理系にゅーす

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1: 2018/10/02(火) 12:05:10.90 ID:CAP_USER
ブラジル、アマゾンのジャングルで、眠っている鳥の涙を飲む「ガ」が見つかった。同国では初めての報告で、世界的に見ても、これが3例目だ。

 ガやほかの動物の涙を飲む姿は、これまでにもたびたび目撃されてきた。これは、必須栄養素である塩分を得るためだと考えられている。塩分は植物の蜜には含まれておらず、他の場所では見つけるのが難しいからだ。

 鳥の涙も、同じ理由で狙われたのかもしれない。しかし、今回目撃された地域では、近くの川が毎年はんらんし、多くの塩分が土壌から水に溶け出している。つまり、塩分は簡単に手に入る。このため、9月17日付けで学術誌「エコロジー」にこの発見を発表した、ブラジル、マナウスにある国立アマゾン研究所の生物学者レアンドロ・モラエス氏は困惑している。

「こうした環境にありながら、なぜこれらのガは鳥の涙を飲んで塩分を補給しているのか、非常に興味深い問題です」と同氏は話す。

■めずらしい光景

 モラエス氏は、夜中に両生類や爬虫類を探している時に、鳥の涙を飲むガを発見した。アマゾン、ソリモンエス川沿いの森の中で、ヤガ科に属するガ、Gorgone macareaが、クロアゴアリドリの首にとまっているのを見つけたのだ。眠っている鳥に出くわすことさえ珍しいと同氏は言う。

「しかし、一番驚いたのは、ガが鳥の目の中に口吻を差し込んでいることに気づいた時でした」

 ガは、口の一部である長い管状の口吻を、ストローのように使って液体を吸う。以前マダガスカルで発見された、鳥の涙を飲む別のガの口吻には、涙を飲む際に体を固定するのに役立つと思われる突起があるが、これがアマゾンで見つかったガの口吻にもあるかどうかは、まだわかっていない。しかし、口吻は十分に長く、鳥が目を覚まさないよう、かなり離れた所からでも涙を飲める。

 通常は、ガがこの「ストロー」を使って動物から何かを吸うことはない。涙を飲むガが新たに発見された地域の熱帯雨林では、チョウやガが川のはんらんで浸水した土壌の近くに集まり、口吻を使って塩分を含んだ水をすする。

 しかし、水が引くと、塩分を含んだ水も他の場所へ流れてしまい、昆虫は塩分補給に困ってしまう。「ある時期にある地域で塩分の供給源が不足することにより、ガは鳥の涙から塩分を得ようとするのかもしれません」とモラエス氏は話す。

 あるいは、ガは別の種類の栄養を求めているのかもしれない。タンパク質だ。通常、ガは植物の蜜からタンパク質を摂取しているが、涙にはアルブミンとグロブリンという2種類のタンパク質が含まれているため、これを吸うことで、サプリメントのように栄養を補っている可能性がある。タンパク質の摂取量が増えると、より長く飛べるようになり、繁殖能力が向上し、寿命が延びると考えられる。

「脊椎動物の体液は、主要な代替タンパク質源です」と同氏は言う。たとえば吸血ガは、動物や人間の血をえさとする。

続きはソースで

■ガの一種(Gorgone macarea)がクロアゴアリドリの首にとまり、長い口吻で鳥の涙を飲もうとしている。ブラジルで生物学者が発見し、撮影した。
https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/100100424/ph_thumb.jpg
■鳥の涙を飲むガ。目的はタンパク質を摂取することかもしれない。
https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/100100424/01.jpg

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/100100424/
ダウンロード (1)


引用元: 【動物】〈画像〉眠っている鳥の涙を飲む蛾を発見、世界で3例目[10/01]

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1: 2018/07/10(火) 12:45:01.39 ID:CAP_USER
■独特の尾で音をかく乱、錯覚めぐる進化の重要性を示唆

アフリカ原産のヤママユガ、アフリカオナガミズアオ(Argema mimosae)が巨大な緑色の「翼」を広げると、卓球のラケットほどの大きさになる。見た目が美しいだけでなく、腹をすかせたコウモリにとって、このガは大きな翅の間にジューシーで栄養たっぷりの体をもつ貴重なご馳走だ。

 アフリカオナガミズアオの後翅からは、独特な形の一対の長い尾(尾状突起)が垂れ下がっている。
いかにも捕まえやすそうに見えるかもしれないが、すぐれた反響定位(エコーロケーション)の能力をもつコウモリがこのガをねらうと、たいてい捕まえ損なってしまう。
いったい何が起こっているのだろうか。(参考記事:「珍しい肉食コウモリ、大きな爪で獲物捕らえる」)

 7月4日付けの科学誌「Science Advnces」に発表された研究によると、この尾は獲物を探すコウモリの反響定位の音波をそらすのに役立っているという。

「ガは1頭なのに、コウモリは2つの的をねらっているように見えました」と米ボイシ州立大学の感覚生態学者で、今回の論文の筆頭著者であるジュリエット・ルービン氏は言う。


 それがどう有利に働くのか? コウモリの攻撃が、急所である体の中心部からそれるのだ。

 ルービン氏らはこの仕組みを確認するため、オオクビワコウモリ(Eptesicus fuscus)とさまざまな大きさや形の尾状突起をもつ各種のガで実験を行った。
一部のガについては、人工的に尾状突起を短くしたり長くしたりした。その結果、非常に面白い傾向が明らかになった。

続きはソースで

http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/070900303/ph_thumb.jpg

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/070900303/

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引用元: 【生物】コウモリを錯覚させて逃げる蛾(ガ)、進化の謎を解明[07/10]

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1: 2017/12/14(木) 08:02:34.93 ID:CAP_USER
体の半分がオスで半分がメスの珍しい「雌雄型」のガの標本が、岡山県倉敷市中央2丁目の市立自然史博物館で展示されている。
虫を愛する女子高校生が、学校行事の途中で立ち寄ったサービスエリア(SA)で偶然見つけた一匹。
同館は「極めて珍しい。奇跡ともいえる発見」と話している。

11月22日。岡山理大付属高校生命動物コース3年の安達由莉さんは、同級生48人と広島県廿日市市の宮島水族館に向かっていた。

 休憩で山陽道下り線の小谷SAに立ち寄ると、早々に虫探しを始めた。
SAは山林を切り開いて設けられ、外灯で夜通し明るい。愛好家にとっては格好の観察スポットだという。

 「何かしら、必ずいる」。この日もそう思いながら歩道や緑地に目をこらしていた。
すると自販機の前の路上に見慣れた模様の羽を広げたウスタビガを発見した。自宅では同じ種類のガの標本を作製中。
乾燥させるために机の上にあるので、毎日目にしていた。

 見間違いはない。しかし何かが違った。「左右で触角の形が違う!」。
左は葉のような形のオス、右はごく細いメスの形。即座に右手を伸ばし、胴体をつまんで持ち上げた。
左の羽はだいぶ傷んでいた。このままでは羽根の粉が落ちて模様が消えてしまう。
バスの備品のエチケット袋にそっと入れて持ち帰った。

続きはソースで

画像:安達由莉さんが採取した雌雄型のウスタビガ
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20171212001447_commL.jpg
http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20171130002844_commL.jpg

朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASKD654GMKD6PPZB00L.html
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引用元: 【動物】体半分がオス、半分がメスのガ 虫愛する女子高生が発見

体半分がオス、半分がメスのガ 虫愛する女子高生が発見の続きを読む

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1: 2017/09/18(月) 00:13:51.69 ID:CAP_USER
「レジ袋分解するガの幼虫」に疑問符、独研究
2017年9月16日 11:03 発信地:パリ/フランス

【9月16日 AFP】プラスチックを食べるガの幼虫がレジ袋などのプラスチックごみによる世界的な環境問題への対策となるかもしれないとする今年4月に発表された論文に、ドイツの研究チームが15日、疑問を投げ掛けた。
 
問題となっているスペイン・サンタンデール大学(University of Santander)のフェデリカ・ベルトッチーニ(Federica Bertocchini)氏らの研究論文は、ハチノスツヅリガ(学名:Galleria mellonella)の幼虫が消化器官でポリエチレンを化学的に生物分解すると結論付けていた。
 
ポリエチレンはレジ袋や包装によく使われており、きちんとリサイクルされなければ環境に対する大きな脅威となる。
 
しかしドイツ・マインツ(Mainz)にあるヨハネス・グーテンベルク大学(Johannes Gutenberg University)の研究チームは、ベルトッチーニ氏らの研究は「ポリエチレンが生物分解されたことの十分な証拠」を示していないと主張した。
 
ヨハネス・グーテンベルク大学の研究チームの発表によると、ハチノスツヅリガの幼虫が消化器官内で酵素によってプラスチックを分解しているのか、それともメカニカルミリング(機械的粉砕)によってプラスチックを分解しているのかが明らかにされていないという。

続きはソースで

(c)AFP

▽引用元:AFPBBNews 2017年9月16日 11:03
http://www.afpbb.com/articles/-/3143170
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引用元: 【生物】「レジ袋分解するガの幼虫」に疑問符/ヨハネス・グーテンベルク大学©2ch.net

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1: 2017/04/25(火) 18:04:47.07 ID:CAP_USER9
http://www.afpbb.com/articles/-/3126291?act=all

【4月25日 AFP】ふだんは釣り餌として養殖されているガの幼虫が、耐久性の高いプラスチックを食べることを発見したとの研究論文が24日、発表された。世界的な問題となっているレジ袋などのプラスチックごみによる環境問題への対策に、この幼虫が一助となる可能性があるという。

 論文は、米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)に掲載された。共同執筆者の英ケンブリッジ大学(University of Cambridge)のパオロ・ボンベーリ(Paolo Bombelli)教授は、「今回の発見は、ごみ処理場や海洋に蓄積しているポリエチレン製のプラスチックごみ除去に寄与する重要な手段となる可能性がある」としている。

 レジ袋などに使われるポリエチレンは、生物分解するのに長い年月を要し、リサイクルされない場合、海洋生物を筆頭に環境への影響は大きい。

 今回の発見で注目されたのは、ハチノスツヅリガ(学名:Galleria mellonella)の幼虫だ。成虫がミツバチの巣に卵を産み付け、幼虫がこれを餌とする。

続きはソースで

(c)AFP/Valerie DEKIMPE

2017/04/25 11:10(パリ/フランス)
ダウンロード (4)


引用元: 【研究】レジ袋食べるガの幼虫、プラスチックごみ問題に有用か [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2017/01/19(木) 23:09:35.13 ID:CAP_USER
新種のガ、トランプ氏にちなみ命名 「髪形」そっくり
2017年01月19日 11:17 発信地:ロサンゼルス/米国

【1月19日 AFP】新たに発見されたガが、ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米大統領にちなみ命名された。
トランプ氏の髪形に似た頭部を持っていたことがその理由の一つだという。
 
新たに見つかったのは体長約9ミリの小さなガで「ネオパルパ・ドナルドトランピ(Neopalpa donaldtrumpi)」と命名された。
発見したカナダ人研究者のバズリク・ナザリ(Vazrick Nazari)氏は、ガの頭部を覆う金色の鱗粉を見た際にトランプ氏の髪形にあまりに似ていることに驚いたという。

続きはソースで

▽引用元:AFPBBNews 2017年01月19日 11:17
http://www.afpbb.com/articles/-/3114608

「ネオパルパ・ドナルドトランピ」の頭部(c,d)。(c)Vazrick Nazari / ZooKeys / creativecommons.org/licenses/by/4.0/
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/6/b/500x400/img_6bbcf205acba275f17fe2f16b199eb99355986.jpg
「ネオパルパ・ドナルドトランピ」(g-j)。(c)Vazrick Nazari / ZooKeys / creativecommons.org/licenses/by/4.0/
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/c/c/500x400/img_cc89204939703618729afd1b4b81518a219837.jpg
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引用元: 【生物】新種のガ発見 トランプ氏にちなみ命名「ネオパルパ・ドナルドトランピ」 「髪形」そっくり©2ch.net

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