理系にゅーす

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粉砕

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1: 2015/10/26(月) 07:35:33.57 ID:???.net
惑星の破片をむさぼる「ゾンビ星」を観測 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/102300295/

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http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/102300295/ph_thumb.jpg
白色矮星が近くの天体を崩壊させている現場が、このほど初めて観測された。崩れていく天体は、今後100万年以内に、白色矮星の表面に金属の塵だけを残して消滅してしまうだろう。
(ILLUSTRATION BY MARK A. GARLICK)


 白色矮星は、大きさは地球ほどなのに質量は太陽ほどもある高温で高密度の星だ。そんな白色矮星が、近くにある天体を粉砕している様子が、このほど初めて観測された。まもなく破片を飲み込みはじめるだろう。

 この発見について報告する論文は『ネイチャー』最新号に掲載された。論文の筆頭著者である米ハーバード・スミソニアン天体物理学センターのアンドリュー・ヴァンダーバーグ氏は、「多くの研究者が、こういう現象が起こっているに違いないと思っていましたが、今回ついに現場を押さえることができたのです」と説明する。


第2の地球を探していたら

 WD 1145+017はおとめ座の白色矮星で、地球からは約570光年離れている。この星が奇妙なふるまいをしている証拠を最初に発見したのはケプラー宇宙望遠鏡だった。この望遠鏡は、惑星が恒星の前を横切るときに恒星の明るさが一時的に変化する「トランジット」という現象を利用して太陽系外惑星を探している。

 ヴァンダーバーグ氏は、「私たちはケプラー宇宙望遠鏡で白色矮星を観測していたわけではなかったのです」と打ち明ける。なぜなら白色矮星は「ゾンビ星」とでも呼ぶべき天体で、太陽のような星が年をとり、膨れ上がって赤色巨星になった後、外層のガスが失われた、おそろしく高温で高密度の燃えさしであるからだ。一方、ケプラー宇宙望遠鏡が探しているのは生命が居住できるような太陽系外惑星で、そうした惑星は比較的若い主星のまわりの穏やかな環境にあると考えられている。(参考記事:「地球に「最も似ている」太陽系外惑星を発見」)

 そのためWD 1145+017はケプラー望遠鏡の観測対象ではなかったが、たまたま視野に入っていた。惑星探しの専門家であるヴァンダーバーグ氏らはすぐに、白色矮星の前を何らかの天体が横切ってトランジットが起きていることに気がついた。けれども、その天体の正体を明らかにするためには、地上にある数基の望遠鏡を使って観測を行う必要があった。

 観測の結果、問題の天体(1個かもしれないし、数個かもしれない)は白色矮星のまわりを猛スピードで公転していて、わずか4.5~4.9時間で1周していることが分かった。このことから、白色矮星からその天体までの距離が、地球から月までの距離よりはるかに小さいことが分かる。

 この天体が非常に小さいことも分かった。一般に、白色矮星は非常に小さいので、ふつうの惑星が前を横切ればほとんど見えなくなってしまう。ところが今回の観測では、白色矮星は最大でも40%しか暗くならなかった。さらに奇妙なことに、暗くなる度合いにばらつきがあり、ぐっと暗くなることもあれば、あまり暗くならないこともあった。予想どおりのタイミングで暗くならないこともあった。おまけに、暗くなってから徐々に明るくなることもあった。トランジットを起こしているのが惑星であるなら、急激に明るくなるはずなのだ。

続きはソースで

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文=Michael D.Lemonick/訳=三枝小夜子

引用元: 【天文学】惑星の破片をむさぼる「ゾンビ星」を観測 白色矮星の謎がついに明らかに

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1: 2015/09/07(月) 21:55:09.96 ID:???.net
千葉工大、天体重爆撃が金星を乾燥させたと発表- 地球との差を生んだ要因か | マイナビニュース
http://news.mynavi.jp/news/2015/09/07/366/
◯天体重爆撃が金星を乾燥させた(PDF)
http://www.it-chiba.ac.jp/topics/press0907.pdf

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http://n.mynv.jp/news/2015/09/07/366/images/001l.jpg
1発の天体衝突についての計算例。この計算では15km/s、45度の斜め衝突を想定している。赤いハッチがかかった領域が1回の天体衝突で掘削され、金星大気と混ざる。この領域の質量は衝突天体質量に対しておよそ10倍になる。緑色の点線で示した領域は、天体衝突で発生する衝撃波によって粉砕される地殻やマントルの領域を示す。

http://n.mynv.jp/news/2015/09/07/366/images/002l.jpg
衝突天体の総質量に対する除去可能な水分量の計算結果。右Y軸には天体衝突で掘削された岩石の総質量が示されている。金星岩石中の鉄分量と掘削総質量を合わせて、左Y軸に示した除去可能な水分量を算出。データ点の種類と色及び大きさは衝突してくる天体群についてのパラメータの違いを表している。形成末期の金星に降り注いだ天体の総質量は現在のところ不明だが、地球に対しては地球質量の0.5–1重量%の天体が衝突してきたと言われている。


千葉工業大学は9月7日、金星の表層が極度に乾燥している理由について、天体衝突が初期金星の水分を取り除いたとする新説を発表した。

同成果は同大学惑星探査研究センターの黒澤耕介 研究員によるもので、欧州科学雑誌「Earth and Planetary Science Letters」電子版に掲載された。

金星は地球とほぼ同じ質量であり、太陽からの距離も近いため、形成期の金星表層には地球の海水と同程度の水が存在していたと考えられている。しかし、現在の金星表層には地球の海水量の10万分の1しか水分が存在していない。金星表層の水の行方は、地球と金星がいかにして作り分けられたか、表層に液体の水を持つハビタブルプラネットがどのように作られるのかといった問題に直結する課題の1つとされている。

これまでの研究から、太陽に近い金星では海が蒸発し、水蒸気の大気が形成されていたとされる。この水蒸気は若い太陽からの強い紫外線で水素と酸素に分解され、軽い水素は宇宙空間に放出されたと考えられている。しかし、金星サイズの惑星から地球海洋相当量の水に含まれる酸素を宇宙空間に逃すことは難しいため、金星の表層水の行方は水蒸気の紫外線による分解と、水素の宇宙空間への散逸後に残された分厚い酸素大気をいかにして消費するかという問題に帰着するとされてきた。

続きはソースで

ダウンロード


引用元: 【惑星科学】天体重爆撃が金星を乾燥させた 地球との差を生んだ要因か 千葉工大

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1: 2015/07/09(木) 12:33:06.09 ID:???.net
不要シリコンで大量水素 阪大、燃料電池に応用期待 - 読んで見フォト - 産経フォト
http://www.sankei.com/photo/story/news/150708/sty1507080010-n1.html

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http://www.sankei.com/photo/images/news/150708/sty1507080010-p1.jpg
水素の大量生成に活用するシリコンの切りくず(大阪大の小林光教授提供)
http://www.sankei.com/photo/images/news/150708/sty1507080010-p2.jpg
粉状に砕いたシリコンの切りくずをアルカリ性の水に混ぜたもの(右)から発生させた水素(左の実験器具中の泡)


 太陽光発電のパネルの製造過程で捨てられるシリコンの切りくずを使い、燃料電池のエネルギー源となる水素を大量に生成することに大阪大の小林光教授(半導体材料)のチームが8日までに成功した。
小林教授は「手法を確立し、水素をエネルギー源とする社会の発展に貢献したい」と話す。

チームは、太陽光発電のパネルの材料となるシリコンウエハーを作製する際、排出されるシリコンの切りくずをナノメートル単位(ナノは10億分の1)の粉状に細かく粉砕。アルカリ性の水に混ぜることで、大量の水素を発生させることに成功した。

続きはソースで

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引用元: 【エネルギー/技術】不要シリコンを使い水素を大量に生成 燃料電池に応用期待 阪大

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1: ◆CHURa/Os2M @ちゅら猫ρ ★ 2013/11/13(水) 22:43:27.30 ID:???0

★原子力機構が「新技術」公開

いろんな形をした複数の金属などの塊を、レーザーで切断することに初めて成功したとして、日本原子力研究開発機構が敦賀市の施設で実験の様子を公開しました。

原子力機構では、福島第一原子力発電所で溶けて固まっているとされる燃料などの粉砕に役立つ可能性があるとしています。

実験を公開したのは敦賀市にある原子力機構レーザー共同研究所です。
研究所によりますと、レーザーは板状になった金属などを切断するのに用いられていますが、表面に凹凸があって複数の金属などが混ざっていると出力の制御が難しくうまく切断することができませんでした。

公開された技術では、切断しようとする対象の形をいったん分析したあと、レーザーを照射する位置や角度、それに出力を微妙に調整して、レーザーが効率よくあたるようにしています。

こうすることでさまざまな形をした金属などの塊を切断できる新たな技術を確立したということです。福島第一原発の事故では原子炉内で溶けた燃料が周辺の金属などと混ざり合って固まっていると見られています。

今後の廃炉作業ではこの塊を外に運び出せる大きさまで粉砕する必要がありますが10年ほどの時間が必要とされています。

原子力機構では今回の技術を応用すれば、粉砕に必要な時間を大幅に短縮できる可能性があるとしていて、今後は機械の小型化や水中で破砕する技術を進めたいとしています。

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11月13日 19時10分
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3055758091.html



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