1: 2014/12/04(木) 08:40:00.77 ID:???.net
落ちこぼれ救う遺伝子を大豆で発見
掲載日:2014年12月3日

大豆にとって収穫期に莢(さや)がはじけて落ちこぼれることは大問題だ。
この大豆の落ちこぼれによる収穫ロスを抑える遺伝子を、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)北海道農業研究センターの船附秀行(ふなつき ひでゆき)主任研究員(現・近畿中国四国農業研究センター)と北海道大学大学院農学研究院の藤野介延(ふじの かいえん)准教授らが見いだした。
莢のねじれを抑えることではじけて畑に落下するのを防ぐ遺伝子で、この発見から栽培大豆の起源や歴史も透けて見えてくる。
農業生物資源研究所と香川大学との共同研究で、12月2日付の米科学アカデミー紀要のオンライン版に発表した。

野生植物は、より広い範囲に拡大して子孫を残すため、種子を散布させる仕掛けが必要になる。
マメ科植物は成熟すると、莢が勢いよくはじけて種子を遠くまで飛散させる。
こうした性質は、野生植物にとって有用だが、作物の場合、収穫する前に生産物を損失することになる。
このため、野生植物が作物となっていく過程では、種子を飛散させない個体が選ばれ、栽培品種となってきた。

-----------引用ここまで 全文は記事引用元で------------

▽記事引用元
http://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2014/12/20141203_01.html
SciencePortal(http://scienceportal.jst.go.jp/)掲載日:2014年12月3日

▽関連リンク
農研機構
大豆の落ちこぼれを救う遺伝子 - 機械収穫に対応した品種開発に弾み -
http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/press/laboratory/harc/054957.html
PNAS
Molecular basis of a shattering resistance boosting global dissemination of soybean
http://www.pnas.org/content/early/2014/11/26/1417282111.abstract

引用元: 【農学/遺伝子】落ちこぼれ救う遺伝子を大豆で発見/農研機構など

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