1: 2019/01/11(金) 22:13:41.92 ID:CAP_USER
ハエの幼虫であるウジ虫といえば「不潔」「生ゴミや死体にたかる」といったイメージを持たれており、人々から忌避されがちです。しかし、そんな悪いイメージの強いウジ虫をシリアやイエメンなどの戦争地帯に送り込み、「傷口をきれいにするために」利用する試みが進行中だと報じられています。

Maggots to be sent to war zones by government to clean wounds and save limbs
https://www.telegraph.co.uk/news/2019/01/10/maggots-sent-war-zones-government-clean-wounds-save-limbs/

実はウジ虫を利用して傷口をきれいにする治療法は新しいものではなく、「マゴットセラピー」とも呼ばれる古くはアボリジニの人々も使っていた伝統的な治療法。ウジ虫の多くはヒトにたかった場合、死んでいる組織だけを食べて生きた組織は食べないため、腐ってしまう可能性のある死んだ部分だけを除去することができます。

薬品などの物資が限られている戦場においては、ウジ虫を使って傷口を清潔に保つことで感染症から死亡したり、手足を切断するリスクを軽減することができるとのこと。第一次世界大戦をはじめとする近代戦争においても、「傷口にウジ虫がたかっている方が傷の治りが早い」ということが経験的に知られていました。

1928年になるとアメリカの科学者らによってウジ虫による傷口の治療が有効であると実証され、1940年代に至るまで北米地域を中心にマゴットセラピーが行われてきました。さまざまな抗生物質が生み出された結果としてマゴットセラピーの重要性は低下しましたが、今日の先進国の病院でもウジ虫を使った傷口の治療が行われています。

実際に傷口へウジ虫を投入し、マゴットセラピーを行っている様子を撮影した画像がこれ。クリックすることでモザイクが外れた画像が表示されますが、虫や傷口を見るのが苦手な人は注意してください。

続きはソースで

https://i.gzn.jp/img/2019/01/11/maggots-sent-war-zones/01_m.jpg
https://gigazine.net/news/20190111-maggots-sent-war-zones/
images


引用元: 【医療】マゴットセラピー「ウジ虫」が負傷した兵士を救うために戦争地帯へ投入される見込み[01/11]

マゴットセラピー「ウジ虫」が負傷した兵士を救うために戦争地帯へ投入される見込みの続きを読む