理系にゅーす

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稚魚

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1: 2019/02/27(水) 14:54:16.79 ID:CAP_USER
日本の食卓に欠かせないサケの漁獲が激減している。
すしネタなどで人気の、サケの卵、イクラも、10年で5割ほど価格が上昇。日本が頼ってきたサケの「ふ化放流事業」が行き詰まりを見せている。
こうしたなか、サケの繁殖に関する新たな事実が明らかになった。漁獲量回復の切り札となれるのか。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190225/K10011825001_1902251147_1902251314_01_02.jpg

(中略)

■“常識外れ”の発見


なにか、漁獲を増やす手だてはないか?

国の研究機関がことし1月、最新の技術を使った調査結果をまとめた。調べたのは、放流された稚魚と、捕獲を逃れて自然に生まれ育った稚魚が川に戻ってくる割合の違いだ。
自然の稚魚は、体重が0.4から0.5グラムほどと、人工ふ化でエサを与えられて育てられた稚魚に比べて、体の大きさが半分ほどしかない。このため、たとえ海に下っても、十分に泳げなかったり、天敵に食べられてしまったりすると考えられてきた。しかし、調査は“常識外れ”の結果をもたらした。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190225/K10011825001_1902251237_1902251314_01_09.jpg

自然に生まれ育った稚魚が川に戻る確率が0.22%から0.86%だったのに対して、放流したものは0.17%から1.29%。
ほぼ同じ割合で川に戻ってきていたことが分かった。
さらに、調査した5年のうち3年で、むしろ「自然のもの」が上回った。
水産研究・教育機構の森田健太郎主任研究員は「自然生まれの稚魚は見た目がすごく小さいので、本当にちゃんと帰ってくるのか疑問だったが、統計的には違いはないんだ、とわかって、『そうだったのか』と改めて実感した」と言う。

■新事実の背景に新技術

耳石の顕微鏡写真
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190225/K10011825001_1902251237_1902251314_01_11.jpg

なぜ、今になって、こんな事実が明らかになったのか。

そのカギは、「耳石温度標識」と呼ばれる新技術だ。魚の頭には、「耳石」と呼ばれる小さな石のような組織があり、成長する過程で水温が変化すると、木の年輪のように印が刻まれる。
こうした特徴を利用し、ふ化の前後に水温を4度下げると、「耳石」に黒いリングができ、それを「バーコード」のような標識として用いる。

水産研究・教育機構では、北海道の千歳川で平成18年以降、放流される稚魚全てにこの標識を付けていて、自然生まれの稚魚との比較が可能になったのだ。

■ふ化放流に使われないサケの存在

ふ化放流事業は、サケを卵からかえす効果は大きく、自然のサケの4倍ほどの確率でふ化させることができる。

ただ、川で捕獲したサケのうち、ふ化放流事業に使われるのは、実は、およそ半数程度。漁獲が多かった15年ほど前には、およそ4分の3が使われなかったこともある。

ふ化場の水槽など施設にかぎりがあることや、人手不足などが原因だ。こうした、使われないサケを捕獲せずに、自然に任せれば、戻ってくるサケが増加し、漁獲も増えると、専門家は提言する。
森田主任研究員は「放流する数は増やすことができないとしても、稚魚が海に出る数が、最大で5割ほど増やせる可能性があるので、その分、帰ってくるサケの資源量も増えるのではないか」としている。

■北海道では新たな取り組み

サケの漁獲が盛んな北海道では、こうした自然産卵を促す試験的な取り組みが始まっている。

日高地方で、複数のふ化場を運営する日高管内さけ・ます増殖事業協会を訪ねた。
川面が凍るほどの厳しい寒さの中、清水勝専務理事に案内して頂いたのは、日高町を流れる沙流川の中流だ。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190225/K10011825001_1902251333_1902251334_01_15.jpg

続きはソースで

NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190225/k10011825001000.html
images


引用元: 【生物】漁獲激減のサケ 繁殖に新事実 人工孵化の稚魚より自然に生まれた稚魚のほうが川に戻る[02/27]

漁獲激減のサケ 繁殖に新事実 人工孵化の稚魚より自然に生まれた稚魚のほうが川に戻るの続きを読む

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1: 2018/04/15(日) 18:30:36.79 ID:CAP_USER
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180415/k10011404911000.html
4月15日 18時14分

謎に包まれているウナギの生態がまた1つ明らかになりました。ウナギの稚魚は、日本などにやってくる前に台湾の近海にとどまり、より泳ぐ力の高い形に姿を変えている可能性があることがわかり、研究グループは、さらに生態の解明を進めて資源の保護につなげたいとしています。

ニホンウナギの稚魚は、今シーズンに入った当初は、記録的な不漁といわれましたが、その後は漁獲量が徐々に回復していて、稚魚がやってくる時期が平年より遅れているとみられています。

これまで、稚魚はひたすら海流に身を任せて日本などにやってくると考えられていて、漁獲量や時期が変動するのは産卵数の変化とともに、海流の影響が大きいのではないかと指摘されていました。

これに対し、水産研究・教育機構などの研究グループは、台湾東部の海域で日本などにやってくる前の稚魚を捕らえて詳しく分析しました。

その結果、それまでは「レプトセファルス」と呼ばれる海流に流されやすい平たい形をしていたのが、この海域で「シラスウナギ」と呼ばれる、より泳ぐ力のある細長い形への「変態」を始めていたことがわかりました。

さらに「耳石」という組織の分析から、生まれてからの日数に119日から156日と幅があることもわかりました。

続きはソースで

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引用元: 【生物】ウナギの稚魚は台湾で“ひと休み”? 研究機関の分析で判明[04/15]

ウナギの稚魚は台湾で“ひと休み”? 研究機関の分析で判明の続きを読む

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1: 2017/08/25(金) 13:29:44.04 ID:CAP_USER
2017年8月25日 11:58
 【本部】沖縄美ら島財団総合研究センターは2016年12月から本部町の海洋博公園で、不妊化した雄を使って外来魚テラピアの駆除を目指す実証実験を始めている。
今年6月、テラピアが生息する園内の人工池に遺伝子操作や薬品を使わずに不妊化した雄100尾を放流した。
約1年かけて生息数や稚魚の出現状況などを分析し検証を進める。成功すれば脊椎動物として世界で初めて。

 研究センターではすでに室内実験での効果を確認している。屋外での成否判断には2~3年、検証を継続する必要がある。テラピアは県内各地に多数生息しており、在来種の生息を圧迫している。

 不妊化による外来種の駆除手法は(1)不妊化した個体を放つこと(2)正常な個体と繁殖しても不妊のため卵は受精せず死滅すること(3)個体数が減ること―の3段階を繰り返すことで駆除を目指す。成功例に県内ではウリミバエ駆除がある。

 研究センター動物研究室の岡慎一郎係長(理学博士)は「テラピアは強い雄ほど縄張りを持つ習性があり、放流した池で縄張りを持つ雄の8割が不妊化した雄になっている。雌が正常な雄に出合える確率は確実に低くなっている」と期待をのぞかせる。

 テラピアの不妊化は、研究センターの中村將参与(水産学博士)らが2015年に発表した特許技術。稚魚を37~38度の高水温で約2~3カ月飼育すると不妊化する。
中村参与は「悪環境にも耐えるテラピアの特性を逆利用した。水温を上げるだけで、遺伝子操作も薬品も使っておらず自然環境への悪影響はほとんどない」と話す。

続きはソースで

 https://ryukyushimpo.jp/news/entry-562201.html
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引用元: 【外来魚】 不妊化雄でテラピア駆除 生息、出現状況検証へ 美ら島財団総合研究センター[08/25] [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2017/07/21(金) 22:09:46.01 ID:CAP_USER9
資源量が急減しているニホンウナギを、台湾政府が最新の絶滅危惧種リスト(レッドリスト)で「最も絶滅の危険度が高い種」に指定することが分かった。
関係者が21日、明らかにした。日本の環境省や国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは、いずれも絶滅の危険度は1ランク低く、台湾では状況がより深刻とみられる。

続きはソースで

台湾で最も絶滅の危険度が高い種とされることになったニホンウナギ(東京大大気海洋研究所提供)
https://nordot-res.cloudinary.com/ch/images/261049004336381958/origin_1.jpg

配信 2017/7/21 17:35
共同通信
https://this.kiji.is/261045238921412612?c=39546741839462401
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引用元: 【絶滅危惧種】ニホンウナギ、絶滅危険度最高に 個体数急減で台湾政府が指定へ [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2017/06/16(金) 05:58:51.53 ID:CAP_USER9
 青森市の青森県営浅虫水族館が、難しいとされるオオカミウオの稚魚の飼育に取り組んでいる。

 水族館での産卵自体が珍しく、餌を工夫するなど試行錯誤を続けている。

 オオカミウオは、オホーツク海など冷たい海に生息する。「恐ろしい顔立ち」が特徴で、強靱きょうじんなあごや平たく硬い歯でウニやカニをかみ砕いて食べる。同館では13匹のオオカミウオを飼育しており、昨年12月頃に産卵し、今年3月に約2500匹が孵化ふかした。

続きはソースで

2017年06月15日 18時18分読売新聞
http://sp.yomiuri.co.jp/science/20170615-OYT1T50003.html?from=ytop_ylist
オオカミウオの成魚(5月13日、青森市の県営浅虫水族館で)
http://yomiuri.co.jp/photo/20170615/20170615-OYT1I50001-1.jpg
3センチほどの稚魚
http://yomiuri.co.jp/photo/20170615/20170615-OYT1I50002-1.jpg
ダウンロード (2)


引用元: 【生き物】育て方わからず…オオカミウオの稚魚飼育に挑戦 青森県営浅虫水族館 「恐ろしい顔立ち」が特徴の魚 [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2017/01/16(月) 00:27:12.76 ID:CAP_USER
“稚魚が貝のフリ”をして得するのは親だった!?第3者が利益を得る擬態を初めて確認

概要
 
生物による擬態にはいくつか種類がありますが、いずれの例も擬態することで利益を得るのは擬態者自身です。
大阪市立大学大学院理学研究科の幸田正典(こうだ まさのり)教授と大学院生の佐藤駿(さとう しゅん)らの研究グループは、アフリカのタンガニイカ湖に生息する魚種(フルシファー:稚魚が小さな巻貝に擬態)において、擬態により利益を得ているのは子ども(擬態者自身)ではなく、子どもを捕食者から守る親(第三者)であることを確認しました。このように第三者が利益を得る擬態の例は、世界で初めての発見です。

 本内容は2017年1月5日午前9時20分(日本時間)に、米国の動物行動学の専門誌Animal Behaviourにオンライン掲載されました。

雑誌名:Animal Behaviour
論文名:Parental females of a nest-brooding cichlid improve and benefit from the protective value of young fish masquerading as snails
著 者:Shun Satoh, Tetsumi Takahashi, Shinya Tada, Hirokazu Tanaka, Masanori Kohda
掲載URL:http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0003347216303323

続きはソースで

▽引用元:大阪市立大学 2017年01月12日掲載
http://www.osaka-cu.ac.jp/ja/news/2016/170112

図5 フルシファーの雌親が子どもを守っているところ。
(1)モデル貝がいる場合、捕食者は白黒模様の子どもに気が付かない。
(2)モデル貝を除去すると子どもは目立ち、捕食者の接近が増加し雌親の攻撃(負担)は増える。
(1)と(2)での子どもの生存率には差がない。(図4-(1))。
http://www.osaka-cu.ac.jp/ja/news/2016/images/170112-7.png
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引用元: 【生物】稚魚が貝に擬態して得するのは親だった!? 第3者(親)が利益を得る擬態を初めて確認/大阪市立大©2ch.net

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