理系にゅーす

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1: 2019/07/06(土) 22:31:08.81 ID:CAP_USER
「学習行動」はRNAを介して子孫に遺伝する:線虫の研究から明らかに
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190705-00010002-wired-sctch
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190705-00010002-wired-sctch&p=2
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190705-00010002-wired-sctch&p=3
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190705-00010002-wired-sctch&p=4
2019/7/5
YAHOO!JAPAN NEWS,WIRED.jp


われわれが学習した情報は、いったい体のどこに記憶されるのだろうか。言うまでもなく「脳」はそのひとつである。しかし、「学習」と「記憶」に関するメカニズムの再考を余儀なくされたいくつかの研究結果から、多くの研究者たちが盛んにそのメカニズムを追究してきた。

もともと光から逃げる性質のあるプラナリアは、著しい再生能力を持つ扁形動物である。光のなかにある餌を安全だと10日間かけて学習したプラナリアは、そのあと頭部を切断され、尻尾から新たな頭部を再生させた。驚くことに再生した頭部は、光のなかでの餌の見つけ方をどういうわけだか“覚えて”いた。これは何らかの記憶が脳の中枢神経にとどまらないことを示した研究だった。

また、RNAの移植によって生物の記憶を移し替えることができるという研究もあった。電子ショックによって防衛的収縮を学習したアメフラシのRNAを、訓練を受けなかった7匹のアメフラシに移植したところ、それらは体を触られた際にまるで訓練を受けたかのような振る舞いをしたのだ。

これは少なくとも、記憶の一部はRNAに保存されていることを示した画期的な実験だったと言える。これらの例は、訓練で得た一部の「情報」や「経験」が脳にとどまらないことを示しており、その媒体としてエピジェネティクス(DNAの配列変化によらない遺伝子発現を制御・伝達するシステム)やRNAによる関与が疑われていた。

・生物学の常識を覆す「学習」の遺伝
そのメカニズムが今回、「カエノラブディティス・エレガンス(C. elegans)」という線虫を使った2つの論文で説明されている。線虫の神経系は学習後、小分子RNAの一種であるsiRNAやpiRNAを介して、情報を生殖細胞に伝達することが明らかになったのだ。しかも驚くことに、子孫の生存に有益だと思われるこれらの“記憶”は、3~4世代も子孫に継承し得ることが2つの研究により判明している。

線虫のゲノムには、ヒトゲノムとほぼ同数の遺伝子──つまりタンパク質の合成に必要な遺伝情報がある。これまでの研究により、ヒトや線虫を含む動物は、複数の遺伝子の発現を時々刻々と変化させることで、活動レヴェル、温度変化、飢饉など、あらゆる変動的な環境条件に順応することがわかっている。さらにこれらの遺伝的装飾が生殖細胞に及ぶと、それらは世代を超えたエピジェネティックな遺伝として子孫へと受け継がれることがわかっている。

プリンストン大学分子生物学部およびルイス・シグラー研究所のチームは、線虫が学習した危険回避行動は、生殖細胞を介して親から子へと受け継がれることを、6月6日付けの学術誌『Cell』で報告している。

線虫は自然環境で、さまざまな種類の細菌を餌にする。そのなかでも緑膿菌は、場合によって生死を分ける危険な病原体だ。「線虫は最初は病原体である緑膿菌に引き寄せられますが、感染するとそれを回避することを学びます。そうしなくては数日内に死んでしまうからです」と、コリーン・マーフィ教授は説明する。

緑膿菌の摂取によって病気になった個体は、多くの場合は死ぬ前に卵を産み落とす。驚くことに実験では、母線虫が死の間際に学習した危険回避行動を、それらの子孫は本能的に“知って”いた。子孫は緑膿菌に自然に引き寄せられる習性を無効にしてでも、この細菌を危険とみなして回避したのだ。しかも、これまで一度も緑膿菌に接触したことがなくでもである。

続きはソースで

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引用元: 【生物/遺伝】「学習行動」はRNAを介して子孫に遺伝する:線虫の研究から明らかに[07/06]

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1: 2019/07/03(水) 01:20:34.23 ID:CAP_USER
見た目が人間に近づくと嫌悪感が高まる「不気味の谷現象」を引き起こす脳の領域が明らかに
https://gigazine.net/news/20190702-uncanny-valley-neural-mechanisms/
2019/7/2
GIGAZINE

■■ソース画像閲覧注意!(一部に怖く感じる画像があります)

 絵画やロボットなどの人間ではないものを人間に似せて作る際、その再現度が高くなればなるほど人間は高い好感度を感じるようになります。
 しかし、人間に似過ぎてくると、ある一定のラインから違和感や恐怖感、
 薄気味悪さのようなものを感じるようになることが調査により明らかになっており、これを
  「不気味の谷現象」
 と呼びます。
 この不気味の谷を越えることが人間に似せたロボットなどにおける大きな課題だったのですが、
 最新の研究により
  「なぜ不気味の谷現象が起こるのか?」
 ということについての新しい知見が明らかになっています。

■■中略

 技術が向上するにつれ、本物の人間そっくりのロボットや3DCGによるモデルなどが作成されるようになっています。
 しかし、作成された人間そっくりなものが不気味の谷を越えることができなければ、
 人々に嫌悪感や薄気味悪さを感じさせることとなります。
 アーヘン工科大学のAstrid Rosenthal-von der Putten教授は、
  「人間の形や行動に似ているということは、長所と短所の両方になり得ます」
 と語り、人間によく似たものは不気味の谷というリスクを抱えることになると指摘しています。

 不気味の谷現象を提唱したのは、ロボット工学者の森政弘博士です。
 1970年に提唱されたこの現象は、日本語の「不気味の谷」から「Uncanny Valley」と翻訳されるようになったとのこと。

 そんな不気味の谷現象に関する最新の研究論文が、科学誌のJournal of Neuroscienceに掲載されました。
 研究はイギリスとドイツの神経科学者や心理学者が行ったもので、
 不気味の谷現象が起こる際に脳内で起こるメカニズムを識別したとしており、
 リアルな人間に似せたロボットやCGに対する人々の反応を改善する第一歩となる可能性を秘めています。

  「神経科学者にとって、『不気味の谷現象』は興味深い現象です。
   これは最初に与えられた感覚入力(視覚情報など)、例えばロボットの写真のようなものを人間と感じるのか、
   それとも非人間と感じるかを判断する神経メカニズムの存在を暗示しています。
   この情報は好みを決めるための別の評価システムにも使用されていると考えられます」
 と語るのは、ケンブリッジ大学の生理・発達・神経科学部門の講師であるファビアン・グラベンホルスト博士。

 不気味の谷現象が生まれる際に働く神経メカニズムを調査するために、
 研究チームはfMRIを用いて2つの異なるテストを行うことで、21人の被験者の脳パターンを調べています。

 最初のテストでは被験者に人間やロボットなどの写真を多数見せ、それらに対する好感度および
  「どの程度人間らしく感じるか?」
 を評価してもらいました。2つ目のテストでは、被験者に対して写真で見た人間やロボットの中で、
  「どれなら自分用の贈り物を選んでもらっても許容できるか?」
 を判断してもらったそうです。
 2つのテストの間に被験者の脳活動を測定することで、
 研究者たちはどの脳の領域が不気味の谷現象のような感覚を生み出すのかを識別したわけ。

 研究によると、視覚情報を処理する視覚野に近い一部の脳領域が、
 「人間らしさ」に関する脳の信号を生み出していることが明らかになっています。

 さらに、脳の前頭前皮質と呼ばれる領域の一部で、不気味の谷現象につながる別の活動が観測されています。
 なお、これまでの研究では、前頭前皮質はあらゆる種類の刺激を判断するシステムを持った領域であるとされており、
 例えば「心地よい感触」のような社会的刺激の報酬価値を示す領域とされてきました。

続きはソースで

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引用元: 【脳科学】見た目が人間に近づくと嫌悪感が高まる「不気味の谷現象」を引き起こす脳の領域が明らかに [07/03]

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1: 2019/06/27(木) 06:25:51.72 ID:CAP_USER
サルにも「石器時代」、3000年継続中で石器も変化 長期にわたる道具の変遷を人類以外ではじめて確認、ヒゲオマキザル
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/062600373/
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/062600373/?P=2
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/062600373/?P=3
2019.06.26
NATIONAL GEOGRAPHIC,ナショナル ジオグラフィック

※動画あり、2ページ目

画像:ブラジルのセラ・ダ・カピバラ国立公園にすむ野生のヒゲオマキザルは、少なくとも3000年前から石を道具として使用してきた。しかも、その石器は時とともに変化してきたという。(PHOTOGRAPH BY TIAGO FALÓTICO)
https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/062600373/01.jpg?__scale=w:500,h:405&_sh=0750a70320
画像:カシューナッツの殻を割るために、オマキザルは数センチから人間のこぶし大までの丸い石を使い、野球のピッチャーのように全身を使って殻を叩き割る。(PHOTOGRAPH BY TIAGO FALÓTICO)
https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/062600373/03.jpg?__scale=w:1190,h:793&_sh=0900930530
画像:幅20センチほどの石の台や、木の根にカシューナッツを置いて、丸い石を叩きつける。(PHOTOGRAPH BY TIAGO FALÓTICO)
https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/062600373/04.jpg?__scale=w:1190,h:793&_sh=05506a060f


 ブラジル、セラ・ダ・カピバラ国立公園にすむヒゲオマキザル(Sapajus libidinosus)は、3000年前から石を使って木の実を割っていたという研究結果が、
 6月24日け付の学術誌「Nature Ecology & Evolution」に発表された。アフリカ以外では、動物が石器を使った最古の証拠だ。

 ヒゲオマキザルが硬い木の実や種子を割るために使用した丸い小石は、国立公園のさまざまな年代の地層に含まれていた。
 私たち人間以外の動物が道具を使用していた証拠は、過去にもいくつか見つかっている。
 最も古いのは、コートジボワールで見つかった4000年以上前のチンパンジーのものだ。

 しかし、セラ・ダ・カピバラの石器については、人類以外で初めて、長期にわたる道具の変遷が認められた。
 これがほかと明らかに異なる点だ。硬さの違う食べ物に合わせて、使う石の大きさを変えていったのではないかとみられている。

 「このような場所で発掘を行っていると、詳細な考古学的記録があるのは人間だけではないということがわかってとても興味深いです」。
 英ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ(UCL)の博士研究員で論文共著者のトモス・プロフィット氏はそう語る。

 「この発掘現場は、ブラジルのヒゲオマキザルにも彼ら独自の考古学的記録があり、道具を使っていた証拠である遺物が存在することを示しています」
 (参考記事:「ラッコが道具を使う謎、考古学の手法で迫る」)

 オマキザルの道具使用を研究すれば、最初期の人類も含め、ほかの霊長類の道具使用の起源の解明につながるかもしれない。
 これまでに知られている最古の石器はアフリカで見つかった330万年前のもので、作為的に削られた跡がある石の刃だ。
 猿人であるアウストラロピテクス・アファレンシスかケニアントロプス・プラティオプスによるものとみられている。
 (参考記事:「世界最古の石器発見、330万年前に猿人が作る?」)

 しかし、石を削って石器を作るようになる以前から、初期人類は手を加えていない丸い石を使って食べ物を処理してきたと考えられている。
 現代のセラ・ダ・カピバラにすむヒゲオマキザルも同様に、石をそのまま道具として使っている。
 そのオマキザルの行動を研究すれば、ほかの場所を発掘する際にも、何を探すべきか参考にできるだろう。

 「動物の行動がいかに複雑であるかを示す新たな証拠が明かされるたびに、興奮を覚えます」
 と語るのは、米チャタム大学の進化人類学者で、初期の石器使用に関する生体力学を研究するエリン・マリー・ウィリアムス・ハタラ氏だ。

続きはソースで

ダウンロード (1)


引用元: 【動物行動学/考古学】サルにも「石器時代」、3000年継続中で石器も変化【雑学/教養】[06/26]

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1: 2019/05/15(水) 06:03:27.31 ID:CAP_USER
【5月14日 AFP】
13日に発表された研究論文で、クモ形類動物の一種が、巣の糸を巻き上げて弾性エネルギーを蓄え、獲物に向かって自らの体を猛烈な勢いで発射させることが分かった。

 三角形の巣を張るオウギグモ属の仲間で「Hyptiotes cavatus」の学名を持つこのクモは、人間が石弓や投石機を使って筋肉のエネルギーを増強させるように、外部装置を使って筋肉エネルギーを増強させる。

 米アクロン大学(University of Akron)の博士課程学生サラ・ハン(Sarah Han)氏は、森を散策中にこのクモに興味を持ったという。

 ハン氏はAFPの取材に「このクモは興味深い方法で捕食をしているが、それについてはほとんど解明されていなかった」と語った。「観察に基づく方法で記述されたことはあったが、誰も定量化していなかった」

 ハン氏と研究チームは実験室環境でこのクモを観察し、獲物のハエを捕らえる様子を高速度ビデオカメラで撮影した。

「クモは、人間が腕を使って弓の弦を引き絞るように、筋肉を使って巣を巻きつけ、獲物が巣に接触するまで、その姿勢を保持する」とハン氏は説明する。クモは糸にかけた張力を何時間も維持するという。

「クモが巣を解き放つと、クモと巣の両方が急速に前方へ押し出される」「急速に動いた巣が獲物の昆虫をからめ捕る。離れた場所からでも捕食行動を開始できる」 

続きはソースで

(c)AFP/Issam AHMED

https://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/4/c/-/img_4ce98597a1fe586875a4ae8169740df5157611.jpg
https://www.afpbb.com/articles/-/3224926
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引用元: 【生物】巣の糸の張力で自らを「発射」 クモの捕食行動を解明 米研究[05/14]

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1: 2019/05/13(月) 13:31:17.86 ID:CAP_USER
子どもの頃にポケットモンスターで遊んだ人は、大人になってからも脳に「ポケモン領域」とでも呼ぶべき領域を持ち、同領域を持っていない人よりも脳が漫画のキャラクターに反応しやすくなっていることが明らかになっています。

Extensive childhood experience with Pokémon suggests eccentricity drives organization of visual cortex | Nature Human Behaviour
https://www.nature.com/articles/s41562-019-0592-8

Brain scans reveal a ‘pokémon region’ in adults who played as kids - The Verge
https://www.theverge.com/2019/5/6/18531287/pokemon-neuroscience-visual-cortex-brain-information

社会科学と自然科学の幅広い領域から、人間行動の心理的・生物的・社会的基盤だけでなく、その起源・発達・障害も含めたあらゆる側面に関する、重要な研究論文を掲載するNature Human Behaviour上で、視覚情報が脳のどの領域でどのように処理されているのかを確かめるためのユニークな研究論文が公表されました。研究論文はカリフォルニア大学バークレー校で心理学の博士研究員として働くJesse Gomez氏らにより執筆されています。

研究では5~8歳の間にポケットモンスターをたくさん遊んだ経験を持つ成人を11人、そして反対にまったく遊んでこなかった成人を11人集めました。被験者にはポケモンの名前に関するテストを実施し、幼少期にポケモンに慣れ親しんだ被験者たちが、ポケモンの名前や見た目を正確に判別できているかを確認しています

続いて、被験者には8回に分けて初代ポケットモンスターに登場する150体のポケモンの画像と、動物・顔・車・言葉・廊下の画像、さらには別の漫画キャラクターの画像を見せ、その際に起こる脳の反応をfMRIでスキャンして観察しています。実験の結果、幼少期にポケモンに慣れ親しんできた被験者は、他の画像よりもポケモンの画像を見せた際に脳の「後頭側頭溝」と呼ばれる領域が活発に反応したのに対して、ポケモンをまったく遊んでこなかった成人は、動物の画像を見せた際に後頭側頭溝が反応し、ポケモンの画像を見せても反応は見られませんでした。

幼少期に何時間も同じもので遊び続けると脳が変化してしまうというのは当然のことで、ほとんど何であっても十分長い時間見て過ごせば、同じような反応が見られるようになることが確認されています。例えば、海外ドラマのフレンズを幼少期に夢中になって視聴した人は、ジェニファー・アニストンに反応する脳を持つようになるという研究報告もあります。

つまり、脳が発達途上の子どもに新しい視覚刺激を認識させれば、脳が視覚情報を処理するためにどのように発達していくのかに関する知見を得ることができます。

続きはソースで

https://cdn1.img.jp.sputniknews.com/images/624/11/6241106.jpg

https://gigazine.net/news/20190507-brain-scans-reveal-pokemon-region/
ダウンロード (2)


引用元: 【脳科学】ポケモンっ子だった大人の脳には「ポケモン領域」がある 脳スキャンで判明[05/07]

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1: 2019/04/29(月) 20:08:50.63 ID:CAP_USER
人工知能(AI)を利用した映像技術が、店舗やオフィス、公共スペースなど、あらゆる場所で利用されるようになり、私たちの顔や行動を追跡している。中には、治安維持や政府による監視活動を強化する目的でこうした技術を取り入れている国もある。

だが幸いなことに、ベルギーのルーベン・カトリック大学の研究チームが先日、発表した研究のように、単純なカラー印刷物を使ってAI映像システムから逃れられることも多い。

研究チームは、独自に設計した画像を使って、AIベースのコンピューター・ビジョン・システムから人間全体を隠す方法を考案。著名なオープンソースの物体認識システムである「YoLo(v2)」でその効果を実証した。

このトリックによって、犯罪者が防犯カメラから隠れたり、反政府活動家が政府の監視を逃れたりできる可能性がある。著者の1人であるウィーブ・ファン・ランスト(博士課程生)は、「私たちの研究は、敵対的パッチを使うことでカメラ監視システムを回避できることを証明するものです」と述べている。

ファン・ランストによると、市販の映像監視システムにこの手法を適用するのは、それほど難しいことではないという。MITテクノロジーレビューの取材に対し、次のように説明する。「現時点では、使われている検知器が何かを知る必要があります。今後、私たちが目指しているのは、複数の検知器で同時に機能するパッチを生成することです。

続きはソースで

https://cdn.technologyreview.jp/wp-content/uploads/sites/2/2019/04/25000712/acr13282673947520124191772-cropped-1400x787.jpg
https://www.technologyreview.jp/nl/how-to-hide-from-the-ai-surveillance-state-with-a-color-printout/
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引用元: 【敵対的機械学習】カラープリントした紙で「AIの監視」から逃れる方法[04/29]

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