理系にゅーす

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素粒子

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1: 2014/09/30(火) 16:10:34.94 ID:???0.net
「ヒッグス粒子」発見のCERN、設立60年で式典
所長「世界の科学者が協力」
【日本経済新聞】 2014/9/30 9:33

【ジュネーブ=原克彦】あらゆる物に質量を与えている素粒子「ヒッグス粒子」を発見したことなどで知られる欧州合同原子核研究機関(CERN)が29日、設立から60年を迎えた。ジュネーブの本部で開いた式典には35カ国の代表が参加。ロルフ・ホイヤー所長は講演で「すべての国や文化背景から人が集まり、(協力して)できることの偉大さを示す拠点になっている」と語った。

CERNは第2次世界大戦終了の数年後から、戦争で荒廃した欧州各国が科学技術で協力し合う場として構想が浮上。1954年に12カ国が参加して発足し、現在21カ国が加盟する。日本はオブザーバーとして参加している。
研究者の国籍は約100にのぼるという。

大型加速器「LHC」が素粒子の研究に大きく貢献したほか、インターネットの普及に弾みをつけた「ワールド・ワイド・ウェブ(WWW)」の技術も生んだ。今後は宇宙を満たす謎の物質「暗黒物質」の解明も期待されている。

ソース: http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM30H03_Q4A930C1000000/

引用元: 【国際】「ヒッグス粒子」発見のCERN、設立60年で式典 [14/09/30]

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1: 2014/08/02(土) 02:26:27.09 ID:???.net
T2Kで反ニュートリノ実験が始動
掲載日:2014年7月30日

日本列島を横切る注目の素粒子実験が1年の休止を経て再開された。素粒子ニュートリノを茨城県東海村の大強度陽子加速器施設J-PARCから発射し、西へ295km離れた岐阜県飛騨市神岡町の地下の水チェレンコフニュートリノ検出器「スーパーカミオカンデ」で検出するT2K(ティー・ツー・ケイ)実験である。

5月26日に再開された今期の実験では、日本で初となる反ニュートリノ(ニュートリノの反粒子)ビームを生成する運転を6月初めから開始、予定通り6月26日に終えた。この間、6月8日には、反ニュートリノビーム運転に同期した事象を観測するのに成功、次の大きな目標であるニュートリノの「CP対称性の破れ」検証へその一歩を踏み出した。

T2K実験は2009年、ニュートリノビームが列島の地下をすり抜ける間に別の種類のニュートリノに変わるニュートリノ振動と呼ばれる現象の精密測定を目標に始まった。13年には電子型ニュートリノ出現と呼ばれる現象を世界で初めて確認し、その第一の目標を達成した。今期からの目標はもっと野心的である。反ニュートリノ(反粒子)ビームで反電子型ニュートリノ出現現象の観測を行い、ニュートリノ(粒子)ビームでのデータと比較して詳しく調べ、粒子と反粒子の反応の違いを示す「CP対称性の破れ」がニュートリノで存在するのかどうかを検証する。

物質を構成する基本粒子はクォークとレプトンに大別される。CP対称性の破れはクォークで実証され、小林・益川理論で説明されているが、レプトンに属するニュートリノでCP対称性が破れているかはまだわかっていない。ニュートリノにCP対称性の破れがあれば、宇宙に物質があふれている「物質優勢宇宙」の事実に対して答えを与える重要な鍵になるとみられている。

J-PARCで約2.5秒ごとにパルス状のニュートリノビームを発射し、約千分の1秒後にスーパーカミオカンデに到達する。事象の観測された時間がビームと同期していれば、ニュートリノビーム起源の反応であるとわかる。J-PARC内の別の実験施設で13年5月に起きた放射性物質漏れ事故のため実験を中断していたが、機器の改修・取り替えなどをして、再開にこぎつけた。
現在は点検のため再度停止して、秋からビーム強度を上げて測定する。

今回観測された事象がどのような反応から来たのか、ほかにも反ニュートリノビームに同期した事象が観測されているのか、詳しい解析を現在進めている。同様の実験は米国でも進んでおり、早く結果を出す必要がある。

T2K実験には、世界11カ国約400人の研究者が参加している。実験を率いる小林隆・高エネルギー加速器研究機構教授は「J-PARCハドロン実験施設の事故を受け、1年間実験が中断された。しかし、この間に、予定されていた実験施設のアップグレードや整備を行い、無事実験を再開することができ、反ニュートリノの測定を開始できたので、ほっとしている」と話している。

図1. 反ニュートリノビームと同期してスーパーカミオカンデで検出された事象のイベントディスプレイ。+印は、この反応が起きた位置を、ダイヤ印はそこから見たニュートリノビームの方向を示す。色の付いている小さな丸は、光センサーにチェレンコフ光によるヒットがあった個所を表す。(提供:東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設、T2K実験国際共同研究グループ)
http://scienceportal.jp/news/newsflash_review/newsflash/img/140730_img3_w500.jpg

図2. T2K(Tokai to Kamioka)実験の概略。ニュートリノが飛行中どのように変化するかを研究するためのニュートリノ振動実験(提供:T2K実験国際共同研究グループ)
http://scienceportal.jp/news/newsflash_review/newsflash/img/140730_img4_w500.jpg

ソース:サイエンスポータル(2014年7月30日)
T2Kで反ニュートリノ実験が始動
http://scienceportal.jp/news/newsflash_review/newsflash/2014/07/20140730_02.html

プレスリリース:高エネルギー加速器研究機構素粒子原子核研究所(2014年07月24日)
【T2K実験】反ニュートリノビームを使った実験を開始、ビームに同期した事象の観測に成功
http://ipns.kek.jp/news/t2k-antinu-mode.html

引用元: 【素粒子物理学】T2Kで反ニュートリノ実験が始動

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~~引用ここから~~

1: 野良ハムスター ★@\(^o^)/ 2014/06/23(月) 21:43:05.64 ID:???.net

【6月23日 AFP】見えない粒子「ヒッグス粒子(Higgs boson)」に関する革新的な発見の発表から約2年──
その詳細をさらに明らかにしたとする研究論文が、22日の英科学誌「ネーチャー・フィジックス」に掲載された。

新たな粒子の画期的な発見がなされたのは、フランスとスイスの国境上にある、欧州合同原子核研究所(CERN)の世界最大の粒子加速器「大型ハドロン衝突型加速器(Large Hadron Collider、LHC)」だ。今回の論文を発表したLHCの物理学者チームによると、LHCでの研究は、ヒッグス粒子の挙動をめぐる、長年の疑問の数々に答えを出しているという。

ヒッグス粒子は、他の粒子に質量を与える素粒子として1960年代にその理論が提唱された。
この粒子がなければ、物質は存在しないことになるだろう。
その後数十年にわたって、ヒッグス理論を証明するための研究が重ねられ、ついに2012年7月4日、LHCのライバル同士だった2チームがそれぞれ独立した形で、ヒッグス粒子が持つとされる特性と一致する粒子の発見を発表した。
だが、この発見をより具体化し、「標準模型(Standard Model)」への適合を確認するためには、さらなる研究を重ねる必要があった。標準模型は、宇宙の目に見える物質を説明するための概念的枠組みだ。

ヒッグス粒子とみられるボース粒子(Boson)を発見したLHCの2チームのうちの1つである今回の研究チームは、このボース粒子の挙動は予測通りで「それらしく見える偽物」ではないと論文の中で述べている。

続きはソースで

http://www.afpbb.com/articles/-/3018550

論文 "Evidence for the direct decay of the 125 GeV Higgs boson to fermions"
Nature Physics (2014) doi:10.1038/nphys3005
http://www.nature.com/nphys/journal/vaop/ncurrent/full/nphys3005.html
~~引用ここまで~~



引用元: 【素粒子物理】ヒッグス粒子、正体解明に向け実験結果の分析進む


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~~引用ここから~~

1: エタ沈φ ★@\(^o^)/ 2014/05/15(木) 21:39:00.98 ID:???.net

 米カリフォルニア工科大は米国時間の14日、学内に新たに設置する「ウォルター・バーク理論物理学研究所」の初代所長に、同工科大の大栗博司教授(52)が就任したと発表した。
大栗教授は東京大カブリ数物連携宇宙研究機構の主任研究員も兼ねる。

続きはソースで 

http://www.47news.jp/smp/CN/201405/CN2014051501001387.html


引用元: 【物理】超弦理論の大栗氏、「ウォルター・バーク理論物理学研究所」の初代研究所長にに…カリフォルニア工科大


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1: かじりむし ★@\(^o^)/ 2014/05/16(金) 00:49:52.55 ID:???.net

“宇宙膨張の決定的証拠”は誤り?
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140515004
Dan Vergano, National Geographic News May 15, 2014

 初期宇宙の成り立ちを説明する“決定的な証拠”が発見され、高い評価を受けていた。ところが、この発見は間違いだったのではないかという風評が広がっている。

 3月、ハーバード大学のジョン・コバック(John Kovac)氏率いるBICEP(Background Imaging of Cosmic Extragalactic Polarization)2チームが、アルベルト・アインシュタインが予言した宇宙の“重力波”の観測に成功したと発表し、世界中で話題をさらった。宇宙は誕生直後から指数関数的に膨張したという通説が裏付けられたかに思えた。

 研究チームは南極の望遠鏡で観測を行い、ビッグバンの名残である宇宙マイクロ波背景放射(CMB)と交差する驚くほど強力な重力波の痕跡を発見したと報告した。
CMBは天空の全域に広がっている。

 現在、この主張が批判にさらされている。フランス、オルセー理論物理学研究所(Laboratory of Theoretical Physics of Orsay)の物理学者アダム・ファルコウスキー(Adam Falkowski)氏は12日、素粒子物理学をテーマにしたブログで、「専門家はBICEP2チームの間違いをはっきり指摘している」と発言している。

◆争点はちり

 ファルコウスキー氏の指摘は基本的に、天の川銀河のちりから放出されるマイクロ波の影響と天空の全域に広がるちりから放出されるマイクロ波の影響を混同しているというものだ。CMBと交差する重力波を観測したと主張する場合、2種類のマイクロ波を慎重に区別し、分析の対象から外さなければならない。

 BICEP2チームは“間違いを認めた”とファルコウスキー氏は主張しているが、コバック氏とチームの一員であるミネソタ大学のクレメント・プライク(ClementPryke)氏は「Science」誌と「New Scientist」誌で否定している。プライク氏は「Science」で、ファルコウスキーの主張は“全くのでたらめ”だと切り捨て、研究結果を覆す意思がないことを明確にしている。

続きはソースで

引用元: 【宇宙論】“宇宙膨張の決定的証拠”は誤り? 批判相次ぐ [5/15]


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~~引用ここから~~

1: エタ沈φ ★@\(^o^)/ 2014/04/23(水) 22:47:26.34 ID:???.net

4つのクォークからなる荷電を持つ新粒子を世界で初めて発見した、と高エネルギー加速器研究機構(KEK、茨城県つくば市)が2007年に加速器のBelle実験の結果として発表していたが、別の実験グループによる追試がなかなかできず、確定していなかった。
ついにその待望の追試が欧州合同原子核研究所(CERN、ジュネーブ)のLHCb実験でなされた。CERNのグループが4月7日、米科学誌フィジカル・レビュー・レターズへの論文投稿で「KEKが発見した4クォーク荷電粒子を確認した」と発表した。
KEKの07年の発見は正しかったのだ。

原子核を構成したり、力を仲介したりする粒子は、クォークが3個からなる陽子や中性子と、2個からなる中間子に大別される。
実際に、加速器の素粒子実験で観測されるクォークの状態はこの2種類のどちらかにほぼ限られていた。
クォークが4個以上からなる粒子の存在はよくわかっていなかった。

続きはソースで
http://scienceportal.jp/news/daily/58130/20140423.html

元論文みつからずorz


4: 名無しのひみつ@\(^o^)/ 2014/04/23(水) 22:54:39.23 ID:mvk8u8Q8.net

~~引用ここまで~~



引用元: 【物理】KEKが2007年に加速器のBelle実験で発表した4クォーク荷電粒子、追試で初めて確認/CERN


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