理系にゅーす

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観測

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1: 2014/09/25(木) 21:28:43.24 ID:???.net
観測衛星が捉えた宇宙のちりの地図が新たに発表され、先ごろ話題をさらった“原始宇宙の重力波を観測した”という報告の雲行きが怪しくなってきた。

今年3月、南極にあるBICEP2望遠鏡で観測を行った物理学者のチームが、宇宙マイクロ波背景放射(CMB)の地図上に、驚くほど強力な重力波の痕跡を見つけたと報告した。全天に広がるCMBは、ビッグバンの余波で残った余熱と考えられている。

BICEP2チームは、宇宙のごく狭い領域におけるCMBの温度のゆらぎの中に、時空の織物の”さざ波”という形で、重力波の強力な信号が見られると報告していた。こうしたさざ波の検出は、約138億年前に起こったビッグバン直後に宇宙が急激な膨張したとする標準的な”インフレーション”理論を裏づけるものと思われた。

しかし、欧州宇宙機関(ESA)の人工衛星プランクで観測を行う研究チームが、BICEP2チームと共同でこのほど発表した新しい“銀河のちり”の地図は、今春報告された重力波の信号が見間違いであった可能性を示唆している。
この信号は、マイクロ波を放射する熱い銀河のちりにより引き起こされたもので、BICEP2チームはその信号に騙されたかもしれないのだ。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20140925002

引用元: 【宇宙】“宇宙膨張の証拠”、窮地に

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1: 2014/09/23(火) 20:49:45.22 ID:???.net
大気観測機、火星に到達=NASA

【ワシントン時事】米航空宇宙局(NASA)によると、昨年11月にNASAが打ち上げた火星周回探査機「メイブン」が21日、火星の軌道に乗った。
火星の大気や水が失われた謎の解明に向け、各種観測を行う。
 
メイブンは約10カ月をかけ、火星の上層大気圏の観測機として初めて約7億1000万キロを飛行して火星に到達した。
メイブンには、火星探査計画の広報の一環として、世界中から公募した俳句1100句以上を収めたDVDも載せられている。
(2014/09/22-12:36)
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▽記事引用元
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014092200314
時事ドットコム(http://www.jiji.com/)2014/09/22-12:36配信記事

▽関連リンク
NASA
September 21, 2014
RELEASE 14-260
NASA’s Newest Mars Mission Spacecraft Enters Orbit around Red Planet
http://www.nasa.gov/press/2014/september/nasa-s-newest-mars-mission-spacecraft-enters-orbit-around-red-planet/

MAVEN Mars Atmosphere and Volatile Evolution
http://www.nasa.gov/mission_pages/maven/main/index.html

引用元: 【宇宙】火星周回探査機「メイブン」 火星の周回軌道に到達/NASA

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1: 2014/09/22(月) 08:29:51.74 ID:???.net
【9月19日 AFP】2014年8月の世界の平均気温は陸上、海上ともに観測史上最高だったと、米海洋大気局(National Oceanic and Atmospheric Administration、NOAA)が18日、発表した。

NOAAの月次気候報告書によると、今年の8月の世界平均表面温度は16.35度で、20世紀の8月の平均気温15.6度を約0.75度上回ったという。また、今年の1~8月の気温は1880年の観測開始以来、史上3番目に高かった。

この傾向が続くと、2014年は全地球規模で記録的な暑さの年になるとみられ、地球温暖化の進行速度と化石燃料消費に対する新たな懸念が生じている。

NOAAの気象学者、ジェイク・クラウチ(Jake Crouch)氏は報道陣に対し、今年の8月は「月別平均値との差が観測史上最高だった」と指摘。
残る4か月間について「同様に平均気温を上回る傾向が続くと、今年は2010年を抜いて記録史上最も気温が高かった年になる」
「9月~12月の各月が観測史上で上位5位以内に入れば、2014年は世界気温が記録史上最高の年になる」と述べた。(c)AFP

http://www.afpbb.com/articles/-/3026399

引用元: 【地球】8月の世界平均気温、観測史上最高

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1: 2014/09/19(金) 10:16:19.65 ID:???.net
欧州原子核研究機構(CERN)らは、国際宇宙ステーション(ISS)に搭載したアルファ磁気分光器(AMS)による 最新の研究成果を発表した。この研究は、AMSで検出した410億個の粒子の分析に基づくもので、宇宙線の流束中で観測される過剰な陽電子(電子の反物質)の謎について新たな洞察を与えるとされる。
Physical Review Letters に論文が掲載された。

AMS実験では、宇宙線の流束をこれまでにない精度で図像化することができる。
今回発表された成果では、過去に記録のないエネルギーでのデータが提示されている。
分析した410億個の一次宇宙線の事象中、1000万個について、電子および陽電子であると特定した。
これらの事象のエネルギー範囲0.5~500GeVでの分布は、宇宙からのそれらしい入射方向がないにもかかわらず、8GeVからの陽電子の増加がみられることを示している。
陽電子の比率の増加が止まるエネルギーは、275±32GeVと測定されている。

この「カットオフエネルギー」以降の陽電子の比率の減少は非常に重要である。
「過剰な陽電子はダークマター粒子が対消滅して電子・陽電子対となった痕跡である」ということを示している可能性があるためである。現時点での観測結果は、パルサーのような物体によっても説明できるものであるが、1TeVオーダーでのダークマター粒子とも興味深い一致を見せる。ダークマターの性質に関するいくつかのモデルは、通常の宇宙線衝突から予想される陽電子比率を上回る過剰な陽電子の挙動について予測している。
近い将来、このシグナルがダークマター由来のものなのか、他の発生源に由来するのかを評価する上で、より高いエネルギーでの観測結果がきわめて重要になると思われる。

以上、CERN広報資料:New results from the AMS experiment in space(野良ハムスター★訳)
http://home.web.cern.ch/about/updates/2014/09/new-results-ams-experiment-space

ISSに搭載されたAMSの外観
http://home.web.cern.ch/sites/home.web.cern.ch/files/styles/medium/public/image/update-for_the_public/2014/09/ams_iss.jpg?itok=IS3nmrS0

プレスリリース:
Latest measurements from the AMS experiment unveil new territories in the flux of cosmic rays
http://press.web.cern.ch/press-releases/2014/09/latest-measurements-ams-experiment-unveil-new-territories-flux-cosmic-rays

論文:High Statistics Measurement of the Positron Fraction in Primary Cosmic Rays of 0.5-500 GeV
with the Alpha Magnetic Spectrometer on the International Space Station
Phys. Rev. Lett. 113, 121101 - Published 18 September 2014
DOI: http://dx.doi.org/10.1103/PhysRevLett.113.121101

引用元: 【宇宙物理】ダークマターの痕跡を検出か CERN、アルファ磁気分光器の最新観測結果を報告

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1: 2014/09/18(木) 13:00:13.57 ID:???0.net
矮小銀河の中心に超大質量ブラックホール発見
【AFPBB News】 2014/09/18 09:22

【9月18日AFP】超小型の矮小(わいしょう)銀河の中心に潜む「超大質量」ブラックホールを、ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)を用いた観測で発見したとの研究論文が、17日の英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された。超大質量ブラックホールが存在する銀河としては観測史上最小と いう。

論文によるとこの超大質量ブラックホールは、超小型ながらも非常に高密度で星が凝集している銀河「M60-UCD1」の中心部で発見された。同銀河は地球から約5000万光年の距離にある。

M60-UCD1には約1億4000万個の星が詰まっているが、直径は天の川銀河(Milky Way)の500分の1に当たる300光年しかない。

ブラックホールは、光さえも外に出られないほどの極めて強力な重力を持つ不思議な天体。
超大質量ブラックホールはこれまで、天の川銀河を含む大型銀河の中心でのみ見つかっており、これほど小型の銀河で発見されたのは今回が初めてだ。

今回の観測を行った天文学者チームは、同ブラックホールの質量を算出したところ、M60-UCD1銀河の全質量の15%に上るという結果が出て驚いたという。同ブラックホールは、太陽の2000万倍、天の川銀河の中心にあるブラックホールの5倍に相当する質量を持っていた。

考えられる説明の一つは、M60-UCD1がかつて、はるかに大型の銀河の一部だったが、銀河が分裂してブラックホールを含む部分が残されたというものだ。

もしこの説が誤りで、超コンパクトな矮小銀河の内部には一般的に超大質量ブラックホールが潜んでいるということが、さらなる観測によって判明した場合には、学説の再考が求められることになるかもしれない。

今回の発見は、天の川銀河を含む宇宙の領域に、これまで推測されていた数の2倍のブラックホールが存在する可能性があることを意味すると、論文は指摘している。(c)AFP

ソース: http://www.afpbb.com/articles/-/3026224

引用元: 【天文学】矮小銀河の中心に超大質量ブラックホール発見、英科学誌ネイチャーに掲載 [14/09/18]

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1: 2014/08/19(火) 10:02:20.60 ID:???.net
降雨観測衛星「トリム」運用終了へ - 17年間のミッションに幕
[2014/08/18]

米航空宇宙局(NASA)は8月12日、 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同の熱帯降雨観測衛星「TRMM(トリム)」が燃料切れに近い状態にあり、2016年2月の大気圏突入とともに運用を終了する予定と発表した。

「トリム」は1997年に打ち上げられたNASA・JAXA共同開発の地球観測衛星で、降雨レーダー、マイクロ波観測装置、雷観測装置などを装備し、17年にわたり熱帯海洋域を含む地球規模での降雨観測に貢献してきた。
2014年2月には後継機「GPM」が打ち上げられ、「トリム」より広範囲での観測が実現している。

同機はすでに高度402kmから降下を始めており、残存している若干の燃料は降下している間、スペースデブリとの衝突を避けるために使用されるという。

なお、降雨データの提供は近く停止するが、マイクロ波観測装置と雷観測装置については大気圏突入まで引き続き運用されるとのこと。
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▽記事引用元 
http://news.mynavi.jp/news/2014/08/18/232/
マイナビニュース(http://news.mynavi.jp/)2014/08/18配信記事

▽関連リンク
JAXA
TRMM(Tropical Rainfall Measuring Mission)
http://www.eorc.jaxa.jp/TRMM/index_j.htm
NASA
TRMM
http://pmm.nasa.gov/node/158
http://trmm.gsfc.nasa.gov/

引用元: 【宇宙】熱帯降雨観測衛星「TRMM(トリム)」運用終了へ 17年間のミッションに幕/NASA JAXA

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