理系にゅーす

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1: 2015/04/24(金) 14:52:43.68 ID:???*.net
カーナビはみんな大好きだが、一杯食わされた経験は誰しもお持ちだろう。米国の芸人ロス・ノーブルのこんな話を聞いたことがある。オーストラリアのナラボー平原をドライブしているときにカーナビが言った。「2日間直進してください。それから左に曲がってください」。その後、道は延々とまっすぐで、カーナビからはなんの指示もなく、結局左折する場所がわからなかったそうだ。

 もしフンコロガシの才能が人にあれば、カーナビなんて必要ないのだけれど。

 2013年、ナショジオニュースは 「Current Biology」誌に発表されたある論文を紹介した。アフリカのフンコロガシは天の川を手がかりに方位を知るというものだ。
こんな能力を持つ生きものは他には知られていない。

 この「今週の不思議な生き物」の記事に、先月、ロードアイランド在住の“jtbean”さんが質問コメントをつけた。「(フンコロガシが天の川をナビゲーションの手がかりにしているなら)白夜で天の川の見えない夏のアラスカではどうやって方位を知るのですか」

太陽が手がかり

 そこで、論文の共著者であるスウェーデン、ルンド大学の生物学者、エリック・ワラント氏にメールで聞いてみた。氏は、アラスカのような高緯度の場所にもコガネムシ科の糞虫は生息するが、糞を転がす習性を持つフンコロガシとは別の種で、星の光自体をナビゲーションに利用するのはフンコロガシだけだという。もし、フンコロガシがアラスカのような北方に生息するならば、おそらく日中に活動し、空の偏光パターンなど、他の手がかりを利用するだろう。

 星の光は、実は一定の光のパターンを空に描いている。人は感知できないが、コガネムシなどの昆虫にはこれがはっきりとわかる。ワラント氏によると、空の偏光パターンは「太陽または月の光が地球の大気で散乱して生じる」とのこと。夜も月の光によって同様のパターンが生じ、夜行性のコガネムシがナビゲーションに利用するが、その強さは昼間の百万分の1ほどだ。

続きはソースで

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http://natgeo.nikkeibp.co.jp//atcl/news/15/042300066/

画像
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/042300066/ph_thumb.jpg

引用元: フンコロガシは天の川の光を頼りに、只々まっすぐ直向きにフンを転がしていた

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1: 2015/04/24(金) 00:58:19.56 ID:???*.net
鳥の糞害に遭いやすい車の色は、白であることが専門家の実験で明らかとなった。
21日付で南方都市報が伝えた。

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英ブリストル大学が1760台の車を対象に、1日の間に鳥の糞がどれくらい付けられるかについて調査した。
その結果、白い車の6割以上で糞害が5カ所以上に上り、他の色の車に比べて明らかに多かった。

別の研究者も、車の代わりに白と黒のゴミ箱を鳥の飼育園に置き、どちらのゴミ箱の糞害が多いかを調べた。
その結果、黒いゴミ箱には3カ所、白いゴミ箱には7カ所とやはり白の方が糞害を受けやすいことが証明された。

鳥がなぜ白い物体目がけて糞をしたがるのか、原因はまだ分かっていないという。

(編集翻訳 小豆沢紀子)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150422-00000024-xinhua-cn

引用元: 【研究】鳥は白い車を狙って糞をする、専門家が実験で証明

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1: 2014/10/18(土) 10:55:59.35 ID:???.net
糞化石で見えた大絶滅後の生態系復活
掲載日:2014年10月16日

約2億5200万年前の古生代末に生物は大量絶滅した。
この史上最大の絶滅の後に、海の生態系が、これまで考えられていたよりも速やかに回復していた証拠を、ドイツ・ボン大学の中島保寿(なかじま やすひさ)博士研究員と東京大学大学院理学系研究科大学院生の泉賢太郎(いずみ けんたろう)さんが見つけた。

宮城県南三陸町の中生代初期の大沢層から脊椎動物の糞(ふん)化石を採集して、この中から小さな骨を検出し、当時の海洋の食物連鎖を示した。
中生代初期に海洋動物が捕食した行動の記録としては国内初めての発見で、生物大量絶滅後の生態系の復元力を見る重要な成果として注目される。
9月27日付の国際科学誌「Palaeogeography, Palaeoclimatology, Palaeoecology」オンライン版に発表した。

古生代末には、海の生物のうち95%の種が絶滅し、生物間の複雑な食物連鎖が一挙に失われた。
恐竜が姿を消した中生代末の絶滅の規模を上回る空前絶後の大量絶滅だった。
この大量絶滅の後に海の生態系が完全に回復するまで500万年以上を要したと考えられていた。
中島保寿さんが東京大学の大学院生だった2007年、南三陸町の海岸にある大沢層で、60点以上の糞化石を採集した。
大沢層は中生代初期の約2億5200万年前~約2億4700万年前に深さ数百mの海底で堆積した地層で、ウタツ魚竜が出た地層として知られている。

糞化石は骨の化石よりも発見しやすく、何を食べていたかの情報をわかる利点がある。
大沢層で見つかった糞化石は大きさが数mmから7cmまであり、さまざまな大きさの動物が排泄したものだった。
その成分はリン酸塩鉱物からなり、海底の泥ごと餌を食べる底生動物の糞とは区別できた。
糞化石の形状も紡錘形で、軟体動物のリボン状の糞とは明確に異なり、海を遊泳する脊椎動物の糞であることがわかった。

さらに糞化石を薄片にして、透過式偏光顕微鏡で観察したところ、一部に脊椎動物の0.5mmほどの小さな骨が含まれていることを確かめた。
これらの分析をまとめて「中生代初期の海には、無脊椎動物と大小の脊椎動物が共存し、脊椎動物の一部は小魚などを捕食していた」と結論づけた。
この研究は、古生代末の大量絶滅から500万年以内に複雑な食物連鎖が回復していたことを示し、生態系回復の速度について新見解をもたらした。

糞化石の研究に熱中する泉賢太郎さんは「糞化石は地質時代の生態系の復元に役立つ。
生物の大量絶滅からの回復過程に光を当てた重要な発見だと思う」と話し、中島保寿さんは「南三陸町の大沢層は、中生代初期の生態系の変化をたどる貴重な化石がまだ残っている可能性がある。
現地は2011年の東日本大震災で大津波に遭い、1mほど沈降したが、大沢層が海岸沿いにまだ広がっており、地元と協力して積極的に発掘調査していく価値が国際的にもある」と提言している。
____________

▽記事引用元
http://scienceportal.jp/news/newsflash_review/newsflash/2014/10/20141016_02.html
SciencePortal(http://scienceportal.jp/)掲載日:2014年10月16日

▽関連リンク
東京大学 プレスリリース
2014/10/15
日本最古、中生代初期の脊椎動物の糞化石を発見
-古生代末の大量絶滅の直後、海の生態系が復活した証拠-
http://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2014/48.html

*ご依頼いただきました。

引用元: 【古生物】糞化石で見えた大絶滅後の生態系復活 宮城県南三陸町で採集/東京大など

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~~引用ここから~~

1: エタ沈φ ★@\(^o^)/ 2014/04/24(木) 08:16:03.26 ID:???.net

牛糞堆肥は野菜の栽培によく使われているが、ウシの糞には微生物の抗生物質耐性を高める可能性のある多様な遺伝子が含まれていることが22日、米エール大学(Yale University)の研究で明らかになった。

 研究結果によると、これらの遺伝子はウシの消化管に存在するバクテリアに由来するもの。これらの遺伝子を持つスーパーバグ(抗生物質が効かない超強力細菌)が、ヒトに感染するようになる恐れもあるという。

 研究チームが米コネティカット(Connecticut)州で4頭の雌牛から採取した糞便サンプル5点を調べたところ、80種の抗生物質耐性遺伝子が見つかったという。研究者らは「その数の多さに驚いた」と話している。

 見つかった遺伝子の約75%はあまり知られていないもので、遺伝子配列の分析によって既知の遺伝子とは遺伝的に遠縁であることが分かった。

 これらの遺伝子を導入した実験室株の大腸菌は、ペニシリンやテトラサイクリンなどのよく知られた抗生物質の一部に耐性を持つようになったという。

 主に成長を促進させる目的で、ウシの4倍もの抗生物質を投与されることもあるニワトリからは、より多くの抗生物質耐性遺伝子が発見されている。 (c)AFP

続きはソースで
http://www.afpbb.com/articles/-/3013293

mBio
Diverse Antibiotic Resistance Genes in Dairy Cow Manure
http://mbio.asm.org/content/5/2/e01017-13
~~引用ここまで~~



引用元: 【生物】牛糞は抗生物質耐性遺伝子の宝庫?80種検出 米研究


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1: 伊勢うどんφ ★ 2013/12/28(土) 22:59:57.79 ID:???

 地球温暖化が進む中、保全生物学の専門家は、気温が低い地域に暮らす動物の将来を心配している。
例えば、北米やヨーロッパ、アジアの山岳地帯に生息する多毛のナキウサギもその1つだ。
しかし、アメリカナキウサギ(学名:Ochotona princeps)は、かなり風変わりなエサのおかげで、
厳しさを増す環境を克服できるかもしれない。

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 新たな研究によると、低地のナキウサギは、栄養価の低いコケ類を食べて繁栄しているという。
彼らは、温暖化する環境に対する行動適応能力を備えているらしい。

 通常、ナキウサギ科に分類される動物は寒冷な高山地帯に生息する。アメリカナキウサギは、
オレゴン州ポートランド郊外にあるフッド山(標高3429メートル)の岩の多い斜面でもよく確認されている。
ノウサギなどと同じウサギ目に属し、大型のネズミ程度の大きさで、小さなテンジクネズミとそっくりだ。

 代謝が活発で体温も高い。大きな腹部や短い四肢、小さな耳、短い尾がほぼ球状にまとまり、
加えて灰褐色の厚い毛皮が体温の低下を防いでいる。保温力が高く、摂氏25度を上回る気温に3日以上さらされると、死亡する場合もある。

 ユタ大学大学院博士課程のジョアンナ・バーナー(Johanna Varner)氏にとって、フッド山に近い低地、
コロンビア川渓谷での目撃報告は寝耳に水だった。ナキウサギが好むフッド山の環境とは、あまりにもかけ離れているからだ。

 フッド山で雪のない期間は3カ月に過ぎない。ずんぐりしたナキウサギは短い夏の間に走り回って、できるだけ多くの草花や小枝を集める。
長い冬の間に少しずつ食べられるよう、食料貯蔵所“干し草の山(haypile)”を作り上げるのだ。
一方、コロンビア川渓谷が雪に覆われるのは1年のうち3週間程度。バーナー氏は、現地での暮らしぶりや、その食生活を調べることにした。

 オレゴン州に到着した同氏は、フッド山と渓谷のナキウサギの調査に取りかかる。研究メンバーと交代で2時間ずつ双眼鏡で観察、成体の食料を突き止めた。
フッド山とは異なり、コロンビア川渓谷のナキウサギはコケ類を食べている。栄養がほとんどないコケとは、バーナー氏も想定外だった。

「哺乳類が大量に摂取するには栄養価が低すぎる。繊維質が80%を占め、ほとんど紙と同じだ」とバーナー氏は話す。



◆自分の糞を食べて栄養摂取

 コケ類の栄養を余すことなく摂取するには、ナキウサギの食糞(しょくふん)という習性が欠かせない。
「自分の糞を食べる行動を指す」とバーナー氏。

 ナキウサギは小さな硬い糞の塊のほかに、より大きく湿り気を帯びた“盲腸糞”も排出する。
消化途中のコケと胃腸の微生物が混ざり、非常に栄養価が高い。
再び摂取すれば、コケを直接消化する微生物のおかげで、より多くの栄養を抽出できるという。

「盲腸糞にはコケの6倍も栄養がある。消化途中で反芻するするウシと同じアイデアだ」とバーナー氏は評価している。

 今回の調査結果は、「Journal of Mammalogy」誌オンライン版に12月17日付けで発表されている。

National Geographic News December 27, 2013
http://www.nationalgeographic.co.jp/smp/news/news_article.php?file_id=20131227004



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1: ケンシロウとユリア百式φ ★ 2013/09/12(木) 09:55:32.58 ID:???

ジャイアントパンダの糞には、環境に優しい未来の輸送燃料の開発に寄与する可能性があるという。
そこに含まれる腸内細菌には、廃棄植物を効率良くバイオ燃料に転換できる可能性があるというのだ。
この研究は、パンダの保護活動にとってもメリットがある。

「持続可能なエネルギー源を新たに探す試みは、パンダの糞に含まれる細菌によって解決できるかもしれないと分かった」と、研究を率いたミシシッピ州立大学の生化学者アシュリー・ブラウン(Ashli Brown)氏は、アメリカ化学会(ACS)の会合で9月10日に発表した。
「絶滅危惧種(のパンダ)から学べることはまだたくさんある。このことから、絶滅危惧種の保護の重要性は明らかだ」。

トウモロコシや大豆などの食用穀物から作られるバイオ燃料は、食料の供給量と価格に影響を及ぼす可能性が懸念されている。
また、生産過程を考慮すれば、こうしたバイオ燃料は結局、石油の場合よりも多くの二酸化炭素(CO2)を排出しているのではないかという議論もある。

そこでバイオ燃料の原材料として注目されるようになったのが、トウモロコシの軸などの廃棄植物だ。
しかし、これらの原材料を効率的かつ経済的にエタノールに転換できるようにならない限り、セルロース系バイオ燃料は主流とはなりえない。この問題に、パンダの消化器官が有益なヒントをくれる可能性がある。

「(パンダの腸内の)細菌は、(バイオエタノールの原材料となる)バイオマスの分解にきわめて適している可能性がある」と、共同研究者のキャンディス・ウィリアムズ(Candace Williams)氏は言う。
この研究はもともとウィリアムズ氏が数年前に始めたものだ。

◆パンダの消化器官は強力

現在、廃棄植物からバイオ燃料を生成する場合は、植物の茎や軸などの堅い組織に、熱や圧力を加えるか、酸で処理するなどして分解して単糖類を作り、これを発酵させて完成となる。コスト効率を上げるのが難しい工程だ。

細菌の利用によって、この工程をより速く、より安価に行える可能性がある。
特に効果的だと目されているのが、パンダの体内に住むバクテリアである。
何しろこれらのバクテリアは、おとなのパンダが1日に食べる約9~18キロもの竹や笹を処理しているのだ。

ブラウン氏とウィリアムズ氏は、テネシー州のメンフィス動物園で暮らす2頭のジャイアントパンダの糞から、これまでに40種類以上もの腸内細菌を特定している。

「パンダに注目したのは、その食生活のためだ。パンダは非常に珍しい動物で、生理的には肉食動物に近いのに、草食動物と同じようなものを食べている。竹のセルロースからの栄養摂取を可能にしている微生物について研究すれば、バイオ燃料の最大の問題の1つを解決するのに利用できるかどうか確認できる」とウィリアムズ氏は言う。

パンダは体の大きさの割に消化管が短く、ウシなどと違って胃が1つしかないとウィリアムズ氏は言う。
「つまり、バクテリアがそれだけ速やかに食物を分解できているはずだ。きわめて効率が良いはずで、バイオ燃料の生成にも期待が持てる」。

パンダは竹や笹の堅い茎も柔らかな葉も、どちらも口にする。腸内にはさまざまな種類の細菌が存在し、
食生活の変化に応じて、それぞれ数が増減するとウィリアムズ氏は言う。実験室環境では、これらの細菌の一部は、糖類を生成するだけでなく脂質も蓄積したが、これは脂肪酸の生成につながるため、バイオ燃料の生成にとって必要だ。

腸内細菌だけでなく、そのはたらきに作用する酵素も、バイオ燃料の工業的生成のコスト削減に利用できる可能性があると研究チームは話している。

>>2以降に続きます)[1/2]

ソース:ナショナルジオグラフィック(September 11, 2013)
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20130911001
画像:ジャイアントパンダ
fd194d46.jpg

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_images/panda-poop-biofuel_71510_600x450.jpg



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