1: 2015/02/01(日) 11:22:14.34 ID:???.net
デルタIIロケット、地球観測衛星SMAPの打ち上げに成功
February 1 - 2015 - デルタ
http://www.sorae.jp/newsimg15/0131delta2.jpg
Delta II launches SMAP
Image credit: ULA
ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)社は1月31日、地球観測衛星SMAPと4機の超小型衛星を搭載した、デルタIIロケットの打ち上げに成功した。
SMAPは地球全体の土壌に含まれる水分を観測する衛星で、天気予報の精度改善や、災害の防止などに役立てられる。
ロケットは太平洋標準時2015年1月31日6時22分(日本時間2015年1月31日23時22分)、カリフォーニア州にあるヴァンデンバーグ空軍基地のSLC-2Wから離昇した。
ロケットはブースターや第1段機体を分離しながら順調に飛行し、離昇から約56分50秒後に、SMAPを予定通りの軌道に投入した。またその後、4機の超小型衛星も分離された。
SMAPは米航空宇宙局(NASA)/ジェット推進研究所(JPL)が運用する地球観測衛星で、地球全体の土壌に含まれる水分と、凍結している箇所の融解具合を見ることを目的としている。
得られたデータは、天気予報や気候変動の予測の改善、洪水や干ばつといった災害の予防、農業の生産性の向上といったことに役立てられる。
衛星は、直径6mの傘のようなアンテナを持つ、大変ユニークな姿をしている。このアンテナは合成開口レーダーと放射計の、2種類の装置の目と耳として機能する。
合成開口レーダーとは、電磁波を地上に向けて照射し、反射して衛星に返ってきた信号を分析することによって観測する装置で、放射計は地表から出る電磁波の放射を計測する装置である。
SMAPという名前はSoil Moisture Active Passive(土に含まれる水分を能動的、受動的に観測)の頭文字から取られている。SMAPミッションは、もともとNASAで開発されていたESSPハイドロスという衛星が基になっている。
ESSPハイドロスは2005年にNASAの予算削減が原因で中止されたが、その遺産を活用してSMAPが組み立てられた。
打ち上げ時の質量は944kg。高度685km × 685km、軌道傾斜角98.1度の太陽同期軌道で運用され、8日ごとに同じ地点の上空を通過する。設計寿命は3年が予定されている。
続く
http://www.sorae.jp/030802/5432.html
February 1 - 2015 - デルタ
http://www.sorae.jp/newsimg15/0131delta2.jpg
Delta II launches SMAP
Image credit: ULA
ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)社は1月31日、地球観測衛星SMAPと4機の超小型衛星を搭載した、デルタIIロケットの打ち上げに成功した。
SMAPは地球全体の土壌に含まれる水分を観測する衛星で、天気予報の精度改善や、災害の防止などに役立てられる。
ロケットは太平洋標準時2015年1月31日6時22分(日本時間2015年1月31日23時22分)、カリフォーニア州にあるヴァンデンバーグ空軍基地のSLC-2Wから離昇した。
ロケットはブースターや第1段機体を分離しながら順調に飛行し、離昇から約56分50秒後に、SMAPを予定通りの軌道に投入した。またその後、4機の超小型衛星も分離された。
SMAPは米航空宇宙局(NASA)/ジェット推進研究所(JPL)が運用する地球観測衛星で、地球全体の土壌に含まれる水分と、凍結している箇所の融解具合を見ることを目的としている。
得られたデータは、天気予報や気候変動の予測の改善、洪水や干ばつといった災害の予防、農業の生産性の向上といったことに役立てられる。
衛星は、直径6mの傘のようなアンテナを持つ、大変ユニークな姿をしている。このアンテナは合成開口レーダーと放射計の、2種類の装置の目と耳として機能する。
合成開口レーダーとは、電磁波を地上に向けて照射し、反射して衛星に返ってきた信号を分析することによって観測する装置で、放射計は地表から出る電磁波の放射を計測する装置である。
SMAPという名前はSoil Moisture Active Passive(土に含まれる水分を能動的、受動的に観測)の頭文字から取られている。SMAPミッションは、もともとNASAで開発されていたESSPハイドロスという衛星が基になっている。
ESSPハイドロスは2005年にNASAの予算削減が原因で中止されたが、その遺産を活用してSMAPが組み立てられた。
打ち上げ時の質量は944kg。高度685km × 685km、軌道傾斜角98.1度の太陽同期軌道で運用され、8日ごとに同じ地点の上空を通過する。設計寿命は3年が予定されている。
続く
http://www.sorae.jp/030802/5432.html
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