理系にゅーす

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脂質

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1: 2018/11/07(水) 13:47:36.71 ID:CAP_USER
朝食を抜くと体重が増加するのは肝臓の時計遺伝子や脂質代謝、体温のリズムに異常をきたすためであることが、名古屋大学大学院生命農学研究科の小田裕昭教授を中心とする研究グループの手で明らかになった。

 研究グループはラットを実験動物に選び、活動期に入るとすぐに高脂肪食を与えるグループと、人間が朝食を抜くのと同じように4時間遅らせて与えるグループに分け、体重の変化などを調べた。

 それによると、4時間遅らせて与えるグループの方が体重の増加が著しく、脂肪組織の重量も多くなっていた。この際、肝臓の時計遺伝子、脂質合成系の遺伝子の発現リズムが4時間遅れ、体温も食事を食べ始めるまで上がらなかった。

続きはソースで

論文情報:【PLOS ONE】Delayed first active-phase meal, a breakfast-skipping model, led to increased body weight and shifted the circadian oscillation of the hepatic clock and lipid metabolism-related genes in rats fed a high-fat diet
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0206669

https://pbs.twimg.com/media/DrWgTgIUwAA4bBv.jpg
https://univ-journal.jp/23436/
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引用元: 【医学】朝食抜くと体重増加、体内時計の異常が影響 名古屋大学が解明[11/07]

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1: 2018/07/14(土) 13:10:46.37 ID:CAP_USER
ヤギの脂肪と野生のシカ肉、古代の穀物とシダ類。
「マスターシェフ(BBCの料理番組)」に出てくるようなメニューではないが、我々の祖先にとっては栄養満点のごちそうだった。

科学者たちは「アイスマン」の最後の食事がバランスは取れているものの、とても脂質が高いものだったことを明らかにした。

アイスマンは5300年前、氷河の中で死亡してミイラとなった。
1991年に発見されるまでの数千年間、アイスマンの遺体は氷の中で保存されていた。

科学者らはアイスマンが最後にした食事など、彼の生活をさまざまな側面から解明している。

研究によると、アイスマンの胃は野生のヤギの脂肪、アカシカの肉、ヒトツブコムギと呼ばれる古代の穀物、そして毒性のあるシダで満たされていた。

■脂質の量は?

この食事の脂質は50%と、現代の平均的な食事の10%を大きく上回っていた。

イタリア北部ボルザーノにあるユーラック・リサーチ・ミイラ研究所のフランク・マイクスナー博士は、
「アイスマンが狩りをしていた緯度を考えれば、こうしたエネルギー供給が必要だ」と指摘する。

「最善の方法は脂肪を食べること。これによって苛酷な環境で生き延びるのに必要なエネルギーが得られる」

■この発見から分かることは?

生物学の学術誌「カレント・バイオロジー」で発表されたこの研究では、青銅器時代の食生活を垣間見ることができる。

アイスマンの食べ物については以前にも分析が行われたが、これほど詳細ではなかった。
最新の調査はアイスマンの胃の残留物を調べた。

驚くべきことに、アイスマンの胃はミイラ化の過程で通常とは別の場所に移動しており、
彼の胃が発見されたのは今回が初めてだだった。

科学者らは、アイスマンの胃に残っていた脂質が乳製品由来ではなく、アルプス山脈に棲むアルプスアイベックスというヤギに由来するものだと突き止めた」

続きはソースで

(英語記事 Iceman's last meal was high fat feast)
https://www.bbc.com/news/science-environment-44807101

https://ichef.bbci.co.uk/news/976/cpsprodpb/17547/production/_102495559_sample_1.jpg
https://ichef.bbci.co.uk/news/660/cpsprodpb/40AF/production/_102495561_c0068387-death_of_otzi_the_iceman_illustration-spl.jpg
■新たなスキャン検査によってアイスマンの胃が発見された
https://ichef.bbci.co.uk/news/660/cpsprodpb/10017/production/_102495556_sample_3.jpg
■アイスマンの胃から発見された脂質の調査
https://ichef.bbci.co.uk/news/660/cpsprodpb/14E37/production/_102495558_stomachmaterial.jpg

BBCニュース
https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-44817247
images (1)
※画像はイメージで本文と関係ありません


引用元: 【考古学/医学】〈5300年前の氷河ミイラ〉アイスマンの最後の晩餐が明らかに 栄養満点だが味は?胃の内容物を調査[07/13]

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1: 2018/04/16(月) 12:50:43.96 ID:CAP_USER
タンザニアのゴンベ国立公園は、1960年にジェーン・グドール博士がチンパンジーの研究を始めた場所として知られる。あるとき、この公園の森を移動していたチンパンジーの群れが、アカコロブスというサルの群れに出くわした。

チンパンジーたちはアカコロブスの様子を観察し、やがて狩りが始まった。彼らは叫び声をあげてサルに襲いかかり、サルが木から落ちてゆく。まさにカオス状態だ。公園内に設置されていたビデオカメラが、その一部始終をとらえていた。

研究チームを率いる米アリゾナ州立大学の人類学者イアン・ギルビー氏は、公園内のカセケラというチンパンジーの群れがどのように肉を分け合っているかを調べるために、そのメンバーを撮影していた。

後日、録画されたビデオをチェックしていた彼は、獲物が赤ちゃんザルや子ザルなどの未成熟な個体だった場合には頭を先に食べるが、おとなのサルを頭から食べることは滅多にないことに気づいた。

■栄養分としての脳

チンパンジーはなぜ特定の部位から獲物を食べるのだろう? これはヒトの進化にも関わる問題だが、ほとんど研究されてこなかった。

ギルビー氏は、獲物を食べる順番は栄養分によって決まると考えている。

このほど学術誌「International Journal of Primatology」に論文を発表した彼は、「肉は肉だという見方もありますが、含まれる栄養分は部位によって違います」と言う。「死骸のすべてが貴重ですが、特に脳は貴重なのです」

脳は脂質と長鎖脂肪酸を豊富に含んでいる。神経系の発達を促す物質だ。

獲物が幼いサルなら、頭を噛んで頭蓋骨にヒビを入れ、脳を取り出すのは容易だが、おとなのサルでは難しい。手間取っていると、群れの仲間に獲物を奪われる恐れがある。

だから、チンパンジーがおとなのサルを食べるときには、栄養分に富む肝臓などの臓器から食べはじめる方がよいのかもしれない。実際に、ゴンベ国立公園のチンパンジーは時々おとなのサルの胴を先に食べることがある。

続きはソースで

http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/041300167/

タンザニアのゴンベ国立公園でアカコロブスを食べるオスのチンパンジー(PHOTOGRAPH BY IAN C. GILBY)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/041300167/01.jpg
幼いアカコロブスを捕らえるチンパンジー(PHOTOGRAPH BY IAN C. GILBY)
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/041300167/02.jpg
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引用元: 【霊長類学】チンパンジーの好きな食べ物は「脳」 初期人類も同様か

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1: 2018/02/22(木) 02:28:36.27 ID:CAP_USER
【2月21日 AFP】
ダイエットに関するアドバイスでは、炭水化物か脂肪の摂取量を減らすよう言われることが多いが、実際には糖質制限も脂質制限も似たり寄ったりだとする研究論文が20日、発表された。

 米国医師会雑誌(JAMA)に発表された論文によると、個人の遺伝的特徴やインスリン代謝についても、食事療法がその人にとって有効かどうかの主要な要因ではないという。

 この研究結果は、米国の660億ドル(約7兆1000億円)規模のダイエット産業、特に最近流行のDNAダイエットに影響を与えるかもしれない。
DNAダイエットは、個人の遺伝子に合う最適なダイエット方法を提示するとうたっているためだ。

 論文の主執筆者で、米スタンフォード大学(Stanford University)のクリストファー・ガードナー(Christopher Gardner)教授(医学)は「友人がダイエットを始めて成功し、別の友人が同じダイエットを試みたが全く効果がなかったという話は、誰もが聞いたことがあるだろう」と話す。

「これは、われわれが皆大きく異なっているせいで、この多様性の理由については解明が始まったばかりだ。
おそらく、最も効果的なダイエット法は何かと問うのではなく、誰々にとって最も効果的なダイエット法は何かと問うべきなのかもしれない」

 今回の研究では、18~50歳の被験者609人(女性が57%)を低脂肪ダイエットか低炭水化物ダイエットのどちらかのグループに無作為に割り当てて、そのダイエット方法を1年間継続して実行させた。

続きはソースで

(c)AFP

AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3163373
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引用元: 【医学】ダイエット、低脂肪も低炭水化物も大差なし 米研究[02/21]

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1: 2017/11/28(火) 00:16:51.43 ID:CAP_USER9
善玉コレステロールが悪玉に変化 動脈硬化症の仕組み解明
神戸新聞:2017/11/27 11:25

https://www.kobe-np.co.jp/news/iryou/201711/img/a_10768068.jpg
篠原正和准教授


 心臓病などの予防効果があり「善玉コレステロール」と呼ばれる脂質粒子「高比重リポ蛋白質(HDL)」が、動脈硬化症患者の体内では抗炎症機能が低下し、反対に「悪玉」となるメカニズムを、神戸大学大学院医学研究科疫学分野の篠原正和准教授の研究グループらが明らかにした。
動脈硬化症だけでなく、炎症が原因とされる生活習慣病やがんの新たな予防・治療法の開発につながると期待される。
成果は英国科学雑誌「サイエンティフィック・リポート」にオンライン掲載された。

 HDLは体内から余ったコレステロールを肝臓に送り返す。コレステロールが血管の内壁にたまると心筋梗塞や脳卒中の恐れもあるため、HDLは「善玉コレステロール」と言われる。

 研究グループは、健康な人と動脈硬化患者の血液を比較分析。超遠心分離法でHDLを取り出し、免疫細胞「マクロファージ」に接触させた。

続きはソースで

ダウンロード (1)


引用元: 【医療】善玉コレステロールが悪玉に変化 動脈硬化症の仕組み解明 神戸大学大学院

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1: 2017/11/11(土) 03:01:09.42 ID:CAP_USER
「『炭水化物が毎食7割超え』は注意 死亡リスク上昇」という一昨日配信のネット記事、シンプルなだけになかなかのインパクトですよね。でも、どうも‟ざっくり"し過ぎてます。「炭水化物」って、食物繊維も入っちゃってるのかな...? 気になったので調べてみました。

堀米香奈子 ロハス・メディカル専任編集委員

まず、先日も書いたように炭水化物には食物繊維も含まれるので、本来はまずきっちり「糖質」と「食物繊維」とを特別することが大事です。が、記事を確認してみると...


『炭水化物については、最低群(総エネルギーに占める炭水化物の割合の中央値が46.4%)と比較した最高群(同77.2%)の総死亡のリスクは28%高く、摂取量が多いほど死亡リスクは高い傾向が見られました。最高群では、循環器疾患以外による死亡のリスクも36%高くなっていました。』

『摂取量の増加とリスク上昇の関係を調べたところ、総死亡のリスクは、総エネルギー量に占める炭水化物由来のエネルギーが60%を超えたあたりで上昇傾向を示しました。おおよそ70%を超えると、リスク上昇は統計学的に意味のあるレベルになり、それ以降も上昇は続くことを示す結果が得られました。70%を超えると、主要な循環器疾患のリスクも急上昇していました。』

とのこと。うーん、やっぱりざっくりしてますね。ついでに、脂肪に関しても、基本的には「総摂取量」で検討されていて、一部のみ、

『飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸の摂取はいずれも、少ない人より多い人のほうが、総死亡リスクと、循環器疾患以外による死亡のリスクは低いことが示唆されました。』


と、大まかには分類してあります。ただ、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸では性質も体の中での動きもだいぶ違いますし、不飽和脂肪酸は魚油に多いオメガ3系の健康効果とは対照的に、いわゆるサラダ油に多いオメガ6系は、
過剰摂取が様々な健康問題を引き起こすことが分かってきています。
また、何かと問題の多いトランス脂肪酸も考慮されていません。

一応、記事の情報から、元になっている論文をたどってみました。
なんと、かの有名な(=世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つである)「ランセット」誌です。

続きはソースで

ハフポスト日本版
http://www.huffingtonpost.jp/robust-health/carbohydrates-death-risk_a_23270121/
ダウンロード (2)


引用元: 【医学】〈反論〉「炭水化物7割超は死亡リスク上昇」の論文に、ちょっと待った!

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