理系にゅーす

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能力

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1: 2018/09/14(金) 22:55:05.23 ID:CAP_USER
■犬や猫もできないミラーテストに合格、自己認識できる可能性示す

 鏡に映った自分の顔に汚れがついていたら、ほとんど無意識のうちにぬぐい取ろうとするだろう。簡単なことのようだが、これができるのは人間以外にはオランウータンやイルカなど、ごく限られた賢い種だけだ。人間でさえ、幼児期にならないと鏡の中に見えるのは自分自身なのだと認知できない。

 だが、大阪市立大学の幸田正典氏らが8月21日付けで論文投稿サイト「BioRxiv.org」に発表した研究で、小さな熱帯魚のホンソメワケベラ(Labroides dimidiatus)も自分の姿を認知できるようだという驚きの結果が報告された。この行動が観察されたのは、魚類では初めてだ。

 動物に視覚的な自己認知や自己認識の能力があるかどうかを調べるために、科学者はこれまでミラーテストを用いてきた。視覚的な自己認知とは、自己の外見を理解する能力で、自己認識とは、それに加えて、思考や感情といった自分の「心」の状態を自覚する能力のことだ。自己認知と自己認識がどの程度つながっているのかは明らかになっていない。

 ミラーテストとは、研究対象の動物の体にマークをつけて鏡の前に置くと、その動物が自分の体でマークを調べたり、触ろうとしたりするかどうかを観察する実験だ。これに合格すると、その動物は鏡に映ったマークが別の個体ではなく自分の体についているのだと理解していることになる。

 地球上で、人間以外にこのミラーテストに合格したのは、知能が極めて高い類人猿やイルカ、ゾウ、そしてカササギだけである。だが最新の研究結果は、自己認識が恒温動物の哺乳類や鳥類だけの特権ではないかもしれないことを示唆している。

 研究はまだ初期段階で、ほかの科学者による査読を受けていないが、もしこの結論が認められれば、「自己」を意識する高度に発達した能力は、これまで考えられていたよりもはるかに多くの動物に備わっているということになるかもしれない。

 行動生態学者である幸田正典氏が率いる研究チームは、最初カワスズメ科のシクリッドでミラーテストを試みた。シクリッドは、既にミラーテストに合格した他の動物に見られる高い知能と共通する特性を持っていると考えられていた。

「なかには、類人猿のように顔見知りの魚を識別する賢いシクリッドもいます。まさに、個体識別能力があるということです」と、幸田氏は説明する。

 ところが、ミラーテストでは残念ながら、鏡のなかの自分の姿を認知できなかった。

続きはソースで

■ホンソメワケベラ(Labroides dimidiatus)には、鏡で自分の姿を認知する能力があるかもしれない。だとすれば、動物の知能や自己認識について多くの疑問が湧いてくる。写真ではフグのえらを掃除中。
https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/091300402/ph_thumb.jpg

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/091300402/
images


引用元: 【動物】「鏡の中の自分」がわかる魚を初確認、大阪市大[09/14]

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1: 2018/08/22(水) 00:56:41.44 ID:CAP_USER
今どきの青少年の中で毎日、本や新聞、雑誌を読んでいるのはわずか20%以下で、残りの80%以上は常にSNSの画面に目を奪われていることが米カリフォルニア州サンディエゴ大学の調査で明らかになった。PPMC誌が調査結果をまとめた記事を掲載した。

調査では、今の青少年の中でも高校生、中学生はデジタル世界に2倍多い時間を割いており、余暇のほぼ全時間がとられていることが明るみになっている。

研究者らは、子どもたちの生活空間にインターネットが拡張した結果、ほぼ全員の子どもたちが本や新聞、雑誌を読まなくなってしまったと考察している。

続きはソースで

https://jp.sputniknews.com/life/201808215250550/
ダウンロード


引用元: 【調査】本を読んでいる青少年は2割以下 児童の読書層が激減

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1: 2018/08/30(木) 03:42:11.16 ID:CAP_USER
人間の知性はどこからくるのか?という疑問は古くからありますが、脳神経学においてもいまだに答えはみつかっていません。しかし、動物臨床試験でよく用いられるマウスなどのげっ歯類にはなく、人間の脳にはある「rosehip neuron(ローズヒップ・ニューロン)」と名付けられた新しい神経細胞が発見され、動物と人間を隔てる知性に関わっている可能性が指摘されています。

Transcriptomic and morphophysiological evidence for a specialized human cortical GABAergic cell type | Nature Neuroscience
https://www.nature.com/articles/s41593-018-0205-2

A new type of neuron lurks in the human brain, and we have no idea what it does | Popular Science
https://www.popsci.com/new-brain-cell-rosehip

学習や思考などに関わり高度な認知能力に関係していると考えられている大脳新皮質の上層の10~15%部分に、未知の細胞が発見されました。この新細胞の発見は、アメリカ・シアトルのアレン研究所によって開発されていた、個々の遺伝子プロファイルの配列決定の研究と、ハンガリーのセゲド大学のガーボル・タマシュ博士の研究チームが開発していた脳細胞の電気的活動の計測という2つの研究成果を合わせることで実現されたそうです。

新たに見つかった細胞はこれまで知られている脳細胞の半分程度の大きさしかない小さなもので、他の細胞に信号を伝える軸索終末の形状がバラの果実のローズヒップのような形状を持つという特徴がありました。そのため「ローズヒップ・ニューロン」と名付けられたとタマシュ博士は話しています。このローズヒップ・ニューロンは、マウスなど他のげっ歯類では見つかっていない細胞だとのこと。

人間が他の動物に比べて知的なのは脳の大きさが原因だという説が古くから支配的でした。

続きはソースで

https://i.gzn.jp/img/2018/08/29/rosehip-neuron/a02_m.jpg

GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20180829-rosehip-neuron/
ダウンロード (2)


引用元: 【脳神経学】人間の知性をつかさどる固有の神経細胞「ローズヒップ・ニューロン」が発見される[08/29]

人間の知性をつかさどる固有の神経細胞「ローズヒップ・ニューロン」が発見されるの続きを読む

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1: 2018/08/18(土) 20:42:20.07 ID:CAP_USER
従来の品種よりも多くの収穫をあげることができる稲や小麦などを開発するために、窒素吸収能力を強化する遺伝子を特定して少ない肥料でより多くの収穫が期待できるような新しい品種の稲を開発したという研究が報告されています。この研究はかつて「緑の革命」と呼ばれた大規模な農業革命を引き継いだもので、使用する肥料の量を減らすことで環境への影響を減らすことができると期待されています。

‘Green revolution’ crops bred to slash fertilizer use
https://www.nature.com/articles/d41586-018-05980-7

1940年代から1960年代にかけて、「より多くの収穫量を望める品種の導入」「より効率的な灌漑(かんがい)の敷設」「化学肥料や農薬の大量投入」などによって、穀物の生産性が飛躍的に向上した一連の取り組みを「緑の革命」と呼びます。その後も農業の革命は続き、1961年におよそ7億7400万トンだった世界全体の穀物収穫量は、1985年には倍以上の16億2000万トンに増加しています。

カーネギー研究所の植物科学者であるキャスリン・バートン氏は「『緑の革命はもう終わってしまった』と思っていたとしたら、それは間違いです」と語り、倍以上の収穫量を得てもなお、穀物の栽培技術にはまだ改善の余地があると指摘しています。

穀物を含め、植物が成長するためには窒素などの栄養分が必要です。栄養分や微生物を多く抱えた肥えた土地であれば、作物は十分栄養分を吸収できますが、そうでない場合は化学肥料が必要となります。2015年だけでも、世界全体でおよそ1億400万トンの肥料が使われたといわれています。

by U.S. Department of Agriculture

続きはソースで

https://i.gzn.jp/img/2018/08/17/green-revolution-crops/a02.jpg
GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20180817-green-revolution-crops/
ダウンロード


引用元: 【植物学】第二の「緑の革命」を起こし得る新しい品種の稲が開発される[08/17]

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1: 2018/08/03(金) 02:18:54.81 ID:CAP_USER
■動画
Scientists Use Leaf Blowers to Study Natural Selection | National Geogra... https://youtu.be/3zS8vdK7xTs



ハリケーンが生物の進化に影響を与えることを実際に観察した初の研究結果が、7月25日付けの学術誌「ネイチャー」に発表された。論文を執筆したのは、米ハーバード大学とフランス、国立自然史博物館の研究員で生物学者のコリン・ドニヒュー氏らだ。

 ドニヒュー氏らの研究チームは、2017年に2つのハリケーンに襲われた島で、大災害の前後でアノールトカゲの仲間(Anolis scriptus)の大きさや体の特徴がどのように変化したかを計測した。その結果、体は小さくなり、さらに体の大きさに比べて足裏のパッドが大きく、前肢が長く、逆に後肢が短くなっていたことが明らかになった。

 これは木の枝にしがみつく能力と関係があると考えられる。研究チームは実験を行い、この結果を説明した。

■不幸中の幸い

 2017年の夏、コリン・ドニヒュー氏らは、絶滅の危機に瀕するイワイグアナの調査でカリブ海のタークスカイコス諸島を訪れた。(参考記事:「鉄条網に守られたイワイグアナ」)

 それから1週間もたたないうちに、ふたつのハリケーンが立て続けに島々を襲った。

「わたしたちが現地を離れた4日後に、ハリケーン・イルマがやってきました」と、ドニヒュー氏は言う。その後間もなく、ハリケーン・マリアが続いた。

 島々は大きな被害を受けたものの、ドニヒュー氏らにとってこれは、自然の回復力について研究する絶好の機会となった。幸いだったのは、アノールトカゲの調査も行っていたことだ。

「これはちょうどいい機会だと気づいたわたしたちは、いくつか仮説を立てたうえで島に戻ることにしました。トカゲがハリケーンを生き延びやすくなる条件があるとするなら、それは何かの表面にしがみつく力と関係があるだろうと」

 6週間後、仮説を検証するために、彼らは再び島々を訪れた。

■必死の足技

 ドニヒュー氏らの仮説は、トカゲの足裏のパッドが大きく、四肢が長くなっているだろうというものだった。そのほうがトカゲが木の枝などにしがみつきやすく、生き残りやすいだろうと考えたからだ。この仮説は半分当たりで、半分はずれだった。生き残ったトカゲを実際に調べてみたところ、全体に体が小さくなったことに加えて、比較的大きな足裏パッドと長い前肢を持っていたものの、後肢が短かったのだ。

「後肢が短いことにどのような意味があるのかについては、前もって考察していませんでした」とドニヒュー氏は言う。

 この結果を検証するために、ドニヒュー氏らはトカゲを47匹採取し、実験を行った。

 採取したトカゲを1匹ずつ、(木の枝の代わりに)細くて丸い棒につかまらせてから、送風機で風を当てた。ハリケーンの強風を再現するために風速を徐々に上げていき、トカゲが棒につかまっていられなくなるまでこれを続けた。

 実験で怪我をすることがないよう、トカゲの背後には防護用のパッドと網を設置した。実験を一度終えたトカゲは、元いた生息地に戻された。

続きはソースで

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/080100342/
ダウンロード (1)


引用元: 【動物】〈動画〉強風に飛ばされないトカゲ、驚きの形態 ハリケーンによる自然選択を実際に観察した初の研究、ネイチャー誌[08/01]

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1: 2018/07/10(火) 12:45:01.39 ID:CAP_USER
■独特の尾で音をかく乱、錯覚めぐる進化の重要性を示唆

アフリカ原産のヤママユガ、アフリカオナガミズアオ(Argema mimosae)が巨大な緑色の「翼」を広げると、卓球のラケットほどの大きさになる。見た目が美しいだけでなく、腹をすかせたコウモリにとって、このガは大きな翅の間にジューシーで栄養たっぷりの体をもつ貴重なご馳走だ。

 アフリカオナガミズアオの後翅からは、独特な形の一対の長い尾(尾状突起)が垂れ下がっている。
いかにも捕まえやすそうに見えるかもしれないが、すぐれた反響定位(エコーロケーション)の能力をもつコウモリがこのガをねらうと、たいてい捕まえ損なってしまう。
いったい何が起こっているのだろうか。(参考記事:「珍しい肉食コウモリ、大きな爪で獲物捕らえる」)

 7月4日付けの科学誌「Science Advnces」に発表された研究によると、この尾は獲物を探すコウモリの反響定位の音波をそらすのに役立っているという。

「ガは1頭なのに、コウモリは2つの的をねらっているように見えました」と米ボイシ州立大学の感覚生態学者で、今回の論文の筆頭著者であるジュリエット・ルービン氏は言う。


 それがどう有利に働くのか? コウモリの攻撃が、急所である体の中心部からそれるのだ。

 ルービン氏らはこの仕組みを確認するため、オオクビワコウモリ(Eptesicus fuscus)とさまざまな大きさや形の尾状突起をもつ各種のガで実験を行った。
一部のガについては、人工的に尾状突起を短くしたり長くしたりした。その結果、非常に面白い傾向が明らかになった。

続きはソースで

http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/070900303/ph_thumb.jpg

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/070900303/

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引用元: 【生物】コウモリを錯覚させて逃げる蛾(ガ)、進化の謎を解明[07/10]

コウモリを錯覚させて逃げる蛾(ガ)、進化の謎を解明の続きを読む

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