグル内のディスプレーやヘッドホン、さらにグローブで再現できる。まさに世界的な技術者も目を丸くするSF映画顔負けの技術なのだ。

作業員が入ることのできない危険地域の情報を離れた場所から知ることができるうえ、触ることもできる技術は、原子炉建屋に投入するロボットにはのどから手がでるほどほしい技術のはずだが、同社は原発での作業用ロボットへの転用はほぼあきらめており、医療向けでの実用化を目指している。

(続く)
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なぜ日本で原発作業ロボットを創れない? 米国「失敗を怖れて大手しか採用しない。競争力がない」の続きを読む

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1: ◆CHURa/Os2M @ちゅら猫ρ ★ 2013/12/21(土) 15:22:28.25 ID:???0

★【国際】日本、初日首位に 米の災害ロボコンテスト
2013年12月21日 夕刊

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東京電力福島第一原発事故のような大規模災害の現場で役に立つロボットの「実戦力」を競い合うコンテストが二十日、米フロリダ州ホームステッドで始まり、初日の得点で日本から参加したチーム「SCHAFT(シャフト)」=写真、共同=が首位に立った。
予選は二十一日まで続く。

米国防高等研究計画局(DARPA)の主催で、「シャフト」はインターネット検索大手グーグルに買収されたばかりの東大発ベンチャー。独自開発の身長約一五〇センチ、体重九五キロの人型ロボットでコンテストに臨んだ。

課題は建物のドアを開けて中に入る動作やホースをつかんで消火栓につなぐなど、実際の災害現場でどこまで活躍できるかでポイントを積み上げる。

コンテストは独自開発のロボットを持ち込み競う部門と、DARPAから提供された同機種ロボットを使って運用するソフトの開発力を競う部門がある。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013122102000247.html

【画像】
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/images/PK2013122102100130_size0.jpg



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1: ◆Stars/1XBg @星降るφ ★ 2013/11/01(金) 11:34:29.80 ID:???

2013年10月31日

東京電力福島第一原発事故(2011年3月)に伴い森林に降下した放射性セシウムは、2年以上たっても、土壌の深さ10センチメートルまでの表層にとどまり、地下水によって周辺地域へは流出しにくいとする研究結果を、日本原子力研究開発機構の環境動態研究グループがまとめた。

研究チームは福島第一原発から南西約65キロメートルの茨城県北部の落葉広葉樹林で、2011年5月から13年7月まで、放射性セシウム濃度の、表層の落ち葉層から下層の土壌への移動変化を、土壌中に埋めた「ライシメーター」という浸透水を採取する装置を使って連続的に測定した。

その結果、放射性セシウム137を指標として分布状況をみると、落ち葉層から深さ10センチメートルまでの総蓄積量は1平方メートル当たり約20キロベクレルと調査期間中ほぼ変わらなかったが、事故後数カ月以内に大部分(同約16キロベクレル)が、落ち葉層から深さ5センチメートルまでの土壌に浸透していた。11年12月以降は全体の分布にほとんど変化はなく、深さ5-10センチメートルの土壌の蓄積量は1平方メートル当たり1キロベクレル程度のままだった。こうした傾向は、国や他の大学・研究機関の調査結果とも合っていた。

浸透水を分析すると、放射性セシウムの濃度は「溶存態有機炭素」の濃度変化にも一致し、温度の上昇とともに増加する傾向を示した。溶存態有機炭素は落葉・落枝の分解によって溶出するもので、温度の上昇によって落葉・落枝の分解が進み、付着していた放射性セシウム137が一緒に土壌に浸透したとみられる。

このため、落ち葉層から土壌への放射性セシウムの移動は、事故後から1年以内は主に雨水の洗い出しによって起こり、それ以降は落葉・落枝の分解により緩やかに進行していることが明らかになった。放射性セシウムは、今後も10センチメートルより深くまで移動する割合は小さく、地下水を経由して森林地帯から周辺地域には流出しにくいと考えられるという。

今回調査した森林の土壌は「褐色森林土」と呼ばれ、表層は有機物の蓄積により黒色味が強く、深くなるほど褐色になる。日本の落葉広葉樹林、あるいは落葉広葉樹と常緑針葉樹の混合林の下に広く分布し、福島県の山間部の約7割がこの褐色森林土だ。研究チームは今後、土壌表層に蓄積した放射性セシウムが、森林生態系の内部循環にどのように取り込まれるかなどを研究調査する。

▽サイエンスポータル編集ニュース
 http://scienceportal.jp/news/daily/1310/1310311.html

▽図1. 調査を行った茨城県北部の落葉広葉樹林
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 http://scienceportal.jp/news/daily/1310/images/131031_img_org.jpg
 図2. ライシメーターを用いた土壌浸透水の連続採取
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 http://scienceportal.jp/news/daily/1310/images/131031_img2_org.jpg

▽日本原子力研究開発機構 プレスリリース
「森林土壌に沈着した放射性セシウムの動的挙動を解明」
 http://www.jaea.go.jp/02/press2013/p13102901/



【環境】放射性セシウム、2年以上たっても森林土壌の10cm表層にとどまるの続きを読む

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1: 白夜φ ★ 2013/10/16(水) 00:28:00.77 ID:???

原発事故、牛の精巣に異常なし セシウム調査

東京電力福島第1原発から半径20キロ圏内に取り残された牛の調査を進めている東北大の福本学教授(病理学)らのグループは、原発事故で放出された放射性セシウムが牛の精巣や精・子の形成能力に与えた影響はなかったとする研究結果をまとめ、8日付の英科学誌電子版に発表した。

福本教授は「今後は受精卵を雌牛に移植したり、人工授精をしたりして遺伝影響の有無を調べていきたい」と話す。

グループは、福島県川内村で2011年9月に捕獲した生後11カ月の雄牛と、雌牛の体内にいた妊娠8カ月の雄の胎児、12年1月に同県楢葉町で捕獲した生後12カ月以上の雄牛の計3頭を分析した。

2013/10/08 18:43 【共同通信】

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▽記事引用元 47NEWS 2013/10/08 18:43配信記事
http://www.47news.jp/CN/201310/CN2013100801002200.html

▽関連
Scientific Reports Volume: 3, Article number: 2850 DOI: doi:10.1038/srep02850
Received 21 January 2013 Accepted 04 September 2013 Published 08 October 2013
Effects of radioactive caesium on bull testes after the Fukushima nuclear plant accident
http://www.nature.com/srep/2013/131008/srep02850/full/srep02850.html



【環境】原発事故で取り残された牛 精巣や精・子の形成能力に与えた影響なし/東北大の続きを読む

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1: TOY_BOx@みそしるφ ★ 2013/08/20(火) 22:49:22.68 ID:???

日本とウクライナは、東京電力福島第一原子力発電所の事故で放出された放射性物質の拡散状況などを調べるため、日本の超小型衛星をウクライナ製のロケットで打ち上げる計画を進めることで合意する見通しです。

岸田外務大臣は、今月25日からチェルノブイリ原子力発電所の事故で、深刻な被害を受けたウクライナを訪問し、コジャラ外相らと会談します。
この中で、日本とウクライナの両政府は、福島第一原発の事故で放出された放射性物質の拡散状況などを調べるため、東京大学が開発している超小型衛星を打ち上げのコストが安いウクライナ製のロケットで打ち上げる計画を進めることで合意する見通しです。

具体的には、地上の観測機器の情報を衛星で受信して、放射性物質が拡散した範囲や量を調査するほか、衛星から地表を定期的に撮影し、地形や植物の変化などを観測する、としています。

この調査は、チェルノブイリ原発の上空でも行う予定で、両政府は情報を共有して、今後の対応に役立てたいとしています。

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▽記事引用元 : NHKニュース 
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130820/k10013886431000.html
*リンク先に動画あります。



【宇宙】日本製超小型衛星をウクライナ製のロケットで打ち上げ 放射性物質拡散調査で 東京大学の続きを読む

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