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細胞

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1: 白夜φ ★ 2014/01/08(水) 22:34:11.92 ID:???

感染症リスク低いiPS培養 京大、再生医療を加速

移植治療に利用しやすい安全な人工多能性幹細胞(iPS細胞)を簡易に作る培養法を、京都大iPS細胞研究所などのチームが開発し、8日付の英科学誌電子版に発表した。

従来の培養法はウシやマウスの成分を用いるため、iPS細胞から作った組織や細胞を移植すると、動物に由来する感染症を起こすリスクがある。
今回の手法は動物成分が不要で、再生医療への応用を加速させる重要な成果となりそうだ。

新たな培養法で作ったヒトiPS細胞が、神経伝達物質ドーパミンを産生する神経細胞のほか、インスリンを作る細胞、血液細胞に変化することも確認した。2014/01/08 19:00 【共同通信】

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▽記事引用元 47NEWS 2014/01/08 19:00配信記事
http://www.47news.jp/CN/201401/CN2014010801001490.html

▽関連リンク
京都大iPS細胞研究所 2014.01.08
細胞移植に適した新しいヒトiPS細胞の樹立・維持培養法を確立
http://www.cira.kyoto-u.ac.jp/j/pressrelease/news/140108-192802.html



【幹細胞】感染症リスク低いiPS細胞を簡易に作る培養法を開発 再生医療を加速/京都大iPS細胞研究所などの続きを読む

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1: 白夜φ ★ 2014/01/12(日) 23:53:40.19 ID:???

X線レーザーで生きた細胞をナノレベルで観察することに成功
 -生きた細胞を,ナノメートルの分解能で定量的に観察できる優れた手法を世界で初めて確立-(プレスリリース)
公開日 2014年01月07日

国立大学法人 北海道大学 独立行政法人理化学研究所 公益財団法人高輝度光科学研究センター
学校法人東京薬科大学 共和化工株式会社環境微生物学研究所

研究成果のポイント
・X線自由電子レーザーを用いて、生きた細胞内部のナノ構造を高コントラストで可視化。
・フェムト秒の発光時間のX線で、細胞が放射線損傷を受ける前の一瞬の姿を捉えることに成功。
・生きた細胞内の現象の解明や、自然な状態にある生体分子のナノ構造の解明に期待。

北海道大学、理化学研究所(理研)、高輝度光科学研究センター(JASRI)、東京薬科大学、共和化工株式会社環境微生物学研究所は、X線自由電子レーザー(XFEL)施設SACLA※1を用いて、生きた細胞のナノレベルでの観察に成功しました。
これは、北海道大学電子科学研究所の西野吉則教授、木村隆志助教、理研・放射光科学総合研究センターの別所義隆チームリーダー(現 客員研究員)、JASRIの城地保昌チームリーダーらの研究成果です。
 
電子顕微鏡やX線顕微鏡を用いて生きた細胞をナノ(10億分の1)メートルの分解能で観察することは、これまで不可能でした。
これは、観察に用いる電子線やX線の照射によって、細胞が死んでしまうためです。
研究グループは、10フェムト秒※2以下という極めて短いXFELの発光時間を利用して、細胞が放射線による損傷を受ける前の一瞬の姿を捉えることに成功しました。
観察には、コヒーレントX線回折※3という先端的手法が用いられ、細胞内部のナノ構造が高いコントラストで可視化されました。
 
本研究により、XFELが、自然な状態にある生物試料を観察できる優れた能力を持つことが示されました。
今後、細胞生物学へのさらなる応用が期待できます。
また、さらに分解能を向上させることにより、自然な状態にある生体分子のナノ構造の解明など、医学上重要な応用への道も開かれます。
 
本研究は、文部科学省X線自由電子レーザー重点戦略研究課題、科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業(CREST)、日本学術振興会科学研究費補助金等の支援を受けて実施されました。
 
本研究成果は、英国のオンライン科学雑誌「Nature Communications」(2014年1月7日付)に掲載されます。

(論文)
研究論文名:"Imaging Live Cell in Micro-Liquid Enclosure by X-ray Laser Diffraction"
(X線レーザー回折による微量液体封入チップ中の生きた細胞の可視化)
著者:氏名(所属)木村隆志1、城地保昌2、澁谷明美3、Changyong Song3、 Sangsoo Kim3、登野健介2、矢橋牧名3、玉腰雅忠4、森屋利幸5、大島泰郎5、石川哲也3、別所義隆3、西野吉則1
(1北海道大学、2公益財団法人高輝度光科学研究センター、3独立行政法人理化学研究所、4東京薬科大学、5共和化工株式会社環境微生物学研究所)
公表雑誌:Nature Communications
公表日:日本時間(現地時間)2014年1月7日(火)午後7時(英国時間1月7日(火)午前10時)


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--------------- 引用ここまで 全文は記事引用元でご覧ください ----------

▽記事引用元 SPring8 大型放射光施設 公開日 2014年01月07日
http://www.spring8.or.jp/ja/news_publications/press_release/2014/140107/



X線レーザーで生きた細胞をナノレベルで観察することに成功/北海道大などの続きを読む

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1: ◆CHURa/Os2M @ちゅら猫ρ ★ 2014/01/14(火) 16:42:26.29 ID:???0

★iPSで染色体異常修復
2014年 01月 13日 03:00 JST

リング状の異常な染色体を持つ先天性疾患の患者の皮膚から人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作ったところ、異常が修復されたとの研究結果を、米グラッドストーン研究所などのチームが12日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。

チームの林洋平研究員は「修復の仕組みは不明だが、修復されたiPS細胞を臓器や細胞に変化させ、患者本人に移植する再生医療に応用できる可能性がある」と話す。
研究には京都大の山中伸弥教授も参加した。

染色体は細胞内にあり、通常は棒状。今回の染色体は両端が部分的に切断された後、結合してリング状になっている。

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http://jp.reuters.com/article/idJP2014011201001741



【朗報】iPSで染色体異常修復の続きを読む

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1: ケンシロウとユリア百式φ ★ 2014/01/09(木) 01:25:50.70 ID:???

花王は鼻の細胞に作用して、汗臭さなど特定の悪臭だけを感じにくくさせる消臭成分を発見したと発表した。

【画像】
新しい消臭の仕組み 
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20140108-989172-1-L.jpg 


これまでの消臭剤は強力な香りで悪臭を覆い隠すか、脱臭成分ですべての臭いを吸い取るものだったが、新技術を使えば、狙った臭いだけを感じなくすることができる。
今後研究をさらに進め、5年後をめどに商品化したい考えだ。

今回発見したのは、汗臭さのもととなるヘキサン酸だけを感じにくくする成分で、3種類の香り成分を調合して作った。

鼻の奥の粘膜細胞には約400種類の嗅覚センサーがあり、センサーと香り成分が結合すると、脳が臭いを感じる。
花王は、5種類の嗅覚センサーがヘキサン酸と結合したときに汗臭さを感じることを突き止め、ヘキサン酸よりもこれらセンサーに付着しやすい香り成分を探しだした。研究員3人が試験したところ、ヘキサン酸による悪臭の強さの感じ方が5分の1以下になったという。


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ソース:読売新聞(2014年1月8日14時39分)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20140108-OYT1T00718.htm

関連:花王のプレスリリース
「嗅覚受容体の活性化を抑制する物質を用いた選択的消臭技術の開発」
http://www.kao.com/jp/corp_news/2013/20131028_001.html



汗臭さなど悪臭だけを感じにくくさせる消臭成分を発見/花王の続きを読む

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1: おばさんと呼ばれた日φ ★ 2014/01/08(水) 23:35:05.75 ID:???0

九州大の歯学部と医学部の研究グループが、抜けた乳歯から様々な細胞に分化する幹細胞を取り出し、先天性の肝臓疾患の治療などに応用する研究を本格化させる。

【画像】
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20140108-989364-1-L.jpg 


2014年度にミニブタを使い、乳歯幹細胞から作製した肝臓細胞を移植する試験を始める。研究グループは「捨てられる乳歯なので倫理面の問題がなく安全性も高い。将来的には人への治療につなげたい」としている。

研究に取り組んでいるのは山座孝義・歯学部講師(口腔こうくう解剖)と田口智章・医学部教授(小児外科)らのグループ。

歯の中心部の歯髄に幹細胞はあり、神経など様々な細胞に分化することが分かっている。米国などのほか、日本でも岐阜大などが研究に取り組んでいる。

九大グループは09年、研究に着手。肝硬変を起こしたマウスに移植する実験では、肝硬変が治ったことを確認したとしている。作製の際に遺伝子を組み込むiPS細胞(人工多能性幹細胞)は発がんの恐れが指摘されているが、歯髄幹細胞は発がんリスクが低く、凍結保存した乳歯でも分化は確認されたという。

ソース
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20140108-OYT8T00736.htm
87f431e6.jpg



抜けた乳歯から幹細胞、肝臓治療へ…九州大の続きを読む

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1: 白夜φ ★ 2014/01/05(日) 00:44:19.54 ID:???

睡眠不足で脳にダメージ?スウェーデン研究
2014年01月03日 11:40 発信地:パリ/フランス

【1月3日 AFP】睡眠は脳細胞の健康に良いことを示すさらなる証拠を発見したという論文が先月31日、米学術専門誌「スリープ(Sleep)」に掲載された。

スウェーデンのウプサラ大学(Uppsala University)の研究チームは、健康なボランティア15人を集めて2つのグループに分け、一方のグループには一晩徹夜させ、もう一方には8時間の睡眠を取らせた。

ボランティアの血液を調べたところ、眠らなかったグループの血液には「神経特異エノラーゼ(NSE)」と「S100カルシウム結合タンパク質B(S100B)」と呼ばれる物質が約20%増加していることが分かった。

神経科学者のクリスチャン・ベネディクト(Christian Benedict)氏は「これらの脳分子は通常、脳損傷の際に血液中で増加する」と説明。
「睡眠不足は神経変性を促進するのかもしれない。十分な睡眠は、脳の健康維持に不可欠なのかもしれない」

昨年10月には米科学誌サイエンス(Science)に、蓄積するとアルツハイマー病の発症につながるとされているアミロイドベータというタンパク質などの老廃物が、睡眠時に脳細胞からよく排出されることを明らかにした論文が発表されている。(c)AFP

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▽記事引用元 AFPBBNews 2014年01月03日11:40配信記事
http://www.afpbb.com/articles/-/3005923

▽関連リンク
・Uppsala University
Sleep to protect your brain
Published 2014-01-02
http://www.uu.se/en/media/news/article/?id=3120&area=2,10,16&typ=artikel&na=&lang=en



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