理系にゅーす

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1: 2019/03/16(土) 15:09:42.25 ID:CAP_USER
肛門は、体に備わったほかの器官に比べて軽視されがちだ。

 しかし、排泄物を体外に排出するというその役割なくしては、それまでなされてきた消化プロセスが完結しない大切な器官である。

 今回、史上初めてある有櫛動物のクシクラゲに一時的に作られる肛門が発見され、その進化についての理解が深まったそうだ。

■もよおしてきたら肛門を形成
https://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/d/4/d475ad2c.jpg

 『Invertebrate Biology』に掲載されたレポートによると、ムネミオプシス・レイディ(有櫛動物:クシクラゲ類の仲間で、厳密なクラゲが属する刺胞動物ではない)には、はっきり視認できる肛門がない。

 ところが、その体の調査から、フンを出さねばならないときにだけ、肛門を形成することが判明したのである。

 フンが体内に溜まると、腸(胃層)が外層である上皮に到達するまで伸長する。

 すると腸と上皮が融合して、それまでなかった開口部が形成。この穴からフンが排出され、用が済むと、再び穴は閉じて、腸と上皮は別々に分かれる。

 これら2つの部分は単細胞層で構成されているために、肛門の形成は速やかだ。

続きはソースで

American comb jelly (Mnemiopsis leidyi) Гребневик мнемиопсис https://youtu.be/QaG-FAqu9_4


BIGLOBEニュース
https://news.biglobe.ne.jp/trend/0311/kpa_190311_5480673396.html
ダウンロード (6)


引用元: 【生物】フンを出すときだけ肛門を作る。一時的な肛門を形成するクシクラゲの仲間を発見(米研究)[03/11]

フンを出すときだけ肛門を作る。一時的な肛門を形成するクシクラゲの仲間を発見(米研究)の続きを読む

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1: 2018/06/05(火) 21:00:12.06 ID:CAP_USER
脊椎動物の腸の中には、脳と脊髄からなる中枢神経系から独立した腸管神経系があり、「第2の脳」とも呼ばれている。最新の研究により、腸管神経系が排便を促進する仕組みが初めて解明された。

■腸管神経系とは

腸管神経系(ENS)は、消化管壁の中に存在する神経ネットワークを指す。英国の生理学者ジョン・ニューポート・ラングレーが20世紀前半に自律神経系を交感神経系、副交感神経系、腸管神経系に分類するなど、その存在は早くから知られていた。

人間のENSは5億個のニューロンで構成されている。これは脳のニューロンの200分の1、脊髄のニューロンの5倍に相当する。

これまで、ENSが中枢神経系と連携して腸の働きを助けていることは知られていたが、具体的な仕組みについては不明な部分もあった。

続きはソースで

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/06/2-91.php
images


引用元: 【人体】腸内の「第2の脳」、排便を促進する仕組みを解明

【人体】腸内の「第2の脳」、排便を促進する仕組みを解明の続きを読む

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1: 2018/05/16(水) 16:30:29.51 ID:CAP_USER
プロテニスプレーヤーのノバク・ジョコビッチさんやモデルのミランダ・カーさんら、海外アスリートや有名モデルが実践していることで話題になった「グルテンフリー」。
最近はテレビや雑誌などでも盛んに紹介され、「健康的な食事法」とうたわれて日本でも広まりつつあるようです。

元々は小麦の中に含まれるタンパク質に、アレルギー反応や腸の炎症を起こしてしまう人のための食事法ですが、効果が不明なまま、減量や美肌、疲労回復によいとうたわれています。
そもそもグルテンとは何か、そしてグルテンフリーは万人にメリットがあるのか。
詳しく知られていないグルテンフリーについて検証します。

■グルテンフリーが本当に必要な人とは

 グルテンは、小麦やライ麦、大麦などの穀物から生成されるタンパク質で、小麦粉などに水を加えてこねることで生成されます。
パン生地の粘りや、スパゲティのモチモチ感はグルテンによるもの。
日本の伝統的な食品であるお麩(ふ)もグルテンの食感を利用した食品です。

 グルテンはどちらかというと消化酵素の作用で分解されにくいタンパク質で、十分に消化しきれなかったグルテンによって、消化管内で炎症反応やアレルギー反応を起こす人がいることが知られています。
グルテン関連障害と呼ばれており、3タイプに分けられます。

<セリアック病>

 小麦などに含まれるグルテンにより発症する自己免疫疾患です。
消化が十分にされないままのグルテンがペプチド(アミノ酸が複数個つながった状態)のまま小腸粘膜に吸収され、
それを異物と認識する免疫反応によって炎症を引き起こし、消化吸収に重要な小腸粘膜を損傷してしまいます。
栄養を十分に吸収できなくなるため、体重減少、貧血、慢性疲労といった症状を起こします。

 症状だけでなく、小腸の細胞などを検査して診断されます。
有病率はヨーロッパでは0.7%ほど、アメリカでは0.4~1%ほどと推定(>>1�されていますが、
日本を含むアジアでは比較的少ないと考えられています。
今のところ有効な薬物療法などがないため、セリアック病の人にとってグルテンフリーは健康的な生活を送るために不可欠なものです。

<小麦アレルギー>

 小麦アレルギーは、小麦に含まれるタンパク質(主にグルテン)に対して過剰な免疫反応を起こすもので、食べてすぐにじんましんや呼吸器系の症状、アナフィラキシーショックなどを引き起こすことがあります。
小麦やグルテンの除去が必要かどうかは、専門医が負荷試験などをして判断します。
日本人の小麦アレルギー有病率は0.1~0.2%ほどと推定されています。

続きはソースで

関連ソース画像
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2018/05/14/20180514med00m010007000p/9.jpg

毎日新聞「医療プレミア」
http://mainichi.jp/premier/health/articles/20180514/med/00m/010/006000c
ダウンロード


引用元: 【医学/栄養学】「グルテンフリー」はかえって健康に悪いかも[05/15]

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1: 2018/04/03(火) 02:02:58.65 ID:CAP_USER
研究が進むにつれ腸が人間の気分を左右する仕組みが明らかになってきており、不安やうつは腸の状態と関係があり、腸内バクテリアが変われば行動も変わるといわれています。
腸内環境を変える食事として挙げられるのが野菜・果物全粒穀物、低脂肪食品などを十分に摂取する「ダッシュダイエット」で、うつのリスクを低下させることができるとされています。

The DASH Diet Helps Depression Symptoms - The Atlantic
https://www.theatlantic.com/health/archive/2018/03/the-diet-that-might-cure-depression/556742/
https://i.gzn.jp/img/2018/04/02/diet-help-depression-symptom/heloisa-nass-428872-unsplash.jpg

20世紀、精神疾患の原因について調査していた著名な内科医たちは「原因は自家中毒にあるのではないか?」という考えに至ります。
これは、腸内の微生物が宿主である人間を疲れさせ、うつやノイローゼの状態にしているのではないかという考え方で、1914年に発行された医学雑誌・Medical RecordではBond Stowという医師が自家中毒が不調や野心の欠如、うつなどの原因であることを示唆し、「人の食事をコントロールするのはたやすいが、腸内細菌叢を制御するのは難しい」と記しています。

また、ラッシュ医科大学のDaniel R. Brower医師は、西欧におけるうつ病発生率の増加は食生活の変化によって胃腸内で毒素が発生していることが原因でないかと考えました。
当時の医学の多くが誤りを含んでいたように、Brower医師の「毒素」という考えは誤りでしたが、「食生活が人の気分に影響を与え、腸内細菌がその役割を担っている」という発想は間違っていなかったといえます。

2018年4月に発表される予定の最新研究では6年半にわたって964人の高齢者を調査した結果、ダッシュダイエットを行うとうつ病になる確率が低くなり、一方で典型的な西欧の食事を取る人はうつの傾向が高くなることが示されました。
この研究で被験者らは、さまざまな食べ物をどのくらいの頻度で食べているかが尋ねられると共に、毎年「うつであるかどうか」の質問を行って検査されました。
研究を行ったラッシュ大学医療センターの脳血管神経学者であるLaurel J. Cherian准教授は
「食べ物を薬として見る必要があります」
「うつの治療薬は素晴らしいものですが、多くの人は物事の『組み合わせ』によってうまくいきます」と語っています。

上記の研究はまだ査読が行われていませんが、ダッシュダイエットについて「うつを抑える」という利益があるとしている研究は、ほかにもあります。

続きはソースで
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引用元: 【医学】うつの症状を緩和する食事といわれる「ダッシュダイエット」とは?[04/02]

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1: 2018/01/11(木) 12:59:38.57 ID:CAP_USER9
食品に含まれる乳酸菌が作り出す物質が腸内で免疫細胞を活性化させる仕組みを、マウスを使った実験で初めて解明したとフランスのパスツール研究所などのグループが発表しました。

この研究は、フランスのパスツール研究所が大手食品会社の「明治」と共同で行ったものです。

グループでは、乳製品に含まれる「OLL1073R-1」と呼ばれる乳酸菌が作り出す物質「多糖類」に注目しました。そして、この多糖類をマウスに1週間投与したところ、腸内で免疫反応を担うT細胞の量が、水だけを飲ませたマウスと比べておよそ2倍から4倍に増えていたということです。

続きはソースで

配信1月11日 5時05分
NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180111/k10011284691000.html?utm_int=all_side_ranking-social_005
ダウンロード (2)


引用元: 【研究】乳酸菌が腸内の免疫細胞活性化 初めて解明

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1: 2017/12/27(水) 10:18:04.23 ID:CAP_USER9
座るだけで健康チェック、開発進む「夢のトイレ」驚きの機能とは
産經新聞:2017.12.26 11:00更新
http://www.sankei.com/west/news/171226/wst1712260014-n1.html
(全文は掲載元でご覧下さい)

http://www.sankei.com/images/news/171226/wst1712260014-p1.jpg
腸内フローラの測定などが可能な「ハイスペックトイレ」の開発を目指す大阪大産業科学研究所の山崎聖司助教=大阪府茨木市

 トイレで排便するだけで健康状態がチェックでき、食生活の改善などの提案をしてもらえる-。
そんな「夢のトイレ」の開発に向けた研究が、大阪大学などで始まった。「ハイスペックトイレ」と呼ばれるもので、便が溶け出した使用後のトイレ内の“たまり水”を測定し、腸の健康状態をチェックする。このうち一部技術について、2021年度までの完成を目指す。
将来的には、測定結果から医師が食生活の改善やサプリメント摂取を提案することを目標にしている。「毎日のトイレから健康管理が始まる時代に」。研究に携わる大阪大産業科学研究所の山崎聖司助教(薬科学)は未来を描く。

「値」を次々キャッチ

 山崎助教によると、汚れに強く、繰り返し使用できる特殊なセンサーを便器内に設置する。センサーには電極があり、電流の流れやすさなどの状況から、たまり水に含まれる成分を測定するという仕組みだ。

 例えば、排便後たまり水の性質を示すpH(ペーハー)値がアルカリ性に大きく偏ると、何らかの病気の疑いが強くなるといい、高機能センサーでキャッチする。
このほか、肉類を食べた際に値が上昇するとされ、においの原因物質でもある「インドール」、大腸がん患者は数値が健康な人の2倍になるとの論文がある、同じくにおいの原因物質「スカトール」についても、センサーが検出。
脂肪の取り込みとの関連があるとされる「短鎖脂肪酸」についても同様につかむことを目指す。

 たまり水から得られたこれらの情報から健康状態を判定し、ディスプレーで結果を知らせることをイメージしているという。開発には、阪大産業科学研究所のほか、東北大も加わる。

簡単に「腸内フローラ」を把握

 山崎助教は、健康に深い関わりのある「腸内細菌叢(そう)」(腸内フローラ)にも着目する。

 腸内フローラは、叢(くさむら)のように腸内で形成する細菌の集合体のことを指す。腸内環境には善玉菌や悪玉菌などのバランスや多様性が重要とされるが、これらが崩れると、健康だけでなく、肥満やアレルギーなどの免疫疾患、鬱病にもつながるリスクがあるとされる。

 ただ、現状では、腸内フローラを計るためには自ら検便し、調査機関に送らなければならないといった手間がかかる。
「(技術が確立できれば)トイレで簡単に腸内フローラの状況を把握でき、人間の暮らしも劇的に変わるようになる」。山崎助教は訴える。

 一方で課題もある。固くなったり下痢気味になるなど、便の状態は日によって異なる。そこから効果的に便の成分を検出しようとすると、便をかき混ぜる機械を設ける必要などもあり、
山崎助教は「見た目が不快なものになる可能性に加え、技術的なハードルも上がるためさらなる検討が必要だ」と漏らす。

続きはソースで
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引用元: 【医療技術】座るだけで健康チェック、開発進む「夢のトイレ」驚きの機能

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