理系にゅーす

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1: 2017/12/21(木) 22:40:13.45 ID:CAP_USER
自動運転カーが普及すれば渋滞が解消するという見方もありますが、一方で「どれくらい早く加速できるか」によっては交通渋滞が劇的に悪化する場合もあるというシミュレーション結果も出ています。
そんな中、「車の後方にセンサーを取り付けて前方車両だけでなく後方車両との車間距離もコントロールすれば、交通状況は劇的に改善する」という研究結果が発表されました。

Wave Equation of Suppressed Traffic Flow Instabilities
(PDFファイル)http://people.csail.mit.edu/bkph/papers/Bilateral_Control

If We All Stopped Tailgating, We Could Dramatically Cut Traffic Jams
https://www.forbes.com/sites/lauriewinkless/2017/12/15/if-we-all-stopped-tailgating-we-could-dramatically-cut-traffic-jams

MITの研究で示されたのは、それぞれの自動車が前後の自動車との距離をベースにして速度を調整する「バイラテラル制御」を用いたアプローチ。
「前の車との距離からスピードを計算する」というのは、これまでも私たちが行ってきたことですが、新しいアプローチでは前方だけでなく後方の車との車間距離も調整されます。

今回の研究で示された方法は、先行車の動向に対応して車速制御を行うアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)という、既存の方法を利用したもの。近年の車は車体前方のバンパーにセンサーを搭載しており、前方者に追従する形で車間距離や時間差を最小にしています。そのため、前方の車がスピードを変更すると、ACCを搭載した車は追随して速度を変更するようになっています。この機能は車の安全性を確保するために役立っていますが、交通の流れについて改善しないどころか悪化させることも。

続きはソースで

GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20171219-tailgating-traffic-jam/
ダウンロード (1)


引用元: 【テクノロジー】〈車間距離がカギ〉車の「ベタ付け」運転を止めれば渋滞が劇的に改善されるというMITの研究報告

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1: 2017/10/23(月) 23:44:10.20 ID:CAP_USER
歯の本数は、複数のエンハンサーによるShh遺伝子の発現調節によって決まる
哺乳動物遺伝研究室・城石研究室

SHH signaling directed by two oral epithelium-specific enhancers controls tooth and oral development
Tomoko Sagai, Takanori Amano, Akiteru Maeno, Hiroshi Kiyonari, Hyejin Seo, Sung-Won Cho and Toshihiko Shiroishi
Scientific Reports, 7, Article number: 13004 (2017) DOI:10.1038/s41598-017-12532-y

動物の種によって臼歯や切歯の数や並び方はさまざまです。このような形態の多様性を生み出す遺伝学的なメカニズムは、まだ明らかになっていませんでした。国立遺伝学研究所の嵯峨井知子博士研究員、天野孝紀助教、城石俊彦教授らのグループは、複数の遺伝子発現制御配列(エンハンサー)が協調的に機能して歯の形成を制御するメカニズムを発見しました。この研究成果は、韓国のヨンセ大学Sung-Won Cho博士、理研ライフサイエンス技術基盤研究センターの清成寛ユニットリーダーらのグループとの共同研究として、英国科学誌Scientific Reportsのオンライン版(10月11日)に掲載されました。

歯や舌など口腔内における器官形成に重要な遺伝子であるShhは、その発現がどのように制御され、形態にどのように寄与しているのか、ほとんど分かっていませんでした。本研究では、歯と舌の味蕾におけるShhの発現を制御する2つのエンハンサーに着目して、これらを遺伝子工学的に破壊したマウス(ノックアウトマウス)を作製しました。どちらか1つのエンハンサー配列を破壊しても、歯や舌などの口腔器官の形成に顕著な異常は見られず、2つのエンハンサーを同時に破壊した場合に、はじめて臼歯が過剰に形成されるという異常な表現型が見られました。

続きはソースで

▽引用元:国立遺伝学研究所 2017/10/12
https://www.nig.ac.jp/nig/ja/2017/10/research-highlights_ja/20171012.html
https://www.nig.ac.jp/nig/images/research_highlights/RH20171012_j.jpg
images


引用元: 【遺伝子】歯の本数は、複数のエンハンサーによるShh遺伝子の発現調節によって決まる/国立遺伝学研究所

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1: 2017/06/28(水) 18:13:48.37 ID:CAP_USER9
日本でも山間部や海沿いなどで見かけることが多い風力発電用の風車で、羽根の長さがなんと200メートル、支柱の高さがおよそ300メートルで、最も高い地点が500メートルにもおよぶという、世界でも類を見ない巨大さを持つ風車の研究がアメリカで進められています。

SUMR ? Segmented Ultralight Morphing Rotor
https://sumrwind.com/

World's Largest Wind Turbine Would Be Taller Than the Empire State Building - Scientific American
https://www.scientificamerican.com/article/world-rsquo-s-largest-wind-turbine-would-be-taller-than-the-empire-state-building/

アメリカのバージニア大学を中心とする6つの機関による共同研究アライアンスが、より高い効率を実現する発電用風車の実現を目指した研究を進めています。
風力発電用の風車の場合、羽根の数を同じとした場合には風を受けることができる円の面積が大きくなるほど発電効率が上がり、さらに風速が2倍になると発電量が4倍になるという特性があるとのこと。
つまり、風力発電を行う場合は、羽根の直径をできるだけ大きく、そして風の強い場所に設置することが求められるということになります。

その原則をもとに研究が進められているのが、研究チームが開発を進めているSUMR(Segmented Ultralight Morphing Rotor:分割型・超軽量なローター)を搭載した超巨大風力発電機です。
主な風力発電機の羽根の長さが50メートル程度であることが一般的ですが、開発されているのは羽根だけでも200メートルを超えるという想像を絶する大きさの風車。
この巨大サイズの風力発電機を、陸地から20km程度離れて安定的に強い風が吹く洋上に設置することで、効率よく電力を生み出そうとしています。

画像:http://i.gzn.jp/img/2017/06/27/500-meter-wind-turbine/01_m.png

この発電機が実現すると、1基で50メガワット級の発電力を備えることになるとみられています。
風力発電は燃料などのエネルギー源を必要としないため、低コストで電力を生み出すことができる再生可能エネルギー源として期待が集まっています。

ただし、これほどまでに大きな発電機、特に長さが200メートルもある羽根が作られたことはこれまでに一度もなく、完全に未知の領域となっています。

続きはソースで

http://gigazine.net/news/20170627-500-meter-wind-turbine/
ダウンロード (2)


引用元: 【技術】支柱の高さだけで東京タワーと同じ!“全高500メートル級” 風力発電タービンの研究が進行中(画像あり) [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2016/11/11(金) 21:19:53.63 ID:CAP_USER
2016.11.11のニュース
 インターステラテクノロジズが開発中のロケットのイメージ(同社提供)  インターステラテクノロジズが開発中のロケットのイメージ(同社提供)
http://www.sankei.com/photo/images/news/161111/dly1611110027-f1.jpg


 元ライブドア社長の実業家、堀江貴文さんが創業したロケット開発会社「インターステラテクノロジズ」(北海道大樹町)は11日、来年1月にも宇宙空間に到達する小型ロケットを打ち上げるとの見通しを明らかにした。同社によると、打ち上げが成功すれば、単独の民間企業としては日本初となる。

 当初は年内の打ち上げを予定していたが、エンジンなどの調整に時間がかかっているという。

続きはソースで

http://www.sankei.com/photo/daily/news/161111/dly1611110027-n1.html?view=pc
産経フォト
©2016 The Sankei Shimbun & SANKEI DIGITAL All rights reserved.
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引用元: 【宇宙開発】 来年1月にもロケット発射 堀江氏創業の開発会社[11/11] [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2016/10/18(火) 12:18:51.04 ID:CAP_USER
【プレスリリース】亜鉛が腸粘膜の増殖を制御する 分子機構の一端を解明 | 日本の研究.com
https://research-er.jp/articles/view/51218
https://research-er.jp/img/article/20161014/20161014110537.png


 富山大学大学院医学薬学研究部(医学)分子医科薬理学講座の大橋若奈助教らの研究グループは、細胞内の亜鉛濃度を精密に制御する亜鉛の輸送体(亜鉛トランスポーター)の 1 つ「ZIP7」が、腸管上皮細胞の増殖と幹細胞の維持に重要な働きをしていることを発見しました。


本研究成果のポイント
•亜鉛の輸送体である「ZIP7」は腸管上皮細胞の増殖に必須
•「ZIP7」は小胞体ストレスによる細胞死を抑制することで細胞増殖を維持する
•亜鉛と「ZIP7」による腸管粘膜維持の新たなメカニズム解明が前進


 徳島文理大学、慶應義塾大学、富山大学、理化学研究所らの研究グループは、細胞内の亜鉛濃度を精密に制御する亜鉛の輸送体(亜鉛トランスポーター)[1]の 1 つ「ZIP7」が、腸管上皮細胞の増殖と幹細胞の維持に重要な働きをしていることを発見しました。これは、深田俊幸 (徳島文理大学薬学部 教授)、長谷耕二 (慶應義塾大学薬学部 教授)、大橋若奈(富山大学大学院医学薬学研究部(医学) 助教)を中心とする共同研究グループ[2]による研究成果です。

 亜鉛は生命活動に必要な微量元素の 1 つであり、生体内の量が低下すると、味覚異常、インスリン代謝の異常、創傷治癒の遅延、免疫機能不全など、体内のあらゆる機能の異常をもたらし、糖尿病をはじめとする様々な病気と関連しています。また、以前から亜鉛の不足は消化管の炎症や腸粘膜構造の異常と関わることが言われてきました。腸粘膜構造は、腸管上皮細胞が増殖と分化を絶えず繰り返すことで維持されています。しかし、亜鉛が腸管上皮細胞の増殖と分化を制御する詳しい仕組みは不明でした。そこで、共同研究グループは、腸粘膜を覆う腸管上皮細胞と体内の亜鉛濃度調整を担う亜鉛トランスポーターとの関係の解明に取り組みました。

 共同研究グループは、役割が不明であった亜鉛トランスポーターZIP7に注目し、ZIP7の遺伝子欠損マウスを用いて解析しました。その結果、ZIP7を欠損すると腸粘膜構造が維持できないことを見出しました。さらに詳しく調べると、ZIP7を欠損すると小胞体ストレス[3]が異常に高まり、細胞死が誘導されることが判明しました。その結果、幹細胞が失われ、腸管上皮細胞が死滅し、腸粘膜構造が崩壊することを明らかにしました。

 今回の成果は、亜鉛トランスポーターZIP7が腸管上皮細胞の増殖制御に必要であり、腸粘膜の維持に必須であることを示しています。今後、ZIP7と腸疾患等との関連を解析することで、ZIP7が有効な治療ターゲットとなることが期待されます。

 本成果は『PLOS Genetics』オンライン版に10月13日午後2時(アメリカ東部時間)に掲載されます。

続きはソースで

ダウンロード (7)
 

引用元: 【生化学】亜鉛が腸粘膜の増殖を制御する 分子機構の一端を解明 [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2016/08/12(金) 17:55:20.11 ID:CAP_USER
【プレスリリース】においを感じる度合いを調節する神経メカニズムを世界で初めて解明! - 「ジャーナル・オブ・ニューロサイエンス」誌に論文を発表 - - 日本の研究.com
https://research-er.jp/articles/view/48990


本学 先端医学研究機構 生命システム医科学分野 脳神経システム医科学(坪井昭夫 教授)の研究グループは、においの情報処理を行っている神経細胞が発達する際に、5T4(5ティー4)という膜タンパク質が、においを感じる度合いを調節するのに重要な働きをすることを発見しました。5T4遺伝子の機能が失われると、神経細胞どうしの接続が少なくなることにより、においを感じる度合いが 100 倍も低下し、においの嗅ぎ分けもできなくなることを、マウスを使った実験で突きとめました。今回の研究成果において、もしヒトの 5T4 遺伝子に有害な変異が生じると、神経細胞どうしの接続が減少することにより、においを感じない、嗅ぎ分けられないという障害にいたる可能性が示唆されますので、嗅覚障害などの神経疾患の予防や治療につながると期待されます。

この成果をまとめた論文が、神経科学分野のトップジャーナルの一つである米国科学誌『The Journal of Neuroscience』(2016 年 8 月 3 日号)に掲載されます。


概要

私達の脳の中では、神経細胞(ニューロン)どうしが複雑につながり合って働いています。におい情報を処理する嗅球では介在ニューロンと呼ばれる神経細胞が重要な役割を果たすと考えられています。嗅球介在ニューロンは、におい刺激によって活動が盛んになったものほど、樹状突起の枝分かれを発達させ、より多くの神経細胞と接続することにより、情報の伝達効率を上げています。

今回、坪井教授らの研究グループは、膜タンパク質である 5T4 の機能を失ったマウスの嗅球介在ニューロンでは、樹状突起の枝分かれが減少していて、他の神経細胞との接続が減少していることを、電気生理学的な実験により明らかにしました。また、5T4 の機能を失ったマウスを用いて行動実験を行ったところ、通常のマウスに比べて、においを感じる度合いが 100 倍も低下しており、においを嗅ぎ分ける能力にも異常が生じていることがわかりました。

嗅球介在ニューロンは、マウスのみならずヒトにおいても例外的に大人になっても産生され、新しい神経回路を作り続ける神経細胞です。したがって、今回の研究成果は、嗅覚障害などの神経疾患の予防や治療につながるのみならず、脳卒中などによって神経細胞が死滅した際に、神経細胞を損傷部位に移植することで、神経障害を回復させるという再生医療への応用にもつながると期待されます。

続きはソースで

ダウンロード (9)
 

引用元: 【神経科学/再生医学】においを感じる度合いを調節する神経メカニズムを世界で初めて解明! [無断転載禁止]©2ch.net

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