理系にゅーす

理系に関する情報を発信! 理系とあるものの文系理系関係なく気になったものを紹介します!

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2015/08/22(土) 10:30:44.96 ID:???.net
子どもの全身麻酔、その後の知能に影響か?
聞き取り、理解力、知能の検査結果に差

子どものときの手術のために全身麻酔をかけると、その後の認知機能と脳構造に影響している可能性があるようだ。

米国シンシナティ小児病院医療センターを中心とした研究グループが、小児科分野の専門誌であるペディアトリクス誌2015年7月号で報告した。

・成長後の懸念

未成熟な動物に麻酔薬を使用すると、広範囲に及ぶ細胞死、神経細胞(ニューロン)の欠落、認知能力の障害を引き起こすと知られている。

人の幼児においても麻酔の使用は同様の影響が及ぶのではないかという懸念が存在している。

これまでの調査では、この懸念を十分対応できておらず、また脳の構造解析もされていなかった。

研究グループは、幼児期の麻酔使用の影響を探るために、5歳から18歳までの、4歳になる前に麻酔下で外科手術を受けていた53人に対して、聞き取り、理解力、知能を検査して、これまでに麻酔下で手術を受けていない53人と比較した。
脳構造の比較はMRIスキャンと用いて実施した。

・学習成績や脳にも影響を及ぼす

結果として、麻酔を受けていた人では受けていない人と比較すると、テストの成績が低かった。
知能成績と言語理解能力の低下も見られた。

MRIの調査では、過去に動物で認められたような脳で神経細胞が集まる「灰白質」の領域全体に及ぶ大幅な減少は起きていなかった。
ただし、脳の後ろ側に当たる「後頭葉皮質」と「小脳」と呼ばれる領域において、灰白質の密度には低下が見られた。

今回の結果より、幼児期の外科手術などで行われる全身麻酔は、認知機能だけでなく脳構造にも変動をもたらす可能性が示された。
原因となるメカニズムの解明と、どうすれば軽減されるのかについて、さらなる研究が必要と研究グループは指摘している。

(引用ここまで 文献情報他全文は引用元参照)

0 (2)


▽引用元
Medエッジ 2015年8月22日 12:00 AM
https://www.mededge.jp/a/pedi/17985

引用元: 【医学】子どもの全身麻酔 その後の認知機能と脳構造に影響している可能性/米シンシナティ小児病院医療センター

子どもの全身麻酔 その後の認知機能と脳構造に影響している可能性/米シンシナティ小児病院医療センターの続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2015/08/20(木) 13:28:46.98 ID:???.net
◆ほぼ完全な人間の脳、実験室で培養成功 米大学研究

ダウンロード


極小の人間の脳をほぼ完全な形で実験室での培養に成功したとの研究結果を米大学の科学者が18日、発表した。
神経系疾患の治療に大きな進歩をもたらす可能性もあるという。

オハイオ州立大学の報告によると、小さな脳の培養に成功したのは、同大のルネ・アナンド教授。
脳の成熟度は、妊娠5週の胎児に相当するという。

「それは発生中の脳のように見えるだけでなく、多様な細胞型、1個の脳に匹敵するほぼ全ての遺伝子の発現もみられる」と同教授は述べている。

オハイオ州立大によると、シャーレの中でエンドウ豆ほどの大きさになったこの脳には、多種多様な細胞や脳と脊髄の主要部位の全てが含まれているが、脈管系は存在しないという。

人間の皮膚細胞から培養されたこの小さな脳については、これまでに培養されたもののなかで、最も完全型に近い脳だと主張されている。

重大な研究成果は、査読学術誌に論文が投稿され、主張の内容に対して独立した評価がなされてから公表されるのが通例となっているが、アナンド教授は、18日に米フロリダ州で開催された軍の保健関連イベントで、今回の研究成果を発表した。

同大によると、アナンド教授は、脳や神経系の疾患に対する治療法を開発する過程で、培養された脳を用いることにより、薬剤が精神に及ぼす影響をより簡単で倫理的な実験で調べることができるようになることを期待しているという。

同教授と共同研究者は、脳培養システムを製品化することを目的とした新興企業をオハイオ州に共同で設立している。

アナンド教授は、自身の研究に関する同大の報告書の中で「この脳モデルの効力は、人間の健康に非常に明るい未来をもたらすものだ。なぜなら、治療法を試験・開発するための選択肢として、齧歯動物を用いる以外の、より的確で関連性の高い選択肢が得られるからだ」と指摘している。

また、これは神経科学研究全般にとっても恩恵となる可能性がある。
この脳を利用することで、ゲノム研究においては、現在用いられているコンピューターモデルではない実践型のアプローチを実行できるからだ。

このことについては、「数学的相関法や統計的手法はそれ自体、因果関係を特定するには不十分だ。
実験システム、つまり人間の脳が必要なのだ」と説明している。

写真:各部位が認識できるオルガノイド(細胞集合体)の写真
http://amd.c.yimg.jp/im_siggf353BCOFdkC0IBqpyc.dvQ---x894-y900-q90/amd/20150820-00000010-jij_afp-000-3-view.jpg

AFP=時事 2015年8月20日(木)9時58分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150820-00000010-jij_afp-sctch

引用元: 【バイテク】ほぼ完全な人間の脳、実験室で培養成功=米大学研究

ほぼ完全な人間の脳、実験室で培養成功=米大学研究の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2015/07/16(木) 15:56:06.36 ID:???.net
鶏の脳成長過程を解析  県博物館研究チーム
引用元:岐阜新聞Web 2015年07月16日09:02
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20150716/201507160902_25306.shtml
 
岐阜県博物館(関市小屋名)の河部壮一郎学芸員らの研究チームが、医療現場で使われるMRI(磁気共鳴画像装置)で鶏の頭部を撮影し、脳の成長過程を明らかにした。
鶏は恐竜類を祖先とする早成鳥の一つで、恐竜と脳の形態が似ているとされ、古生物が専門の河部学芸員は「データをさらに増やしていくことで、恐竜の脳の成長過程も分かるだろう」と成果を語る。

河部学芸員によると、44羽の鶏の頭部をふ化から119日までの間に約60回撮影。
得られたデータを数値化して成長過程を解析した。
脳は全体が細長く成長する一方、大脳や小脳などの各部位の体積比は一定であることが分かった。

(引用ここまで 全文は引用元参照)

ダウンロード (4)


▽関連リンク
PLOS ONE
Published: June 8, 2015
DOI: 10.1371/journal.pone.0129939
Ontogenetic Shape Change in the Chicken Brain: Implications for Paleontology
http://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0129939

引用元: 【生物】恐竜類を祖先とする早成鳥の一つ、鶏の脳成長過程を解析/岐阜県博物館など

恐竜類を祖先とする早成鳥の一つ、鶏の脳成長過程を解析/岐阜県博物館などの続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2015/08/15(土) 14:03:57.83 ID:???.net
古細菌の感染症「世界初」 脳脊髄炎で認知症状 - 47NEWS(よんななニュース)
http://www.47news.jp/CN/201508/CN2015081301001703.html


 物忘れや鬱など認知症の症状がある患者の脳にウイルスや細菌とは異なる生物グループの「古細菌」が感染し、脳脊髄炎が起きていたとする研究成果を、鹿児島大や京都大のチームが13日付の米神経学会誌に発表した。古細菌は火口や海底など特殊な環境に存在し、病気の原因となるとは従来考えられておらず、古細菌による感染症の確認は世界初という。

 チームによると、2005~12年にかけて、認知症状が進行する南九州の40~70代の男女4人に対する病気の原因究明過程で、磁気共鳴画像装置(MRI)で脳や脊髄に炎症が見つかった。
4人の患者で脳の組織の一部を顕微鏡で調べたところ、核や細胞壁を持たない未知の微生物が血管の周りに集まっていた。

 微生物のDNAを調べると、塩分の強い環境にすむ「高度好塩菌」という古細菌の一種と似た配列が多数見つかり、形状などから新種の古細菌と判断したという。

続きはソースで

ダウンロード (1)




引用元: 【細菌学/医学】古細菌の感染症「世界初」 脳脊髄炎で認知症状

古細菌の感染症「世界初」 脳脊髄炎で認知症状の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2015/08/14(金) 16:23:13.17 ID:???*.net
愛知県岡崎市の生理学研究所は12日、脳に外部から弱い電気刺激を与えることで、かゆみを抑制することができたと発表した。「薬よりも副作用が少なく、将来的にアトピー性皮膚炎の効果的な処置などにつながる可能性がある」としている。

中川慧研究員(現・広島大院助教)らによると、大脳皮質の感覚運動野に同様の弱い電気刺激を与えることで、痛みが緩和されることが知られている。研究グループはこの感覚運動野が、かゆみも感知することに着目し、刺激でかゆみも抑制できると考えた。

実験は成人14人の頭に簡易な通電装置をつけ、人によっては感じない程度の電流(1ミリアンペア)を15分間流して感覚運動野を刺激した。

続きはソースで

ダウンロード (1)


(北上田剛)

http://www.asahi.com/articles/ASH8D4GVQH8DOBJB00C.html

引用元: 【研究】脳に電気刺激→かゆみ抑制に成功

脳に電気刺激→かゆみ抑制に成功の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2015/08/11(火) 22:06:49.76 ID:???*.net
朝起きて飲む1杯のコーヒー。気分がしゃきっとして、「さあ、今日も1日頑張ろう!」という気分になりますよね。

『WooRis』の過去記事「“頭が冴える”のは本当?コーヒーにまつわる意外な事実5つ」でもお伝えしましたが、コーヒーを飲むと眠気がブロックされるのは本当の話。

しかし、やはりコーヒーには、脳にそれ以上の利点を及ぼす働きがあるようなのです。
海外のニュース局『CBS News』ウェブサイト記事を参考に、それが何かをご紹介しましょう。

■コーヒーに認知症を防ぐ効果が!?

コーヒーに含まれるカフェインに覚醒作用があることはよく知られています。お仕事の時などに眠くなったり、頭がスッキリしない時にコーヒーを飲むと頭が冴えるのはそのせいですが、「この効果は、年を取ってからもあるのかしら?」と不思議に思うことはありませんか?

イタリアで65~84歳のシニア1,445人を対象に、3年半にわたって行われた研究によると、コーヒーを毎日1~2杯飲んでいる人は、飲んでいない人より“軽度認知障害(MCI)”を患う確率が低いことが判明したそうです。

研究者によると、この原因はカフェインは脳内に蓄積され、アルツハイマー病などの原因となる“アミロイドβタンパク質”から脳細胞を保護する機能にあると思われているそうです!

今まで、「コーヒーって体にいいのかしら、悪いのかしら?」と疑いを抱いていた方もいらっしゃると思います。
どんな食品でも摂りすぎは禁物ですが、1日1~2杯のコーヒーを楽しむことで生産性がアップする上、将来的な脳の健康にも繋がりそうですね。

続きはソースで

1


http://woman.mynavi.jp/article/150810-136/

引用元: 【食】1日1?2杯のコーヒーで「認知症の確率」が下がると判明

1日1~2杯のコーヒーで「認知症の確率」が下がると判明の続きを読む

このページのトップヘ