理系にゅーす

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自動車

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1: 2014/11/04(火) 22:11:23.51 ID:???.net
1.独立行政法人物質・材料研究機構(理事長:潮田資勝)元素戦略磁性材料研究拠点(代表研究者:広沢哲)の宝野和博フェローのグループは、ハイブリッド自動車の駆動モータとして使われているネオジム磁石注1)よりも少ないレアアース注2)濃度で、同等以上の優れた磁気特性を持つ新規磁石化合物NdFe12Nxの合成に成功しました。

2.ハイブリッド自動車用モータには、ジスプロシウムを8%程度含むネオジム磁石が使用され、その使用量が急増していますが、ジスプロシウムやネオジムなどのレアアースは、原料の地政学的リスクが高いことから、その使用に頼らない磁石の開発が強く求められています。
ネオジム磁石は1982年に佐川眞人氏により発明された世界最強の磁石であり、ネオジム2:鉄14:ホウ素1という磁石化合物(Nd2Fe14B)を主成分とした磁石です。
Nd2Fe14B化合物の高い異方性磁界注3)と高い磁化のために、ネオジム磁石は優れた磁石になります。
新たに合成に成功した新規磁石化合物NdFe12Nxは、このNd2Fe14B化合物のレアアース量よりも10%も低い量で、同等以上の磁気特性を持つことが見いだされました。

3.これまでの研究で、NdFe11TiNは安定に合成できる磁石化合物として知られていました。
しかし磁性を持たないTiが添加されているために、その磁化はNd2Fe14Bよりも劣り、これまでほとんど注目されませんでした。今回の研究では非磁性元素のTiを使わずにNdFe12Nx化合物の比較的厚い膜の合成に成功し、その固有物性値を測定したところ、これまで最強のNd2Fe14Bを凌ぐ磁気特性、つまり、室温でより高い異方性磁界(約8テスラ)、より高い飽和磁化注4)(5%の誤差で1.66テスラ)を持つことを発見しました。

4.この化合物の磁気特性は高温でNd2Fe14Bを凌ぐことから、この化合物で磁石を作ることができれば、ハイブリッド自動車用磁石で大量に使われているジスプロシウムを使わなくても優れた磁石特性が得られると期待されます。またNd2Fe14BではNdの質量比が27%であるのに対し、NdFe12NxではNdの質量比がわずか17%で済むために(x=1として算出)、レアアースの使用を大幅に削減でき、さらに高価なホウ素を必要としないために、資源的・価格的に有利な化合物と言えます。今後、実用的な磁石の実現に向け、NdFe12Nxを粉で大量に作る方法や、その粉を磁石の形に固めていくプロセスを開発して行きます。

5.本研究は、文部科学省元素戦略プロジェクト<拠点形成型>により運営されている物質・材料研究機構元素戦略磁性材料研究拠点で行われました。
新物質の磁化測定は独立行政法人科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業チーム型研究(CREST)
「元素戦略を基軸とする物質・材料の革新的機能の創出」研究領域(研究総括:玉尾皓平)における研究課題
「ネオジム磁石の高保磁力化」の協力により行われました。本成果は、金属系材料の速報誌ScriptaMaterialiaに10月20日付けで掲載されます。

http://www.jst.go.jp/pr/announce/20141020/

引用元: 【技術】レアアース量の少ない新規磁石化合物の合成に成功。最強の磁石化合物Nd2Fe14Bを超える磁気特性

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1: 2014/10/19(日) 06:45:09.83 ID:???0.net
◆3Dプリンターで電気自動車 コストと性能のパフォーマンスは?=米国

中国メディアの東方早報は11日、ニューヨークデーリーニュースを引用し、米アリゾナ州に本社を置くLocal Motors社がこのほど、最高時速が80km/hに達する電気自動車を3Dプリンターで制作したと発表したことを伝えた。

報道によれば、3Dプリンターで制作された2シーターの電気自動車は、「Strati(ストラティ)」と名付けられ、ニューヨーク市内の路上で試乗会を開催したところ独特の外見もあって多くの注目を集めた。

記事は、「ストラティ」がカーボンファイバーとプラスチックを主な原料として、3Dプリンターで「プリント」された約40のパーツを組み合わせて作られた自動車であると紹介。

一般的な自動車が2万以上のパーツから構成されていることを考えれば、「ストラティ」のパーツ数は極めて少ないと言える。

「ストラティ」のエンジンやタイヤ、座席シートなどは3Dプリンターで作成されたものではなく、動力系統はルノー社製だというが、ストラティ1台あたりのコストは3500米ドル(約37万4000円)と一般の電気自動車に比べて安価で、3時間30分の充電で約100キロメートルほど走行が可能だという

記事は、Local Motors社が今後、3Dプリンターで作成された自動車の一般道での走行が合法化されれば、ストラティを1万8000-3万ドル(約192万円-321万円)ほどで市販する計画だと伝えたほか、SUVなど大型の自動車も3Dプリンターで作成したいと考えていると紹介した。
中国メディアの央広網は、1台の制作時間が44時間だったと伝えた。

写真:央広網の11日付報道の画面キャプチャ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141018-00000041-scn-sci.view-000

サーチナ 2014年10月18日(土)20時51分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141018-00000041-scn-sci

引用元: 【米国】3Dプリンターで電気自動車を制作…価格は37万4000円、3時間30分の充電で最高時速80㎞/h、走行距離100㎞

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1: 2014/10/08(水) 16:53:59.66 ID:???0.net
英国の研究チームは自動車の燃費について驚くべき結果を発表しました。
研究チームは「実際の道路を走行する場合、排気量の大きな車のほうが結果的に燃料消費が少ない」といいます。
「メーカーのテストは現実を反映していないのです。」

研究者は500車種以上の車を分析、1ガロンあたりの走行マイル(MPG)を比較したとの事。
それによれば実際の道路では低排気量の車は加速するために回転数を上げねばならないため、結果的に多くの燃料を使うことが判明しました。

また実際の燃費はメーカー公称値より平均して18%も低かったそうです。
専門家は「メーカーテストは高速道路で行われることが多く、このような結果が出たのだろう」といいます。

エンジン排気量/メーカー公称値との差
0~1リットル -36%
1~2リットル -21%
2~3リットル -15%
3~4リットル -14%
4~5リットル -15%
5~リットル  -1%

http://www.dailymail.co.uk/news/article-2784592/Why-big-car-best-comes-fuel-economy-Research-finds-vehicle-makers-tests-not-reflect-reality-car-driven-road.html

引用元: 「低排気量の車」は「低燃費」ではない…500車種を対象に調査、排気量1L未満の車は厳しい結果に

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1: 2014/10/14(火) 10:07:08.61 ID:???0.net
次世代タイヤはスリム?…接地面小さく燃費向上

画像
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20141013/20141013-OYT1I50019-L.jpg
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20141013/20141013-OYT1I50020-L.jpg

 世界のタイヤメーカーが、これまでより幅が狭くて直径の大きい次世代の自動車タイヤの開発を進めている。

 ブリヂストンが既に独BMW向けに供給を始めており、欧州勢も試作品を公開している。

 エネルギー効率を追求した結果で、近未来のクルマの足元はぐっとスリムになるかもしれない。

 日本で4月に発売されたBMWの電気自動車(EV)「i3」のタイヤは、直径65センチ、幅15・5センチ。一般的な小型車に使うタイヤに比べ直径は4センチあまり大きい一方、幅は2センチ狭い。

 ブリヂストンが専用に開発した「オロジック」で、幅を狭くすることで、接地面をできるだけ小さくした。空気抵抗も少なくなり、ガソリンの燃費性能に換算すると、従来の低燃費タイヤからさらに6%改善されたという。

Yomiuri Online 2014年10月14日 08時08分
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20141013-OYT1T50063.html

引用元: 【経済】次世代タイヤはスリム?…接地面小さく燃費向上[10/14]

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1: 2014/09/03(水) 12:17:48.60 ID:???0.net
グーグル自動運転車「雨の日走れない」センサー鈍感、地図頼り 実用化2年遅れも
写真 http://sankei.jp.msn.com/images/news/140903/its14090311150001-p1.jpg

 米グーグルが2017年の実用化を目指し5月に試作車を公開した完全自動運転車について、米マサチューセッツ工科大学(MIT)が発行する科学雑誌が2日までに、「大雨や雪の降る日は走行できない」とする分析リポートを掲載した。周囲の状況を把握するセンサーの感度が鈍く、大粒の雨や雪を障害物と判断し動けなくなってしまうという。また地図データに頼りすぎているため、未入力の状況に遭遇すると、立ち往生してしまうとも指摘した。グーグル側は多数の欠点を認めた上で、改善可能としているが、安全性を疑問視する声は強く、実用化が遅れるのは避けられない状況だ。(SANKEI EXPRESS)

■MITが欠点分析

 「(米国の)国土の99%で走行できない自動運転車を、あなたは購入しますか?」

 こんな書き出しで始まるリポートを掲載したのは、8月28日に発売された「MITテクノロジーレビュー」。
1899年に創刊された権威ある隔月発行の科学誌で、そのリポートの信頼性は高い。

 グーグルが公開した試作車はハンドルもアクセルもブレーキもなく、スマホの専用アプリで目的地を入力しボタンを押すだけで、そこに連れて行ってくれる夢の完全自動運転を実現した。パトカーのサイレンのように天井に取り付けられた電子センサーで360度全方位を監視し、約180メートル先の人や物を感知し事故を回避する。

■歩行者は「円柱」

 ところが、MITの分析結果では、このセンサーは大きな雨粒や雪粒を障害物と判断し、走行できなくなるとした。また、道路に転がる石としわだらけの紙の区別がつかず、歩行者は「ぼんやりした円柱」としてしか識別できないと結論付けた。日差しが強い日は信号を見落としてしまうという。

 グーグルはこれまでの市街地での走行実験などを踏まえ、「警察官の手信号など数百の事象を同時かつ正確に識別できる」としていたが、リポートは「交通事故などが発生し、警察官が手を振って停止させようとしても無視して走り去ってしまう」と分析した。

続きはソースで

産経ニュース 2014.9.3 11:15
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140903/its14090311150001-n1.htm

引用元: 【経済】グーグル自動運転車「雨の日走れない」「歩行者は『ぼんやりした円柱』」センサー鈍感、地図頼り 実用化2年遅れも[09/03]

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1: 2014/08/01(金) 22:32:48.45 ID:???.net
電気自動車などに使われるリチウムイオン電池の寿命を従来の6倍以上の70年にできる材料を開発したと、京都大の田中功教授らの研究グループが発表した。太陽光発電など再生可能エネルギーの蓄電にも応用が期待されるという。論文は1日、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに掲載された。

電気自動車や太陽光パネルなどの蓄電用リチウムイオン電池は、高い安全性と低コスト、長寿命が求められる。(2014/08/01-18:20)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014080100756

革新的材料設計手法により超長寿命2次電池開発に成功
-多数の高精度計算データを活用して材料開発を大幅に加速-(京都大学プレスリリース)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2014/140730_1.htm

図:LiFePO4の原子の一部を他の元素で置換した場合の体積変化の計算結果の一例。
上部の長方体の各面に記載されている原子は、Liの置換元素(赤)、Feの置換元素(緑)、Pの置換元素(水色)を示しています。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2014/images/140730_1/01.jpg

論文 "Accelerated discovery of cathode materials with prolonged cycle life for lithium-ion battery"
Nature Communications, doi:10.1038/ncomms5553
http://www.nature.com/ncomms/2014/140801/ncomms5553/full/ncomms5553.html

引用元: 【エネルギー】超長寿命の電池材料、従来比6倍以上の70年=電気自動車など応用期待-京大

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