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穀物

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1: 伊勢うどんφ ★ 2013/12/12(木) 12:13:22.86 ID:???

父親の食生活は子の健康に影響を及ぼすとの研究論文が10日、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に掲載された。
懐妊までの段階では、男性も女性と同じように健康的な食事と生活をするべきであることを示唆する研究結果だ。

 カナダ・マギル大学(McGill University)のサラ・キミンズ(Sarah Kimmins)氏率いる研究チームは、ビタミンB9が不足している餌を雄の実験用マウスに与え続け、子への影響を調べた。

 葉酸とも呼ばれるビタミンB9は、緑色葉野菜、穀物、果物、肉類などに含まれている。女性は妊娠前と妊娠中に、流産や子の先天異常のリスクを減らすために葉酸サプリメントを摂取することが多い。

 だがキミンズ氏の研究チームは、十分な量の葉酸を摂取している雄マウスに比べて、ビタミンB9が欠乏している餌を与えられている雄マウスを父親として生まれる子の先天異常の発生率が高いことを発見。

 研究に関わったロマン・ランブロ(Romain Lambrot)氏は「葉酸レベルが不十分な父親マウスの子で先天異常の発生率が30%近く増加することが分かり、われわれは非常に驚いた」と語っている。
「頭蓋顔面奇形と脊髄奇形の両方を含む極めて重度の骨格異常も見られた」という。

 研究チームによると、問題は父親の精子の「エピゲノム」にある。
エピゲノムは、生命に必要なタンパク質を合成するためのコードである遺伝子の発現を制御する「スイッチ」の役割を果たす。

 研究チームの説によると、このスイッチが、食事や他の生活経験の影響を受けて、胚発生期に鍵遺伝子の抑制を解除するのだという。

 今回のマウス実験での結果が人間にも当てはまることが判明すれば、男性の食生活に重要な意味を持つとキミンズ氏は指摘。
「葉酸は現在さまざまな食品に添加されているが、高脂肪のファストフードの食事を取っていたり肥満だったりする父親は、ビタミンB9摂取量が十分な人と同じように葉酸を利用または代謝することはできないかもしれない」と述べている。

「父親は何を口にするか、何を喫煙するか、何を飲むかについて考え、自分が来るべき世代の親であることを忘れないでおく必要があることを、われわれの研究は示唆している」

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【12月11日 AFP】 2013年12月11日 08:05
http://www.afpbb.com/articles/-/3004846

Nature Communications
Low paternal dietary folate alters the mouse sperm epigenome and is associated with negative pregnancy outcomes
http://www.nature.com/ncomms/2013/131210/ncomms3889/full/ncomms3889.html



【エピゲノム】父親の食生活は子の健康に影響/カナダ研究チームの続きを読む

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1: 毒霧(茸) 2013/08/10(土) 12:23:23.45 ID:QkghUxyjP BE:1240802827-PLT(20000) ポイント特典

アワやヒエに似た南米アンデス原産の雑穀「キヌア」。
脱穀して煮ると、もちもちとした独特の歯応えがあるのが特徴で、現地ではスープに混ぜて食べるのが一般的。国連食糧農業機関(FAO)が2013年を「国際キヌア年」と位置付けて普及活動に乗り出したことから、脚光を浴びている。

 キヌアが注目され始めたのは1990年代に米航空宇宙局(NASA)が宇宙飛行士の携行食の候補に挙げたことによる。
たんぱく質をコメの約2倍含み、ミネラルも豊富で栄養バランスに優れている点が評判になった。

 FAOがキヌアの普及を後押しするのは、栄養価の高さに加え、痩せて乾燥した土地でも育てられるためだ。
発展途上国の食料不足解消に向け、現在70カ国以上で商業化に向けた試験栽培が行われているという。

 資源・食糧問題研究所の柴田明夫代表は「小麦やトウモロコシなど特定作物に依存した農業のモノカルチャー化は、大きなリスクになる。
生態系を考える上でも、キヌアのような作物はもっと注目されるべきだ」と訴える。(2013/08/10-07:35)

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013081000068
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NASAも注目する「キヌア」ーFAOも後押しの続きを読む

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1: pureφ ★ 2013/06/13(木) 22:50:20.74 ID:???

遺伝子組み換え穀物で育ったブタ、胃炎リスク増大=豪米研究

[11日 ロイター] - 遺伝子組み換え穀物のみを飼料として与えられたブタは、通常の穀物で育てられた
ブタに比べ、胃炎を発症する確率が大幅に高いこと分かった。豪米の共同研究チームが、専門誌「ジャー
ナル・オブ・オーガニック・システムズ」6月号に掲載された論文で発表した。

遺伝子組み換え穀物は米国や中南米など、世界の多くの国で広く使われているが、今回の発表は家畜
などへの影響に関する議論に一石を投じるとみられる。

研究を率いたのは、豪アデレードにある健康環境研究所(IHER)の所長で、疫学者・生化学者であるジュディ・カーマン氏。米獣医師2人らと共同で、米国の養豚場で調査を行った。

研究チームは、乳離れしたばかりのブタ168匹を対象に、半数の84匹には遺伝子組み換え大豆および
トウモロコシを与え、残り84匹には遺伝子操作されていない同等の飼料を与えた。

両グループを飼料以外は同一の環境下で飼育し、約5カ月後に解体したところ、深刻な胃炎の発症率は、遺伝子組み換え飼料を与えられた方が32%、そうでない方は12%だった。また、遺伝子組み換え飼料で育った雌ブタは、子宮の重さが通常飼料グループに比べ25%重かったことも分かったとしている。

体重増や死亡率、血液生化学的な検査などでは、2つのグループに差はみられなかったという。

カーマン氏らは、遺伝子組み換え穀物の影響を調べるには、さらに長期的な動物飼育研究が必要だとしている。

ロイター 2013年 06月 12日 17:37 JST
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE95B05V20130612

A long-term toxicology study on pigs fed a combined genetically modified (GM) soy and GM maize diet
Judy A. Carman, Howard R. Vlieger, Larry J. Ver Steeg, Verlyn E. Sneller, Garth W. Robinson, Catherine
A. Clinch-Jones, Julie I. Haynes, & John W. Edwards
Journal of Organic Systems Vol.8 No.1 Pages 38-54 (2013)
http://www.organic-systems.org/journal/81/abstracts/8106.html

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