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1: 白夜φ ★ 2014/01/19(日) 22:37:38.83 ID:???

悪性脳腫瘍が脳内を動き回り広く散らばるしくみを解明 -新しい治療戦略確立へ-


岡山大学大学院医歯薬学総合研究科細胞生理学分野の松井秀樹教授、道上宏之助教、藤村篤史研究員らの研究グループは、悪性脳腫瘍が脳内に拡がるメカニズムを世界で初めて特定しました。
 
悪性脳腫瘍では、がん細胞が脳内に拡がることが多く、そのために手術による根治が困難となるなど、治療方法が限られます。
また、他のがんに比べて再発が多いこともよく知られています。
 
今回明らかにされたメカニズムに基づいて治療戦略を立てれば、既存の治療方法を格段に向上させ、術後の再発防止もできると期待されます。
 
本研究成果は2013年11月15日、アメリカの癌研究専門雑誌『Neoplasia』に掲載されました。

<業 績>
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科細胞生理学分野の松井秀樹教授、道上宏之助教、藤村篤史研究員、熊本大学大学院生命研究科分子生理学教室の富澤一仁教授、魏范研助教らの共同研究グループ10人は、悪性脳腫瘍が脳内組織に広く拡がるメカニズムにおいてCyclin G2というタンパク質が中心的な役割を果たしている事を世界で初めて突き止めました。
 
悪性脳腫瘍は他のがんに比べて、正常な組織(脳組織)に拡がる性質が強く、そのため非常に質の悪いがんです。
その原因はいろいろ提唱されていますが、現在最も有力な説が『低酸素仮説』です。
悪性脳腫瘍では、がん細胞が増えすぎて血管が破綻し、腫瘍全体に酸素が届きにくくなります。
その結果、がん細胞の周辺が通常の脳組織と比べて低酸素状態になり、これをきっかけとしてがん細胞が動き回るようになり、脳内に広く散らばるとする考えです。
しかし、がん細胞が動くためには細胞骨格*1という細胞の梁のような構造がうまく制御されていなければなりませんが、「低酸素環境」と「細胞骨格の制御」という2つの現象をつなげる因子が何なのか、全く不明でした。
 
この研究ではCyclin G2と呼ばれるタンパク質がこの2つの現象をつなぐ重要な因子であることを見いだし、またその働き方を明らかにしました。
すなわち、がん細胞が低酸素にさらされると、がん細胞内でCyclin G2が急激に増え、細胞骨格に関連するたくさんのタンパク質をがん細胞の移動に適するようにコーディネイトします。
つまり、サイクリンG2は低酸素環境での細胞骨格制御における指揮官の役割を演じる事を見いだしたのです(図1)。

さらにこの研究では、Cyclin G2タンパク質がコーディネイトしている細胞骨格制御を阻害する薬剤を発見し(図2)、実際にマウス脳内でがん細胞が拡がることを抑制することにも成功しました。

図1 Cyclin G2がコーディネイトする低酸素による細胞移動の概略図
http://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/soumu-pdf/press25/press-140116img1.png
図2 Cyclin G2の関与するメカニズムを標的とした治療戦略
http://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/soumu-pdf/press25/press-140116img2.png

━━━━━━━━━ 引用ここまで 全文は記事引用元をご覧ください ━━━━━━━━━

▽記事引用元 岡山大学 プレスリリース 14.01.16
http://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release.html
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1: ◆CHURa/Os2M @ちゅら猫ρ ★ 2013/12/04(水) 16:33:14.71 ID:???0

★デンソー、陸海空の移動可能な円盤形ロボット開発-災害調査など実用化目指す
掲載日 2013年12月04日

デンソー技術開発センターの川崎宏治氏は陸海空の移動が可能な円盤形ロボットを開発した。
四つのプロペラを持つ「クアッドコプター」をベースに、独自の制御法を開発。垂直、水平方向に飛ぶのに加え、陸上で自力で垂直に立ち上ったり、本体を斜めに傾けたまま転がり走行したりする。IEEEの国際会議で成果を発表し、独創的な動きが高評価を受けた。

開発したロボット「夢輪(ムーワ)」は、外径910ミリメートル、厚さ120ミリメートル、重さ2・1キログラムの円盤形。プロペラの動力源に出力336ワットのモーターを4基搭載する。プロペラの角度を変えて推力を変え、垂直方向とすべての水平方向に飛べる。

地上走行時は、対角線上の二つのモーター同士を同じように回転させ、その反力を利用して転がる。ここにプロペラの気流を最適に組み合わせることで立ち上がったり、斜めの姿勢を保ったりできる。水上はホーバークラフトのように走行する。今後は水面上でも立って転がり走行したり、縦になって空中飛行したりするよう改良を進める。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120131204bcag.html
円盤形ロボット (写真左から空中を移動/海上を移動/陸上を移動)
5181c567.png

http://www.nikkan.co.jp/news/images/nkx20131204bcag.png



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1: ◆CHURa/Os2M @ちゅら猫ρ ★ 2013/11/30(土) 18:37:38.13 ID:???0

★未確認飛行物体?空を移動する謎の光 新庄の中学生が撮影
2013年11月28日 22:51

飛行機か隕石(いんせき)か、あるいは未確認飛行物体か…。新庄市で27日午後5時半ごろ、上空で上下左右に不規則な動きをする光が撮影された。

[動画付き記事 動画はコチラ]  http://www.youtube.com/watch?v=grAWuDuhgUg



自宅のホームビデオで、同市本合海の斎藤あみさん(14)=八向中2年=が撮った。
約1時間15分にわたり観測し「白や赤など次々と色が変わり、すごい速さで移動しているように見えた」と興奮気味に振り返った。

自宅の庭から南西(大蔵方面)の空を眺めた際、不規則に動く光を偶然見つけた。
斎藤さんは「ギラギラ光る様子はまるでミラーボール。膨らんだり縮んだりして、大きさも変化した」と話す。手ぶれしないように、撮影時はベランダの手すりにカメラを固定していたという。

天体や宇宙物理学に詳しい山形大理学部の柴田晋平教授は「撮影した映像だけで断定できないが」と前置きし「南西の低い空ならば金星の可能性がある」と指摘。さらに「風で雲が激しく動いている場合、暗闇の中で星の光が激しく動いているように見えることがある」と話す。

山形地方気象台によると、当時、雷は観測されていない。国土交通省航空局の担当者は光が見えた時間帯に新庄市上空を飛んだ旅客機やヘリは確認できていないとし、陸上自衛隊第6師団も同時間帯に飛行訓練はしていない。

http://yamagata-np.jp/news/201311/28/kj_2013112800682.php
さまざまな色を発しながら上下左右に移動したという光点(斎藤あみさん撮影)
2338481b.jpg

http://yamagata-np.jp/news/201311/28/img_2013112900470.jpg



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1: 白夜φ ★ 2013/08/24(土) 01:06:26.86 ID:???

日陰を求めて飛び跳ねるガの幼虫、ベトナムに生息
2013年08月21日 10:27 発信地:パリ/フランス

【8月21日 AFP】ベトナムに生息するガの一種の幼虫は、木の葉を巻いて作った「乗り物」を飛び跳ねさせるというユニークな方法で日陰に移動するというカナダの研究チームの論文が21日、英国王立協会(British Royal Society)の専門誌バイオロジー・レターズ(Biology Letters)に掲載された。

ガの一種「Calindoea trifascialis」の幼虫は、卵からかえって2週間ほどすると体の周りに木の葉でミノムシのみののようなものを作って地面に落ち、飛び跳ねて移動し始めるという。
カナダ・ロイヤルオンタリオ博物館(Royal Ontario Museum)のキム・ハンフリーズ(Kim Humphreys)氏によると、飛び跳ねる頻度は1秒に1回ほどで、1回のジャンプで移動する距離は4分の3センチほど。
通常は3日間ほど主に日中に移動を続け、約2週間後に羽化する。

幼虫にとって太陽光による乾燥は地上の天敵であるアリより大きな脅威だとみられるため、日陰を求めるためにこのような生態を獲得したのだと研究チームは考えている。
幼虫がこのような曲芸をする昆虫はほかにも存在するが、「乗り物」を自ら作ってそれを独創的な方法で動かす点で、このガは珍しいという。
また、他の昆虫はランダムに移動するのに対し、このガは特定の方向に移動することができる。

65560352.png

■飛び跳ねる幼虫の動画へのリンクはこちら
http://youtu.be/wOXrS1G7Ako


http://youtu.be/uqQUFjF51Lg


(c)AFP
___________

▽記事引用元 AFPBBNews 2013年08月21日10:27配信記事
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2963113/11225944

▽関連リンク
・Biology Letters
Not looking where you are leaping: a novel method of oriented travel in the caterpillar Calindoea trifascialis (Moore) (Lepidoptera: Thyrididae)
http://rsbl.royalsocietypublishing.org/content/9/5/20130397.abstract
・Royal Ontario Museum
Discovery of jumping behaviour in a caterpillar, Calindoea trifascialis, in Vietnam
http://www.rom.on.ca/en/blog/discovery-of-jumping-behaviour-in-a-caterpillar-calindoea-trifascialis-in-vietnam



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