理系にゅーす

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赤血球

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1: 2019/01/11(金) 10:51:34.81 ID:CAP_USER
■赤血球を高速度撮影したら血液学の通説が覆っちゃった

血液の流れ方に関する従来の学説が、赤血球の粘度がどう下がるのかをハイスピード撮影したことで覆った。

赤血球は柔軟性のある両面が凹んだ円盤状の細胞で、血漿中に浮遊しながら動いている。赤血球は通常の血液中の他の成分物質よりもはるかに大きく、身体全体の血液の流れを左右する存在だ。

通常の状態では、赤血球は複数が重なって「連銭」と呼ばれる円筒状の束になった硬貨のような構造を形成している。連銭は常に形成と離散を繰り返すが、絡まる場合もある。絡まった場合、血液は粘度が上がり、最終的には凝固する。

連銭構造によって、血管が細いほど、問題が生じやすそうに思える。特に、血管が赤血球とほとんど同じくらい極端に細いと、赤血球が詰まってしまいそうだ。

だが、血液学では、この種の問題が発生しないと昔から知られている。血液には血流が滞らなくする独特な性質があって、細い血管を通過するとき、血液の粘度が下がって流れやすくなるのだ。ただし、この現象の詳細は謎だった。

しかし26日、モンペリエ大学(フランス)のマナウク・アブカリアン研究員は、この現象を解明したという。アブカリアン研究員のチームがハイスピード撮影で人間の体内と同じ条件で赤血球の動きを録画したところ、血液内の赤血球の役割について、従来の考え方を覆す結果が出たいうのだ。

最初に背景を説明しよう。血液が細い血管を流れる際に粘度が下がる性質を「ずり流動化」という。液体の一部にかかる力が他の部分にかかる力と異なるとこの性質が生じ、ずり応力が発生する。物理学では、このような挙動の液体を非ニュートン流体(マヨネーズや生クリームのように、液体の形を変えようとしたとき、変えようとする力が強くなると粘度が高くなる性質を持つもの)という。

続きはソースで

https://www.technologyreview.jp/wp-content/uploads/sites/2/2016/08/erythrocytedeoxy.jpg

https://www.technologyreview.jp/s/7086/high-speed-video-footage-reveals-why-blood-becomes-runnier-in-microchannels/
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引用元: 【医学】タンクトレッド運動:細い血管を赤血球が通っても詰まらない原因の通説が覆った

タンクトレッド運動:細い血管を赤血球が通っても詰まらない原因の通説が覆ったの続きを読む

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1: 2018/11/07(水) 22:20:01.12 ID:CAP_USER
■「血液型」ではなく「全身型」が正しい

血液型とは、あくまで「血液」だけの「タイプ」だと思っている人が多いのではないだろうか。それは、正しいようで正しくない。

感染免疫学・寄生虫学・熱帯医学を専門とし、『血液型の科学』(祥伝社) をはじめ、血液型に関する著作のある藤田紘一郎教授はいう。

「ABO式血液型の決め手となるのは血液型物質ですが、これは血液中にだけに存在するものではありません。内臓からリンパ液まで、人体のあらゆるところに分布しています。とくに胃や腸には多く、血液中の何百倍もの量が存在しているのです」

血液型物質という耳慣れない言葉が出てきたが、まずは血液型発見の歴史からおさらいしてみたい。

ABO式血液型は、1901年、オーストリアのカール・ランドシュタイナーという病理学者が、血液の凝集反応から発見した。凝集反応とは、A型とB型の血液を混ぜると赤血球同士がくっついて固まるが、A型とO型ならば固まらないといった反応だ。生物の時間に実験をした人もいることだろう。

最初に血液から発見されたため「血液型」と命名されたが、その後の研究で全身に分布していることがわかったので、学者たちは「全身型」に改めようとしたそうだ。しかし、そのときにはすでに「血液型」という名称が広く浸透していたという。

血液型物質とは、血液中では、赤血球の表面に付着した糖鎖(糖の分子) だ。付着するパターンが4つあり、それによって血液型を見わける。

「赤血球の表面にA型物質をもつのがA型、B型物質をもつのがB型です。AB型はA型物質とB型物質の両方をもち、O型はどちらももちません」

また、血液型物質は、生体内で「抗体」を発生させる抗原でもある。抗体とは、病原菌や異物など、「非自己」と認識されるものが生体内に侵入したとき、それと特異的に結合して、外へ排除する役割を負うものだ。

少し端は折しょって説明すると、A型は血清中に抗B抗体をもち、B型は抗A抗体をもつ。また、AB型はどちらももたず、O型は抗Aと抗B、両方の抗体をもつ)。

抗原と抗体が出あうと、抗原抗体反応が起こる。A型とB型の血液を混ぜたときの凝集反応は、互いの抗原(血液型物質)を非自己と認識したことによる、抗原抗体反応のひとつだ。

続きはソースで

「ムー」2018年11月号 特集「血液型の科学」より抜粋)

http://gakkenmu.jp/column/17156/
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引用元: 【ABO式血液型】免疫学から見えてきた「血液型と性格」の真実

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1: 2018/06/04(月) 16:34:10.62 ID:CAP_USER
日本に生息する両生類のアカハライモリは生涯にわたって尾だけでなく、目や脳、心臓の一部を切り取っても再生する。ほかの動物にない高い再生能力に、赤血球が深く関わっていることを筑波大などの研究チームが明らかにした。
再生に必要な物質を運ぶ「薬のカプセル」のように働き、再生を促すらしい。

 アカハライモリは、本州や四国、九州地方に広く生息する日本の固有種。
研究チームは、成体になっても再生能力を失わないのは、進化の過程で獲得した遺伝子が関係しているとみてイモリの脚の再生過程を調べた。

 その結果、切断された脚の組織に含まれる未成熟な赤血球で・・・

続きはソースで

 英科学誌サイエンティフィック・リポーツに研究成果
https://www.nature.com/articles/s41598-018-25867-x別ウインドウで開きます)が掲載された。

朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASL5Z2WFBL5ZULBJ001.html
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引用元: 【動物】イモリの再生、目・脳・心臓も 高い能力の秘密は赤血球[06/04]

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1: 2017/09/28(木) 11:27:26.11 ID:CAP_USER9
腎性貧血、iPS細胞で改善 京大などマウス実験で成功
朝日新聞:2017年9月28日03時00分
http://www.asahi.com/articles/ASK9W4GBCK9WPLBJ001.html

 赤血球が増えるのを助ける細胞をヒトのiPS細胞から作製、移植することで腎臓機能の低下によって起きる腎性貧血を改善することに、京都大と香川大の研究チームがマウスの実験で成功した。
細胞移植による新たな治療法の開発につながる可能性がある。
28日、米科学誌サイエンス・トランスレーショナル・メディシンに発表する。

 京都大の長船健二教授(再生医学)らの研究チームは、ヒトの皮膚の細胞から作ったiPS細胞で、エリスロポエチンというホルモンを作る細胞を作製。
このホルモンは腎臓で分泌されて骨髄に赤血球を作るよう促す。
腎臓の働きが下がると、ホルモンが分泌されず貧血状態になる。

続きはソースで

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引用元: 【医学】国内で約30万人の患者がいる腎性貧血 iPS細胞で改善 京大などマウス実験で成功©2ch.net

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1: 2017/03/30(木) 13:59:46.68 ID:CAP_USER9
人間を含む動物は血液がなくては生きていけず、いまこうしている瞬間にもけがや病気などで輸血を必要としている人が世界中に存在しています。
現在の技術では、輸血に使う血液は健康な提供者からの献血に頼るしかないのが現状であり、特に珍しい血液型の人にとって血液の不足は非常に重要な問題なのですが、イギリスの研究チームは血液の幹細胞から無限に血液(赤血球)を作り出すことができる「不死の血液細胞」を作り出すことに成功しています。

この研究を行っていたのは、イギリス・ブリストル大学のJan Frayne生化学博士を中心とした研究チームです。
これまでにも血液を作る幹細胞から赤血球を培養する手法は存在したのですが、効率が極めて低いというのが問題点でした。
過去の方法だと、1個の幹細胞が死んでしまう前に培養できる赤血球の数は約5万個だったのですが、この数は一般的な輸血バッグ1つあたりに含まれる赤血球の数が約1兆個であることを考えるとまさに取るに足らない量であり、とても実用的とは言えないものだったとのこと。

この問題に立ち向かうために、研究チームは全く異なったアプローチを進めます。
ここで用いられたのが、成熟した幹細胞をもとに細胞の「不死化」を行い、連続的な細胞分裂能力を備えた「赤血球生成幹細胞」を作るというもの。
この幹細胞を使うと、もととなる幹細胞は基本的に死んでしまうことがなく、いつまでも新たな赤血球を作り出し続けることが可能になるそうです。

続きはソースで

An immortalized adult human erythroid line facilitates sustainable and scalable generation of functional red cells : Nature Communications
http://www.nature.com/articles/ncomms14750

http://i.gzn.jp/img/2017/03/29/bel-a-artificial-blood-cell/00.png
http://i.gzn.jp/img/2017/03/29/bel-a-artificial-blood-cell/5814816052_05d1a67c98_z.jpg
http://i.gzn.jp/img/2017/03/29/bel-a-artificial-blood-cell/snap9183.png
http://gigazine.net/news/20170329-bel-a-artificial-blood-cell/
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引用元: 【医学】人工の血液を無限に作り出す可能性を持つ「不死の細胞」が誕生 [無断転載禁止]©2ch.net

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1: 2016/10/24(月) 17:55:08.57 ID:CAP_USER
【プレスリリース】赤血球の硬さを世界最高レベルで評価できるチェッカーを開発! 心筋梗塞・脳梗塞などのリスク評価の新手法として期待 | 日本の研究.com
https://research-er.jp/articles/view/51536
https://research-er.jp/img/article/20161024/20161024101909.png


本研究成果のポイント
•“赤血球の硬さ”を世界最高のデータ相関値で評価できる赤血球硬さチェッカーを開発し、循環器系患者と健常者の赤血球を極細人工血管内に通過させた際に、統計的有意差が現れることを明らかに
•これまでのマイクロ流路を使った赤血球硬さ評価は、取得された細胞速度と細胞変形度合いとの相関係数の低さから、信頼性に疑問が投げかけられていた
•心筋梗塞・脳梗塞などの循環器系疾患診断への応用、赤血球硬さ評価指標による健康診断が可能に


概要

大阪大学大学院工学研究科の金子真教授、医学系研究科の坂田泰史教授らの研究グループは、世界最高のデータ相関値を誇るマイクロ流路埋め込み型の赤血球硬さチェッカー(図1) を開発し、循環器系患者と健常者の赤血球を極細人工血管内に通過させた際に、統計的有意差が現れることを明らかにしました。

これまでの赤血球硬さ計測は、取得されたマイクロ流路内細胞速度と細胞変形度合いとの相関係数の低さから、結果の信頼性に疑問が投げかけられていました。

今回、金子・坂田両教授らの研究グループは、新たな流体工学的発想により、硬さ評価チップの内流路構造(図2) を根本的に見直すことにより、チップ内細胞速度(硬さの評価指標)と変形度合いとの間に相関0.92(相関値の最高は1.0)という驚異的に高い相関値を実現することに成功し、循環器系疾患患者と健常者との赤血球間で統計的有意差を見出しました。これにより、循環器系疾患と赤血球硬さとの関連解明の新展開が期待されます。

本研究成果は、スイス科学誌「Micromachines」に、平成28年10月1日(土)(スイス時間)に公開されました。

続きはソースで

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引用元: 【医療技術】赤血球の硬さを世界最高レベルで評価できるチェッカーを開発! 心筋梗塞・脳梗塞などのリスク評価の新手法として期待 [無断転載禁止]©2ch.net

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