理系にゅーす

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蓄積

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1: 2019/03/02(土) 13:20:34.48 ID:CAP_USER
【2月28日 AFP】
海溝の最深部に生息する動物の消化管内にプラスチック片が蓄積していることが、27日発表された最新の研究結果で明らかになった。これは人為的な汚染が、地球の奥深くまで達していることを示している。

 プラスチックの年間生産量は3億トン以上に上っており、少なくとも5兆個のプラスチック片が海洋を漂っている。

 深海探査は多大な費用と時間を要するため、プラスチック汚染に関するこれまでの研究の大半は、表層部付近を対象としていた。そうした過去の研究では、魚、カメ、クジラ、海鳥などに広くプラスチック汚染が及んでいることが示されていた。

 英国のチームが行った今回の研究では、世界最深級の海溝6か所に生息する複数の小型のエビが、プラスチック片を摂取していたことが分かった。地球で最も深い海底凹地であるフィリピン東部のマリアナ海溝(Mariana Trench)では、調査を行ったすべての動物の消化管内からプラスチック繊維が発見された。

 英ニューカッスル大学(Newcastle University)自然環境科学部のアラン・ジェイミーソン(Alan Jamieson)氏は「何か見つかるかもしれないと半信半疑だったが、結果はすごいものだった」と話した。

続きはソースで

(c)AFP

http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/c/7/810x540/img_c76146509dec0398de9230bdb67e2542221368.jpg
http://www.afpbb.com/articles/-/3213372
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引用元: 【環境】世界最深部マリアナ海溝の生物もプラスチック汚染 研究[02/28]

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1: 2019/01/27(日) 22:07:14.24 ID:CAP_USER
 京都薬科大学病態生化学分野の石原慶一講師、秋葉聡教授らの共同研究グループは、これまでメカニズムが不明であったダウン症における脳での酸化ストレス亢進に銅蓄積が関与していることを世界で初めて見いだした。これは、銅の量的変動がダウン症の病態に関与している可能性を示唆する新規知見だ。今後のダウン症の病態メカニズムの理解、治療法の開発に大きく貢献すると期待される。

 ダウン症は約700人に1人の確率で発生する最も頻度の高い染色体異常として知られている。通常2本の21番染色体が3本(トリソミー)となることで精神発達遅滞や記憶学習障害といった様々な症状が現れる。これらダウン症の症状には酸化ストレス(酸化作用による有害作用)の亢進の関与が示唆されている。実際に、石原らはダウン症モデルマウスの脳における酸化ストレスの亢進を明らかにしていた。

続きはソースで

論文情報:【Free Radical Biological & Medicine】Copper accumulation in the brain causes the elevation of oxidative stress and less anxious behavior in Ts1Cje mice, a model of Down syndrome
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30660502

https://univ-journal.jp/24560/
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引用元: 【医学】ダウン症の酸化ストレス亢進に銅蓄積が関与、京都薬科大学が発見[01/27]

ダウン症の酸化ストレス亢進に銅蓄積が関与、京都薬科大学が発見の続きを読む

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1: 2018/09/15(土) 13:30:25.64 ID:CAP_USER
■生殖への影響や発がん性も懸念されるフタル酸エステル、米国

 米フロリダ州サラソタ湾のハンドウイルカ(Tursiops truncatus)たちは、人懐っこく、好奇心旺盛なことで知られ、観光の目玉となっている。だが最新の研究によれば、イルカたちの体内に人間が作り出した化学物質が蓄積していることがわかり、健康に被害が及んでいるかもしれないという。

 9月5日付けの学術誌「GeoHealth」に発表された論文によると、プラスチックや化粧品、ペンキなどの身近な製品に添加されているフタル酸エステルという種類の化学物質が、ハンドウイルカの体内からみつかった。

 2016年から2017年にかけて、米チャールストン大学と米シカゴ動物学協会の研究者たちは、サラソタ湾にいた17頭のイルカから尿のサンプルを集めた。尿からは、イルカが摂取してから3カ月ないし6カ月経った後も体内に残っている化学物質を抽出できた。

 野生のイルカからフタル酸エステルが発見されたのは初めてだ。サラソタ湾のイルカたちは40年以上にわたって研究が続けられており、研究者たちにとってはおなじみの顔ぶれである。

「フタル酸エステルにさらされ、ばく露していること自体には驚きませんでしたが、驚いたのは検出された量でした」と、論文の筆頭著者であるレスリー・ハート氏は言う。

 調べたイルカのうち、12頭から少なくとも1種類のフタル酸エステルがみつかった。

 ハート氏によると、尿を調査したのは今回が初めてなので、どのくらいの量が通常の範囲内とされるべきなのかはまだわからない。だがイルカの中には、人の体と同程度の量のフタル酸エステルがみつかったものもいるという。人間のほうがプラスチックや化粧品等、フタル酸エステルを含む製品に多く接触しているはずなので、これは驚くべきことだ。

■イルカの健康への影響は

 今回の研究によって、どういった化学物質がイルカの体内に残るのかはある程度わかった。だが、イルカがどのようにしてフタル酸エステルに接触するに至るのか、そして彼らの健康にどういった影響があるのか、という新たな疑問が浮かびあがった。

 フタル酸エステルはプラスチックやビニールをより軟らかくするために使われるもので、世界中の消費者向けの製品に含まれている。1998年以前には乳児用のおしゃぶりなどにも使われていたが、現在では使用が禁止されている玩具もある。米国国立医学図書館によれば、フタル酸エステルは水、土、そして空気中からも発見されているものの、健康への影響についてはあまりよくわかっていない。

 イルカは食物連鎖の上の方に位置し、寿命が長く、また市街地の沿岸を泳ぐことが多いため、「生態系の指標に適しています」と、米サバンナ州立大学のイルカ研究者、タラ・コックス氏は述べる。なお、同氏は今回の調査には関わっていない。

「環境中で今、何が起こっていて、何が人間に影響しるのか、彼らを通して知ることができるのです」とコックス氏は言う。

 あるフタル酸エステル化合物の研究によると、ラットを長期間、特定のフタル酸エステルにばく露しておくと、肝臓がんが発生し、生殖にも問題が生じる。

 ハート氏の研究は、フタル酸エステルが健康に及ぼす影響と、フタル酸エステルが環境中でどうやって広まるのかを調べるプロジェクトの一部だ。プロジェクトはいまも進行中で、同氏はさらに、大学生を被験者として、フタル酸エステルへのばく露リスクを高める行動についても研究してきた。

 実験では、シャンプーやせっけん等、フタル酸エステルを含む製品を使わないようにしてもらうと、体内のフタル酸エステルの量が減少したケースもあった。

 フタル酸エステルの危険性についてはまだまだわからないことが多いものの、最大の発生源がわかれば、フタル酸エステルへのばく露量や健康被害を減らせるはずだとハート氏は考えている。

 同氏が言うには、フタル酸エステルは「環境中に流れ出していっている」ため、根本的にはこれを含む製品の消費を減らしていかなければならない。

続きはソースで

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ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/091100399/
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引用元: 【動物/環境】イルカに化学物質が蓄積、プラスチック添加剤[09/12]

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1: 2018/08/25(土) 13:53:15.02 ID:CAP_USER
東京工業大学は、藻類で"オイル生産"と"細胞増殖"を両立させることにより、オイル生産性を野生株(親株)と比べ56倍に向上させた藻類株の育種に成功したと発表した。

同成果は、同大科学技術創成研究院化学生命科学研究所の福田智 大学院生(研究当時)、平澤英里 大学院生(研究当時)、今村壮輔准教授らの研究グループによるもの。詳細は、英科学雑誌「Scientific Reports」に掲載された。

国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)には、クリーンで持続可能なエネルギーの利用の拡大、地球温暖化への具体的なアクションなどが盛り込まれている。そうした中、微細藻類によるオイル生産は、SDGsを達成するための重要な技術と考えられているが、微細藻類がオイルを生産する条件には、栄養の欠乏といった、細胞の増殖には適さないものが含まれることが問題視されてきた。そのため"オイル生産"と"細胞増殖"を同時に実現することは、藻類バイオ燃料生産実現において解決すべき課題と位置づけられてきた。
https://news.mynavi.jp/article/20180824-683011/images/001.jpg

続きはソースで

https://news.mynavi.jp/article/20180824-683011/
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引用元: 東工大、スーパー藻類を作出 - オイル生産性が従来の56倍に向上[08/24]

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1: 2018/07/19(木) 15:41:24.60 ID:CAP_USER
■うつ病やPTSDの治療に期待、ただし倫理的な課題も

自転車に初めて乗れたときの気持ちを、あなたは覚えているだろうか。
初めてキスをしたときや、初めて失恋したときはどうだろう。そうした記憶と感情は、わたしたちの心に長い間残り、蓄積され、わたしたち一人ひとりが形成されるもととなる。

 一方、深刻なトラウマを経験した場合、恐ろしい記憶は人生を変えてしまうほどの精神疾患の原因ともなりうる。

 しかし、もし恐ろしい記憶がそれほど強烈な痛みをもたらさないとしたらどうだろうか。
人間の脳の発達に関する理解が深まりつつある今、PTSD(心的外傷後ストレス障害)やうつ病、アルツハイマーといった疾患で、記憶を書き換える治療法が少しずつ実現に近づいている。

 これまでのところ、実験はマウスなどの動物を中心に行われている。
科学者らは人間を対象とした試験を視野に入れつつ、一方で、個人の基礎を形作るものの一部を変えることの意味とは何かという倫理的な問題とも向き合っている。

 さほど遠くない未来に、わたしたちは人間の記憶を書き換えられるようになるだろう。
しかし人間は、本当にそこへ踏み込むべきなのだろうか。

■そもそも記憶とは何か

 神経科学者は通常、あるひとつの記憶を「記憶痕跡(エングラム)」と呼んでいる。
これは、特定の記憶に関係する脳組織の物理的な変化を指す。
最近、脳のスキャンによって、記憶痕跡は脳のひとつの領域に孤立しているのではなく、神経組織に広く飛び散るように存在していることがわかった。

「記憶はひとつの場所というよりも、網のようなものだと思われます」と、米ボストン大学の神経科学者でナショナル ジオグラフィックのエクスプローラーでもあるスティーブ・ラミレス氏は言う。
なぜかと言えば、記憶には視覚的、聴覚的、触覚的な要素が含まれており、これらすべての領域の脳細胞から情報がもたらされる、総合的なものだからだ。

続きはソースで

■緑は「標識された」記憶を示す蛍光タンパク質。(
https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/071800316/ph_thumb.jpg
■ポジティブ、ネガティブ、そのどちらでもない中間的な経験など、蛍光タンパク質が特定の記憶と結びつき、
研究者はそれがマウスの脳のどこに保管されるかを記録できる
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ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/071800316/
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引用元: 【脳科学】記憶の書き換え、いつ実現? マウスでは成功[07/19]

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1: 2018/06/06(水) 16:28:19.66 ID:CAP_USER
東北大学(東北大)は、研究用モデル植物であるシロイヌナズナに強い光ストレスを与えると、膜の傷を蓄積した一部の葉緑体が大きく膨張し、そのような異常葉緑体だけがオートファジーに選び取られ除去されるプロセスを解明したと発表した。

同成果は、東北大学学際科学フロンティア研究所の泉正範 助教、同大学院生命科学研究科の日出間純 准教授、中村咲耶氏、同大学院農学研究科の石田宏幸 准教授、岡山大学資源植物科学研究所の坂本亘 教授らの研究グループによるもの。
詳細は米国の学術誌「Plant Physiology」に掲載された。

植物が成長するために欠かせない光合成反応は、「葉緑体」と呼ばれる植物細胞内の小器官で行われている。
光合成は、太陽光のエネルギーを利用して行われている一方で、葉緑体は、太陽光に含まれる過剰な光エネルギーによるダメージを常に受けている。

このようなダメージは、乾燥や高温、栄養不足といった他のストレスが加わると深刻化することが知られており、そのような複合ストレスが世界の作物生産量を大きく減少させているという報告もある。

続きはソースで

画像:膨張した葉緑体の観察画像
https://news.mynavi.jp/article/20180606-639990/images/001.jpg
画像:膨れた葉緑体が運ばれるプロセスの観察画像
https://news.mynavi.jp/article/20180606-639990/images/002.jpg

マイナビニュース
https://news.mynavi.jp/article/20180606-639990/
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引用元: 【植物】東北大、植物の故障した葉緑体を自ら除去するプロセスを解明[06/06]

東北大、植物の故障した葉緑体を自ら除去するプロセスを解明の続きを読む

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