理系にゅーす

理系に関する情報を発信! 理系とあるものの文系理系関係なく気になったものを紹介します!

蟻酸

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2018/12/04(火) 18:31:14.44 ID:CAP_USER
東京工業大学の竹田浩之特任助教らの研究グループは、産業技術総合研究所と共同で、銅錯体とマンガン錯体から成る光触媒に可視光を照射することにより二酸化炭素を高効率に資源化することに成功した。地球温暖化対策としての人工光合成システムの大規模化が期待される。

 世界で排出される二酸化炭素(CO2)は年間300億トン以上とされる。二酸化炭素を還元する光触媒技術は人工光合成と呼ばれ、実用化すれば、温室効果ガスとなるCO2の大気中濃度を抑制し、将来的には化石資源の代替ともなり得る。しかし、既存の高性能光触媒は素材コストの問題から利用度が低く、卑金属を用いたCO2還元光触媒は耐久性が低く効率も不十分だった。

 研究グループは今回、発光性の銅錯体とマンガン錯体とを組み合わせた光触媒システムを開発、可視光を照射して常温常圧で二酸化炭素を一酸化炭素(CO)やギ酸(HCOOH)へ高効率に還元することに成功した。

続きはソースで

論文情報:【Journal of the American Chemical Society】Highly Efficient and Robust Photocatalytic Systems for CO2 Reduction Consisting of a Cu(I) Photosensitiser and Mn(I) Catalysts
https://pubs.acs.org/doi/10.1021/jacs.8b10619

https://univ-journal.jp/23849/
ダウンロード


引用元: 【光触媒】東京工業大学などが低コスト高効率の人工光合成実現、地球温暖化対策へ期待[12/03]

【光触媒】東京工業大学などが低コスト高効率の人工光合成実現、地球温暖化対策へ期待の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2018/11/21(水) 13:59:19.40 ID:CAP_USER
<60年間謎だったフロリダ州のアリの不思議な「風習」の謎が一部だが解けた>

米フロリダ州に生息するヤマアリの一種に、科学者の注目が集まっている。このアリはもともと、種類の違うアリを◯した後、切断した頭部で巣を飾り付ける、という謎の「風習」で知られてきた。今回新たに、そのヤマアリが攻撃時に化学物質を分泌して獲物に偽装(化学擬態)し、毒性の蟻酸をかけて◯すことが明らかになった。

「フロリダアリ」という名のこのアリは、60年以上前から科学者らの研究対象になってきた。生息地は米南東部に限られ、フロリダ州全域およびアラバマ州とジョージア州の一部で見られる。

フロリダアリの発見後すぐ、科学者たちはその巣が大顎を持つアギトアリの頭部で一杯になっていることに気が付いた。アギトアリは、恐ろしい捕食者として知られるアリなのにもかかわらずだ。そのため当初は、アギトアリが使わなくなった巣にフロリダアリが引っ越したせいではないかと考えられた。

フロリダアリはアギトアリに特化した捕食者ではないか、という仮説もあった。

続きはソースで 

https://www.newsweekjapan.jp/stories/assets_c/2018/11/ant181119-thumb-720xauto-146397.jpg

ニューズウィーク日本版
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/11/post-11313.php
ダウンロード (4)


引用元: 【生物】獲物の頭部を収集するコレクター・アントの謎 フロリダ州のアリの不思議な「風習」の謎の一部が解明[11/19]

獲物の頭部を収集するコレクター・アントの謎 フロリダ州のアリの不思議な「風習」の謎の一部が解明の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2018/03/31(土) 09:32:59.11 ID:CAP_USER
スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)と環境エネルギー技術の研究開発企業GRT Groupは、ギ酸を利用した燃料電池の開発に成功したと発表した。燃料電池に使われる水素は貯蔵・輸送が技術的に難しくコストがかかるという問題があるが、水素のキャリアとしてギ酸を利用することでこの問題を解消できる可能性があるという。

水素燃料電池は二酸化炭素を発生させずに電気や熱を生成できるクリーンなエネルギー源である。しかし、水素の体積あたりのエネルギー容量が非常に低く、気体の状態で水素を貯蔵・輸送することが難しいという問題がある。

この問題の解決方法のひとつに、水素キャリアとしてギ酸を利用するというアイデアがある。ギ酸の化学式はCH2O2であり、水素(H2)と二酸化炭素(CO2)のもっとも単純な組み合わせで構成されている。また、ギ酸は通常の自然条件下で液体として存在するため、気体の状態で存在する水素と比べると、貯蔵・輸送などの扱いが容易であるという長所がある。このためギ酸は水素キャリアとして適した材料であるといえる。なお、1リットルのギ酸によって590リットルの水素を運搬することが可能であるという。

研究チームは今回、水素キャリアとしてギ酸を用いた燃料電池の開発に取り組んだ。

続きはソースで

https://news.mynavi.jp/article/20180330-608983/images/001.jpg
https://news.mynavi.jp/article/20180330-608983/images/002.jpg
https://news.mynavi.jp/article/20180330-608983/
images


引用元: 【エネルギー】ギ酸系燃料電池の開発に成功 - スイス

【エネルギー】ギ酸系燃料電池の開発に成功 - スイス の続きを読む

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
1: 2015/12/12(土) 09:31:21.77 ID:CAP_USER.net
産総研:圧縮機を使わない高圧水素連続供給法を開発
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2015/pr20151211/pr20151211.html


ポイント

•圧縮機を使わずに40 MPa以上の高圧水素を連続製造する技術を開発
•イリジウム錯体がギ酸から高圧水素への変換反応に優れた触媒性能を示した
•水素ステーションのコンパクト化と供給水素の低コスト化への貢献に期待


概要

 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 中鉢 良治】(以下「産総研」という)化学プロセス研究部門【研究部門長 濱川 聡】マイクロ化学グループ 川波 肇研究グループ長、井口 昌幸 産総研特別研究員、再生可能エネルギー研究センター【研究センター長 仁木 栄】姫田 雄一郎 水素キャリアチーム付は、圧縮機を用いないで、ギ酸から高圧水素を連続的に供給する技術を開発した。

 今回開発した技術では、イリジウム錯体を触媒に用いて、水素キャリアであるギ酸を水素と二酸化炭素に分解する化学反応によって、圧縮機を使わずに簡単に40 MPa以上の高圧水素を連続的に発生できる。また、既存の水素キャリアを利用する水素製造技術では、原料や不純物などを除くため、多段階の精製が必要であるが、今回の技術では、精製する水素と二酸化炭素が高圧であることを利用して、そのまま二酸化炭素を液化させて気体の水素と分離して高圧水素を製造できる。

更に、理論上化学反応だけで200 MPa以上の高圧水素が得られるので、燃料電池自動車等への高圧水素(70 MPa)の供給も十分可能で、将来、水素ステーション構築の大幅なコストダウンが図れると期待される。

 なお、本技術開発は、国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業(CREST)の研究課題の一環として行われ、2015年12月15日~20日に米国ホノルルで開催されるPACIFICHEM 2015で発表される。また、2015年12月10日にドイツの学術誌ChemCatChemで公開された。(http://doi.wiley.com/10.1002/cctc.201501296

続きはソースで

images
 

引用元: 【エネルギー技術】圧縮機を使わない高圧水素連続供給法を開発 ギ酸を用いたコンパクトな水素ステーション構築に向けて

圧縮機を使わない高圧水素連続供給法を開発 ギ酸を用いたコンパクトな水素ステーション構築に向けての続きを読む

このページのトップヘ