理系にゅーす

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解析

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1: 2018/02/23(金) 17:05:00.38 ID:CAP_USER
【2月23日 AFP】
世界の野生種のウマは、すでに絶滅していたとする研究結果が22日、発表された。ウマの祖先の最新DNA分析に基づく系統樹の書き換えにつながる予想外の結果だという。

 米科学誌サイエンス(Science)に掲載された論文によると、地球に現存する最後の野生種と大半の人々が考えていた「プルツワルスキー(Przewalski、 モウコノウマ)」は、実際には所有者の元から逃げ出した家畜馬の子孫なのだという。

 論文の共同執筆者で、米カンザス大学(University of Kansas)生物多様性研究所・自然史博物館考古学部門の学芸員のサンドラ・オルセン(Sandra Olsen)氏は「これは大きな驚きだった」と話すも、「結果は、生きている野生馬が地球上に存在しないことを意味している。
これは悲しむべき部分だ」と付け加えた。

 研究は、カザフスタン北部の「ボタイ(Botai)」と「クラスヌイヤール(Krasnyi Yar)」の2か所で行われた考古学的調査に基づいている。
科学者らはこれらの遺跡で、今から5000年以上さかのぼる最古のウマ家畜化の証拠を発見していた。

 このルーツをさらに掘り下げるために、国際研究チームは遺跡で発掘された歯と骨に基づき、ボタイ遺跡のウマ20頭と、ユーラシア(Eurasia)大陸全域のウマ22頭のゲノム(全遺伝情報)を解析した。

 次に研究チームは、今回解析した古代のウマのゲノムと、すでに公開されている古代馬18頭と現生馬28頭のゲノムデータとを比較した。

 その結果、プルツワルスキーは、約5500年前にカザフスタン北部ボタイの人々に飼われていた、知られている中で最古の家畜馬の子孫であることが明らかになった。

続きはソースで



 これは、野生種と考えられていた馬が、実際には野生化した馬だったことを意味している。
プルツワルスキーは家畜化から逃れた馬であり、当初から野生だったわけではなかったのだ。

(c)AFP

関連ソース画像
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/c/3/700x460/img_c336651c0a6594492a48dde4fa1bad81239348.jpg

AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3163756
ダウンロード (2)


引用元: 【動物】野生馬、地球上からすでに絶滅していた DNA分析で判明[02/23]

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1: 2018/02/13(火) 23:36:54.15 ID:CAP_USER
うつ病と言語の関係を調査する方法として、これまで取られていたアプローチは、研究者が実際の被験者のノートを読み、メモを取ったりすることでした。
当然、人の手による調査となるため、研究を前に進めるのに時間がかかっていたとのこと。
テキストの自動解析と機械学習を用いて分析してみたところ、これまで知られていなかった「うつ病」の人たちがよく使う言葉や表現が明らかになってきています。

Depression warning signs: Pay attention to the words they use — Quartz
https://qz.com/1198671/depression-warning-signs-pay-attention-to-the-words-they-use/

うつ病の症状を訴える人の多くが「孤独な」「悲しい」「悲惨な」など、否定的な感情を示す「形容詞」や「副詞」を多用する傾向にあります。
しかし、最も興味深いものは代名詞の使用方法にあり、「自分」「自分自身」「私」など一人称の代名詞を多用することが判明したとのこと。

逆に「彼ら」「彼女」など三人称の代名詞はほとんど使用されないことが明らかになりました。
この結果から、うつ病の人々は自分自身に強く重きを置いており、他者とのつながりが少ないことを示しているとのこと。
研究によると、「うつ」を特定するには「否定的な感情を表す言葉」よりも「代名詞の使い方」を調べる方がより効果的であると報告されています。

続きはソースで

関連ソース画像
https://i.gzn.jp/img/2018/02/09/depression-use-language/01_m.jpg

GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20180209-depression-use-language/
ダウンロード


引用元: 【心理学】機械学習を使った調査で「うつ」病の人がよく使いがちな言葉が判明[02/09]

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1: 2017/12/25(月) 11:09:16.26 ID:CAP_USER
胎児に栄養や酸素を供給する重要な器官である胎盤。胎盤幹細胞(TS細胞)は、自己複製能と胎盤の細胞に分化する能力を持った胎盤由来の特殊な細胞で、ヒト胎盤の発生や機能を研究する上で有用なツールとなると期待されている。
しかし、これまでにマウスTS細胞の培養法は既に確立されているものの、ヒトTS細胞の樹立は困難とされてきた。

 東北大学の岡江寛明助教、有馬隆博教授のグループは、九州大学の佐々木裕之教授、須山幹太教授のグループと共同で、ヒト胎盤の主要な構成細胞であるトロフォブラスト幹細胞からヒトTS細胞を樹立することに世界で初めて成功した。

 ヒト胎盤の中に存在する細胞性トロフォブラストは、高い増殖能と多分化能を持つ。
本研究では、細胞性トロフォブラストの増殖が生体内でどのように制御されているのかを理解するため、ヒト胎盤からトロフォブラストを高純度に分離し、トロフォブラストで機能している遺伝子を網羅的に解析したという。

続きはソースで

論文情報:【Cell Stem Cell】Derivation of Human Trophoblast Stem Cells

大学ジャーナル
http://univ-journal.jp/17548/
ダウンロード


引用元: 【医学】世界初、ヒト胎盤幹細胞(ヒトTS細胞)の樹立に成功 東北大学と九州大学

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1: 2017/12/21(木) 05:39:49.75 ID:CAP_USER9
強い衝撃でガンマ線発生
中性子星合体で観測
共同通信:2017/12/21 03:00
http://this.kiji.is/316274397868524641?c=39546741839462401

 【ワシントン共同】高密度の天体「中性子星」同士が合体した際に、強い衝撃によってガンマ線が発生する仕組みの一端が分かったと、米カリフォルニア工科大などのチームが20日付の英科学誌ネイチャーに発表した。

 8月に中性子星の合体による重力波が初観測された際、ほぼ同時に「ガンマ線バースト」という爆発現象が捉えられた。

続きはソースで
ダウンロード (6)


引用元: 【科学】強い衝撃でガンマ線発生 中性子星合体で観測 米カリフォルニア工科大

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1: 2017/12/14(木) 08:35:04.24 ID:CAP_USER
日本に壊滅的な被害をもたらす「巨大カルデラ噴火」と呼ばれる火山噴火が100年以内に1%の確率で発生するとの予測を神戸大の巽(たつみ)好幸教授(マグマ学)らがまとめ、22日に発表した。現時点で差し迫っている状況ではないが、最悪の場合は日本の総人口にほぼ匹敵する約1億2千万人が死亡すると試算し、観測や研究の強化を求めた。

 巨大カルデラ噴火は最大規模の破局的な噴火。
火山灰などの噴出物は東京ドーム約8千杯分に相当する100億立方メートル以上で、通常の大規模噴火の数倍から100倍以上に当たる。噴火後、直径2キロ以上の巨大なくぼ地(カルデラ)を形成するのが特徴だ。

 日本では過去12万年間に阿蘇(熊本県)、十和田(青森・秋田県)などで13回発生。
これらの規模と頻度を統計学的に解析し、今後の発生確率を算出した。

 巽教授によると、巨大カルデラ噴火の発生確率を統計学的な手法で算出したのは初めて。

続きはソースで

関連ソース画像
http://www.sankei.com/images/news/141022/afr1410220036-p1.jpg

産経ニュース
http://www.sankei.com/affairs/news/141022/afr1410220036-n1.html
ダウンロード (1)


引用元: 【地震学】巨大噴火の発生確率100年で1% 神戸大が試算、壊滅的な被害予測

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1: 2017/12/19(火) 02:06:19.83 ID:CAP_USER9
読売新聞 2017年12月15日 05時20分
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20171214-OYT8T50003.html
(『核DNA解析でたどる日本人の源流』に掲載された図をもとに作成)
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20171214/20171214-OYT8I50004-L.jpg
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20171214/20171214-OYT8I50024-L.jpg
沖縄・石垣島の白保竿根田原洞穴遺跡から出土した約2万7000年前の日本最古の人骨
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20171214/20171214-OYT8I50007-L.jpg

 日本人のルーツの一つ「縄文人」は、きわめて古い時代に他のアジア人集団から分かれ、独自に進化した特異な集団だったことが、国立遺伝学研究所(静岡県三島市)の斎藤 成也 教授らのグループによる縄文人の核DNA解析の結果、わかった。現代日本人(東京周辺)は、遺伝情報の約12%を縄文人から受け継いでいることも明らかになった。縄文人とは何者なのか。日本人の成り立ちをめぐる研究の現状はどうなっているのか。『核DNA解析でたどる日本人の源流』(河出書房新社)を出版した斎藤教授に聞いた。

世界最古級の土器や火焔土器…独自文化に世界が注目

 縄文人とは、約1万6000年前から約3000年前まで続いた縄文時代に、現在の北海道から沖縄本島にかけて住んでいた人たちを指す。平均身長は男性が160センチ弱、女性は150センチに満たない人が多かった。現代の日本人と比べると背は低いが、がっしりとしており、彫りの深い顔立ちが特徴だった。

 世界最古級の土器を作り、約5000年前の縄文中期には華麗な装飾をもつ火焔土器を創り出すなど、類を見ない独自の文化を築いたことで世界的にも注目されている。身体的な特徴などから、東南アジアに起源をもつ人びとではないかと考えられてきた。由来を探るため、これまで縄文人のミトコンドリアのDNA解析は行われていたが、核DNAの解析は技術的に難しかったことから試みられていなかった。

 斎藤教授が縄文人の核DNA解析を思い立ったのは、総合研究大学院大学教授を兼務する自身のもとに神澤秀明さん(現・国立科学博物館人類研究部研究員)が博士課程の学生として入ってきたことがきっかけだった。「2010年にはネアンデルタール人のゲノム(全遺伝情報)解読が成功するなど、世界では次から次に古代人のDNAが出ていたので、日本でもやりたいと思っていた。神澤さんが日本人の起源をテーマにしたいということだったので、縄文人の核DNA解析に挑戦することにした」と振り返る。

福島・三貫地貝塚人骨のDNA解読に成功

 問題は、縄文人骨をどこから手に入れるか、だった。ねらいをつけたのは、自身が東大理学部人類学教室の学生だったころから知っていた東大総合研究博物館所蔵の福島県・三貫地貝塚の人骨だった。同貝塚は60年以上前に発掘され、100体を超える人骨が出土した約3000年前の縄文時代後期の遺跡。同博物館館長の諏訪元教授に依頼すると、快諾。男女2体の頭骨から奥歯(大臼歯)1本ずつを取り出し、提供してくれた。

 解析を担当する神澤さんがドリルで歯に穴を開け、中から核DNAを抽出。コンピューターを駆使した「次世代シークエンサー」と呼ばれる解析装置を使い、核DNAの塩基32億個のうちの一部、1億1500万個の解読に成功した。東ユーラシア(東アジアと東南アジア)のさまざまな人類集団のDNAと比較したところ、驚くような結果が出た。中国・北京周辺の中国人や中国南部の先住民・ダイ族、ベトナム人などがお互い遺伝的に近い関係にあったのに対し、三貫地貝塚の縄文人はこれらの集団から大きくかけ離れていた。

 「縄文人は東南アジアの人たちに近いと思われていたので、驚きでした。核DNAの解析結果が意味するのは、縄文人が東ユーラシアの人びとの中で、遺伝的に大きく異なる集団だということです」と斎藤教授は解説する。
 

アジア集団の中で最初に分岐した縄文人 
 20万年前にアフリカで誕生した現生人類(ホ◯・サピエンス)は、7万~8万年前に故郷・アフリカを離れ、世界各地へと広がっていった。旧約聖書に登場するモーセの「出エジプト」になぞらえ、「出アフリカ」と呼ばれる他大陸への進出と拡散で、西に向かったのがヨーロッパ人の祖先、東に向かったのがアジア人やオーストラリア先住民・アボリジニらの祖先となった。

 縄文人は、東に向かった人類集団の中でどういう位置づけにあるのか。「最初に分かれたのは、現在、オーストラリアに住むアボリジニとパプアニューギニアの人たちの祖先です。その次が、縄文人の祖先だと考えられます。しかし、縄文人の祖先がどこで生まれ、どうやって日本列島にたどり着いたのか、まったくわかりません。縄文人の祖先探しが、振り出しに戻ってしまいました」

続きはソースで
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引用元: 【歴史】遺伝的に近かった「出雲人」と「東北人」…「縄文人」は独自進化したアジアの特異集団だった!

遺伝的に近かった「出雲人」と「東北人」…「縄文人」は独自進化したアジアの特異集団だった!の続きを読む

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