1: 白夜φ ★ 2013/06/14(金) 01:16:29.20 ID:???

がんが血管から転移する仕組み解明 東京女子医科大
2013/6/3 23:30 記事保存

東京女子医科大学の丸義朗教授らは、がん細胞が肺の血管を通り抜けて転移する仕組みを解明した。
細胞同士をくっつける「エフリンA1」と呼ぶたんぱく質が、がん細胞が作る酵素によって分解されると、その働きを変えて血管の細胞同士の結合を壊すという。
マウスを使った実験でこの仕組みを妨げると、転移が防げた。

血管ではエフリンA1が別のたんぱく質と結びつき細胞を接着させている。
がん細胞もエフリンA1を分泌しており、これが酵素で分解され細胞外を漂うようになる。
血液中に流れ込み肺の血管細胞同士の結合を弱め、がん細胞が通り抜けやすくするという。

実験ではがん細胞を植えたマウスに、バラバラになったエフリンA1の働きを抑える抗体を注射。
がん細胞の肺への転移が起こらなくなった。

成果は米科学誌オンコジーン(電子版)に発表した。
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▽記事引用元 日経電子版 2013/6/3 23:30配信記事
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGG3002C_T00C13A6TJM000/

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▽関連
Oncogene advance online publication 20 May 2013; doi: 10.1038/onc.2013.180
ADAM12-cleaved ephrin-A1 contributes to lung metastasis
http://www.nature.com/onc/journal/vaop/ncurrent/abs/onc2013180a.html#aff1



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