理系にゅーす

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衝突

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1: 2016/01/08(金) 22:18:02.22 ID:CAP_USER.net
陽子内部のグルーオンの向きを精密測定 | 理化学研究所
http://www.riken.jp/pr/press/2016/20160108_4/

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要旨

理化学研究所(理研)仁科加速器研究センター理研BNL研究センター実験研究グループの秋葉康之グループリーダー、後藤雄二理研BNL研究センター研究員、尹寅碩(ユン・インソク)国際プログラム・アソシエイトらが参画する国際共同研究グループは、米国ブルックヘブン国立研究所(BNL)の偏極陽子衝突型加速器「RHIC(リック)」[1]を使って、これまでで最高の衝突エネルギー510 GeV(ギガエレクトロンボルト、ギガ=10億)で陽子内部のグルーオンの向きを精密測定することに成功しました。

陽子には内部構造があり、クォークとグルーオンと呼ばれる素粒子により構成されています。グルーオンはクォークを結びつける「のり」の役割をする素粒子です。
全ての粒子は地球の自転に似た「スピン」と呼ばれる「向き」を表す固有の性質を持っており、陽子の向きは“陽子内部のクォークの向きの合計で決まっている”と考えられていました。
しかし1980年代に、光を用いて陽子内部のクォークを調べたところ、その向きだけでは陽子の向きを説明できないことが分かり、「陽子の向き(スピン)の謎」として原子核物理学の大きな問題となりました。

この謎を解明するためには、陽子の内部にあり光とは直接反応しないグルーオンを調べることが必要でした。
これを実現したのが向きを揃えた陽子(偏極陽子)同士を高エネルギーで衝突させることができるRHICです。RHICでの偏極陽子加速は理研とBNLの国際協力により実現しました。
陽子同士を衝突させると陽子内部のグルーオンの衝突が起こり、中性π(パイ)中間子[2]が生成されるため、これを用いて内部のグルーオンを調べることができます。

理研の実験研究グループが参画するRHIC加速器のPHENIX実験[3]では、中性π(パイ)中間子の陽子の向きによる非対称度(アシンメトリ)[4]を測定しており、2003年~2009年には、陽子を200 GeVのエネルギーで衝突させる実験を行いました。
この結果から摂動QCD(Quantum Chromodynamics、量子色力学)[5]という理論により内部のグルーオンの向きを計算することができますが、このエネルギーでの衝突実験の測定だけでは、陽子内部の全てのエネルギーのグルーオンを測定したことにはなりません。
そのため、2012年~2013年にかけてRHICの最高衝突エネルギーである510 GeV、55%以上の陽子偏極度(陽子の向きが揃っている割合)による衝突実験を行いました。

衝突エネルギーを高くすると、逆に陽子内部のエネルギーの低いグルーオンに対する感度が高くなるため、今回の実験ではこれまでで最もエネルギーの低いグルーオンを測定したことになります。
510 GeVの実験データは、200 GeVでの測定よりも大きい正の非対称度を示しました。
これは、摂動QCD計算からも予測されたことで、低いグルーオンのエネルギー領域でも摂動QCDが有効な理論であり、グルーオンの向きの精密測定に利用できることを示しました。
これは、陽子の向きの謎の全容解明に向けた大きな一歩です。

本研究は、米国の科学雑誌『Physical Review D Rapid Communications』オンライン版(1月7日付け)に掲載されました。

続きはソースで

引用元: 【素粒子物理学】陽子内部のグルーオンの向きを精密測定 陽子の向きの謎を解明するための大きな一歩

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1: 2015/12/23(水) 17:44:02.93 ID:CAP_USER.net
巨大彗星、地球を脅かす恐れ 天文学チーム 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
http://www.afpbb.com/articles/-/3071243


【12月23日 AFP】天文学者チームは22日、地球に天体が衝突するリスクは、広く考えられているより高い可能性があるとの研究結果を発表した。チームは、遠方の巨大彗星(すいせい)に対する監視の強化を提唱している。

 英バッキンガム大学(University of Buckingham)などの研究チームによると、地球に衝突する可能性のある天体に関する研究の大半は、小惑星帯の天体に重点を置くものだという。
小惑星帯は、地球の隣の外惑星である火星の軌道から、外側は木星軌道までの範囲にほぼ分布する。

 だが、これよりはるかに大きな軌道を持つ「ケンタウルス族(Centaur)」と呼ばれる巨大彗星が過去20年間で数百個発見されたことで、潜在的な地球衝突危険天体のリストを拡大する必要に迫られていると研究チームは指摘した。

 通常は直径が50~100キロの氷と塵(ちり)の塊である巨大彗星は、太陽から最も遠い惑星の海王星をはるかに越えたところを始点とする不安定な楕円(だえん)軌道を持つ。

 彗星の軌道は、木星、土星、天王星、海王星などの巨大惑星の軌道を横切るため、惑星の重力場によって彗星の進路が地球の方向に曲げられる場合がある。これは、約4万年~10万年に1回の頻度で発生する。

 巨大彗星は、太陽に近づくにつれて徐々に崩壊する。彗星の破片による特徴的な尾を発生させるこの現象によって「地球への衝突は避けられなくなる」という。

 研究チームは、英王立天文学会(RAS)の学術誌「アストロノミー&ジオフィジックス(Astronomy and Geophysics)」に掲載された研究論文に「これほどの巨大彗星が崩壊すると、最大で10万年間に及ぶ長期間にわたって破片が断続的に地球に降り注ぐと思われる」と記している。

続きはソースで

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(c)AFP/Mariëtte Le Roux

引用元: 【天文学】「ケンタウルス族」と呼ばれる巨大彗星、地球を脅かす恐れ 天文学チーム

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1: 2015/12/18(金) 07:40:18.88 ID:CAP_USER.net
太古の地球に2つの天体が同時に衝突していた | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/121700368/


 およそ4億7000万年前、現在のスウェーデン中部は古代の浅い海に覆われ、プランクトンのような微小な生物が生息していた。だが、この穏やかな環境はじきに一変する。12月14日に科学者たちがアメリカ地球物理学連合(American Geophysical Union)の年次大会で行った発表によれば、過去数10億年で太陽系で起きたなかでも最大級の事件のせいだ。

 火星と木星の間の小惑星帯で2つの岩石が衝突し、直径200キロもの小惑星が粉々に砕けたのだ。破片は宇宙空間に飛び散り、地球に向かって飛んで行ったものもあった。
(参考記事:「太陽系 激動の過去 」)

 破片は現在、地球や火星といった岩石惑星がある太陽に近いエリア(内部太陽系)に入ると、一部が再び集まって固まり、「ラブルパイル小惑星」と呼ばれる小惑星になった。
「破片の塊」を意味する天体の一種である。だが、この岩石の集まりは、他とは違う特徴があった。自身の周りを周回する小さな天体を従えていたのだ。(参考記事:「イトカワにはなぜクレーターがほぼないのか」)

 ペアになった2つの天体は1200万年の旅の末、古代スウェーデンの海に落下し、鮮明な2つのクレーターを残した。正確に言うと、クレーターが2つあるとはっきり分かったのはわずか数年前のことだ。それまで、小さい方のクレーターは発見されていなかった。(参考記事:「地球の大規模クレーター10選」)

「2つのクレーターは同時に形成されたと、強く確信しています」と話すのは、発表を行ったスウェーデン、イエーテボリ大学のエリック・スターケル氏だ。

宇宙からのダブルショック 

 地球と衝突する可能性のある小惑星のうち、実は約15%が2つ1組になっている。にもかかわらず、ペアになったクレーターが地球上で確認されるのはまれだ。米サウスウエスト研究所のビル・ボトケ氏は、「年代がしっかり特定できて、近距離にはっきり2つあるとわかるクレーターを見つけるのは困難です」と話す。(参考記事:「月形成時の衝突の痕跡を小惑星帯からの隕石で発見」)

 4億5800万年前にできた2つのクレーター、「ロックネ」と「モリンゲン」は現在、スウェーデンの森と農場の中にある。大きい方のロックネは直径約7.5キロで、ラブルパイル小惑星が地球に衝突して形成された。そこから16キロの地点にあるモリンゲンは直径700メートルで、小さい方の天体の衝突で生まれた。

続きはソースで

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引用元: 【地球科学】太古の地球に2つの天体が同時に衝突していた 4億7000万年前に小惑星帯で天体が衝突、破片が地球に落ちた詳細が判明

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1: 2015/12/01(火) 22:37:14.89 ID:CAP_USER.net
これが最後のアンモナイト? 絶滅直前の化石 北海道浦幌で発見 (北海道新聞) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151201-00010003-doshin-sctch
生物絶滅直前のアンモナイト - NHK 北海道 NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20151201/3820411.html
【プレスリリース】十勝郡浦幌町で産出したアンモナイト化石が北太平洋地域で最後まで生き残っていたアンモナイトであることが判明しました | 北海道博物館
http://www.hm.pref.hokkaido.lg.jp/post/news/detail3141/
http://www.hm.pref.hokkaido.lg.jp/wp-content/uploads/2015/11/151120hm-pressrelease.pdf


最も新しい6680万年前 水道管曲げたような形

 北海道博物館(札幌市厚別区)は20日、2012年に十勝管内浦幌町で発掘された化石が6680万年前のもので、北太平洋地域では最も新しく、最後まで生き残っていたアンモナイトだと発表した。6600万年前には巨大隕石(いんせき)の衝突が原因とされる生物の「大量絶滅」が起きており、アンモナイトが大量絶滅直前まで、海の中で繁栄を続けたことを裏付ける発見だ。

 同博物館の栗原憲一学芸員らが明らかにした。この化石は12年8月に同町の茂川流布(もかわるっぷ)川沿いの露頭で発見。1体のアンモナイトの殻部分で、水道管を折り曲げたようなU字形をしており、最長部分が約30センチ。当初は種類は分からなかったが、他標本との比較から白亜紀に生息していた「異常巻きアンモナイト類」の「ディプロモセラス・シリンドラセアム」と同定した。

続きはソースで

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引用元: 【古生物学】これが最後のアンモナイト? 絶滅直前の化石 北海道浦幌で発見

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1: 2015/11/20(金) 21:16:04.28 ID:???.net
火星の衛星フォボスが崩壊し始めている (ナショナル ジオグラフィック日本版) - Yahoo!ニュース
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151120-00010000-nknatiogeo-sctch


 最新の分析によれば、火星の衛星フォボスは崩壊しつつある。

 NASAのゴダード宇宙飛行センターに所属するテリー・ハフォード氏らのチームは、11月11日の米国天文学会惑星科学部会の年次総会で、フォボスの表面に何本も走る長く浅い溝が火星の潮汐力でゆっくりと引き裂かれている最初の兆候だと発表した。フォボスの溝は天体の衝突によってできたと長らく考えられてきたが、火星の潮汐力によって引き裂かれる際の「ストレッチマーク」のようなものだという。

 フォボスは火星の上空約6000kmの軌道を回っており、惑星との距離は太陽系の衛星のなかでもっとも近く、火星の重力によって100年に2メートルずつ「落下」しているという。科学者らは3000万年から5000万年の間にフォボスが引き裂かれるのではないかと予想する。

続きはソースで

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引用元: 【天文学】火星の衛星フォボスが崩壊し始めている

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1: 2015/11/05(木) 16:58:07.94 ID:???*.net
カリフォルニア工科大学の天文学者ランガ-ラム・チャーリ博士は、欧州宇宙機関のプランク宇宙望遠鏡が収集した宇宙マイクロ波背景放射のデータを調べているときに、奇妙な事実を発見しました。

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博士は、プランク衛星による全天画像から、宇宙マイクロ波背景放射を取り除きました。
次に、星、ガス、塵などの信号をデータから取り除きました。

これらを取り除くと、画像中にはノイズしか残らないはずでしたが、実際には予想の4500倍も明るい輝点が散らばっていたのです。

博士は、宇宙物理学誌に投稿した論文の中で、これらの輝点が、「ビックバン後にわれわれの宇宙が他の並行宇宙と衝突したときの痕跡である可能性がある」と結論しました。

衝突は、138億年前にビックバンが起きてから数十万年が経過したときに起こったと考えられています。
データから、並行宇宙ではバリオンおよび光子の存在比が、われわれの宇宙と比べて10倍程度高かったことが読み取れます。このことは、並行宇宙の物理法則が、われわれの宇宙の物理法則とはまったく異なるものであったことを意味します。

続きはソースで

http://amenama.on.arena.ne.jp/?p=2425

画像
ランガ-ラム・チャーリ博士が並行宇宙衝突の痕跡と考える輝点の散らばり
http://amenama.on.arena.ne.jp/wordpress/wp-content/uploads/2015/11/parallel-universe.jpg

宇宙マイクロ波背景放射
http://amenama.on.arena.ne.jp/wordpress/wp-content/uploads/2015/11/CMB.jpg

欧州宇宙機関が運用するプランク宇宙望遠鏡
http://amenama.on.arena.ne.jp/wordpress/wp-content/uploads/2015/11/Planck_Space_Telescope.jpg



引用元: 【宇宙】ビックバン後、この宇宙は別の並行宇宙と衝突していた? 宇宙マイクロ波背景放射の中に「衝突の痕跡」らしきものを発見★2

ビックバン後、この宇宙は別の並行宇宙と衝突していた? 宇宙マイクロ波背景放射の中に「衝突の痕跡」らしきものを発見の続きを読む

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