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解読

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1: 兄者P提督◆oVQwBwg15o 2014/03/14(金)23:18:57 ID:BDl0H88JQ

 私たちが学ぶ「歴史」とは、過去に起きた大きな出来事のあらましや権力者たちの行動を、極めて簡潔に整理したものに過ぎない。しかし有名無名を問わず、ある時代にはその時代を生きた人の数だけの人生と、誰にも語り継がれることのない喜怒哀楽があったはずだ。
そんな「人間の営みとしての歴史」に思いを馳せずにはいられない話題をお届けしよう。

 科学サイト「LiveScience」が3月5日に報じたところによると、この度、1,800年前の名も無きエジプト人が書いた手紙の内容が解読され、その男性の想いや人柄が明らかになったという。

■誰の手紙? どんな内容?

 この手紙の差出人の名は、アウレリウス・ポリオン。彼が生きていた当時のエジプトは、ローマ帝国の支配下にあった。志願兵としてローマ軍に入隊した若きポリオンは、東欧「パンノニア(現在のハンガリー周辺)」の地に赴任していた。今回解読されたのは、そんな彼が、遠く離れた祖国に住む家族に宛てて送った手紙だ。


「みなさんの事を心配しています。なぜなら、私からの手紙を何通も受け取っているはずなのに、一向に返事を書いてくれないからです。だから私は、あなたたちがどう……」
(それ以降の部分は失われてしまっている)

「みなさんが日々健康に過ごしていることを祈っています。手紙を書くことを止めはしませんが、あなた達の心の中に私の姿はないのかもしれませんね……」


続きを読む場合は以下を↓
(引用元)TOCANA 2014.03.11
http://tocana.jp/2014/03/post_3781.html



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1: 白夜φ ★ 2014/01/21(火) 00:16:02.16 ID:???

鉤虫のゲノム解読、感染症の新たな治療法開発に期待 国際研究
2014年01月20日 17:06 発信地:パリ/フランス

【1月20日 AFP】鉤虫(こうちゅう)のゲノム(全遺伝情報)を解読し、この寄生虫が引き起こす感染症へのより効果的な治療法の開発に道を開いたとする研究論文が、19日の米科学誌ネイチャー・ジェネティクス(Nature Genetics)で発表された。鉤虫の感染症患者は全世界で約7億人に上るとされる。

米ワシントン大学医学部(Washington University School of Medicine)などの国際研究チームは、宿主に侵入して人体免疫系の防御システムを回避し、最大10年間にわたって人の血液を吸って生き続ける鉤虫の活動を助ける遺伝子を特定した。

論文共著者の1人で同大医学部のマケドンカ・ミトリーバ(Makedonka Mitreva)氏は、AFPの取材に「発見は、鉤虫の生存に不可欠な分子に関する情報を提供するものだ」と述べ、寄生虫感染症の有効な治療法の開発ターゲットの有力候補に鉤虫が挙げられることになったと説明した。

アメリカ鉤虫(学名:Necator americanus)は、世界中に広く分布する土壌生息型の人体寄生虫だ。
成虫は小腸内で血液を餌として生息し、鉄欠乏症、栄養失調、子どもの成長阻害、妊娠合併症などを引き起こす。

鉤虫の感染症は主に、熱帯および亜熱帯地域において社会経済的に厳しい環境下にある人々の間で発生している。

論文によると、鉤虫のライフサイクルでは、まず感染した人の便の中で卵から幼虫がふ化し、その幼虫が土壌内で成長する。そして、その土に触れた人の皮膚から再び人間の体内に浸入するという。

体長約1センチの成虫は、1日に30マイクロリットル(マイクロリットルは100万分の1リットル)の血液を吸い、宿主の体内で最大10年間生き続けるケースもある。

鉤虫の雌は、1日に最大1万個の卵を産むことができる。

論文の著者らは「鉤虫症を抑えるための新しい方法が緊急に必要とされている」と指摘。
そしてミトリーバ氏は「この情報が、ワクチンや診断法の開発を加速してくれることを期待している」と付け加えている。(c)AFP

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▽記事引用元 AFPBBNews 2014年01月20日 17:06配信記事
http://www.afpbb.com/articles/-/3006889

▽関連リンク
・Nature Genetics (2014) doi:10.1038/ng.2875
Received 10 June 2013 Accepted 18 December 2013 Published online 19 January 2014
Genome of the human hookworm Necator americanus
http://www.nature.com/ng/journal/vaop/ncurrent/full/ng.2875.html
・Washington University School of Medicine newsroom
Decoded: DNA of blood-sucking worm that infects world’s poor
January 19, 2014
By Caroline Arbanas
https://news.wustl.edu/news/Pages/26376.aspx



鉤虫のゲノム解読 この寄生虫が引き起こす 感染症の新たな治療法開発に期待/米ワシントン大学医学部などの続きを読む

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1: 白夜φ ★ 2014/01/16(木) 23:50:03.54 ID:???

【 2014年1月14日 養殖エビの病原菌ゲノムを解読 】

東京海洋大学大学院の近藤秀裕准教授や廣野育生教授らの研究グループは、東南アジアやメキシコなどで問題となっている養殖エビの感染症の病原菌「腸炎ビブリオ」のゲノム(全遺伝情報)を解読し、特徴的な遺伝子群の存在を明らかにした。
これを基に迅速な診断法が開発されれば、病原菌を養殖池から排除する方法の確立や、早期発見による被害低減などにつながるという。

クルマエビ類のエビ養殖事業は、東南アジア地域の主要輸出産業となっている。
その中心となる種類が、メキシコ沿岸などの東太平洋を原産地とするバナメイエビだが、近年は細菌やウイルスによる感染症が多発し、現地の養殖事業や日本のマーケットにも大きな影響が出ている。

エビの感染症としては、稚エビに発生し100%が死ぬという「早期死亡症候群」(EMS:Early Mortality Syndrome)が知られ、2009年に中国で最初に報告されて以来、ベトナムやタイ、マレーシア、13年にはメキシコでも発生が報告された。
EMSには特に、稚エビの「肝すい臓」が白色化して壊死する症状もあることから「急性肝すい臓壊死病」
(AHPND:Acute Hepatopancreatic Necrosis Disease)とも呼ばれ、その原因が「腸炎ビブリオ」であることを、米国アリゾナ大学の研究者たちが13年7月に明らかにした。

腸炎ビブリオは食中毒の原因菌でもあるが、養殖エビから分離された腸炎ビブリオはヒトの食中毒細菌とはタイプが異なる。
エビ養殖場には非病原性の腸炎ビブリオも普通に生息することから、病原性細菌の高感度な診断法の確立や、普通の腸炎ビブリオが病原性をもつようになる仕組みの解明などが急務だった。

研究グループはタイ水産局と同国カセサート大学と共同で、EMS/AHPNDの病原性をもつ菌株と非病原性の菌株のゲノム比較分析を行い、病原性の菌株だけに特異的に存在する遺伝子群を明らかにした。
見つけた遺伝子群は、ヒトの病原菌も含めた、これまでの腸炎ビブリオでは報告されていないものだという。

研究グループは、この特異的な遺伝子領域をターゲットにする迅速診断法の開発に取り組み、その有効性をタイ国内で検証中だ。病原性の因子を特定できれば、病原菌のみを防除し、EMS/AHPNDを未然に防ぐことも可能になると期待される。

この研究成果は、科学技術振興機構(JST)と国際協力機構(JICA)の連携事業「地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)の「次世代の食糧安全保障のための養殖技術研究開発」 によって得られた。

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▽記事引用元 Science Portal 2014年1月14日配信記事
http://scienceportal.jp/news/daily/1401/1401141.html

「急性肝すい臓壊死病」(AHPND)の特徴的な症状、肝すい臓の白変を示すバナメイエビ(提供:科学技術振興機構)
http://scienceportal.jp/news/daily/1401/images/140114_img_org.jpg

▽関連リンク
科学技術振興機構
エビ養殖業に光明
エビの感染症(EMS/AHPND)の原因菌のゲノム解読に成功
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20140109/index.html#YOUGO1



【遺伝子】養殖エビの感染症原因菌のゲノム解読に成功/東京海洋大の続きを読む

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1: フォーク攻撃(家) 2014/01/12(日) 18:15:44.84 ID:zzB1TJuCP BE:2013867247-PLT(22223) ポイント特典

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20140112-OYT1T00265.htm
公益財団法人「かずさDNA研究所」(千葉県木更津市かずさ鎌足)は、東京農工大などとの共同研究で、カーネーションのゲノム(全遺伝情報)を解読したと発表した。

観賞、流通用の花のゲノムの解読は世界初。

母の日の贈り物として定着しているカーネーションはナデシコ科に属し、主に地中海など乾燥地域で栽培されている。国内では一昨年3億1000万本出荷されるなど、キク、バラと共に「世界三大花き」とされている。

今回解読に成功したのは、赤色の代表的な品種「フランセスコ」で、約4万3000個の遺伝子を持つことがわかった。遺伝子の中には、色や香りなどに関するものも多数発見された。

同研究所によると、遺伝子情報の解読で、より花持ちの良い品種や、新しい色の品種の開発が期待されるという。
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世界初…カーネーションの全遺伝情報を解読の続きを読む

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1: 伊勢うどんφ ★ 2014/01/16(木) 13:06:17.35 ID:???

トノサマバッタ(学名:Locusta migratoria)のゲノム(全遺伝情報)を解読し、殺虫剤の標的となる可能性のある遺伝子「数百個」の存在を明らかにしたとの研究論文が14日の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に掲載された。

 中国科学院動物研究所(Institute of Zoology at the Chinese Academy of Sciences)のLe Kang氏率いる研究チームが発表した論文によると、トノサマバッタの遺伝情報量は6.5ギガバイトと非常に大きく、これまでにゲノムが解読された動物の中で最大だという。

 トノサマバッタの大きな遺伝子群は、長距離飛行、草食性、食物代謝などに関連しているという。

 また、DNA配列の中には「転移性因子」と呼ばれる、何度も繰り返される可動性の配列部分も数多く存在する。
これらは進化によって排除されることなく、ゲノム中に残存していると研究チームは指摘する。

 1日で自身の体重と同量の餌を食べるトノサマバッタは古代より危機を招くものとされており、群れで移動して人々に飢饉(ききん)をもたらし、人々の暮らしを破滅させる力を持っている。

 記録に残されている最大の出来事の1つでは、1988年に数十億匹ものトノサマバッタの大群が60か国に及ぶ2900万平方キロの国土を群生移動し、アフリカから大西洋を横断してカリブ諸国にまで到達している。

 トノサマバッタのゲノム情報はまだ草案の段階だが、解読が完了すれば、食欲旺盛な昆虫を攻撃する新たな方法を模索している科学者らに青写真を提供できるかもしれない。

 論文によると、今回の研究によって「殺虫剤の標的となる可能性のある遺伝子数百個」が明らかになったという。
環境に配慮しつつ、害虫を的確に殺すための賢明な方法を見つけることが研究の主な目的の1つだと論文の著者らは述べている。

 これまでの研究で、トノサマバッタの群生行動を促す生化学的メカニズムが明らかになっている。

 通常は単独で行動するトノサマバッタだが、集団の中でお互いに押し合うことで快楽の脳内化学物質である「セロトニン」の分泌が誘発され、密集して集団で食べ物を探す行動に駆り立てられるという。

 そしてひとたび「群生状態」に入ると、体色が緑から明るい黄色に変化し、筋肉も巨大化して長時間の飛行に耐えうる体に変わるとされている。

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2014年01月15日 11:55 AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3006526

NATURE COMMUNICATIONS
The locust genome provides insight into swarm formation and long-distance flight
http://www.nature.com/ncomms/2014/140114/ncomms3957/full/ncomms3957.html



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1: 白夜φ ★ 2014/01/10(金) 22:51:12.53 ID:???

シーラカンスより化石に近い?「ゾウギンザメ」のゲノム解読、米研究
2014年01月10日 15:50 発信地:パリ/フランス

【1月10日 AFP】オーストラリア南部およびニュージーランド沖の海域に生息する、先史時代から生きる魚「ゾウギンザメ」(学名:Callorhinchus milii)は、DNAが何億年もほとんど変化していない「生きた化石」 シーラカンスよりも進化速度がさらに遅いとする研究報告が8日、英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。

米ワシントン大学医学部(Washington University School of Medicine)などの研究チームが発表した論文によると、ゾウギンザメのゲノム(全遺伝情報)は「シーラカンスを含む他の脊椎動物よりも著しく遅い速度で進化している」という。

ゾウギンザメは、この俗名の由来であるゾウの鼻のように突き出た頭部の突起で、水深約200メートルの海底をかき回して餌となる甲殻類を探す。
厳密にはサメではなく、ギンザメ科の一種だ。
約4億5000万年前に硬骨の脊椎動物から分化した軟骨魚類のサメやエイ、ガンギエイなどから、さらに約4億2000万年前に分化した小分類群だ。

今回の研究では、ゾウギンザメのゲノムとヒトや他の脊椎動物のゲノムとの比較を行い、ゾウギンザメの遺伝情報量は極めて少なく、ヒトの3分の1にも満たないことが明らかになった。

またゾウギンザメのゲノムの進化速度は、シーラカンスのゲノムより遅いことも分かった。
南アフリカ沖で発見された希少種魚のシーラカンスは、生態的地位の獲得に非常に成功し、4億年近くにわたってほとんど変化していない。

ワシントン大医学部のウェズレイ・ウォーレン(Wesley Warren)准教授(遺伝学)は「われわれは今回の研究で、ヒトを含む硬骨脊椎動物の進化と多様性を理解するために極めて重要とみなされている分化した種の遺伝的青写真を手に入れた」と語る。

ゾウギンザメのゲノムにより、骨の形成過程に関する洞察が得られる可能性があり、骨粗しょう症の治療に役立つかもしれない。

またゾウギンザメの免疫系には、さらに大きな秘密が潜んでいるかもしれない。
ゾウギンザメの防御機構は原始的だとみなされており、ヒトにみられるようにウイルスや細菌の感染に対抗する免疫細胞は存在しないとされる。
それにもかかわらず、ゾウギンザメの免疫系は明らかに強力で、ゾウギンザメの長寿を可能にしている。(c)AFP

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▽記事引用元 AFPBBNews 2014年01月10日 15:50配信記事
http://www.afpbb.com/articles/-/3006298

▽関連リンク
Nature 505, 174?179 (09 January 2014) doi:10.1038/nature12826
Received 22 May 2013 Accepted 01 November 2013 Published online 08 January 2014
http://www.nature.com/nature/journal/v505/n7482/full/nature12826.html



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