1: アルゼンチンバックブリーカー(家) 2013/11/13(水) 12:58:53.12 ID:VMxhZMIgP BE:2157714465-PLT(22223) ポイント特典

http://mainichi.jp/select/news/20131113k0000e040228000c.html
刀匠や研師らの[職人集団]が約1500年前の古墳時代に作られた国宝「金錯銘鉄剣(きんさくめいてっけん)」(埼玉県・稲荷山古墳出土)を約6年半かけて復元した。グループの6人は13日、復元品を県に寄贈。県によると、石こうなどで古墳時代の鉄剣を複製した例はあるが、忠実な復元品は全国初という。

グループ代表の小川盛弘・米メトロポリタン美術館特別顧問と、刀匠の宮入法廣(のりひろ)さんらが2007年に「古代刀剣研究の進展のために」と復元を企画。刀身彫刻師の橋本※巴(しゅうは)さん、研師の藤代興里(おきさと)さんら各分野の職人が賛同し、同年2月に制作が始まった。

1年もあれば完成する見通しだったが、作業を始めると、難題が続出した。まず素材。実物と完全に一致する鉄が分からない。宮入さんが同時代の出土刀や古刀を参考に地金から調整した。また、近現代の日本刀より「鍛え」の回数が少ないことも判明し、鍛えの数を変更。試作は5本に上った。

刀に文字を彫り、金の比率が異なる2種類の合金をはめ込む象眼も難航した。片面だけを彫り進めると、刀の薄さから表面張力が崩れ、大きく反ってしまうため、この作業に1年以上を要した。

仕上げの研磨も、どの砥石(といし)で研ぐべきか、頭を悩ませた。藤代さんらは稲荷山古墳で出土した砥石をX線で調べたほか、鉄剣の研ぎ跡を分析して当時の砥石に似た石を突き止めた。

「復元度は限りなく100%に近い」という鉄剣が完成したのは今年6月。上田清司知事から13日、寄贈の感謝状を受け取った小川さんは「(製剣の技術力の高さから)当時の埼玉は『大先進国』だと分かった。多くの人に見てほしい」と話した。

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復元品は、14日から埼玉県立さきたま史跡の博物館(同県行田市)で特別公開される。【狩野智彦】

◇金錯銘鉄剣

1968年に埼玉県行田市の稲荷山古墳から出土した全長73.5センチの鉄剣。10年後、保存処理の過程で表に57字、裏に58字の計115字の銘文があることが分かった。銘文は「(471年とされる)辛亥年七月中記す、ヲワケの臣」に始まり、大和朝廷の雄略天皇とされるワカタケル大王に仕えた手柄を記している。

※は王ヘンに秀
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