1: 2016/03/09(水) 07:27:00.75 ID:CAP_USER.net
マナティー過去最多6000頭超に、米フロリダ | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/030800081/
米国フロリダ州の水域に、少なくとも6250頭のマナティーが生息していることが航空調査で確認された。一帯には、多数のマナティーが集まる場所が複数存在する。
年に1回行われる航空調査の結果として、フロリダ州魚類野生生物保護委員会が発表した。今回の数字は、これまで最多だった2010年の5077頭という記録を塗り替えるものだ。
調査結果はあくまで「最低でもこの程度はいる」という数であり、その増減は生息数の変化を反映するとは限らない。
だがマナティーの生息数が回復傾向にあることをうかがわせるデータはこのところ増えている。
今回の数字は、それをさらに裏づけるものとなるだろう。(参考記事:「大群発見、ベリーズのマナティー調査」)
アメリカマナティーは現在、米国の絶滅危惧種法で保護の対象となる「絶滅危惧種」(endangered)に指定されている。
だが2016年2月、米国魚類野生生物局は、アメリカマナティーについて絶滅危惧種の指定を解除し、その位置づけを「生存を脅かされている種」(threatened)に変更することを提言した。
(参考記事:「動物大図鑑 マナティー」)
魚類野生生物局が進めている「フロリダマナティー回復計画」のコーディネーター、ジム・バレード氏によると、提言の内容は4月7日まで一般に公開され、パブリックコメントを募集中。
魚類野生生物局は、2017年中に最終的な決定を公表する予定だという。
検討の結果、マナティーの位置づけが絶滅危惧種でなくなったとしても、国による保護政策や関連する法律は、現状のまま維持される。
「指定を見直したとしても、保護活動の重要性に変わりはありません。フロリダを象徴する生物であるマナティーの保護を確実なものとするために、さらなる努力が続けられるでしょう」
保護活動の成功例となるか
大きな体でゆったりと動くマナティーは、水草や海草、藻などを食べる草食の水生哺乳類。フロリダ沿岸で見られるアメリカマナティーは、メキシコ湾岸、カリブ海などにも生息している。
それ以外に、アマゾンやアフリカに生息する種もいる。(参考記事:「アマゾンマナティーに会いに行く」)
船舶との衝突事故や、漁網に巻き込まれるなどのトラブル、生息環境の変化などにより、マナティーの生息数は、過去数十年間にわたって減少傾向にあった。
アメリカマナティーが米国で絶滅危惧種に指定されたのは、1966年のことだ。
現在マナティーの数が増えているのは、政府や行政機関、保護団体による長年の努力の成果だと、バレード氏は語る。
「フロリダのマナティーは将来も安定した数を維持できるはずだと信じています」
続きはソースで
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/030800081/
米国フロリダ州の水域に、少なくとも6250頭のマナティーが生息していることが航空調査で確認された。一帯には、多数のマナティーが集まる場所が複数存在する。
年に1回行われる航空調査の結果として、フロリダ州魚類野生生物保護委員会が発表した。今回の数字は、これまで最多だった2010年の5077頭という記録を塗り替えるものだ。
調査結果はあくまで「最低でもこの程度はいる」という数であり、その増減は生息数の変化を反映するとは限らない。
だがマナティーの生息数が回復傾向にあることをうかがわせるデータはこのところ増えている。
今回の数字は、それをさらに裏づけるものとなるだろう。(参考記事:「大群発見、ベリーズのマナティー調査」)
アメリカマナティーは現在、米国の絶滅危惧種法で保護の対象となる「絶滅危惧種」(endangered)に指定されている。
だが2016年2月、米国魚類野生生物局は、アメリカマナティーについて絶滅危惧種の指定を解除し、その位置づけを「生存を脅かされている種」(threatened)に変更することを提言した。
(参考記事:「動物大図鑑 マナティー」)
魚類野生生物局が進めている「フロリダマナティー回復計画」のコーディネーター、ジム・バレード氏によると、提言の内容は4月7日まで一般に公開され、パブリックコメントを募集中。
魚類野生生物局は、2017年中に最終的な決定を公表する予定だという。
検討の結果、マナティーの位置づけが絶滅危惧種でなくなったとしても、国による保護政策や関連する法律は、現状のまま維持される。
「指定を見直したとしても、保護活動の重要性に変わりはありません。フロリダを象徴する生物であるマナティーの保護を確実なものとするために、さらなる努力が続けられるでしょう」
保護活動の成功例となるか
大きな体でゆったりと動くマナティーは、水草や海草、藻などを食べる草食の水生哺乳類。フロリダ沿岸で見られるアメリカマナティーは、メキシコ湾岸、カリブ海などにも生息している。
それ以外に、アマゾンやアフリカに生息する種もいる。(参考記事:「アマゾンマナティーに会いに行く」)
船舶との衝突事故や、漁網に巻き込まれるなどのトラブル、生息環境の変化などにより、マナティーの生息数は、過去数十年間にわたって減少傾向にあった。
アメリカマナティーが米国で絶滅危惧種に指定されたのは、1966年のことだ。
現在マナティーの数が増えているのは、政府や行政機関、保護団体による長年の努力の成果だと、バレード氏は語る。
「フロリダのマナティーは将来も安定した数を維持できるはずだと信じています」
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引用元: ・【生態学】マナティー過去最多6000頭超に、米フロリダ 絶滅危惧種の指定解除を検討へ
マナティー過去最多6000頭超に、米フロリダ 絶滅危惧種の指定解除を検討への続きを読む