理系にゅーす

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製造

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1: 2015/01/08(木) 12:44:00.31 ID:???.net
「ノーベル賞はいらない」 ドイツ、産業革命4.0の砦  :日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO81569610V00C15A1X11000/


 今、日本の政財界がひそかに注目する研究所がドイツにある。フラウンホーファー研究所。ドイツが国を挙げて進める「インダストリー4.0」を支える応用研究機関だ。「ノーベル賞はいらない」。彼らが目指すのは研究をいかに早く商品やサービスに変えるか。製造業復活を目指す日本にとって多くのヒントが隠されている。

■カーボンナノチューブ使ったテニスラケット開発

 世界ランク5位の偉業を果たした錦織圭選手をはじめ、多くのテニスプレーヤーの技を支えているのが炭素繊維を使ったラケット。カーボンナノチューブ技術を利用した新型が誕生したのは2002年のことだ。

 フラウンホーファー研究所で素材分野を担当しているイヴィツァ・コラリッチ氏(45)はある技術見本市で声をかけられた。「炭素繊維を使って、今までにない軽くて丈夫なラケットを作りたい」。男性はドイツのラケットメーカー、フォルクルの幹部。申し訳なさそうに付け加えた。「ただ、あまりお金がない」

 カーボンナノチューブは当時から注目されていたが、まだ航空宇宙産業などが導入を始めたばかり。開発資金は約6万ユーロ(約864万円)。だがコラリッチ氏は「これだ」と思ったという。

 資金不足を補うために他企業などとチームを作り開発を進めた。カーボンナノチューブを使った新素材のテニスラケットは世界で40万本売れる大ヒットになった。

 コラリッチ氏は今年、フラウンホーファーの2万3000人の技術者の中から「起業家精神をもつお手本研究者」に指名された。研究室にとどまることはない。各地の展示会や共同研究の工場などを渡り歩き、1年の3分の2は空席にしている。「ノーベル賞はいらない。やりがいは研究結果が直接中小企業の競争力になることだ」

 甘利明経済財政・再生相は昨年7月、フラウンホーファー研究所を視察した。帰国後すぐ、スタッフを2~3週間泊まり込みで派遣するように、と関係省庁に指示を出した。同研究所が内外から注目を浴びるのは、「基礎研究から世の中を変革するような新製品やサービスの種を見いだし、企業の実用化につないでいる」(甘利氏)から。


▼フラウンホーファー研究所 ドイツの官民出資の応用研究機関。67カ所に拠点を持ち、2万3000人の従業員を抱える。2013年の予算は20億ユーロを超えた。これは日本最大の応用研究機関である産業技術総合研究所の予算の約4倍だ。18世紀から19世紀に活躍したヨーゼフ・フォン・フラウンホーファー氏が名称の由来。太陽光スペクトルの基礎研究のほかレンズ加工など発明家、起業家としても活躍した。

(以下略)


http://www.nikkei.com/content/pic/20150107/96958A9F889DEAE3E7E4EBE4E3E2E2E7E2E3E0E2E3E78AE3E3E2E2E2-DSXMZO8156948005012015X11001-PB1-18.jpg

引用元: 【技術/産業】「ノーベル賞はいらない」 ドイツ、産業革命4.0の砦

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1: 2014/11/03(月) 23:53:52.66 ID:???.net
1000億円もの費用がかかる新薬開発コストの大半を占める臨床段階において、心臓に対する副作用で開発中止となるケースは約20%と一番多く、新薬開発のコスト増の要因となっています。そのため非臨床段階で心臓に対する副作用を正確に予測することが重要です。

そこでNEDOは、医薬品の心臓に対する不整脈などの副作用予測に利用するための、ヒトiPS細胞由来心筋細胞の大量製造技術の開発に着手します。
本プロジェクトでは、京都大学iPS細胞研究所の山下潤教授が開発したiPS細胞から心筋細胞への分化誘導技術をベースとし、新しい安全性評価試験法で求められる品質を備え、製造ロット間の差がない心筋細胞の大量製造を可能とする製造工程をタカラバイオ(株)が確立します。

続きはソースで

http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100326.html

引用元: 【医療】iPS細胞から心筋細胞を大量製造

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1: 2014/11/26(水) 13:43:14.02 ID:???0.net
NASA、国際宇宙ステーションで3Dプリンタによる造形物を作成
【Impress Watch】 (2014/11/26 12:38)

画像
http://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/677/597/01_s.jpg
25日(現地時間)に完成した最初の3Dプリントサンプル

米航空宇宙局(NASA)は25日(現地時間)、国際宇宙ステーション(ISS)において、3Dプリンタによる初めての樹脂立体物造形を完成させたことを発表した。

NASAの発表によれば、宇宙飛行士であるバリー・"ブッチ"・ウィルモア氏が17日に3Dプリンタを設置し、補正用の最初のテストプリントを実行。続いて20日に、最初のテストプリントを基に補正を施したプリントを地上側の操作チームが送ったコマンドによって実行した。

そして、24日に最初のプリント品を製造するためのコマンドを地上チームが送信。25日朝にウィルモア宇宙飛行士が取り出して点検したところ、予想以上にトレイの一部の粘着力が強かったほか、微小重力において層の結合具体が異なることを確認。

続きはソースで


ソース: http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20141126_677597.html
動画: http://www.youtube.com/watch?v=6BAy2fiBElU



プレスリリース:
Open for Business: 3-D Printer Creates First Object in Space on International Space Station
http://www.nasa.gov/content/open-for-business-3-d-printer-creates-first-object-in-space-on-international-space-station/

引用元: 【科学】NASA、国際宇宙ステーションで3Dプリンタによる造形物を作成 [14/11/26]

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1: 2014/11/25(火) 22:06:51.41 ID:???0.net
 ディスカバリーチャンネルで放送されている「怪しい伝説」が、iPhoneとiPadにも搭載されているゴリラガラスの強度を検証する実験を行いました。
 
誰もが疑問に思ったことのある噂を徹底検証する、日本でも放送中のディスカバリーチャンネルの人気シリーズ「怪しい伝説(Mythbusters)」で、iPhoneやiPadにも搭載されている、コーニング社のゴリラガラスの強度の検証が行われました。

6年間で格段の進化を遂げたガラス
「伝説バスターズ」のアダム・サヴェッジとジェイミー・ハイネマンは、まず2008年当時出回っていた携帯電話と現行モデル(Moto Xらしい)のディスプレイに対し、鍵でひっかく、装置を使って1メートルの高さから落下したときと同等の衝撃を与える、という実験を行いました。
 
古い携帯のディスプレイをひっかくと簡単に傷がつき、衝撃を与えると見事にひび割れましたが、ゴリラガラスを搭載した現行モデルのほうは無傷でした。
 
2人は次にゴリラガラスがどのように製造されているかのデモを行ったあと、コーニングが現在のように携帯やノートパソコンのディスプレイといった小さいものだけでなく、自動車のフロントガラスのような大きなものにゴリラガラスを採用する予定であることを明らかにしました。
 
エアキャノンで撃つという検証実験の結果、ゴリラガラスを使ったフロントガラスは、現行のものよりも薄く、軽いだけでなく、丈夫であることが証明されました。

今後のiPhoneに採用されるのは?
アップルは当初から、iPhoneとiPadにゴリラガラスを採用してきましたが、サファイアガラスに切り替えるのではという噂が根強く流れています。
倒産という結果に終わったものの、GT Advanced Technologiesとのサファイアガラス製造の提携や、Apple Watchへの搭載の話があるためです。
 
コーニングはこのほど、新製品「ゴリラガラス4」を発表しました。
従来品より薄いにも関わらず、1メートルの高さからの落下試験でも80%に割れが生じなかったとされ、ゴリラガラス3よりもさらに強度が強化されています。
 
次期iPhoneに搭載されるのは果たしてサファイアガラスでしょうか、それともゴリラガラス4でしょうか。
 
http://news.livedoor.com/article/detail/9505637/

動画
The Glass Age, Part 2: Strong, Durable Glass
https://www.youtube.com/watch?v=13B5K_lAabw&feature=youtube_gdata_player


引用元: 【経済】iPhoneにも搭載のゴリラガラス その強度を検証

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1: 2014/11/14(金) 14:04:35.27 ID:???*.net
白色の太陽電池モジュール、スイス企業が製造方法を開発
【AFPBB News】 2014/11/14 12:00

【11月14日AFP】建物の外壁と調和し、存在がほぼ分からなくなる白色の太陽電池モジュールを製造する方法を開発したと、スイスの開発研究企業が前月、発表した。

応用研究を行っている非営利企業「スイス・エレクトロニクス・マイクロテクノロジー・センター(Swiss Center for Electronics and Microtechnology、SCEM)」によると、同社はセルや接続部が目立たない白色の太陽電池モジュールを製造可能な新技術を開発したという。「過去数十年間、建築家たちは太陽光発電の部品の色をカスタマイズし、建物の外観と調和する方法を求めてきた」と、同社は声明で述べた。

SCEMによれば、太陽光の吸収を最大化するために設計されたごく一般的な濃い青色の太陽電池モジュールの問題は、「視覚的に美しくない」見た目だった。

上品さと汎用性を兼ね備えていることから人気の高い白色だが、光を吸収するよりも反射する傾向があるところが難題だったとSCEMは述べる。

この問題を解決するため、SCEMは太陽の赤外線を電力に変換する太陽電池技術を採用し、「赤外線を通す一方で、可視スペクトル全域を反射する」特殊なフィルターと組み合わせた。この手法を用いれば、結晶シリコンの太陽発電技術を用いて、純白を含めどのような色の建物にも境目なく調和するモジュールを作ることができるという。

■ノートパソコンや車への応用、動作温度が低い利点も
「この技術は既存のモジュールの上に適用することもできれば、製造中の新規モジュールに組み込むこともでき、平面にも曲面にも利用可能」とSCEMは述べる。また、建物の他にも、ノートパソコンや自動車産業、家電製品への応用でも「かなりの注目」を集めることを見込んでいる。

審美的な魅力に加え、白色の太陽電池は他にも利点があるという。反射される可視光線は熱の原因にはならないため、白色の太陽電池は従来のものと比べて20~30度低い温度で動作することになると、同社は述べた。(c)AFP

ソース: http://www.afpbb.com/articles/-/3030331

引用元: 【科学】白色の太陽電池モジュール、スイス企業が製造方法を開発 [14/11/14]

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1: 2014/10/12(日) 22:56:21.18 ID:???.net
世界初!ピザ型人工タンパク質の設計・製造に成功しました
―ナノバイオテクノロジー中核部品の設計・製造方法確立に期待―

平成26年10月8日
横浜市立大学研究推進課
理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センター

~米国科学アカデミー紀要『PNAS』に掲載~
(米国東部標準時間10月6日午後3時00分:日本時間10月7日午前4時00分)

横浜市立大学大学院生命医科学研究科のJeremy R.H.Tame教授と、理化学研究所ライフサイエンス技術基盤研究センターのKam Y.J. Zhang博士、Arnout R.D.Voet博士らの共同研究グループが、コンピューターによる完全回転対称プロペラ型(愛称ピザ型)人工タンパク質設計方法を開発し、設計通りのタンパク質が実際に製造できることを証明しました。

形状がイタリア料理のピザに似ていることから、このタンパク質は「ピザ型」と名付けられました。
製造に成功したピザ型人工タンパク質は、極めて小さく、熱に対する安定性も高いため、ナノバイオテクノロジー分野での応用が期待されています。

本研究成果は、アメリカ合衆国の学術雑誌『PNAS』(Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
(米国科学アカデミー紀要)」(日本時間 平成26年10月7日付)にオンライン掲載されました。

ポイント
○世界発の「完全回転対称型プロペラタンパク質」設計および製造の成功
○ナノバイオテクノロジー中核部品への応用が期待される

研究の内容と成果
生物の進化で「遺伝子重複」が重要な役割を果たした、という学説があります。
タンパク質の設計図である遺伝子がコピーされて増えることで、様々な遺伝子へと変化していったという説ですが、この説に基づいた完全対称型タンパク質の設計や、構造解析による完全対称型タンパク質検索の試みに対しては現在まで成功例がなかったため、
学説は間違っているのではないかという意見もありました。

今回、私たちは「プロペラ型ファミリー」と呼ばれるグループに属するタンパク質の人工設計に取り組み、完全回転対称プロペラ型人工タンパク質を設計し、世界で初めてそのタンパク質の製造に成功しました。
設計方法の基本アイディアに「遺伝子重複説」を取り入れました。現在知られている類似タンパク質の遺伝子群は、同一の先祖タンパク質遺伝子が重複、変化してできたものである、という仮説に基づき、先祖タンパク質遺伝子をコンピューターによって予想しました。

この先祖タンパク質は、6個の同一タンパク質が自己組織化により合体して、6回回転対称形状を持ち、非常に安定であると予想されました。
この遺伝子を人工的に化学合成し、タンパク質を製造したところ、予想通りの形状を持つことを明らかにしました。

図1 ピザ型人工タンパク質の構造
ピザ型人工タンパク質のリボンモデル図です。
6個の同一部品が自己組織化により合体して、完全6回回転対称型構造になりました。
左下の「1nm」は、1ナノメートルの大きさ(1ミリメートルの1,000,000分の1)を示しています。
http://www.yokohama-cu.ac.jp/univ/pr/press/images/141008tame_1.jpg
(引用ここまで 全文は記事引用元でご覧ください)
___________

▽記事引用元
http://www.yokohama-cu.ac.jp/univ/pr/press/141008_res.html
横浜市立大学(http://www.yokohama-cu.ac.jp/index.html) 平成26年10月8日

記者発表資料
http://www.yokohama-cu.ac.jp/univ/pr/press/pdf/141008_res.pdf

引用元: 【構造生物学】世界初!ピザ型人工タンパク質の設計・製造に成功しました/横浜市立大 理化学研究所

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