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節足動物

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1: 2016/03/18(金) 21:24:05.92 ID:CAP_USER.net
謎の古代生物タリーモンスターの正体がついに判明 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/031800099/
週末サイエンス:古生代の珍生物「タリーモンスター」、半世紀の“謎”に終止符 実はヤツメウナギの仲間 - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1603/18/news107.html


 60年以上前に化石が発見された、奇怪な古代生物のタリーモンスター。学名の Tullimonstrum gregarium から「トゥリモンストゥルム」と呼ばれることもあり、長らく軟体動物だと思われていたが、実は脊椎動物だったことが3月16日付の科学誌「ネイチャー」で発表された。
3億年以上前に川を泳いでいたモンスターは、魚類をはじめ、鳥類、爬虫類、われわれヒトなどが属するグループのごく初期における仲間だったわけだ。
(参考記事:「5億年前の奇妙な新種化石を発見、全身トゲだらけ」)

 米イェール大学に所属していたときに今回の研究を行ったヴィクトリア・マッコイ氏(現・英レスター大学)は、「見た目はエイリアンのようです」と言う。
(参考記事:「“モンスター”ウミサソリは優しい巨人」)

 マッコイ氏は1000個以上のタリーモンスターの化石を分析。「ネイチャー」の論文によると、タリーモンスターは脊椎動物で、原始的な脊髄を持っていたという。

 古生物学者たちはこの発表に衝撃を受けている。
彼らはタリーモンスターを系統樹のどこに位置付けるべきか何十年も頭を悩ませてきたが、基本的には無脊椎動物、おそらくは古代の軟体動物かぜん虫、あるいは節足動物だろうと考えていたからだ。
ところが今回の研究結果は、タリーモンスターが最も古い脊椎動物の1種であるヤツメウナギと近縁であることを示していた。

 米イリノイ自然史研究所のサム・ヘッズ氏は、この研究には参加していないが、「脊椎動物! 驚きです!」と言った。

最初の発見者はアマチュア化石収集家だった

 タリーモンスターという名前は、1955年にこの化石を発見した配管工のフランシス・タリー氏にちなんでつけられた。
タリー氏は、石炭紀後期の化石が大量に出土することで知られるイリノイ州のメゾンクリーク層で、炭鉱のぼた山の中からこの化石を発見した。

 タリー氏はアマチュア化石収集家だったが、こんな化石は見たことがなかった。
胴体から尾にかけてはシャベルのような形で、象の鼻のように長く伸びた吻の先にはワニのような口があり、胴体の前の上のほうからは両側に細い棒が突き出し、先端に目がついていた。
タリー氏は1987年のインタビューで、「本を調べても、そんな生物は載っていませんでした」と回想している。「博物館や化石同好会でも見たことがありませんでした。
そこでシカゴのフィールド自然史博物館に化石を持ち込んで、どんな生物なのか鑑定してもらおうとしたのです」
(参考記事:「40億年の生物進化が一目で! 「生命大躍進展」に行ってみた。」)

 フィールド自然史博物館の古生物学者たちもお手上げだった。その1人であるユージーン・リチャードソン氏は、1966年に「誰もこの動物を知らなかった」と記している。
種名や属名が分からないどころか「どの門の動物であるかも分からなかった。深刻で厄介な問題だった」という。

 1987年にタリー氏が死去した後、フィールド自然史博物館の研究者メアリー・カーマン氏とイリノイ州地質調査所の科学者らは、
タリーモンスターをイリノイ州の化石に指定するよう議会に働きかけた。
この法案をめぐって意外なほど大きな論争が起き、時間の無駄とまで言われたが、1989年にタリーモンスターは晴れてイリノイ州の化石になった。
今日では、イリノイ州を含む40州が「州の化石」を定めている。

 現在は米ウッズホール海洋学研究所に所属しているカーマン氏は、「イリノイ州の皆さんが他に類のない特別な化石を選定するお手伝いができたことを誇りに思っています」と言う。

続きはソースで

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引用元: 【古生物学】謎の古代生物タリーモンスターの正体がついに判明 まさかの脊椎動物! 半世紀来の科学者の夢がやっとかなった

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1: 2015/09/23(水) 18:22:52.91 ID:???.net
4億6000万年前、最古の「巨大ウミサソリ」 標本を発見 - 産経ニュース
http://www.sankei.com/wired/news/150923/wir1509230001-n1.html

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http://www.sankei.com/images/news/150923/wir1509230001-p1.jpg


 体長が1.5m以上もある、4億6,000万年前のウミサソリの標本が見つかった。これまでに発見されたなかでも最古のものとなる。

「信じられないほど奇妙な種」それが、イェール大学のジェイムズ・ラムスデルによる「ペンテコプテルス・デコラヘンシス」(Pentecopterus decorahensis)に対する評だ。

そのウミサソリの新種は、現代のクモ綱の古い親戚にあたる海の捕食動物(節足動物)、ウミサソリ類の最も古い種だとされている。体長は1.5m以上で、「BMC Evolutionary Biology」に掲載されているように、頭部や泳ぐために使われたとみられる脚の形状が独特だ。

「この動物の最も驚くべき点は、奇跡的な保存状態です。外骨格が岩の上に押し付けられていたのですが、剥がして顕微鏡で研究することができます(編注:この種はアイオワ州のウィネシーク頁岩で発見された150の断片から再構成された)」と、ラムスデルは説明する。「顕微鏡での分析は、例えば脚の上に存在する小さな毛のように、驚くほどたくさんの細部を示してくれます」

続きはソースで

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引用元: 【古生物学】4億6000万年前、最古の「巨大ウミサソリ」(ペンテコプテルス・デコラヘンシス) 標本を発見

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1: 2015/08/24(月) 07:41:52.03 ID:???.net
【動画】糸を使わずに自在に空を飛ぶクモを発見 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/082100229/

http://assets.nationalgeographic.com/modules-video/assets/ngsEmbeddedVideo.html?guid=0000014f-3d55-dd5e-a75f-3d5539580001
セレノプスというクモは正確に滑空して木の幹にとまることができることがわかった。ふつうは一発で幹にとまることができる。最初に失敗しても・・・次にはとまる。落下しながら前肢で舵取りをして急旋回することができる。

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http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/082100229/01.jpg
落下するセレノプスは、空中で猫よりも素早く体勢を整えて滑空することができる。(PHOTOGRAPH BY STEPHEN P. YANOVIAK)

 クモが糸をパラシュートのように使って空を飛ぶことは、よく知られている。けれども今回、熱帯地方に生息するある種のクモが糸を使わずに飛べることが明らかになった。熱帯雨林の樹冠で暮らすこのクモは、落下したときに滑空しながら体勢を整え、近くの木の幹に飛び移ることができる。 

 8月19日に『Journal of the Royal Society Interface』誌に発表された論文によると、この命知らずのクモたちは、伸ばした前肢を空中で動かすことで、行きたい方向に進むことができるという。

 研究チームを率いた米ルイヴィル大学のスティーヴン・ヤノヴィアク氏は、熱帯地方の節足動物の生態を研究しているが、「クモが滑空できるとは思っていませんでした」と言う。

 クモたちが滑空できるようになったのは、ふだん樹冠で暮らす彼らにとって、天敵がうようよしている地面より、木の幹のほうがましだからかもしれない。(参考記事:「ピンクのクモと透明のゴキブリ」)


落下試験

 ヤノヴィアク氏の研究チームは、数年前から、自由自在に滑空できる虫を探している。調べ方は単純で、高いところから虫を落としてみるだけだ。

 この「落下試験」により、未成熟のカマキリやバッタのほか、多くの種類のアリが、進行方向を制御しながら下降できることが示された。しかし、彼らが最初に調べたクモは滑空することができなかった。
(参考記事:「キツツキに乗って空を飛ぶイタチ、写真はホンモノ?」)

 いろいろなクモを試した彼らが最後にたどりついたのが、セレノプス(Selenops)というアワセグモ科の大型のクモだった。セレノプスはアメリカ大陸の熱帯地方などに生息し、体長は数cmになるが、体高はわずか数mmで、その平べったい姿から「フラッティ(ぺちゃんこ)」という愛称がついている。

 セレノプスは動きが素早く、その多くは木の幹そっくりに擬態しているので、動かないかぎり見つけるのはほとんど不可能だ。

 ヤノヴィアク氏らは、実験に使うセレノプスを捕獲するため、パナマとペルーに赴いた。パナマではジャングルの木に登り、驚いて逃げ出すクモを片っ端からビニール袋に入れていった。ペルーの熱帯雨林では、高い樹冠に観察用通路が設置されているため、より簡単にセレノプスを捕獲できた。

続きはソースで

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 ヤノヴィアク氏は、「実に見事な滑空でした。クモは糸を使わずに上手に飛ぶことができるのです」と語った。(参考記事:「「青仮面」の新種のクモを発見」)

文=Traci Watson/訳=三枝小夜子

引用元: 【動物行動学】クモ「セレノプス」は糸を使わずに正確に滑空することができる 前肢を使って巧みに旋回

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1: 2015/08/12(水) 08:15:17.05 ID:???.net
富山県立大、節足動物のヤスデから酵素「ヒドロキシニトリルリアーゼ」を発見
引用元:日刊工業新聞 掲載日 2015年08月12日
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1020150812eaab.html

富山県立大学の浅野泰久教授らは、節足動物のヤスデから医農薬品などの有機化合物を合成する酵素「ヒドロキシニトリルリアーゼ(HNL)」を発見した。
現在、産業用に使われているアーモンド由来のHNLの5倍の触媒能力を持つ。
遺伝子組み換え技術を利用し触媒活性が高いHNLを大量生産することで医農薬品の生産向上につなげられる可能性がある。

HNLは主に植物に含まれ、心臓病の治療薬や防虫剤などの化合物の合成材料「シアノヒドリン化合物」の工業生産に利用されている。
研究グループはHNLの産物である青酸ガスを放出し、外敵から身を守るヤスデに注目。

ダウンロード (2)

▽関連リンク
科学技術振興機構
一寸の虫にも有用な酵素
~ヤスデから有用化合物を合成する高性能な酵素を発見~
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20150811/

引用元: 【生物化学】ヤスデから有機化合物を合成する高性能な酵素『ヒドロキシニトリルリアーゼ』を発見/富山県立大

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1: 2015/04/04(土) 01:13:04.48 ID:???.net
掲載日:2015年4月3日
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1504/03/news152.html

 古い地層から見つかる化石は、すでに滅んだ不思議な生き物たちが確かにそこに存在していた証拠だ。
最近の発見をいくつか紹介しよう。

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 「カロライナの肉屋」(Carolina Butcher)という学名が付けられたのは、恐竜が地上を支配する前の三畳紀・2億3100万年前の地層から見つかったは虫類。ワニ(クロコダイル)の祖先に当たると見られるが、体長は3メートルほどで、後ろ足で立って歩くことができたとみられる。当時の生態系の頂点に立つ捕食者だったようだ。

立って歩くことができたと考えられている「カロライナの肉屋」 Jorge Gonzales
http://image.itmedia.co.jp/news/articles/1504/03/l_sk_science_04.jpg

 アノマロカリスなど、「カンブリア爆発」として知られる奇妙な生物の化石が多数見つかっているカナダ・バージェス頁岩の南から40キロの場所で、新たなカンブリア紀の生物が見つかった。

 5億800万年前のこの生物はエビなどと同じ節足動物で、「ヤウニク」(Yawunik kootenayi)と名付けられている。
他の動物を食べる捕食者だったようだ。

カンブリア紀の捕食者「ヤウニク」の復元イメージ
http://image.itmedia.co.jp/news/articles/1504/03/l_sk_science_03.jpg

見つかった「ヤウニク」の化石 Robert Gaines
http://image.itmedia.co.jp/news/articles/1504/03/l_sk_science_02.jpg

▶ New Burgess Shale arthropod fossil (turntable view) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=lWfwinrGxJo



 続きはソースで

<参照> 
Crocodile Ancestor Was Top Predator Before Dinosaurs Roamed North America | NC State News
https://news.ncsu.edu/2015/03/zanno-carnufex/

Ancient, lobster-like predator discovered in 508-million-year-old fossil site | U of T News
http://news.utoronto.ca/ancient-lobster-predator-discovered-508-million-year-old-fossil-site

UCR Today: Discovering Missing Body Parts of Ancient Fossils
http://ucrtoday.ucr.edu/28138

The 100 million year-old piggyback | EurekAlert! Science News
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-03/e-t1m033015.php

引用元: 【古生物】立って歩く巨大なワニの祖先──まだまだ見つかる太古の不思議な生き物たち

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1: 2014/12/09(火) 10:05:47.75 ID:???.net
ニュース - 動物 - 都会の虫、廃棄食物の処理に貢献 - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト(ナショジオ)
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20141205001


 最新の研究によればアメリカ、ニューヨーク市の1地区だけで毎年、ホットドッグ6万個に相当する生ごみを虫たちが食べているという。

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http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_images/ww-urban-insects-01_86480_600x420.jpg

 ニューヨークでは(また、おそらく他の土地でも)地面に捨てられた食べ物の多くを昆虫やクモが後始末している。ホットドッグ、ポテトチップス、クッキーといった虫が好む食べ物をニューヨークの公園や道の真ん中に捨て、ヤスデやアリ、ゴキブリがどれくらい食べるかを確かめる実験が行われた。その結果、虫たちは驚くほど“良い仕事”をしていることがわかった。

 具体的には、ブロードウェイ沿いのある1地区だけで、年間950キロの捨てられた食べ物を虫たちが後始末している計算になるという。
ホットドッグに換算すると6万個分だ。

 ノースカロライナ州立大学の昆虫学者で、この実験を主導したエルザ・ヤングステッド(Elsa Youngsteadt)氏は、「もし虫たちが食べていなければ、生ごみだらけになっているはずだ」と話す。

◆コンクリートジャングルの虫たち

 その環境が“野生”か都市かにかかわらず、生態系における動物たちの役割が変わらないことはすでにわかっている。アリやヤスデなどの節足動物が小さな食べ物をあさって暮らしていることから、ヤングステッド氏は、都市に捨てられた食べ物も同じようにあさっているかどうかを知りたいと考えた。

 そこでニューヨーク、マンハッタンの代表的な都市公園と草が生い茂る中央分離帯に注目した。マンハッタンの一部は2012年のハリケーン・サンディによる洪水の被害を受け、生物多様性が変化した可能性があるため、洪水の被害を受けた場所と受けていない場所を半分ずつ選んだ。

 ヤングステッド氏の予想通り、中央分離帯より公園の方が節足動物の数が多かった。洪水の被害を受けた場所と受けていない場所に違いは見られなかった。

 どれくらいの節足動物が暮らしているかがわかれば、どれくらい食べているかを測定できる。ヤングステッド氏らはすべての場所に小さなおりを置き、その中にホットドッグ10分の1、ポテトチップスとクッキー1枚ずつを入れた。節足動物は食べ物にあり付くことができるが、鳥やネズミなどはおりに入ることができない。

続きはソースで

この研究結果は12月2日付で「Global Change Biology」誌に掲載されている。

引用元: 【都市問題/生態学】都会の虫、廃棄食物の処理に貢献

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